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<title><![CDATA[Archives]]></title>
<link>http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/lab/</link>
<description><![CDATA[書くことは考えること]]></description>
<language>ja-jp</language>
<lastBuildDate>Mon, 30 Jan 2012 21:13:11 +0900</lastBuildDate>
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<copyright>Copyright (c) 2012 Archives</copyright>

<item>
<title><![CDATA[バズビー基金は「訴える詐欺」をしているんですか（笑）]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=580</link>
<description>
<![CDATA[ 
　バズビー基金のページに、御用学者発言撤回訴訟の記事が出たのが、昨年の10月20日頃。<br />
で、まだ、どなたも訴状を受け取っていません。<br />
　私が、刑事告発と民事訴訟の対象者に加えられたのが今年の1月8日頃。<br />
　こちらもまだ訴状が来ません。学長に内容証明とか書いてましたけど（4u-detox.comの方だったかな）、未だに来ません。書いて送るの、訴状よりずっと簡単なはずなのに。<br />
<br />
　そのうえ、ライアン夫人は訴えるのを止めさせたいと、私への電話で言ってました。なお、私は、さっさと訴えろとはっきり電話でライアン夫人に申し上げました。<br />
<br />
　このままだと、バズビー基金のいう「訴える」というのは大嘘だと判断せざるを得ません。<br />
　そうでないなら早く訴状を寄越してください。待ちくたびれてますよ私は。<br />
<br />
　いずれにしても、ライアン氏は、他人を訴えると主張するページを作っておきながら、訴訟の１つもまともにできない人だということがはっきりしつつあるようです。日本は法治国家ですし、自救行為は禁止されてますから、訴える必要があればきちんと訴えるというのが、ビジネスにおいてトラブルにぶつかった場合の基本のはずです。ライアン氏は、そのような基本的なことすらできないということを意味しているようです。<br />
　ボランティアの人達も、変な中傷を書く暇があったら、さっさと訴状を出すように、ライアン氏なりライアン夫人なりにプレッシャーをかけて下さい。私は待たされるのは嫌いです。<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=580#comments</comments>
<pubDate>Mon, 30 Jan 2012 21:09:45 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=580</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[せっかく名指ししていただいたので]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=577</link>
<description>
<![CDATA[ 
4u-detox.comの、バズビー博士のサプリFORMULA 1の成分が、<br />
<blockquote>成分<br />
Calcium Lactate 800mg　　　　　　　　　　　　　　　<br />
乳酸カルシウム　800mg<br />
Magnesium Oxide 300mg<br />
酸化マギネシウム  300mg<br />
Sodium selenate 50micrograms<br />
セレン酸ナトリウム  50micrograms<br />
Sodium molybdate 25micrograms<br />
モリブデン酸ナトリウム  25micrograms<br />
plus cellulose etc bulking agents etc<br />
セルロースなど <br />
  </blockquote><br />
であることを確認。<br />
<br />
日本の、<a href="http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S40/S40SE002.html" target="_blank">毒物及び劇物指定令</a>には、確かに、第一条<br />
<blockquote>十八 　セレン化合物及びこれを含有する製剤。ただし、次に掲げるものを除く。<br />
イ　亜セレン酸ナトリウム〇・〇〇〇一一％以下を含有する製剤<br />
ロ　セレン酸ナトリウム〇・〇〇〇一二％以下を含有する製剤</blockquote><br />
<br />
<span style="background:#ffff00; ">ですから、セレン酸ナトリウム〇・〇〇〇一二％を超えるものは、毒物及び劇物指定令の「毒物」に該当します。<br />
アメリカの弁護士も研究者も一切関係ありません。日本の法で決まっていることですから。</span><br />
<br />
<blockquote>以下は、バズビー博士から戴いた、毒物などではなく、どこでも、使用されていると言われている成分であるという証拠です。</blockquote>　などとたわけたことを言ってますが、何を毒物として管理や取り締まりの対象にするかということは、国毎に法定されているので、日本で販売するのであれば、日本の法に従ってもらうしかありません。それが嫌なら、日本に売りにこないでください。<br />
　なお、バズビー博士からの回答は、なんの証拠にもなっていません。この場合主張すべきことは「セレン酸ナトリウム〇・〇〇〇一二％以下」であることをはっきり示すことだけであり、それができないのであれば、上記の法に従い、日本では毒物として取り締まりの対象になります。<br />
<br />
<span style="background:#ffff00; ">で、結局このサプリは、セレン酸ナトリウムが〇・〇〇〇一二％以下なのか、それ以上なのか、結局どっちなんですか？</span><br />
<br />
ここまでが法律の議論。<br />
<br />
<a href="http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail682.html" target="_blank">「健康食品」の安全性・有効性情報のセレンの項目</a>を見ると、<br />
<blockquote>生体内では、酵素やたんぱく質の一部を構成し（1）、抗酸化反応において重要な役割を担っていますが（3）、毒性が強く、必要量と中毒量の差がとても小さいため、サプリメントなどの摂取には注意が必要です。セレンは藻類、魚介類、肉類、卵黄に豊富に含まれており、通常の食事で不足することはありません（3）。</blockquote>とあります。また、<br />
<blockquote><br />
E．セレン不足の問題<br />
セレン不足はどのようにして起こるのか？<br />
通常の食生活でセレン不足が問題となることは、日本ではほとんどありません。セレン不足は、土壌中のセレン濃度が極端に低い地域において、摂取不足により起こります(1)(3)(6)。<br />
<br />
セレンが不足すると、どのような症状が起こるのか？<br />
セレンが不足すると、過酸化物による細胞障害が起こると考えられます(3)。セレンの欠乏症の一つに、低セレン地域である中国東北部に見られる克山病（心筋症の一種）がありますが、亜セレン酸塩の投与で発症が予防されます（1）。また、同じく低セレン地域である中国北部やシベリアの一部で、カシン・ベック症（地方病性変形性骨軟骨関節症）が思春期の子供に認められ、セレン欠乏の関与が示唆されています（3）。この他、完全静脈栄養施行時に、下肢の筋肉痛、皮膚の乾燥（1）、心筋障害（3）などが起こると報告されています(1)。また、セレンの含有量の少ない食事を摂取している場合、発ガンのリスクが高いことが示唆されています(6)。<br />
<br />
F．セレン過剰摂取のリスク<br />
セレンは毒性が強く、必要量と中毒量の差がとても小さいため、サプリメントなどの安易な摂取には注意が必要です。セレンを慢性的に過剰摂取すると、爪の変形や脱毛、胃腸障害、下痢、疲労感、焦燥感、末梢神経障害、皮膚症状などがみられます(1)（3）(6)。セレンをグラム単位で摂取すると、重症の胃腸障害、神経障害、心筋梗塞、急性の呼吸困難、腎不全などを引き起こします(1)(6)。</blockquote><br />
ということなので、日本で、わざわざセレンの含まれたサプリメントを摂る意味はないし、使い方を間違えると過剰摂取を心配しなければならなくなりそうです。<br />
<br />
　バズビーサプリについて検討すると、成分表示で、セレン散ナトリウムが50μｇとなっています。食品成分表と見比べると、100gあたりこれより含有量が大きなものも普通にありますし、実際に食べる量を考慮しても、一回の食事で摂る量が50μｇ程度になるのはそれほど異状なことではありません。毎日毎食そうなるのは珍しいでしょうが、たまたま増える、といった場合には50μｇ越えはありそうです。<br />
　ただ、バズビーサプリの成分表示は、どれだけ当たりなのかが明記されていないため（１日分なのか、１ボトルなのか、１錠なのか不明）、サプリメントを摂った時に、実際にどれだけのセレンを摂ることになるのかがはっきりしません。セレンの不足が想定しがたい日本で、そのまま上乗せして大丈夫なのか、少々気になるところではあります。<br />
<br />
　国によって微量元素の摂取状況が異なることが原因で規制の方針も異なってくる、というのは充分にありそうなことですから、アメリカの常識を日本にそのまま持ち込まれても困りますよね。<br />
<br />
<blockquote>威力業務妨害・サイバー暴力・サイバーストーカーを受けた為に、販売が不可能になりました。</blockquote><br />
　<strike>こんなことは、ショッピングカートへのリンクを全部消してから言ってもらいたいです。</strike><br />
<br />
【追記】これを書いてから見たら、ショッピングカートへのリンクがSold Outになっていて、買えないようになっていました。この部分について、記述の矛盾は解消したようです。<br />
　ただし、トップページの一番下にある「バズビー博士のサプリメント」の方は、まだ買えるようです。<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=577#comments</comments>
<pubDate>Sat, 14 Jan 2012 15:58:34 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=577</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[【追記あり】4u-detox.comは嘘つきか、金をだましとるつもりか、どっちなんでしょうかね]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=576</link>
<description>
<![CDATA[ 
　頻繁にウェブサイトの内容を書き換えているようなので、<a href="http://megalodon.jp/2012-0114-1537-11/www.4u-detox.com/" target="_blank">魚拓とりました</a>が。<br />
　4u-detox.comでは、<br />
<blockquote>しかし、４U−DETOXは、これ以上、これらの嫌がらせに耐えることは困難であり、残念ながら販売を終了させていただきます。</blockquote>と明記しています。<br />
　それなのに、そのページからたどれる商品はショッピングカートに追加できる上、決済画面まで進みます。<br />
<br />
　<span style="background:#ffff00; ">販売終了を宣言しておきながら、商品が購入可能って、一体どういうことですか？</span><br />
<br />
　販売終了が嘘か、金を振り込んでも商品が来ないか、どっちかじゃないんですか。<br />
<br />
　消費者を惑わせる、ひどい販売方法だと思います。<br />
<br />
【追記】<br />
　このエントリーを書いてしばらくして見に行ったら、バズビーサプリのカートのところが、Sold Out、つまり売り切れと表示されて買えなくなっていました。販売を終了したという記述と矛盾していた部分が解決されました。これで、消費者が戸惑うことはないでしょう。今後はこのようなことが無いように、気をつけていただければと思います。<br />
<br />
　ただし、トップページの一番下にある「バズビー博士のサプリメント」の方は、まだ買えるようです。こちらも気をつけてもらいたいですねぇ。<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=576#comments</comments>
<pubDate>Sat, 14 Jan 2012 15:39:59 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=576</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[イタリアのサイトにRyanさん情報が]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=568</link>
<description>
<![CDATA[ 
このサイトにRyanさんの情報が書かれているとのこと。イタリア語なのでそのうち解読したい。<br />
<a href="http://medbunker.blogspot.com/2010/07/venghino-siori-venghino.html" target="_blank">http://medbunker.blogspot.com/2010/07/venghino-siori-venghino.html</a><br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=568#comments</comments>
<pubDate>Mon, 31 Oct 2011 16:18:52 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=568</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[悪徳商法、始めませんか？：「エア御用」は役に立つ]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=567</link>
<description>
<![CDATA[ 
　手元に、効果のはっきりしない放射能対策サプリやグッズがあって、これからカモを集めていいお値段で売りつけることを決めたとしましょう。<br />
　このような商売は、いずれ、消費者センター等でやり玉にあげられます。ですから、さっさと売り払ってそれなりに儲けたら店をたたんでばっくれる必要があります。その後は名前を変えてまた同じ事をする予定になっています。<br />
<br />
　どんな人をターゲットにすると効率が良いでしょうか？<br />
<br />
　放射能対策グッズを売りたいのですから、「放射能は危険」と思ってくれる人でないと買ってくれませんね。もちろん、客観的に見て放射能は危険ですが、その程度が重要です。実態よりも危険だと思ってくれる人ほど、商品を買ってくれるチャンスが増えそうです。<br />
　科学的に妥当な判断をしてくれる人、は、むしろ邪魔になります。せっかく、放射能は危険だと思って商品に手が伸びかけてるのに、横から「いやそれそこまで危険じゃないから」などと本当のことを言われてしまうと、購買意欲もなくなるでしょう。<br />
　このような人は相手にしてはいけません。何か言われても無視、スルーが一番です。<br />
<br />
　さて、これまで、「原発は安全」を広めるのに一役も二役もかってきた「御用学者」が、事故のせいでやり玉に挙げられています。電力会社や関連団体からお金をもらってやっていたのであれば「御用学者」と呼ばれても仕方がないでしょう。そういった「御用学者」は、今後原発をどうやって続けるかとか、どうやって賠償逃れをするかとか、今後も研究費をもらうにはどうするかとか、そういうことに熱中していそうです。<br />
　ところが、「御用学者」ではない（金をもらってない）のだけど、放射能はとんでもなく危険だと思い込みたい人とは主張を異にする研究者が居ます。そういう人たちは「エア御用」と呼ばれるようになっています。<br />
<br />
　ここで、「エア御用」という呼び方に共感する人がどういう人か考えてみます。<br />
<br />
　反原発の立場の学者は「エア御用」とされることは少ないようです。放射能がすさまじく危険だと煽る人も、エア御用にはされそうにありません。「エア御用」と呼ばれるには、まず、放射能の危険を冷静に受けとめる態度を示すことが必要のようです。<br />
　次に、「エア御用」は「御用学者」ではない、ということです。御用学者であれば、金の流れとか参加してる審議会とか学会を見れば判断できますし、判定基準も立てられます。しかし、エア御用の判定基準には確たるものはなさそうです。つまり、証拠や、はっきりした判定基準がなくてもよく、自分の考える放射能の危険と違うことを言う、だけでも、相手をエア御用と呼ぶことはできそうです。<br />
<br />
　この２点に注目すると、放射能悪徳商法のカモを探すのに使えそうです。<br />
（１）放射能の危険を過大評価する人と親和性が高い<br />
　そもそも、客観的な周囲の状況はさておいて、放射能は危険で今いる環境もやばいと思ってる人でないと、放射能対策サプリに高い金は払ってくれないでしょう。放射能の危険を冷静に考えるのがけしからんという人は、過大評価してくれる人の方に共感することが予想されます。<br />
（２）自分の主観を大事にする人と親和性が高い<br />
　証拠がなくても誰かを「エア御用」と呼べます。面倒な検証をせず主観だけで他人をそのように判断する人であれば、サプリの謳う効果に対しても多分そうしてくれることが期待されます。誇大広告しても、その人がイメージしている危険にさえよりそってあげれば、むしろ好感を持って商品を買ってくれそうです。<br />
<br />
　ということで、誰かを「エア御用」と呼ぶことに共感している人のブログを訪れ、その主張に同意し、そのあとで「こんないいサプリが……」と誘導すると、効率良くセールスできそうです。というか私ならそうします。<br />
<br />
　「エア御用」には、もう一つメリットがあります。インチキサプリを宣伝していると、当然、ツッコミが入るでしょう。でも、批判してくる人たちに「エア御用」のレッテルを貼ってしまえば、もともとそのレッテルで他人を評価しているカモ達に、批判が届くことはありません。「商品の効果効能に疑義をさしはさむのは、あなたの敵、エア御用である」を、セールスの時に忘れず言っておきましょう。必ずですよ。<br />
<br />
　このように「エア御用」というレッテルは、インチキ商売のカモの抽出と批判封じの両方に、大変役立つと思われます。積極的に利用しましょう。<br />
<br />
　あ、最後に一番大事なことを書いておきますね。<br />
<span style="background:#ffff00; ">*********************よいこはまねしてはいけません！！！***********************</span><br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=567#comments</comments>
<pubDate>Wed, 26 Oct 2011 11:05:27 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=567</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[昔流行ったラジウム水]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=563</link>
<description>
<![CDATA[ 
　世田谷のラジウム夜光塗料のせいで騒動になっているが、前世紀の前半、ラジウムは健康グッズだった。<br />
<a href="http://www.amazon.com/Quack-Medical-Museum-Questionable-Devices/dp/1891661108/" target="_blank">Quack! Tales of Medical Flaud from the Museum of Questionable Medical Devices</a>　より、水関連グッズの宣伝。<br />
<br />
　ラジウム水を飲むと健康に良いと思われていたらしい。健康と若さを保つ秘訣、みたいな扱い。<br />
<a href="http://www.cml-office.org/pplogp/file/img/2-563-1.png" target="_blank"><img src="http://www.cml-office.org/pplogp/file/sam/2-563-1.jpg" width="85" height="120" alt="" border="0"></a><br />
<br />
　こちらは、ご家庭用ラジウム水サーバー。<br />
<br />
<a href="http://www.cml-office.org/pplogp/file/img/2-563-2.png" target="_blank"><img src="http://www.cml-office.org/pplogp/file/sam/2-563-2.jpg" width="90" height="120" alt="" border="0"></a><br />
<br />
<a href="http://www.cml-office.org/pplogp/file/img/2-563-3.png" target="_blank"><img src="http://www.cml-office.org/pplogp/file/sam/2-563-3.jpg" width="84" height="119" alt="" border="0"></a><br />
<br />
　何か、見た目が、今時のアルカリイオン水サーバーと変わらないんですが。<br />
<br />
　もちろん、ラジウムの摂取は、内部被曝による放射線障害の原因になるし、重金属中毒にかかるおそれもある。ラジウムサプリメントでは死人も出ている。名前だけラジウムのブーム便乗詐欺商品の方がむしろ安全で、真面目な業者がしっかりラジウムを入れた場合は「わりと早めに健康に影響する（悪い方に）」グッズだった。<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=563#comments</comments>
<pubDate>Fri, 14 Oct 2011 17:53:13 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=563</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[講義メモ：キトサン]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=562</link>
<description>
<![CDATA[ 
　<a href="http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100601000037.html" target="_blank">47Newsの記事</a>より。<br />
<blockquote>出版社元社長ら５人逮捕　「がんに効く」と宣伝容疑<br />
<br />
　「がんに効く」と本で宣伝して健康食品を無許可販売したとして、神奈川県警は６日、薬事法違反の疑いで、東京都新宿区の出版社「現代書林」の元社長武谷紘之容疑者（７２）＝長野県軽井沢町＝と、東京都八王子市の健康食品販売会社「キトサンコーワ」社長国安春子容疑者（６５）＝八王子市＝ら５人を逮捕した。<br />
<br />
　逮捕容疑は、５人は共謀して２００９〜１０年に「医師・研究者が認めた私がすすめる『水溶性キトサン』」と題した本を発行し、６カ所に送って未承認医薬品の健康食品「キトサンコーワ」を広告。<br />
<br />
2011/10/06 11:58   【共同通信】</blockquote>　体験談を載せたいわゆる「バイブル本」で宣伝したということらしい。現物を売った側は薬事法違反か……。本の監修者や著者にも網をかけたいところ……と思ったら網かかってました。<br />
<br />
　<a href="http://www.asahi.com/national/update/1006/TKY201110060149.html" target="_blank">asahi.comより</a>。<br />
<blockquote>「がん消えた」本に効能、食品販売容疑　６５歳社長逮捕<br />
<br />
　医師の証言や患者の体験談を紹介した本で「がんが消えた」などと効能をうたい、健康食品を販売したとして、神奈川県警は６日、健康食品販売会社「キトサンコーワ」（東京都八王子市）社長の国安春子容疑者（６５）を薬事法違反（医薬品の無許可販売）などの容疑で逮捕した。<br />
<br />
　また、この本を発行した出版社「現代書林」（東京都新宿区）元社長の武谷紘之容疑者（７２）や、著者のフリーライター石田義孝容疑者（５４）ら計４人も同幇助（ほうじょ）容疑などで逮捕した。<br />
<br />
　石田容疑者はおおむね容疑を認め、ほかの４人は否認しているという。</blockquote>　しかし監修者がどうなったかはこの記事でもわからないなぁ。<br />
<br />
【追記2011/10/18】<br />
　<a href="http://www.asahi.com/health/news/TKY201110180138.html" target="_blank">asahi.comの記事より</a>。<br />
<blockquote>健康食品の本監修した元医師を書類送検　薬事法違反容疑<br />
　「がんが消えた」などと本で効能をうたい、健康食品「キトサンコーワ」を販売したとされる薬事法違反事件で、神奈川県警は１８日、本を監修した鹿児島市内の元医師の男（６３）を薬事法違反（承認前医薬品の広告）容疑で横浜地検に書類送検し、発表した。<br />
<br />
　元医師は「広告や宣伝にあたることは知っていた」と話しているという。<br />
<br />
　元医師は今年６月、朝日新聞の取材に、「知人に頼まれて名前を貸しただけで、本の内容は一切知らない」などと否定していた。</blockquote><br />
<br />
　監修者は書類送検になったようです。<br />
<br />
【2011/10/28】<br />
　<a href="http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E7E28DE0E5E3E2E0E2E3E39191E2E2E2E2" target="_blank">日本経済新聞の記事</a>より。<br />
<blockquote>薬事法違反で社長ら３人起訴　がん効能本巡り横浜地検 <br />
2011/10/27 11:24<br />
<br />
　横浜地検は26日、未承認医薬品の健康食品を「がんに効く」と本で広告するなどしたとして、薬事法違反の罪で東京都八王子市の健康食品販売会社「キトサンコーワ」社長、国安春子容疑者（65）と東京都新宿区の出版社「現代書林」元社長、武谷紘之容疑者（72）ら３人を起訴。同罪で法人としての両社も起訴した。<br />
<br />
　また本を執筆し、薬事法違反容疑で逮捕された千葉県市川市のフリーライターの男性（54）や、本を監修し同法違反容疑で書類送検された鹿児島市の医師（63）ら３人は不起訴にした。〔共同〕<br />
</blockquote><br />
　監修者不起訴ですか。公判維持は難しい？<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=562#comments</comments>
<pubDate>Thu, 06 Oct 2011 12:28:33 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=562</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[血液型性格診断（講義資料）]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=559</link>
<description>
<![CDATA[ 
　<a href="ttp://www.asahi.com/national/update/0822/TKY201108220073.html" target="_blank">asahi.comより</a>。<br />
<br />
<blockquote>科学的根拠ないのに…シューカツで企業が血液型質問<br />
　シューカツで血液型を聞かれたらどうする？　就職活動で不況と東日本大震災のダブルパンチにあえぐ学生が悩んでいる。専門家は血液型による性格判断に科学的根拠はなく、面接で聞くことは差別につながりかねないと警告している。<br />
<br />
　中部地方の女子学生（２１）は面接で血液型を聞かれて戸惑った。Ｂ型だが、かつて「マイペースで就活に不利な血液型だ」と言われ、気にかかっていたからだ。正直に答えたが、その会社は落ちた。<br />
<br />
　筆記も不調だったので、血液型が原因でないとは思う。しかし、被災地での態度が問題となり、７月に辞任した松本龍・前復興担当大臣が「Ｂ型だから」と言い訳していたのを見て、「Ｂ型の印象が悪くなる」とため息が出た。<br />
<br />
　男子大学院生（２４）はメーカー系の面接で「君はＡ型ですか」と聞かれた。まじめな性格と言いたいのだろうと解釈し、「はい」と答えた。「当たったからいいが、もし違ったら対応に困ったと思う」という。<br />
<br />
　エントリーシートに記入させる企業もある。東日本にあるサービス業の採用担当者は「あくまで参考程度の質問」「特定の血液型を排除しているわけではない」としたうえで、「入社後に細かい作業をする部署もあるので、配置を考える上でも血液型を把握しておきたい」と説明する。<br />
<br />
　一方、ニセ科学に詳しい菊池誠・大阪大サイバーメディアセンター教授（物理学）は「いまだにそんな会社があるんですねえ」とあきれる。菊池教授によると、性格と血液型の関連性は見つかっておらず、「現代の迷信」という。「そもそも、自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞くのはおかしい。企業側に自覚がなさすぎる」<br />
<br />
　日本労働弁護団の常任幹事を務める中野麻美弁護士は「仕事への適応能力をみる採用の場で、職務との関連性がない血液型の情報を求めるのは不合理だ。プライバシーを侵害し、いわれのない差別にあたるおそれがある」と話している。（岩波精）</blockquote>　自分は遊びとわかってるからいい、と放置して、社会に蔓延すると、不利益を受けるという例。いずれ講義で紹介の予定。<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=559#comments</comments>
<pubDate>Mon, 22 Aug 2011 17:50:14 +0900</pubDate>
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</item>

<item>
<title><![CDATA[むしろいい教材になりそう]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=556</link>
<description>
<![CDATA[ 
　<a href="http://sankei.jp.msn.com/science/news/110626/scn11062612000001-n1.htm" target="_blank">産経新聞に続報が来ました</a>。<br />
<blockquote>記者も感激！　さいたま市の８０歳男性が発明した「夢のエネルギー製造装置」に迫る<br />
2011.6.26 12:00 <br />
<br />
　東日本大震災に伴う福島第１原発事故は、国民に従来のエネルギー政策の見直しを迫っている。直接の被災地ではない埼玉県でも、計画停電が行われたり、自治体がこぞって節電を呼びかけたりしており、電力危機と無関係ではいられない。７月の県知事選でもエネルギー政策のあり方が大きな争点になりそうだ。そんな中、さいたま市在住の男性が水と重力と浮力のみを駆使して電気を発生させる装置を発明し、特許を取ったという情報を得た。太陽光や風力などエコ発電なら現在でもあるが、もし本当なら、時間や天候にも左右されない“究極の自然エネルギー”ではないか。破壊された原子力発電所から飛んだ放射能に怯える日本人にとっての救世主になりうるかもしれない。（安岡一成）<br />
<br />
　高校の時は数学や理科が苦手で文系に進んだ私。今回の取材には基礎的な知識が不足しているかもしれないと、以前に取材で知り合った都内の某大学理学部物理学科２年で力学や電磁力などを学ぶＡ君（２０）に同行してもらった。<br />
<br />
　今月１５日、訪れたのはさいたま市浦和区の閑静な住宅街の中にある豪邸。装置を発明したという会社役員、阿久津一郎さん（８０）が出迎えてくれた。リビングルームの壁には、平成２２年１０月１５日付で岩井良行・特許庁長官のサインが入った特許証が額に入れて飾られていた。発明の名称は「球体循環装置」と書いてある。特許を取ったのは確かなようだ。<br />
<br />
　でも、「球体循環装置」って一体何だろう…。２人はこう思いをめぐらせながら、強面の阿久津さんにちょっとビビりつつ、装置のある庭に案内してもらった。<br />
<br />
　庭にあったのは、高さ２メートルほどのアクリルパイプが３本、容積約１０リットルのアクリル製の箱に取り付けられた装置だ。写真とイラストを参照してほしい。左から、歯車と弁が２ついたもの、弁が４つついたもの、何もついていないものの３本だ。それぞれ、「落下管」、「上昇管」「蓄水管」と呼び、蓄水管と上昇管の上部には注水タンクが、落下管の歯車には自転車用くらいのライトがついている。<br />
<br />
　「じゃ、始めるよ」<br />
<br />
　阿久津さんの合図で、装置に水が注ぎ込まれた。分かりやすいように、水には入浴剤で黄緑色をつけている。まず、落下管の下の方にあるコックを閉め、箱と蓄水管、上昇管は水で満たす。この後、コックを開放すると、落下管には水は入ってこない。タンクからは一定量の水が注入され、箱に取り付けられた栓から放出されている。上昇管と落下管は上部でつながっている。<br />
<br />
　ここで阿久津さんはパチンコ玉を中に入れた卓球に使うピンポン球を取り出した。重さは約２３グラム。水に入れると、当然、浮力で水面に浮かぶ。阿久津さんはおもむろに落下管の歯車の上にある挿入口から、ピンポン球を２０個、次々と投入した。<br />
<br />
　落下した球は歯車を回して箱に落ちる。箱に取り付けた誘導板の働きで、球はダイレクトに上昇管に入った後、そのまま浮力で上にあがっていく。４つの逆止弁を経て球は水面にたまっていく。すると、球は上にたまった球を下から押し出していく。押し出された球は、そのまま落下管に入り、２つの弁を経て歯車に衝突、歯車を回して再び箱に入る。入った球はまた上昇管に吸い込まれ、上がっていく…。<br />
<br />
　ガタン、と球が歯車に当たる音が一定間隔で繰り返される。上昇する球は、中に入っているパチンコ玉のため小さく震えている。２０個の球が滞りなく同じ動きを繰り返している。<br />
<br />
　装置に水を出し入れするのは水位を保つためで、その量は球２０個の体積分の水という。弁をつけているのも同様に水位を保つため。１つの球が循環するのは約３分で、回った歯車は電力を生み、ライトは微弱ながらも、確かに灯っているのだ！<br />
<br />
　「すげえ…」<br />
<br />
　息をのんで球の動きを見ている私たち。時間を忘れたように眺めていたら、阿久津さんが不敵に微笑みかけてきた。手には５キロの鉄アレイを２個持っている。何をするのだろう、と思っていると、水を張った桶の中に、直径５０センチほどのプラスチック製の半球を浮かべ、その中に鉄アレイを入れてみたら、半球がまだ浮いているのを見せてくれた。<br />
<br />
　「浮力って結構すごいでしょ？　あの装置はピンポン球だけど、球をこれくらい大きくて重さのあるものに変えて、装置も大きくしたらもっと大きな電力が得られるよ」<br />
<br />
　Ａ君に計算してもらったところ、この装置で生み出される電力は１ワットにも満たないという。しかし、装置をもっと大きくして球の大きさを変えると、理論上、電力はそれに比例して大きくなるそうだ。この後、装置は時おり球が詰まるくらいで、管をたたいてやればまた復活していた。<br />
<br />
　球の動きに美しさを感じてまたじっと見ていると、「おかあさーん、あれなーに？」と庭の外から指をさす子供の声でふと我に返った。この装置にキャラクターの絵を描いて遊園地に置いておくだけで、からくり時計のように子供にとっては楽しめるものになるかもしれない。<br />
<br />
　Ａ君は「これ、高校２年生くらいの物理の学力があれば理解できる仕組みですよ。でもそんな簡単な知識でこんなこと思いつくなんて」と感心しきりのようだった。<br />
<br />
　それにしてもなぜこんなものを思いついたのか、阿久津さんに尋ねてみた。<br />
<br />
　「東京に行くと高いビルがあるでしょ。あれを眺めながらね、あのてっぺんから物を落とすとすごいエネルギーになると考えたんだ」<br />
<br />
　阿久津さんはドクター中松氏と違って発明を本職としているわけではない。ただ以前から環境問題には深い関心があり、石油を使う火力発電にしても、危険と紙一重の原子力発電にしても、いずれはこれらに頼らない発電方法を開発しなければならないと感じていたという。<br />
<br />
　物を落とせば確かにエネルギーは生まれる。しかし、落としたものをどうやって持ち上げるか。それに悩む日々だった。ある日、練習用の水に浮くゴルフボールを手にしたとき、ひらめいた。<br />
<br />
　「これだ。浮力だ。水を張ったパイプの中ならそれが可能だ」<br />
<br />
　その後、装置を作ってくれる工場を探し、７００〜８００万円を投じ、２年半の試行錯誤の末、開発に成功。「アクツ・エコ・サイクル」と命名した。<br />
<br />
　昨年１０月には特許を取得。「誰も同じような装置を考えた前例がないと国が認めてくれたときは飛び上がりそうなくらい嬉しかったよ」と振り返る。現在、米国や欧州などにも出願中だ。<br />
<br />
　「この装置をね、たとえば店舗に設置したら雨水を使ってネオン用の電力に使える。山の中ではわき水を使って、登山道の灯りになるでしょ」と阿久津さん。「この装置をすべての送電鉄塔やビルを発電所に設置すれば将来、原子力発電はいらなくなるよ」と話していた。<br />
<br />
　ピンポン球がともした小さな灯りが、大きな光となって私たちを照らしてくれる日が来るのだろうか。原発関連の暗いニュースばかりの中、少しだけ希望が見えた気がした。<br />
<br />
<a href="http://www.cml-office.org/pplogp/file/img/2-556-1.jpg" target="_blank"><img src="http://www.cml-office.org/pplogp/file/sam/2-556-1.jpg" width="83" height="120" alt="" border="0"></a><br />
</blockquote><br />
　やはり、装置そのものは上の水槽の水の位置エネルギーで動くものです。効率のよい発電に結びつくとは思えない（発電目的なら水槽の下に発電機を置く方がいい）のですが、メカ自体は見応えがあるので、展示すると面白いかもしれません。<br />
　むしろ、単に発電機を置いただけのものと、発電の効率を比較するとかすれば、熱力学の法則について教えるための科学館むけの展示になるかも。<br />
<br />
　まあ、何に数百万投じようが個人の道楽なら他人がとやかく言うことではないし、それをネタに投資家から資金を集めようってわけでもなさそうだし、ご本人も善意からやってるようですし、ほほえましいケースではありますね。<br />
　ただ、それを「エネルギー製造装置」だと信じ込んで報道してしまう記者はどうかと思いますが。産経新聞は記者を採用するときに、基礎的な理科と数学の学力試験くらいはやった方がいいと思います。<br />

]]>
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<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=556#comments</comments>
<pubDate>Sun, 26 Jun 2011 14:31:47 +0900</pubDate>
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<item>
<title><![CDATA[学位論文と投稿論文の内容公開を望みます]]></title>
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<description>
<![CDATA[ 
　<a href="http://takashima.tidt.fool.jp/" target="_blank">高嶋開発工学総合研究所</a>に、面白い警告が出たので、こちらでコメントしてみます。<br />
<br />
<blockquote>警告<br />
高嶋康豪博士に対する誹謗中傷について<br />
 <br />
　高嶋康豪博士の博士号に対して、誹謗中傷があり、「ケンジントン大学がハワイ州政府から閉鎖命令を受けているので、博士号自体疑問だ」と言うようなブログを掲載している人間がおりますが、1、名誉棄損　２、信用棄損　３、業務妨害　の刑事事件及び民事事件の様相を呈しているので、法的処置の警告を致します。<br />
<br />
１、高嶋博士の博士号は、1980年代のレーガン大統領時代に、優秀な学術を顕彰する機関として、米国の国際学士院の協会の著名な大学の博士達によって設立された博士号及び終身名誉博士号の評議委員会により推薦授与する事が有りました。当時、ハワイ大学のホシノ学長が来日の際、高嶋博士の学術をアメリカに紹介し、評議委員会にて審議され、生命工学と環境工学の優秀な学術として世界で初めての環境微生物学博士号（Doctor of Environment Biology）の授与が決定し、1995年に授与されました。<br />
　　その時の評議委員会メンバーは、ヘンリー・L・N・アンダーソン　ロサンゼルス市立大学総長を代表とする数十名のメンバーからの授与でした。<br />
　　高嶋博士が直接授与式に出席し、博士号の認証状の授与を受けています。<br />
 <br />
２、尚、終身名誉博士号を1996年に国際学士院協会より授与され、国際学士院協会からの招聘により、授与式に際し、アメリカにて基調講演を行い授与式が行われました。その時の出席者は、ロサンゼルス市立大学学長、リンカーン大学学長、ニューヨーク市立大学学長他十数名の学長が出席し、高嶋博士が記念基調講演を行い、終身名誉博士号の授与式があり、リンカーン大学の学長から授与されました。その時の状況は、ビデオに収録され、公式に発表されています。<br />
 <br />
　　以上のように高嶋博士の博士号の認証は公式に行われたものですので、誹謗中傷によって、博士の名誉・信用を棄損するものに対しては、本名の開示を求めると共に上記のとおり、法的処置の警告を致します。</blockquote><br />
<br />
　高嶋博士は、「環境微生物学博士号」を取得されたそうですから、理工系の博士号取得者の範疇に入ります。この場合、学位授与機関を云々しなくても、理工系の博士号取得者にふさわしい業績があるかどうかをチェックする方が、より本当の姿を知ることができます。<br />
<br />
　理工系においては、博士号の取得者が当然備えているものとして、次の２つがあります。<br />
（１）博士論文<br />
　学位申請のために書かれるもの。いわゆる学位論文です。これを提出して内容の審査を受けることになります。<br />
（２）博士論文に関連した投稿論文<br />
　英文で、学術雑誌に投稿され、レフェリーの審査を経て掲載されたもの。何報以上がアクセプトであること、といったものが学位審査の条件になっていることもあります。<br />
<br />
　日本の大学でもアメリカの大学でも、1980年代よりもっと以前から、博士号取得者にこの２つがあるのが当たり前です。<br />
これ無しに博士号の認定が行われたのであれば、認定機関の性質を問わず、いかなる権威者が認定したとしても、その博士号は誰が見てもインチキと言って良いでしょう。逆に、この２つが備わっていれば、認定機関を云々するまでもなく、妥当な審査が行われたという強力な証拠となります。<br />
<br />
　ですから、高嶋博士の博士号の内容がどのようなものかを評価するには、認定機関がどうこうという話ではなくて、上記２つの論文を見れば十分なのです。世の中、お手盛りの怪しい論文誌も無いわけではありませんから、まともな学術雑誌に通る内容であることを示すには、投稿論文リストを出すのが一番手っ取り早い方法です。環境微生物学の分野でそれなりの名の知られた雑誌にすでに論文が通っているという証拠を出しさえすれば、学位認定機関が怪しいなどという中傷は、すべて突き崩すことができます。<br />
<br />
　名誉毀損で訴えるぞと脅すよりも、博士論文と投稿論文別刷りのpdfファイルを公開した方が、おかしな批判を押さえる効果はずっと大きいのです。しかし、不思議なことに、警告文の中には、博士学位論文のタイトルも、代表的な投稿論文も書かれていません。これでは、研究の実体があるかどうかを誰もチェックできませんから、逆に疑われても仕方ありません。高嶋博士の学位の実体を明らかにする方法があるのに、その方法をとらず、警告文だけ出すというのは、一体何故なんでしょうか。わざわざ自分から怪しく見せることも無いだろうにと思います。ぜひ、ウェブサイトで上記２つを公開し、誰でも読めるようにしていただきたいですね。むしろ、高嶋博士の研究成果を世に示すチャンスですから、ぜひ前向きにご検討いただければと思います。<br />
<br />
　アメリカでとられた学位であれば、博士論文は英文で書かれているのでしょう。投稿論文についても、英文以外のものは、理工系の世界では業績としては重視されません。世界中で読まれてチェックされ引用されるというわけにはいかないからです。幸いなことに、英文を読みこなせる日本人は多数おりますから、読まれないという心配はありません。<br />
<br />
<br />
【追記2011/96/26】<br />
　少し文章を手直ししました。<br />
<br />
　考えようによっては、警告文の通りに名誉毀損で訴えてもらうのも一興かもしれません。もちろん、誹謗中傷や悪口を書くと負けるので、それは控えておくのが前提です。仮に訴えられたとして、「論文内容が提示されないままの学位に疑問があるというのは意見論評の範囲」と主張し、「その意見が真実に基づいておらず名誉が傷ついたというのであれば、博士学位論文と投稿論文を証拠として提出してください」と求釈明してやれば、真実が明らかになりそうです。<br />
<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=555#comments</comments>
<pubDate>Sun, 26 Jun 2011 00:12:10 +0900</pubDate>
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</item>

<item>
<title><![CDATA[またまた別の練習問題]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=552</link>
<description>
<![CDATA[ 
　今度は<a href="http://sankei.jp.msn.com/region/news/110624/stm11062411380000-n1.htm" target="_blank">産経新聞の記事</a>。<br />
<blockquote>究極のエコ！　重力と浮力で発電する装置をさいたまの８０歳男性が開発<br />
2011.6.24 11:35<br />
<br />
　東日本大震災でエネルギー政策の転換が叫ばれる中、重力と浮力だけを利用して電気を発生させる装置をさいたま市浦和区の会社役員、阿久津一郎さん（８０）が発明した。パチンコ玉を内蔵したピンポン球を高い位置から落として歯車を回して発電、水の入ったパイプの中で球を再び浮力で上昇させて循環させるもので、平成２２年１０月に特許を取得した。実用化されれば、天候や時間に左右されない“究極の自然エネルギー”として注目を集めそうだ。（安岡一成）<br />
<br />
　阿久津さんが開発した装置は、容量約１０リットルのアクリル製の箱に、高さ約２メートルの「蓄水管」「上昇管」「落下管」という３本のパイプがついただけの簡単な構造。上昇管には水の逆流を防ぐため、落下管には圧力を保つための弁がそれぞれ取り付けられており、上部でつながっている。落下管には発電機と連動した歯車が取り付けられ、回転すると電力を発生させる仕掛けになっている。<br />
<br />
　まず、落下管に水が入らないようにコックを閉め、蓄水管と上昇管がいっぱいになるまで水を入れる。次に落下管のコックを開け、パチンコ玉を内蔵したピンポン球を２０個、挿入口から投入。落下した球は歯車を回して箱に落ち、上昇管に入った後、そのまま浮力で上に上がっていく。球は上にたまったほかの球を押し出し、再び落下管に入った球が歯車に衝突する。装置には水位を保つために、ピンポン球の体積分の水が出し入れされており、１つの球は約３分間隔でこの循環を繰り返す−という仕組みだ。<br />
<br />
この装置で生み出される電力は１ワット程度だが、阿久津さんは「装置や球のサイズを大きくすれば多くの電力が作れる」と、実験に乗り出している。<br />
<br />
　環境問題に関心があった阿久津さんは５年前、高いビルを眺めていて「上から物を落としたら大きなエネルギーになるのでは」と考えたのが開発のきっかけとなった。落とした物を上に持ち上げる方法に悩んでいたが、ある日、水に浮くゴルフボールを手にして、浮力を活用することを思いついた。その後、約２年半かけて装置を開発。費用は７００〜８００万円もかかったが、昨年１０月に特許を取得した。米国や欧州などにも特許出願中だ。阿久津さんは、この装置を使って雨水で店舗のネオンの電力に使ったり、湧き水を使って登山道の明かりに使用したりというアイデアを披露する。<br />
<br />
　また、阿久津さんは「球体が動くのを眺めているだけで楽しいから、からくり時計のように楽しめる」ともいう。「この装置をすべての送電鉄塔やビルに設置すれば、将来、原子力発電はいらなくなるよ」と話している。<br />
<br />
<a href="http://www.cml-office.org/pplogp/file/img/2-552-1.jpg" target="_blank"><img src="http://www.cml-office.org/pplogp/file/sam/2-552-1.jpg" width="73" height="120" alt="" border="0"></a></blockquote>　難易度は高くないが、いろいろ設問できそう。現実にあった例として講義のネタ用メモ。<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=552#comments</comments>
<pubDate>Sat, 25 Jun 2011 11:24:24 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=552</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[架空なのは投資話だけじゃなくて]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=549</link>
<description>
<![CDATA[ 
装置の方も十二分に架空だろうという投資詐欺の話。<br />
<br />
<a href="http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110531-OYT1T00783.htm" target="_blank">http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110531-OYT1T00783.htm</a><br />
<br />
<blockquote>燃える水」出資募る…無登録容疑で社長ら逮捕<br />
<br />
　「水を熱分解して燃やし、エネルギーを生み出す『燃える水』の機器を開発している」などと架空の投資話を持ちかけ、多額の出資金を集めたとして、千葉県警は３１日、「エコシステム」（東京都墨田区江東橋）の社長、杉山良広容疑者（５３）ら役員ら６人を金融商品取引法違反（無登録営業）の疑いで逮捕した。<br />
<br />
　捜査関係者によると、杉山容疑者らは２００９年頃、「１００万円の元手が数年で５００万円になる」などと、無許可で出資を募り、千葉県などの数人から１人につき数百万円、計約１０００万円を集めた疑い。被害総額は約４億円に上るとみられる。杉山容疑者らはダイレクトメール発送や説明会開催のほか、実在する大学教授の名前を無断で使ったチラシなども作り、出資を募っていたという。<br />
<br />
（2011年5月31日16時38分  読売新聞）</blockquote>　水の熱分解に要したエネルギー、取り返せそうにありません。<br />
<br />
　メモだけだと文句言う人がきたので追記します。<br />
<br />
　水の熱分解ですと、たとえば、<a class="external-link" href="http://http://kaken.nii.ac.jp/d/p/02805002">こんな研究があります</a>。水の加熱のみではなく、酸化物ターゲットに水をあてての分解ですが、それでも2000℃になります。こんな加熱を、石油や電気で行っていたのでは、たとえ水素ができたとしても、エネルギーロスの方がずっと大きくなります。そこでこの研究では太陽エネルギー利用ということになったのでしょう。<br />
　他にも、でかい反射鏡（鏡を組み合わせたパラボラアンテナのようなもの）を作り、太陽光を集めて加熱し、水を熱分解する装置が作られています。日本ではなくアメリカで（雨の降りにくい地方でないと実験にならないから日本では難しいだろう）、まだ実験段階ですが。<br />
　つまり、水の熱分解は、持ち運びできるような装置ではできないし、投資の対象になる段階でもないということです。<br />
<br />
　新聞記事では、どんな装置かわからないので突っ込みようがありませんが、この手の話を判断するには、エネルギーの評価が一番簡単です。<br />
　熱分解が起きる温度が2000℃以上なら、水は液体ではなく水蒸気でしょう。水分子１モルを分解するのに必要なエネルギーは、285.83kJになります。水素と酸素を燃やして１モルの水ができる反応では、気体→液体の相変化分が差し引かれますから、237.13kJになります。つまりこれが、水を分解→再び燃やす、をやったときに取り出せるエネルギーということです。<br />
　熱力学の第一、第二法則がありますので、何か装置を作って水を熱分解した場合は、エネルギーロスが生じますから、１モルあたり285.83kJ以上のエネルギーを必要とします。285.83kJは下限ですから、一体どれだけのエネルギーを使うのか、が、判断の際に注意すべきことになります。水１モルの分解のために何度を何分維持しなければならず、それにどれだけのエネルギーを消費する装置か、を見て、285.83kJとかけ離れていればいるほど、話は怪しいということになります。また、装置を作るために必要なコストを、できた水素を売ったとして回収できるか、ということも勘定にいれないといけませんね。<br />
<br />
　なお、水を燃やします系の話は、かなり古典的な投資詐欺のパターンで、過去にも（確かアメリカだったか）類似の例があります。<br />
<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=549#comments</comments>
<pubDate>Tue, 31 May 2011 18:46:52 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=549</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[ガンが治った、の信頼度]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=548</link>
<description>
<![CDATA[ 
講義に使いたいのでメモ。<br />
<a href="http://www.cabrain.net/news/article/newsId/34374.html;jsessionid=D44293D05A3E29AF18BB8E81227E4C98" target="_blank">http://www.cabrain.net/news/article/newsId/34374.html;jsessionid=D44293D05A3E29AF18BB8E81227E4C98</a><br />
<br />
<blockquote>「がんにかかった」自己申告の4割は誤り- 国立がん研究センター<br />
<br />
　国立がん研究センターはこのほど、疫学調査のアンケートで「がんにかかった」と回答した人のうち、4割が実際にはがんにかかっておらず、誤った申告をしていたとの研究結果をまとめた。<br />
<br />
　岩手、秋田、茨城、新潟、長野、大阪、高知、長崎、沖縄各府県の10保健所地域の住民約9万3000人を対象に、2000年から04年にかけて行ったアンケートの回答とがん患者の登録症例を照合した。アンケートで「過去10年間に何らかのがんにかかった」と答えたのが2943人、実際にがんにかかり、登録されていたのは3340人だった。<br />
<br />
　照合結果によると、「がんにかかった」と回答した人のうち、本当にがんにかかっていたのは60％。残る40％は、誤って申告していた。一方、がんにかかった人のうち、アンケートにも「かかった」と回答していたのは53％で、47％は申告していなかった。こうした自己申告とのずれについては、がんを告知されているかどうかに加え、がんであることを言いたくない、または自分はがんではないかと疑うといった心理が影響していると考えられるという。<br />
　一方、米国やスウェーデンの調査では、がんになった人の約8割がアンケートにも正しく回答しているといい、「社会や文化、宗教などの背景の違いが関係しているのではないか」と分析している。<br />
<br />
　同センターの研究班は、「インフォームド・コンセントが普及してきた最近においても、がん罹患を自己申告から正確に把握するのは難しいことが判明した」と指摘。さらに、「自己申告のデータによる研究では、信頼性の高い結果を得ることができない」とし、がんをはじめとする生活習慣病の実態把握や予防法解明のためには、法的に整備された疾病登録が必要だとしている。<br />
<br />
　詳しくは、多目的コホート研究のホームページで。</blockquote><br />
<br />
　怪しい民間療法でガンが治った、系の話には、そもそもガンでないものがこの程度は入っているとして考えないといけないという話。<br />
<br />
　<a href="http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/2716.html" target="_blank">より詳しい情報へのポインタはこれ</a>。<br />

]]>
</description>
<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

<comments>http://www.cml-office.org/archive/?logid=548#comments</comments>
<pubDate>Mon, 30 May 2011 14:46:49 +0900</pubDate>
<guid>http://www.cml-office.org/archive/?logid=548</guid>
</item>

<item>
<title><![CDATA[洗えば済む放射能に対して差別なんて馬鹿げている]]></title>
<link>http://www.cml-office.org/archive/?logid=547</link>
<description>
<![CDATA[ 
　福島から避難してきた子供が避難先で放射能を理由に差別されたとか、福島からの転入者に放射能のチェックをさせようとしたつくば市が話題になっているので（追記：これは誤解と誤報によるものらしいことが判明　<a href="http://togetter.com/li/126247" target="_blank">http://togetter.com/li/126247</a>）、超簡単な解説を。<br />
<br />
結論その１；放射能は洗って落とせば終わりです<br />
<br />
　福島の原発から出る放射能が問題になっています。物質としては、ヨウ素、セシウム、ストロンチウムが主です。放射能というと、何か特別な恐いもののようなイメージを持つ人が居るかもしれませんが、その実体は身の回りにある元素に過ぎません。<br />
<br />
　放射線を出す元素とそうでない元素化学的性質、つまり物質としての性質は同じです。<br />
　元素の性質は、元素の周期表から大体予想できます。周期表の縦にならんでいるものは、似たような性質を持つことがわかっています。<br />
<br />
　周期表を見ると、ヨウ素の列にならんでいるものには塩素やフッ素があります。セシウムの列には、ナトリウム、カリウムがあります。ストロンチウムの列には、マグネシウムやカルシウムがあります。<br />
　ナトリウムと塩素の化合物で一番身近なものは塩化ナトリウムです。これ以外にも、ナトリウムは、炭酸塩を作ったり水酸化物を作ったりします。カルシウムも塩を作ったり水酸化物を作ったりします。<br />
　セシウムやストロンチウムも、これと似たような化合物を作って土に混じり、水に混じるときはイオンとなって溶けていることが予想されます。<br />
<br />
　放射能に汚染された場所に行くと、土埃と一緒に放射性のストロンチウムやカリウムが衣類にくっついったり、靴底にくっついたりします。放射性のストロンチウムやカリウムを含んだ水で濡れても、服や靴が汚されます。手に触れると手が汚れますし、風が強くて埃をあびると、顔や頭にもくっつきます。<br />
　これらを取り除くには、手を洗う、シャワーを浴びる、靴や衣類は洗濯する、といったことだけで充分です。つまり、日常生活で、泥や埃の汚れを落とすというのと全く同じなのです。流し去ってしまえば、放射能の影響は残りません。<br />
<br />
　汚染された地域から出て来た時には、放射能を測って、汚れていることがわかったら、速やかに良く洗えば良いのです。それ以上の対応は必要ありません。<br />
<br />
<br />
結論その２；放射線を出す物質は体内に入れないようにしましょう（体の中は洗えませんから）<br />
<br />
　長い間放射能に汚染された場所に居続けると、放射線を出す物質を吸い込んだり、意図せず口の中に入れてしまったりする確率が増えます。<br />
　野菜が育つ時に、放射線を出すセシウムやストロンチウムを吸収してしまうこともあり、知らずに食べると、放射線を出す元素を体の中に入れてしまうことになります。<br />
<br />
　体の中に入った元素を、洗い流すことはできません。ですから、最初から体の中に入れないような注意が必要です。つまり、マスクをして吸い込まないようにする、ものを食べる時は放射線を出す物質が無い環境で調理して食べる、放射線を出す物質を含んでいるものは食べないようにする、汚れたものは別に分けてさっさと洗ってきれいにする、といった注意です。<br />
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結論その３：人間は危険ではありません<br />
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　不幸にして、放射線を出す物質を吸い込んだり、食べたり飲んだりしてしまうことがあります。放射線を出す元素は、体の中に一定期間止まり、放射線を出し続けますから、その人は体の内側から被曝することになります。これを内部被曝といいます。<br />
　しかし、この時に、その人の体の外に出てくる放射線はわずかですから、そのような事故にあった人の側に別の人が居ても、被曝の危険はありません。内部被曝した人は、別の人にとっては何の危険もありません。<br />
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<br />
　福島から避難してきた人を、放射能を理由に避ける理由はありません。<br />
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<br />
註）放射線を出す物質が膨大な量ある場合は、そこに近づくことすら危険です（原子炉建屋の中など）。また、濃度の高い放射性物質に触れたものは、くっついている量も多いですから、放射線を出す廃棄物としてわけて処理します。これは、原発で作業をしている人達にとって問題になることです。<br />
　放射線を出す物質がすくなくても、長い間ふれているとやっぱり被曝の量が増えます。<br />
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　一般の方々の対応としては、長い間そこに居ない、飲まない食べない良く洗う、で充分です。<br />
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（追記）<br />
　差別に過剰反応するあまり、測って安心したいというニーズや、本当に測って対処するべきときに抵抗を感じるようになったりしないか逆に心配しています。必要な測定まで、マスコミの差別探しの餌食になりはしないかと。<br />
　差別、というのは、本人の努力や行動でどうにもならないことを理由に権利を侵害すること、です。これは理由の如何を問わずやっちゃいけない。<br />
　必要なら測定して結果によっては洗いましょう、というのは、差別でも何でもないです。また。客観的には必要性が低くても、安心を求めて測定を行うというのも、情報が不足している状況下では必ずしも悪いことではないと思います。<br />

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<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

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<pubDate>Wed, 20 Apr 2011 14:18:55 +0900</pubDate>
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<title><![CDATA[「ムペンバ現象（湯と水凍結逆転現象）のサイエンス 2010」まとめ]]></title>
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<![CDATA[ 
　<a href="http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/lab/pseudoscience/topics/mpemba/2010-09-28-session" target="_blank">「ムペンバ現象（湯と水凍結逆転現象）のサイエンス 2010」に参加したので、まとめを公開</a>しました。もっと早く公開するつもりだったのですが、いろいろ立て込んでて遅れました。<br />
<br />
　研究会は今年で打ち切りですが、前野先生が大変興味を持っておられ、今後も地道に調べていくということですので、結果を期待しつつ見守りたいと思います。<br />

]]>
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<category><![CDATA[疑似科学・ニセ科学]]></category>
<author><![CDATA[apj]]></author>

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<pubDate>Mon, 25 Oct 2010 18:55:02 +0900</pubDate>
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