【2021/11/28】PHPのアップデートに伴い、文字コード関連の対応を行いました。一応動作してるっぽい。
話題は特に制限しません（雑談もＯＫ）。タグは使えません。また、名前と本文が空欄だと投稿できません。メールアドレスやURLは空欄でも投稿できます。名前はハンドル名でもいいです。タイトルは、内容に即したものにしてもらえると、わかりやすくて助かります。
学術のみに限った掲示板ではないし、初心者お断りでもないので、気軽に書き込んでいってください。特に水関係でまとまったコメントをいただいた場合、読者によるウォッチングコーナーなどにメッセージ番号とともに再録させていただくことがあります。なお，企業名や製品名の伏せ字は原則として不要です（ただし，問題が起きた場合は個別に対応し，場合によってはメッセージ内の企業名や製品名のみを伏せ字にするという最低限の改変を加えることはあることをご了承ください）。もうちょっと細かいガイドラインはこちら。アクセス制限情報はこちら。URL自動リンクテスト画面はこちら。
当掲示板に書き込むと，使用したリモートホストの名前（あれば）とIPアドレスが自動的に記録されます。記載したメールアドレスは公開されます。spamが増えることもあるのでご注意ください。メールアドレスは記載しないでください（spam除けで記載すると書き込めなくなっています）。
煽り，荒らしは無視の方向でお願いします。URL自動リンクの仕様（というかバグ？）で，URL中にシングルクォーテーションがあると投稿に失敗するみたいです。逆引きできないホストからの投稿・無差別宣伝投稿は予告なく削除することがあります。
【ご連絡2010/03/24】冨永教授の定年退職に伴い「冨永研究室びじたー案内」は2010年3月末でサイトを閉鎖します。全コンテンツの内容は、「冨永研究室びじたー案内の記録」に一旦移転させます。移転後は、連絡先などの記載を変えた上で、更新を停止し、当分の間残します（現在作業中）。この掲示板は既に移転済みなのでこれまで通りご利用ください。また、コンテンツは適宜編集し、研究室のページに統合していく予定です。訴訟専用掲示板はまだ暫く続きます。
【出入り禁止&荒し注意報】SSFSさんについて、今後一切の投稿は問答無用で削除します。理由はkikulogのこれ。なお、他所にコピペするという荒しの予告もあったのでご注意ください＞掲示板管理者&blog主の皆様。あと、あちこちで暴れている粘着１名も同様。ようちゃんさんを出入り禁止にします。意図的なＮＧワードの連発で管理の手間を増やしたこと、他人を罵る投稿を平気でして、謝った後も改善されないことが理由です。
（書き込んじゃダメダメ、リンクはどんどん→業者ホイホイ掲示板）
最近食べる水素というのが健康食品ででています
いろんな会社が出しています
エクセレントパートナーズ
http://excellent.h-ion.biz/
固定マイナス水素イオン：毎日水素
http://www.im-l.co.jp/kenkou/mainichi_suiso.html
飲む水素
http://www.jo-nets.com/crosszero/sante.html
さびない生活
http://www.sabinai.net/
スーパー水素
http://www.okikenko.co.jp/okiken/catalog/other/super_suiso.htm
発明者の及川 胤昭博士が特許をとったそうです。
特許庁のデータベースにありますので本当だと思われます
内容の説明です
http://sapuri-sapurai.com/112.html
こんなむちゃくちゃな内容で特許が取れるのが信じられません
CaH2 でも作るのでしょうか、しかしそんな物は劇物なので飲めません
口の中で水素がでても健康に役立つとも思えません
確かにCaH2 ならマイナス水素イオンは存在しますが、
水に入れたらなくなります
現物を洗面器の水に入れて空気を入れないように逆さにしたコップで覆っておきました
水素が出たらたまるはずですが、３０時間しても泡は出ませんでした
この製品はまだ新しいようなので、科学者の意見がみあたりません
ご意見をお願いします
実際に権利化されているのは、
> (11)【特許番号】特許第４４０４６５７号（Ｐ４４０４６５７）
>(57)【特許請求の範囲】
>【請求項１】
>サンゴカルシウムの粉末と小麦粉とを含む原料に水を加えて混練したものを乾燥して乾燥成形体を得ること、該乾燥成形体を酸化焼成炉で一定時間酸化焼成した後、Ｎ２ガス・Ｈ２ガス雰囲気の還元炉で一定時間還元焼成して還元焼成体を得ること、得られた還元焼成体を微粉末としたことを特徴とする、食べるマイナス水素イオン（Ｈ−）の製造方法。
>【請求項２】
>サンゴカルシウムまたは炭酸カルシウム４０ｇ、シリカ３０ｇ、小麦粉３０ｇを原料として、水を加えて混練、乾燥する請求項１に記載の食べるマイナス水素イオンの製造方法。
>【請求項３】
>請求項１で得られた粉末体をゼラチンカプセルまたは打錠糖衣錠とする、食べるマイナス水素イオン（Ｈ−）の製造方法。
>【請求項４】
>サンゴカルシウムの粉末は、重量比で５５％であり、小麦粉は、重量比で４５％である、請求項１に記載の食べるマイナス水素イオン（Ｈ−）の製造方法。
>【請求項５】
>乾燥成形体は、７００℃で４時間酸化焼成され、還元焼成体は、６５０℃で４時間還元焼成される、請求項４に記載の食べるマイナス水素イオン（Ｈ−）の製造方法。
でして、こんなチンケな方法でカルハイが作れるわけがありませんし、もしも、万が一、できちゃったりしたら、
アイツは、毒性以前の問題でして、間違って口に入れたりしたら、爆発しかねません。
「マイナス水素イオン」なるものを出している及川胤昭という人については，この人が作っている株式会社創造的生物工学研究所のサイトに紹介が出てますね。
http://www.icb-co.jp/hion/developer.html
学術論文は1973年の Nature の巻頭論文1本しかない（ニュートンに書いても学術論文じゃない）のだけど，Nature だけしかないというのはちょっと考えにくいですね。どういうことなのかな。巻頭論文というのもよく分かりませんが，1973年の Nature なら図書館で見ることはできます。
そう思いながら検索すると，他の雑誌も見つかりました。
http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6WFC-4DVV54V-PN&_user=10&_coverDate=02%2F28%2F1974&_rdoc=1&_fmt=high&_orig=search&_sort=d&_docanchor=&view=c&_searchStrId=1319684016&_rerunOrigin=google&_acct=C000050221&_version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=33ff8a82a290ffcc2bf908d3c26a6cda
Experimental Cell Research に掲載された "Inhibition of hamster fertilization by phytoagglutinins" という論文。ほ乳類の生殖に関する地味な学術論文みたいです。こういうことをやっていくのがまっとうな研究者の生き方というものです。このあたりは普通だったのかもしれません。
が，どこでどうなったのかこの博士，論文を積み重ねて教授になっていくという道を捨てて，いろいろな研究所と称する会社のたぐいを次々に作って，あやしげな製品を売っているんですね。困ったものだ。
この特許の製法によると，多孔質の珊瑚の炭酸カルシウムと小麦粉をまぜて高温で炭化させ，さらに水素を吹き込むことで水素化カルシウムができるとしているわけですね。しかし水素化カルシウムは，還元性の極めて高いマグネシウムやナトリウムの金属と酸化カルシウムの反応で合成されるものなので，高温とはいえ炭素還元による製法はむつかしいでしょう。本当なら製造コストをかなり下げられそうですが。というか，そっちの特許の方がよほど金になるはず。
さらにいうと，そもそもそんなものを食べていいのか？ってことで，それはみなさんご指摘の通りで，健康によい根拠は何もありません。そもそも水素が体によいという話はまるでない。
http://www.icb-co.jp/hion/about.html
及川氏のこの記述をみると，
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私が初めてマイナス水素イオンを知ったのは今から約１０年前である。と言うのは、その時、私は最愛の妻をガンで亡くしたのである。妻はガンで入院中何時もその枕元にクリスチャンである友人より頂いた奇跡の水と言われるフランスの「ルルドの水」を常備していたのであった。妻の死後、私はルルドの水にはマイナス水素イオンを含んでいることを知ったのである。即ち、九州大学大学院の白畑実隆教授の実験データの事を知ったのである。それをきっかけにして、マイナス水素イオンを含む水はどうすれば造ることが出来るのかを考え始めることになるのである。その始まりは山形大学助教授時代の教え子の一人が送ってくれたフラナガン博士夫妻著「解き明かされた不老の水」を読んだ事である。・・・
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ルルドの水などというものを信じたり，九大の白畑さんのインチキデータに親近性を表明したりしているわけです。この人も，酸化＝悪，還元＝善という単純な二元論に立っているのですね。そしてその後に書かれていることを見ると，化学に対しては高校教科書を読んだ程度のレベルでしかないことが分かります。
というわけで，「科学者の意見が見あたりません」というご指摘にお答えしておきます。とはいえ，学者だって間違いはいくらでもあるわけですので，そのへんはご認識のほどを。
>その時、私は最愛の妻をガンで亡くしたのである。妻はガンで入院中何時もその枕元にクリスチャンである友人より頂いた奇跡の水と言われるフランスの「ルルドの水」を常備していたのであった。
ってことは「ルルドの水」の効果は全く無かったってことですよね。
それでどうして、ルルドの水に含まれているマイナス水素イオンの含まれた水とやらを作ろうと思い立ったのか、全く理解できません。効果が無かったことを体験していて、なおかつ開発に走るという心理って？？？？
これがもし、偶然でも何でも、医者も見放した妻がルルドの水で完全回復して今もぴんぴんしています、ということだったら、ルルドの水モドキの開発に邁進することにしました、となっても別に不思議はないのですが。客観的科学的には考え方を間違えているとしても、心情としてはまあそうなんだろうと理解はできるんですよ。
効果が無かったルルドの水モドキを開発しようとする心情は私には理解不可能です。まだ、「ルルドがダメだったから別の○○健康食品の開発をすることにしました、ああもしこれがあの時あれば妻は……」の方がストーリーとしては矛盾なく成立している気がいたします。
> 妻はガンで入院中何時もその枕元にクリスチャンである友人より頂いた奇跡の水と言われるフランスの「ルルドの水」を常備していた
つまりこれは，聖なる水は枕元に置いてあって，貴重なものであるから飲用にはしなかった。飲まないものは効かないんだなあ，やっぱ。なんとか自分でこさえてしまえば好きなだけ妻に飲ませられたのに・・・ という悔恨の情が，マイナスイオン入りの水を作る方へと自分を仕向けたのではないかと。
「飲み物でダメなら、固形物にしてしまえ」という、無茶な考えを起こしたのかもしれません。
もし、本当にカルハイができているのでしたら、水の中では、存在できませんから。
たとえ「ルルドの水」聖なる効果があるとしてもそれはマイナスイオン入りの水と同じ物なんて私には繋がりません
「ルルドの水」＝マイナスイオン入りの水
？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
メガビタミン説のライナス ポーリングも同様のエピソードがありますね。
大量のビタミンC服用はがんを抑制する！うちは家族で実践している、と述べていましたが、ご本人も前立腺がんで亡くなっています。たしか奥様もがんで亡くなっています。
今回は、そのエピソードをまねっこしているのかも知れません。間違ったまねっこだとは思いますが。
なお、文部科学省や国大協にまでクレームを送りつけ、事務に電話をかけまくるという迷惑極まりないことをやってくれた（自称）某探偵事務所のようなケースが出てきました。こいつは、電話で「私の自宅に行くぞ」と言い、「来たら警察に連絡する」と言ったら「警察に連絡する余裕があればいいけどな」という捨てぜりふを言いました。こいつは既に不倫殺人請負詐欺容疑で逮捕され、初公判も開かれ、前科10犯であったことが判明しました。つまりは、ウチにおかしなクレームを付けてくる奴は元々犯罪者だったってことですなぁ。今後、当サイトに対するクレームは、どこのお役所経由であろうと、いかなる形で届いたものでも手段を選ばず全力をあげて公開いたしますのでご承知置きください。大学宛のものでも一切斟酌いたしません。