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プロホームアドバンスとの交渉再開-3

 始めに当社の主張を再度述べさせてもらいますと、「天羽さんの書かれた当社へのコメントは、科学的批判になっていない。これは天羽さんの掲げている建前から外れてしまっているので、読者に誤解を与え、当社への不信感をあおる内容になってしまっている。」ということです。それでコメント内容のどこがおかしいのかを指摘しているのです。


「古いコメント」について(関係ありの根拠)

 天羽> どういう根拠で関係有りと(今の段階で)主張するのか、私には全く理解 できません。
これに関しては前回お送りしたメールで書いています。
 当社> 当社に関するコメントであることは、当社で認識でき、天羽さんもそのこ
とを認めているのですから、関係無いとすることはできません。
天羽さんはこれに対し「そうであったとしても〜」と当社の主張を認める書き方で文
章を始められていますが、その内容の方は上記の通り話が後戻りしてしまっていま
す。クレームを送る側と送られる側が関係を認め合っているのであれば、そのクレー
ムは成立するのではないでしょうか。
「古いコメント」が当社に関するコメントであることを天羽さんも認めており、当社
でも認識できるのですから、このことを天羽さんに確認した時点で、他者でも確認で
きる可能性があることを認めても良いと思いますが。

 天羽> 御社にとって問題であった理由は、
・古いコメントに御社の名前と商品名が書かれており
・御社のウェブページを見ると、古いコメント中に引用された内容を読むことができ
た(当社>これは当社のページにリンクを張るという事でしょうか?)
から、ですよね。どちらにも該当しなくなったコメントはすでにただの作文ですか
ら、御社には何の影響もないと思います。

冒頭の主張のように当社が問題にしているのは内容に関してであって、名前や商品名が書いてあることを問題にしたことはありません。名前が消してあるから問題が無いだろう、という主張はあまりにも子供じみたやり方であると思います。
それに「古いコメント」には「似たような宣伝文句をどこか他で見かけたときにでも活用してください。」とわざわざ書かれている事も腑に落ちません。家庭用の浄水器で凝集剤を使用する方式は当社の製品以外で見たことが無いです。少なくとも天羽さんがコメントを書かれている浄水器の中で、当社の製品と類似するものは無いわけですから、当社に対する「古いコメント」であることは内容を読むだけでも推理できます。


コメントの添削について

 天羽> 御社が満足するコメントというのがどんなものか、私は知りたいです。
天羽さんは当社の宣伝文句の科学的な誤りを正すというスタンスでコメントを書かれ
たと理解しています。当社からはこのコメントは科学的な批判になっていないと指摘
をしています。コメントが科学的な批判になっていれば内容の変更を求めるようなこ
とはありません。
また、私にコメントを添削しろという要求は、「自分の会社の宣伝文句を科学的に批
判しろ」と言っていることなので、それはおかしいと言っているのです。当社が問題
点を指摘し、それに対して回答するというやり方で良いと思います。どうしてもとい
うのであれば当社の宣伝文句を書くしかありません。
ちょっと思ったのですがこういう発言は立場が逆のような気がします。当社が天羽さ
んに「どんな宣伝文句なら良いのか気の済むように添削しろ」と要求するのであれば
話はわかります。まあ極端な話だとは思いますが。


コメント内容について

 当社> コメント内容に対するクレームは12月の時点で当社からメールを送って
ます。これに関しては項目の8.にあるように天羽さんの側から主張を述べるという
ことだったのではないでしょうか。
 天羽> これは、私宛に送ったものですか?
前回頂いたメールでもそうだったのですが、当社からのメールでは天羽さんの提示さ
れた項目の番号を示しているので間違い様のないことだと思います。天羽さんの示し
た項目では「8.12月にプロホームアドバンスから私宛に送られてきたメールにつ
いて」となっています。内容はその下の文章と重複するのでそこからでも十分判断で
きることと思います。

 天羽> 「1枚目の写真の水の汚れの成分が何かを知るには、ここではなくて、浄
水器のページを見るとわかる。同じ写真があって、「アオコ」だと書いてある。」

これは単純な指摘であったので、もっと早くに対応してもらえるものと思っていまし
たが、とりあえずこの部分で修正することはありません。ただ、これらのコメントは
当社の浄水器のページに対してのものだと思っていたのですが、天羽さんはあまり浄
水器のページは見ていないということでしょうか。


 天羽> 書かれていることを、私が正確にはどう読んだか書いただけです。この部
分は批判ですらないですね。効果に疑問をさしはさんだわけでもないし、書かれてい
る効果が変だと書いたわけでもない。ただのコメントあるいは感想の類です。

当社はコメントの内容が科学的な批判になっていないという指摘をしているので、天
羽さんの「この部分は批判ですらないですね。」とのコメントは当社の見解と一致し
ます。
内容としては「この水を飲めば食中毒予防になると結論したのは天羽さん自身の早合
点だった」という感想文として読めということでしょうか。
この部分は浄水器の特徴としてあげてもないわけですから、必要の無い文章だと思い
ます。


 天羽> 「酸化還元電位だって、結局は水に何が溶けているかで変わるから、溶け
ている成分が定量的にわかりそうな水の指標になるとは思えない」
 当社> 酸化還元電位によって溶けている成分が定量的にわかるという話は当社の
宣伝には書いてありません。どうしてこの様な話が出てきたのかわからないので、天
羽さんの思い込みと考えるしかありません。
 天羽> 私が批判したのは、「酸化還元電位を水の指標として使う」ことに対して です。
ですから御社の主張は的はずれでしょう。
天羽さんのコメントには「溶けている成分が定量的にわかりそうな水の指標」と具体
的に書かれています。当社はこのような主張はしていないと指摘しただけです。これ
は該当のページを見比べてもらえばはっきりとわかることなので、なぜ的外れなのか
よくわかりませんでした。

これについて、以下のような返事を送った。

At 5:43 PM +0900 02.5.30,**** wrote:
>「古いコメント」が当社に関するコメントであることを天羽さんも認めており、当社
>でも認識できるのですから、このことを天羽さんに確認した時点で、他者でも確認で
>きる可能性があることを認めても良いと思いますが。

 この評価については、これ以上議論しても平行線だと思います。
私の主張は、「推測はまず無理」というものです。古いコメントに入れるときに、新しいコメントなしで古い方に移すのかかならず新しいコメントを出すのかは、状況によって異なります。

 古いコメントを残している理由は、(御社ではない)他社が平気で「雑菌が繁殖しない」「細胞(など生き物その他?)を活き活きさせる」という矛盾する宣伝を平気でやっているので、よく考えるとそれは変だ、ということをはっきりさせるためです。

>それに「古いコメント」には「似たような宣伝文句をどこか他で見かけたときにでも
>活用してください。」とわざわざ書かれている事も腑に落ちません。家庭用の浄水器
>で凝集剤を使用する方式は当社の製品以外で見たことが無いです。

>天羽さんは当社の宣伝文句の科学的な誤りを正すというスタンスでコメントを書かれ
>たと理解しています。

「私が普段宣伝文句をどう読んでるか」ということを表現したという面もあります。ですから、同じツッコミをする人もそうでない人もいます。科学的な部分がかなり多く含まれていますが、それ*だけ*ではないのです。

>また、私にコメントを添削しろという要求は、「自分の会社の宣伝文句を科学的に批
>判しろ」と言っていることなので、それはおかしいと言っているのです。

違います。
御社からみて間違っていると思われる部分を直してもらえれば、御社が何を要求しているかがはっきりするというだけのことです。

 あと、これは最初の方(去年の秋ね)でも提案したんですが、御社の方で
「水商売ウォッチングは間違っている」
という宣伝をするのはいつでも自由ですよ。公開したものについて、他で批判が公開されるのは、まあ当たり前のことですし。で、後は読む人にまかせる。延々と相手の文章を変えさせる努力をするよりは、こっちの方が手っ取り早くないですかね?それこそ言論と表現は自由なんだし。


> 天羽> 「1枚目の写真の水の汚れの成分が何かを知るには、ここではなくて、浄
>水器のページを見るとわかる。同じ写真があって、「アオコ」だと書いてある。」
>
>これは単純な指摘であったので、もっと早くに対応してもらえるものと思っていまし
>たが、とりあえずこの部分で修正することはありません。ただ、これらのコメントは
>当社の浄水器のページに対してのものだと思っていたのですが、天羽さんはあまり浄
>水器のページは見ていないということでしょうか。

 そうではなくて、最初に写真を見たページがたまたま違っていて、そちらにリンクをしてコメントを書いてしまった。その後、「書いてあるよ」と言われたので、「アオコ」であることが追加されたのかと思ってまた同じページを見たらそっちには書いてなかったので、そこで勘違いが生じたのだと思います。
 対応が遅れたのは、大学の意志決定機関である評議会が介入してきたというのが主な原因です。探して書き直そうかというときに会議になって、結論を無視して動けなくなったので。

 っていうか、何で両方に「アオコ」って書かないんですか?
両方に書くと何か不具合でもありますか?


>当社はコメントの内容が科学的な批判になっていないという指摘をしているので、天
>羽さんの「この部分は批判ですらないですね。」とのコメントは当社の見解と一致し
>ます。
>内容としては「この水を飲めば食中毒予防になると結論したのは天羽さん自身の早合
>点だった」という感想文として読めということでしょうか。
>この部分は浄水器の特徴としてあげてもないわけですから、必要の無い文章だと思い
>ます。

 必要ないかどうかを判断するのは、私の表現の自由の範囲ですから、御社に言われるようなことではありません。

>天羽さんのコメントには「溶けている成分が定量的にわかりそうな水の指標」と具体
>的に書かれています。当社はこのような主張はしていないと指摘しただけです。これ
>は該当のページを見比べてもらえばはっきりとわかることなので、なぜ的外れなのか
>よくわかりませんでした。

 私の方は、なんで御社が「酸化還元電位」などという量を持ちだしているのかさっぱりわからないのですよ。電解質を加えて不純物を沈殿させてフィルターで除去する、ということなので、成分をきっちり押さえたデータが示される方が説明としてはよっぽどすっきりするし正確なのでは。一方、「酸化還元電位」が水関係の宣伝で使われる文脈は、アルカリイオン水のせいで、今や、成分の分析をさぼる口実になっていたり、「活性酸素消去効果」の根拠としてわざとに消費者をミスリードする形で使われている状態ですし。
 だからこそ、その直前に、私は
「だから、この浄水器の機能の説明は化学的成分の効果で説明すれば必要かつ十分のはずだ。」
って書いてるわけで。巷で出回ってる怪しい宣伝文句をあえて使わなくても、成分の分析だけで完全に効果が説明できる(=科学的に確定可能な範囲の製品なのだから)、怪しい方の仲間入りすることもないんじゃないの、ってことですけども。


 あと、御社の利害に本当にかかわりそうなミラーサイトについては、別途、中間報告をウェブに掲載する予定なので、掲載したら、そのURLを知らせるだけの短いメールを送ります。