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[1734] 図番号の不具合?
ID = 6491fb940d082f5ea4f73d74a191f5cd ( 8bc4aa13ceed9d3b029ed44c766a7afc )
DC2申請者 のコメント: 2020-04-22 17:52 :

お世話になります.
DCの様式 (single) にて,5ページ (2) 研究目的・内容 と (3) 研究の特色・独創的な点 の両方に図を挿入した際,
・(3) 内の図の図番号が,(2) 内の図の図番号より若い
・(2) 内の図について,\\ref{} で図番号を参照できない (undefined reference になる)
現象が発生しております (図自体は表示できています).
解決方法をご存じないでしょうか.

サンプルの egg_dc.tex の当該部分を以下のように編集し,platex + dvipdfmx で PDF を生成した際に,最初の wrapfigure が図2,後の wrapfigure が図1になり,また前者の図番号 (本来は1,pdfでの表示は2) が参照できないようです.

===

\\subsection{研究の目的・内容}
%watermark: w02_purpose_plan_ugly_dc
\\newcommand{\\研究目的}{%
%begin 研究目的と内容===================
\\begin{wrapfigure}{r}{5cm}
\\begin{center}
\\includegraphics[width=5cm]{figs/seagull2.eps}
\\caption{カモメ}
\\label{fig:seagull}
\\end{center}
\\end{wrapfigure}
図\\ref{fig:seagull}\\\\
本研究の目的は、象の卵の殻について、生物、化学、物理、工学などの
〜〜 (略) 〜〜
など、科学、社会への影響は計り知れない。
%end 研究目的と内容 ====================
}

\\newcommand{\\人権の保護及び法令等の遵守への対応}{%
%begin 人権の保護及び法令等の遵守への対応 ===================
象の卵のES細胞の培養、象のクローンの生成などは行わない。
〜〜 (略) 〜〜
カルタヘナ議定書にも抵触しない。
%end 人権の保護及び法令等の遵守への対応 ====================
}

\\newcommand{\\研究の特色と独創的な点tillNextPage}{%
%begin 研究の特色と独創的な点===================
\\begin{wrapfigure}{r}{5cm}
\\begin{center}
\\includegraphics[width=5cm]{figs/seagull2.eps}
\\caption{カモメ}
\\label{fig:seagull2}
\\end{center}
\\end{wrapfigure}
図\\ref{fig:seagull2}\\\\
〜〜 (略) 〜〜

===

どうぞよろしくお願いいたします.



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[1735] ?♂?
ID = 6491fb940d082f5ea4f73d74a191f5cd ( 8bc4aa13ceed9d3b029ed44c766a7afc )
DC2申請者 のコメント: 2020-04-22 18:30 :

書き忘れましたが,取り敢えずは \\addtocounter{figure} で番号を調整して乗り切っています.



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[1736] 図の番号
ID = f54f51516b9f3fa8857650aab1e4c3e9 ( 2e691a6c381764d161f50602f6eb05e9 )
山中 卓 のコメント: 2020-04-23 06:28 :

ご指摘、どうもありがとうございました。
いろいろ調べてみましたが、結論は、今されている方法で逃げ、undefined referenceとなる図の番号は直打ちしてくださるよう、お願いします。

* 図の順番が逆になる理由
  特別研究員のように枠のある書類では、watermark というパッケージを使って、枠を画像としてページ全体に貼り込んでいます。
  DC1の「(2)研究目的、内容」」のようにページをまたがない項目は、この貼りこむ画像の一部として組み込み、
  正しい位置に文が来るようにしています。

  それに対し、DC1の「(3)研究の特色、独創的な点」のようにページをまたぐ項目は、通常のLaTeXで書く文章のように、
  単に流し込んでいます。

  そのため、ページをまたぐ文章の方が先に使われ、その後に画像がページ全体に貼り込まれ、\\label を使う順番が
  (3)の中の物の方が早くなるようです。

* DC1の「(2)研究目的、内容」」の中の図の番号が参照できない問題。なぜかわからないのですが、
  どうもwatermarkの環境の中で定義した\\label{ }は、.aux ファイルの中に書き出されていません。
  もともと、"TOP SECRET" とか "DRAFT" みたいな文字を全体に入れたりするためのパッケージなので、この中で
  \\label{ }を使うことを想定してないのかもしれません。
  undefined referenceとなるのはそのためのようです。

根本的に解決できる方法があるかもしれないのですが、多分迫っている締め切りまでに解決できるかどうかわかりませんので、
とりあえず最初に示した方法で逃げてくださるよう、お願いします。
どうもすみません。

(最近の科研費の書類のように枠がなくなってくれると、こういう問題もなくなるんですが...)



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[1737] ありがとうございました
ID = 6491fb940d082f5ea4f73d74a191f5cd ( 8bc4aa13ceed9d3b029ed44c766a7afc )
DC2申請者 のコメント: 2020-04-23 06:43 :

迅速なご回答に感謝いたします.
現時点では番号調整+参照不備は直打ちで困っておりませんので,このままにしておきます.
ありがとうございました.



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Y.Amo /