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サイエンスカフェ@神奈川県立川崎図書館

Posted on 10月 5th, 2008 in 倉庫 by apj

 本日午後、神奈川県立川崎図書館で行われた「ニセ科学の見破り方教えます ver.2 水と健康をめぐるニセ科学にご用心」で、講師として話をしてきた。
 定員40人のところ、締め切り数日前で申し込みが220人、最終的には250人くらいになっていたとのこと。事前のメール質問をくださった方のほとんどが抽選に外れてしまった。事前質問については、私からのコメントを図書館の担当の方にお送りし、会場にも貼り出した上、ウェブでも公開しているので、見ていただければと思う。
 一般の講演はあちこちでやっているが、サイエンスカフェは始めてなので、うまくできたかどうかわからず、ちょっと心配である。
 いずれにしても、応募して下さった方、来場して下さった方、どうもありがとうございました。

 会場で、「クラスターの大きい水」を謳った宣伝パンフレットをいただきました。そのうち水商売ウォッチングのネタにします。

 ずっと大学と関わって過ごしていたので、大学の図書館で大抵は足りる上、欲しい本は買う方針なので、街中の図書館に行くのは久しぶりだった(しかし、川崎図書館は資料収集に重点を置いて市立図書館と役割分担をしており、一般向け雑誌の開架等はしていないのだそうで、日曜日でも人は集まっていなかった)。大学生になって最初の頃にアルバイトをしたのが図書館で、日曜日の貸し出し&本の整理をやっていたことを思い出した。


ここからは旧ブログのコメントです。


by 杉山真大 at 2008-10-56 05:24:56
そもそも図書館にある本ってチャンと購入計画があるんだろうか?

まともに見識と哲学があるなら、そうした本が書架に並ぶってのは理解できないんですよね。まぁ、利用者の要望というのもあるのかも知れませんけど、だからってオカルトやニセ科学を置く理由ってのは・・・・・ネタにする程度以上の意義が見出せない。

ひょっとして、寄贈だったりするのですかね?少し前に新聞で話題になっていたけど、図書館に寄贈されている本がスペースが足りないとかで死蔵されたり酷いと廃棄されたり、ってのがあったりするんですよね。中には学術的にも資料として価値もあるのが結構あるのに・・・・・捨てるのなら俺にくれよ(怒


by apj at 2008-10-02 10:32:02
むしろ分類をしっかりやれと

杉山真大さん、

 どんな本でも所蔵して後で参照できるようにするのが図書館の役割なので、限りある予算の中で広く集める分にはかまわないのでは。それに、怪しい本が100番台の超心理学に分類されるといったことになれば、その本がどういう位置づけかを来た人にも示すことができるから有用ではないでしょうか。


by OSATO at 2008-10-54 07:39:54
でもここの分類は…

くだんの本がまだ〔147〕になってませんねぇ~。これはよろしくないんじゃないかと。


by apj at 2008-10-45 08:47:45
言っておいたんですけどねぇ

 講演したときに、ぜひ100番台に分類するように伝えたんですけどねぇ……。


by がんのすけ at 2008-10-32 09:02:32
Re:サイエンスカフェ@神奈川県立川崎図書館

5日は川崎で謦咳に接するつもりでしたのに、キャンセルせざるを得ませんでした。残念です。
お示しのpdfは拝見しました。ご回答くださって、ありがとうございます。
川崎図書館が講演録を作ってくれるとありがたいのですが・・・まあ、いずれはapjさんのご著書に収録されるだろうから、それまで待つとしますか。