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天気予報

Posted on 12月 1st, 2006 in 倉庫 by apj

 新幹線の中でテロップで流れた天気予報。「東京ー晴、青森ー雪時々止む、仙台ー……」。「雪時々曇」とか「曇のち雪」あたりならよく見かけるが、今時の青森は降ってるのが当然でそっちが基準になのか?と思わずウケてしまった。青森の人、雪対策ご苦労様。山形は、市内はまだ雪にはなってない。去年よりだいぶ遅れている感じだ。

何か時間食った……

Posted on 11月 30th, 2006 in 倉庫 by apj

 12/1までにオンライン提出しないといけない論文抱えてて、作業が終わらず、家に帰ってモバイルの細い回線で投稿作業なんかしてたら、日が変わって午前3時に。眠い。明日(ってか既に今日)は横浜だし。早く寝よう……。

総員、マスク着用!

Posted on 11月 29th, 2006 in 倉庫 by apj

 「教科書にない実験マニュアル」の「ピコリン」を読んで。
 昔、ビニルピリジンを使っていたので、ピリジンの仲間が臭いのは経験済みなのだが、それよりももっと凄いにおいをさせる実験が、私が博士課程の頃、同じ部屋で行われていた。「においセンサー」が開発されていたのである。水晶振動子にいろんな膜などを付けて、におい物質を流し、吸着のパターンを調べるというもので、いろんなにおいの元を薄めてセンサー部分に窒素ガスと共に導入する。試薬測りとりは専用ドラフトでやるとしても、薄めたってにおい物質はにおい物質だからどうしても部屋に漂うことになる。実験担当者は吸収缶付きの立派なガスマスクで武装して実験していた。なぜか、いい香りが漂うことはほとんどなく、カビ臭の元だとか、香水の成分(調合して薄めるといい香りになるが、1種類だけ濃いととんでもない臭い)とか、納豆の腐ったような臭いとか真夏に一週間風呂に入ってない時の足の臭いとかウンコの臭いとか、まあそんなのばっかり嗅がされることになった。
 実験担当者を責めても問題は解決しないし、かといって普通に他の実験をしていてそんなにおいを嗅ぐのも嫌だ……となると、マスクを着用して自衛するしかない。幸い、においの発生源から少しは離れているから、安いマスクでも何とかなる。ということで、使い捨ての活性炭入りマスクを実験室の他のメンバーにも配り、自分も手元に置いて、備えることになった。
 強烈なにおい物質を出す前に、実験担当者はまず「これからにおい物質使います」と叫んでガスマスクを着用。それを合図に、部屋のあちこちで他のメンバーが一斉に活性炭入りマスクを着用、という手はずで、においセンサーの実験と、特にブーイングもなく共存していた。別の部屋のメンバーがその光景を見て爆笑していたが、住民にとっては深刻な問題なのだった。

経過観察

Posted on 11月 28th, 2006 in 倉庫 by apj

 先週はシンポジウムに張り付いていて、とても出歩ける状態ではなかったので、やっと足首の経過観察で病院に行った。ギプスの上からX-ray撮られて、順調に治っているということで、ギプスの前半分をカットして外して、残った後ろ側だけを包帯で巻いて当てておくことになった。風呂に入る時は外して、足首の曲げ伸ばしをちょっとずつやるように、というお達しが。何でも足の甲の側の筋肉はもともと細いから、そっちを重点的に(つまり足指先を持ち上げる方向に)動かすように、と言われた。足裏の方はさほどでもないらしいのだが。
 ギプスをどうやって切るのかと思って見ていたら、あんまり患者には見せたくないらしく「そっち向いて横になって」と言われた。そう言われるとさらに見たくなるのが人情だから、体をひねって顔を足の方に向けていたら、専用の電動のこぎり(ドリルみたいなやつで、先端で円盤状の歯が回転する)が用意された。医者がマジックで書いた線に沿って切れ目を入れて剥がすのだそうで……。そりゃ普通の人は引くか怖がるわなぁ。実際には、中にはタイツみたいな筒状の布が覆っていて、さらに綿で全体を覆っているから、固い部分を切るだけなら歯がそこで止まるので、足は無傷になるようにうまくできているのだけど。
 がりがり表面を切って、これまた専用の工具を差し込んでばきばき音を立てながら割れ目を拡げて、出てきた下の綿やら包帯やらをハサミで切って外すわけで……それ何てモスラの繭の解体作業?という風情だった。

シラバス書いてたり

Posted on 11月 27th, 2006 in 倉庫 by apj

 といっても、学内のシラバス締め切りはもうちょっと先。
 来年、放送大学の山形学習センターで集中型面接授業をやることになったので、そのシラバスを書いて(事務経由)学外発送の箱に入れてきた。日本語のタイトルは「水について考える」だが、英語のタイトルは ”Water, science and pseudoscience”としてみた。受講者の予備知識がまちまちであることが予想されるので、理科の基本的なところから始めて水の物理化学を説明し、怪しい話の見分け方とか、科学がどうやって進歩するかといったことにつなぐ予定。とはいえ、2日の集中講義なので、それなりに絞って、資料も準備しないといけない。8月だからだいぶ先だけど。兼業届けも忘れないように出さないとなぁ。

道徳の教科書ではなく……

Posted on 11月 26th, 2006 in 倉庫 by apj

 道徳教育の話を何回か書いたので、じゃあ自分が小学生の時に一番共感を感じたのは何だったか、と思い出してみた。あまりに印象に残っていてその後の道徳やら人生観やらにかなり影響した(と自分では思っている)のが、森本哲郎の著作で、「あしたへの旅」(似た題名で「生きがいへの旅」もあるが……)。私が読んだのはダイヤモンド社の初版本で、その後角川で再版されている(ところでこちらもそれっぽいが)。
 読んだのは小学校の4年生か5年生位だったと思う。自分で買ってきたわけではなく、たまたま親が買って家にあったのを見つけて読んだらおもしろくてはまった。
 まず何が印象的だったかというと、ベトナム戦争の記述で、急降下爆撃してくる飛行機に向かって正面からライフルの弾を打ち込んで撃墜する話とか、川に竹槍を埋めまくって船が通れないようにする人海戦術の話が文句なしにまず面白いと思った。ローテクでハイテクの隙を突く、というのはネタが戦争であっても面白い。
 次に、(多分、連合赤軍事件や学生運動の顛末が背景にあったと思うが)組織を作ると右や左のイデオロギーとは無関係に硬直化する、つまり組織の存続そのものが自己目的化する、といった内容だった。これを避けるためには、均質化しないように異端の存在を意識的に許すようにしなければならない、という部分で、なぜかこれに心底共感してしまった上、正しいと信じてしまった。
 そうすると、学校で道徳の授業があっても、教師にお説教されても、話をきくときの視点はこの組織論になるわけで「道徳だと言って異分子を減らそうとする教育をするのは、いずれは組織というか社会の破滅をもたらすわけで、そこまでわかって教育してるのか?」と子供心に思いながら授業をきくことになった。道徳の授業も教科書もちっとも心には響かなかったが、唯一森本哲郎が書いた組織論だけが残った。
 多分、その当時の森本哲郎の著作を超える内容の、社会の見方とか切り口を示した上であるべき道徳を提示するのでないと、私には理解できないし受け入れることもできなかったと思う。
 ということで、私個人的には、道徳(というか社会と人間の関わり)の基準は、小学生の段階では森本哲郎なんだけど、他の人達がどうかはよくわからない。まあ、こういうのは非常に個人的体験なので一般化はできないと思うけど。

晴れたので……

Posted on 11月 25th, 2006 in 倉庫 by apj

 なんとか松葉杖で頑張って近くの本屋に行って買い物。帰りにこれまた近くのファミレスに行って食事。普段なら徒歩10分もかからないのだが、途中休み休みで移動になったし、疲れたのでファミレスで思いっきり休憩してたら、ほぼ半日つぶれてしまった……。
 まだ連続して歩くと掌が痛い&息切れするが、腕や胸の筋肉はそれなりに強化されたようで、少し張った感じがするだけで筋肉痛にはならないし、少しくらいなら歩いている時に疲労で力が入らなくなるということもない。多少なら荷物も持てるようになった。

溶液シンポジウム初日

Posted on 11月 22nd, 2006 in 倉庫 by apj

 溶液化学シンポジウム初日。座長を割り当てられた時間以外は、受付に張り付いて一日が終わった。
本来なら会場を走り回る役のはずなんだが、松葉杖じゃどうしようもないので、ほぼ自動的に受付に座りっぱなしで見張り番する役になってしまった。初日に、事前登録者の9割以上がやってきて名札やら予稿集やらを受け取っていくので、窓口業務が一段落したら、ノートパソコンを立ち上げて本日の支払い金額をエクセルの表に打ち込んで、金勘定してチェック。
 シンポジウムは何があっても時間通り開催しなくてはいけないので、この3日間だけタクシー出勤となった。元気なら自転車で走るので街中の渋滞など無関係なのだが……、誰かグループの先生に車で拾ってもらうとなると、もし渋滞に巻き込まれたら揃って二人で遅れることになり、業務に支障を来すので、安全のためばらばらの手段で会場にたどり着くしかない。しかも山形の朝8時半頃って、市の中心街は混みまくるんだよなあ。

金曜日まで……

Posted on 11月 21st, 2006 in 倉庫 by apj

 今日の午後から溶液化学シンポジウムのプレシンポジウム、明日から金曜日までシンポジウム本番。今回は山形大学がホストで、ウチのグループがシンポジウムの事務局に当たっているので、ずっとその仕事に張り付く予定。私は骨折中なので、座長と自分の発表の時間以外は、会場入り口で受付に専念することになっている。受付なのでピークが過ぎればそれなりに時間はできるだろうとは思うが、電源がどうなっているかなどは、今日の午後、設営に行ってみないとわからない。ってことはモバイルの環境を動かせるかどうかもわからない。また、研究室にも居ないので、電話も通じなくなる。まあ、一日1回はメールを見ているので、緊急呼び出し以外は、メールを投げておいてくれれば対応はするつもりだけど。

本日届いた参考になる本・ならない本

Posted on 11月 20th, 2006 in 倉庫 by apj

 既に掲示板の方でも話題になっているが、ケネス・リブレクト著「スノーフレーク」(山と渓谷社)。雪結晶の写真集で、中谷ダイヤグラムも紹介されている。「水からの伝言」の解毒剤として最適だが、そういうのを抜きにしても楽しめる。
 次が、このブログのコメントにリンクされていて衝動買いした化学の本。「実感する化学(上巻)」「実感する化学(下巻)」。アメリカ化学会が出しているテキストの第5版の訳本。ウチの学科の学生に副読本として勧めたい内容である。特に上巻5章の「水」は、おかしな水商売に騙される前に是非とも知っておいてほしい内容である。もちろん、他の部分もためになるし、図も豊富でわかりやすい。むしろ、物理出身の私が化学の一般常識の基礎的なところを最勉強するのに役立つ。
 参考にならない方の本は、「トコトンやさしい水の本」(谷腰 欣司著、日刊工業新聞社)。この本、前半はまともなことが書いてあるのだが、途中から酸化還元電位の俗説を信じ込んでたり、医王石で処理した水の話を出したりで、見事に怪しい水商売のお先棒を担ぐ内容になっている。日刊工業新聞社といえば、質のいい技術書を出すことで知られているわけで、こんなものが混じっているのは問題ではないかと思う。