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人多すぎで教室変更

Posted on 4月 11th, 2007 in 倉庫 by apj

 今学期だけローテーションで回ってきた共通教育総合分野の講義、今日から開始なので指定された教室(130人ほど)に行ってみたら、廊下にまで人が溢れていた。立ち見の人、ざっと60人( ロ)゚ ゚
 総合ってこんなに受講者多かったっけ、でもまあ200枚のくじを作って130人を選んでいたら90分経ちそうだしなぁ……ってことで300人規模の部屋が空いてるか、事務に走っていって確認、変更可能だったので全員1階から2階へ移動となった。急だったので移動したことを黒板に書き忘れたもんだから、帰っちゃった学生さんもいるかもしれないので、後から掲示して対応しないといけない。移動したことを察知してやってきた勘の良い学生さんもいたんだけど。
 しかし、「科学とニセ科学を考える」なんてタイトルつけたのがいかんかったのか(汗)。学生は「あるあるの効果で関心が高まってるのかなぁ」とコメントしていた。ルーチンでやってる教養の化学Aでもニセ科学の話題は扱ってるが、そっちを去年受講した人も来てるので、そうそうネタかぶりはできんし……。

今日はガイダンス

Posted on 4月 9th, 2007 in 倉庫 by apj

 本日はガイダンスの日。学年別に集合させて、学務からの説明の後学科の説明をして、理学部改装工事に伴う変則開講の説明をして……午後後半は担当する1年生を部屋に呼んで、コーヒーを出しつつ時間割表作りをやる。1年生、朝からいろんな人の話をきかされて大変そうだが、めげずに夕方には時間割を組んで解散した。
 講義開始が明日からだから、今晩中には決めないと、受講届けが出せないんだよなぁ。ガイダンスが金曜日だと、土日ゆっくりとシラバスを見て、何を履修しようか考えることもできるのだが。

忙しい中で吹いた

Posted on 4月 8th, 2007 in 倉庫 by apj

 パンキョーの資料作りがなかなか進まなくて土日を潰してるわけだが、それでも一応投票に行ったりしてた。で、mixi見てたら思わず吹いた。
 「若い女性が体目当ての男と付き合って云々……」というシチュエーションは、まあ、漫画でもドラマでも現実でもそうそう珍しい話ではないのだが、これに対するオバ(=年配女性)の立場からのつっこみ文句で「目当てにしてもらえる体があるだけ、 よくね?」というのを見てしまい、思わず、ごもっとも……と呟きつつ吹いた私が居ましたよ。その発想はしなかったなぁ。他のバリエーションとしては「金目当て」の場合に「目当てにされる金があるなんてよくね?」だそうで。うーむやはり持たざる者から見るとそうなるわな。
 そしたら、戸籍係経験者曰く「カラダ目当てなんて可愛くてマシな方、配 偶 者 資 格 目 当 て ではなくて幸せだと思いますが何か?(笑) 」orz。何でも、怪しげ国際結婚が山ほどあるらしい。現実の方がとっくに斜め上を行ってる気がしてきた。

 マイミクさんの日記を見てたら、F尺度のテストが紹介されていたのでやってみた。結果はこんな感じだった。
あなたのF尺度 は: 2.5
あなたは『自由主義者』です。 自己中心的、相対主義、即時志向、感覚主義、快楽志向が特徴です。

因襲主義: 中産階級の諸価値に対する執着。 2
権威主義的従属: 内集団の理想化された道徳的諸権威に対する無批判な態度 2.5714285714285716
権威主義的攻撃: 因襲的な諸価値を侵犯しようとする人々を探し出し、非難し、拒絶し、処罰しようとする傾向性 2.125
反内省性: 主情的で、想像力に富んだ、柔軟な考え方への敵対 1.75
迷信とステレオタイプ: 個人の運命について神秘的な規定要因を肯定しようとする信念。 固定したカテゴリーで考えようとする専有傾向。 2.5
権力と「剛直」: 支配者-服従者、強者-弱者、指導者-追随者、という思考枠組みへの先入観。権力をもった人物への一体化。 自我の因襲にとらわれた諸属性を過度に強調すること。 強さとタフネスについての誇張された主張。 2.125
破壊性とシニシズム: 人間的なものに対する一般化された敵意と誹謗。 5
投影性: この世の中には野蛮で、危険なことがらが横行していると信じたがる傾向。 無意識の情緒的衝動の、外界への投射。3
性: 性的「現象」についての誇張された関心 2

 まあ、権力は逆らうためにあり、権威は攻撃をしかけて潰すためにある、ってスタンスで暮らしている私としては、妥当な結果というべきなのかなぁ。よくわかりません(笑)。
 注意書きとして、「F尺度のFは『ファシスト』のFです。F尺度の高かった人は変な政党に入党しないように気をつけてください(笑) F尺度の信頼性は統計学的に90%程度とかなり高いらしいです。(昔の話ですが) アドルノF尺度について興味のある人はアドルノ著「権威主義的パーソナリティ」を読んでみてください。」とある。手軽に読めるなら、とamazonで調べたんだが、8400円は高すぎる……。

推薦入試やAO入試はいい加減にやめた方がいいのでは

Posted on 4月 7th, 2007 in 倉庫 by apj

asahi.comの記事「入学前補習、大学で当たり前に 中学校レベルも」(2007年04月07日13時55分)より。 

多くの大学では来週から本格的に授業が始まるが、新入生に入学前から補習する「入学前教育」が今や普通の光景になっている。面接中心で合否を決めるAO(アドミッション・オフィス)入試や推薦入試が広がり、学力試験を受けない新入生が増えたことが直接のきっかけで、学力低下への危機感が背景にある。予備校講師を招いての基礎集中講義、インターネットを使った英語の復習など内容は「充実」する一方だ。

大学入学前に講義を受ける高校生たち。私語も少なく、表情は真剣だ=埼玉県上尾市の聖学院大で
 「この課題について、皆さんが自由に感想を述べて下さい」

 埼玉県上尾市の聖学院大。リポートを書く力を養う「文系国語表現力基礎」を講義したのは、現役の予備校講師だ。高校3年の男子生徒(18)は「細かく教えてもらえてわかりやすい」。「基礎数学完成」の初回では、中学レベルの基本的な計算を復習した。

 3月末まで続いた同大の入学前教育は、英語と数学、国語にコンピューター教育の4教科。1コマ90分の授業を1日に4コマが基本で、全教科を受けると、午前9時から午後5時近くまでと高校並みだ。

 教員の間で、98年ごろから新入生の学力低下が話題になり始めた。「辞書が引けないとか、大学で学ぶためのスキル(技術)がない学生が目立ってきた。大学教育とは切り離し、まず基礎学力を、となった」(山下研一広報センター所長)。00年のスタート時は、推薦入試や、AO入試の合格者だけが対象だったが、一般入試で学力試験を経た新入生も加えた。

 東京電機大は02年に一部の学部で導入し、今は全学部が推薦入試やAO入試の合格者向けに実施している。前年秋の合格から入学までの期間が長いため、「学力維持」が目的の一つだ。

 工学部では、年明けから入学までの3カ月間、高校の学習内容を復習。数学では通信添削を採り入れ、英語ではインターネットを活用する。IDとパスワードを入学予定者に与え、ネット上の学習プログラムにアクセスしてもらう。

 教材の作成から指導まで大学教員が積極的にかかわり、入学予定者の9割が参加した。工学部事務部の篠澤篤課長は「一定の質を保証して学生を卒業させるのが大学の使命。今後も続けていかなければ」と話す。

 国立大も例外ではない。02年度入学者から始めた東北大工学部は、AO入試の合格者が対象で、狙いはやはり「モチベーション(やる気)の維持」。今春の入学予定者の参加率は、数学物理学演習と工学英語で9割を超えた。

 大学で勉強するのに何が必要かというと、基礎学力と勤勉さ(あるいはダントツの要領の良さ)に決まっている。学力試験をすれば、基礎学力もわかるし、そこに到達するまでにどの程度勤勉にあるいは要領よく勉強してきたということも大体わかる。ところが、入試の多様化の掛け声で推薦入試やAO入試をやり、必要条件である学力を十分にテストせずに入学させるケースが増えた。そりゃ、入ってからどうにもならなくなるのは当たり前だろう。
 推薦入試やAO入試は、本人が入ってから大変だというだけではない。大学と高校の両方にとってもマイナスな面が多い。
 推薦入試は学力試験の前期日程よりも早く始まるし、学力試験のような対策もたてにくい。ただでさえ受験指導に忙しい高校の先生にとっては、受けさせるのに手間がかかる。もし推薦入試で落ちた場合、当然受験生はめげたり落ち込んだりするし、推薦をアテにして勉強しいた場合は調子も狂うから、私立の試験や国立の前期日程に向けてやる気や勉強のペースを維持するための余分な指導が必要になる。また、今の入試は受験産業によってかなりのところまで合否を予測できるようになっているが、推薦入試は合格する人数が少ない分、年によって難易度の変動幅が大きく、予測が難しい。
 大学にとっては、推薦入試のために学力試験とは別の問題を作ってブラッシュアップしなければならなくなる。さらに、入試のために教員を貼り付けることになる。推薦で学力試験で取るよりいい学生が来てくれるかというと、そのことについては何故かみんな黙っている。さらに、大学受験の競争倍率が下がりつつあるという現実がある。対応しにくい試験をしたら、受験生に敬遠されて、競争倍率の低下に直結することになる。
 山形大学でも、今年は志願者数が減ったために上の方では対策を話し合ったらしい。ウチの場合は、前期日程でも小論文やら面接試験やらをしている学科があるのだが、まずは試験を普通の学力試験に変えない限り、どんな対策を話し合っても無駄だと思う(もう1つは、入った後で得られるものが「お買い得品」だとわからせることか)。予測と対策の効かない入学試験は嫌われるのが当然である。受験生にとって結果が予測しやすく、他の大学を受けるための対策と同じ方法が使える学力試験であれば、受けてみようかと思ってくれる人が増えることが予想される。受験生確保のために推薦入試などやめてはどうかと言ってみたのだが、どうも、文部科学省の意向でそれはできないらしい。国家一種に合格した官僚なら、大学で必要なのは基礎学力だとわかりきっているはずなのに、大学に対しては学力以外の部分を見て学生を入れろと強制するつもりらしい。一体何を考えているのか。
 学生は入ってから学力不足で苦労する率が高くなり、高校は結果が予想できなかったりで指導が大変だし、競争倍率低下に悩む大学にはさらに競争倍率の低下をもたらすのが推薦入試ではないのか。誰の得にもならないような制度を続けてどうするのだろう。大学入試は1、2回に分けての学力試験のみの形に戻すべきだと考える。

話し合いがついた

Posted on 4月 6th, 2007 in 倉庫 by apj

 着任した直後に、大学の名前を使った宣伝がなされていると通報されて、ネットで事情を公開していた(株)ケイエイアイ(現・オサリティ)の大城社長と話し合い。
 宣伝パンフレットを見たら、まだマイナスイオン大流行の影響が残っているが、「健康にいい」といった類の宣伝はすっかり姿を消し、装置の製造元も変更され、放電型の空気清浄機として販売していることがわかったので、ウェブサイトの方を書き換えた。まあ、一部表現がまずいところは赤を入れてパンフレットを返したのだけど。
 もう大学の名前が使われることはないだろうし、ネット販売のルートで測定結果が出回って別会社に使われる可能性もほとんどないと思われる。
 暫く会わない間に、危険でない微量のオゾンが出来ることは別途測って確認していたし、オゾンの作用で脱臭効果や抗菌効果があるという宣伝になっている。血液サラサラの話も無くなっていた。まあ、健全に商売してくれるのなら、地方大学の職員としては地元企業が活発にやってくれる方がいいわけで、まったり見守りたいと思う。
 1つ面白いと思ったのは、湿気の元になるような水を入れたコップなどを置いて十分時間が経ってから湿度を測り、その後コロナ放電装置を動かすと、湿度が40%程度に上昇するという話である。また、放電型の「マイナスイオン発生装置」は、ある程度湿度が無いと動作させてもイオン測定器にカウントが出ないということだった。自分で実験したわけではないので何とも言えないが、本当であれば、空気あるいは飛んでくる水蒸気を帯電させることで、空気中に滞留する水の量が変わるということになるなので、面白い現象だと思う。これについては、乾燥対策には有用だろうが、原理については無理に説明しようとするとウソになってしまうので、きちんと測った測定結果だけ使って宣伝してはどうかと提案しておいた。イオン発生量が湿度に依存するのであれば、加湿器のみで静電気対策をして部屋全体を湿っぽくしてしまわず、湿度をコントロールしながら放電装置を動かすという方式による静電気対策というのも有りかもしれない。

ラジオの電話取材があったので受けました

Posted on 4月 5th, 2007 in 倉庫 by apj

 ラジオの電話取材があったので、今日の午前中は水の話をしていた。主なターゲットが年配の科学には詳しくない方だということで、以下のような内容を丁寧に話した。所属と肩書付きで出るので、大学教員としての営業活動の一環かなぁ。

・水は人間にとって必要だが「健康にいい水」は存在しない。一方、毒物や病原菌などが混入した健康に悪い水(安全でない水)は存在する。
・水関連の宣伝の9割は間違い。
・クラスターの小さい水がいい、というのはデマ。
・塩素殺菌は、感染症を防ぐために必要。使ったことによるメリットは大きい。一方、(水道水を)そのまま飲んでも寿命に及ぼす悪影響は小さい。例えば、タバコを止める方がずっと効果的。
・どうしてもカルキ臭が気になる場合は、蛇口のところにホームセンターで売っている数千円の活性炭入り浄水器をつけるか、氷水にしてレモンを一切れ浮かべて飲めばよい。
・高度処理水を提供している水道局のある地域では、水は基本的においしくいただける。
・井戸水については、場所毎に状況が違うので水質検査も含めた個別対応になる。
・還元=いいこと、ではない。人間の体の中では酸化も還元も起きていて、私達は生きていられる。二分法で善悪をわけてはいけない。
・活性酸素は必要。感染症と戦う武器である。もし本当に活性酸素を消去する水があったら、風邪引いた時に飲むと症状悪化は確実。現実にはそんな効果もないから、注意書きもないし、実際に飲んでも被害は起きない。
・「浸透性の高い水」は、もし本当にあったら危険。私達の体は、普通の水の性質を前提にして動いている。この宣伝をしていても、浸透性を測定しているものはほとんどない。実際には浸透性の高い水は存在しないので、飲んでも影響がない。
・そんなにミラクルな水があったら、とっくに普及している。今の混乱の状況は、ミラクルな宣伝に比して効果が無かったから起きている。消費者としては、即座に飛びつかずに判断を待ったってかまわないはず。そんなに効果のある本物なら、医者の管理のもとに使われ始めるはず。
・水は薬ではない。無理に健康にいい水というのを宣伝しようとするからフィクションになってしまう。
・安全な水、おいしい水で満足しましょう。

地方のいくつかの局で放送されるらしい。ラジオで喋るのには慣れてないので、日本語としておかしな部分があったら編集してくださいと伝えた(自分の講演の反訳を見て目が点になることが多かったり……汗)。

サンデー毎日が水素水を好意的に紹介している件

Posted on 4月 4th, 2007 in 倉庫 by apj

 サンデー毎日4月15日号に「松岡農水相の”ナントカ還元水”で話題の機能水「水素水」は体にいいか?」と題する記事が出た。水素水の効果を肯定的に書いているが、今の段階でこの書き方だと、インチキ宣伝を助長するだけの結果に終わるだろう。

一方で以前から飲用としての可能性も示唆されてきた。それを裏付ける科学的根拠として、電解還元水には有害活性酸素を消去する作用と活性酸素による遺伝子(DNA)損傷への防御作用があることを証明する論文も発表されている。

 白畑グループの細胞培養の実験のことだと思われるが、培養系で結果が出たからといって、飲んで何らかの効果があるかどうかはわからない。最近の平岡グループの動物実験の結果では、飲用しても目立った抗酸化作用は見られなかったという結果となっている。

 水素水については昨年3月に行われた「日本薬学会」で、県立広島大生命環境学部の三羽信比古教授らのグループが、新規の高濃度溶存水素水に抗がん効果と活性酸素抑制効果が認められるという研究成果を発表している。
 ヒトの舌がん細胞に通常の水と溶存水素の多い水を加えて培養したところ、通常の水ではがん細胞は増殖を続けたが、溶存水素の多い水では増殖が3分の1に抑制されたという。発がんの元凶と考えられる活性酸素が、溶存水素によって消去されたとの解釈である。

 これもまだ細胞培養の段階である。細胞培養の場合は、細胞外の環境が細胞膜を隔てただけで直接細胞に影響を及ぼすので、外の環境の違いに敏感である。一方、飲料水として摂取する場合は、水をそんなには飲めないし、単位細胞あたりの水素水の量を考えると、細胞培養で効果があったのと同じ条件が人間の体内で実現するとは到底考えられない。また、体内に入ってから目当ての細胞に到達するかどうかもはっきりしない。細胞培養の結果を根拠にして、飲用したときの効果を期待するのは間違っている。健康食品・グッズ関連の宣伝の多くが、量の違いを全く無視して行われているという現実があり、サンデー毎日の記事はこういったやり方を助長するものである。
 単純に分子状の水素が多く含まれた水が、試験管内で一定の抗酸化作用を示すことは事実だが、飲料水につかって意味があるかどうかとは別問題である。また、この記事では、水素の濃度や細胞に暴露した量など、定量的なことが何一つ出ていない。この記述をもって、直ちに、「がんに効くから水素水を飲もう」ということは、言ってはいけないことである。

一般にはあまり知られていないが、プロ野球や大相撲、トライアスロンなどで活躍するトップアスリートが水素水を愛飲してり、「疲労回復が早くなった」と、好評だというのである。

 インチキゲルマニウムブレスレットを流行させる片棒をかついだのが、この手のスポーツ選手達だったことをもう忘れたのだろうか。

 医療の世界にも、水素水の抗酸化作用に期待を寄せる医師がいる。兵庫県姫路市の入江病院の入江善一院長もその一人だ。
「水道水を入れたコップにクリップを入れたままにしておくと、2日でさびてしまいますが、水素水ならさびません。これは活性酸素を中和する働きがあるからで、水素は体のさび、すなわち老化や病気を抑える方向に働くと考えることができます。」

 高校の化学を勉強しなおしてもらいたい。ってか医者のくせに何でバカ健食業者もどきの発言をしてるんだよ。単に溶存酸素量の少ない水にクリップを入れただけでもクリップは錆びない。錆の話をするのなら、水素以外の気体がどれだけ溶けているかを言わないと何の意味もない。また、クリップが錆びないことと、水素水が人間に効くかどうかは全く別の話である。
 サンデー毎日のこの記事を鵜呑みにしてはいけない。

【追記】
マルチのナチュラリープラスが扱っている水も、この毎日新聞の記事の写真に登場している。肯定的な記事とセットになっているので、マルチの販促にこの記事が使われそうである。サンデー毎日の記事がマルチの販促に使われてもかまわないというのが、編集部の考えなのだろうか。

dtv-Atlas

Posted on 4月 3rd, 2007 in 倉庫 by apj

 この間の物理学会の物理教育のセッションに顔を出した時、後ろの方で何やら楽しげな本を出している先生がいらしたので、ISBNを教わって注文していたのが届いた。
dtv-Atlas Physik Band1, Band2の2冊。高校物理よりちょっと進んだ位(高専程度)の物理の全分野をカバーする図解で、左側がカラーの図、右側が解説になっている。このシリーズ、他にも出ていて図が実に教育的なので、エコロジーとか生理学とかいろいろ注文して届くのを待っているのだけど……いかんせん解説が全部ドイツ語だったり。辞書引きながら読んでいる。
 ところで、教養教育の第二外国語、理系の人間にはこういうネタを読ませることにした方が食いつきがいいと思うんだがなぁ。化学、生物学など一通り揃ってるから、生物系の人と数物系の人と物質・材料系の人位の3分割(医学部、農学部は生物系と馴染みがいいだろうし)で対応すればいいのに。
#私が学生の時は、リーディングのテキストが「オデッセイ」(こっちは英雄の冒険話だからRPGのノリで読める)だったりフロイトの書いたエッセーみたいなもの(日本語に訳したって何がいいたいのかさっぱりわからん)だったり。

サイゼリヤにクレーム

Posted on 4月 2nd, 2007 in 倉庫 by apj

 2日続けてクレームの話題になってしまってちょっとアレなんだけど……。
週末、東京に行った時、サイゼリヤの春の限定メニューのボンゴレのペペロンチーノを頼んでみたら、アサリの貝殻の細かい破片が全体に混じっていて、ガリガリいってちょっと食べるのが大変だった。モノがアサリだから、多少は貝の破片があったり、砂があったりするのは予想の範囲だが、一口ごとに破片が混じってガリガリなのは、ちょっと頻度として高すぎるだろうと……。それで、店の人に状況を説明したら、「今度はそんなことのないように自信を持って作ります」と、きちんと対応してもらえた。2回目に持ってきたものではガリガリなのは多少改善したが、二口に1回ガリガリいう程度にしか改善せず、やっぱり多い。こうなると、調理の問題ではなく、店舗にやってくる材料の工場加工の段階で殻を砕いてしまっているのではないか?ということになる。砕けやすい質の殻のアサリを材料にしてしまって、加工の方法と合ってないのでは?その加工法でもしスープを作れば殻のかけらは下に沈むし、貝のスープの最後の一口は大抵砂があったりするから客の方も飲まないしで問題は発生しないが、スープが無い上油まみれでパスタ表面にいろいろくっつきやすいペペロンチーノで使ったのがまずかったんじゃないか、とかあれこれ考えた。
 それで、サイゼリヤのお客様相談窓口の電話番号を調べて、店舗の対応もきちんとしていたことも含め、穏やかに状況を説明した。技術の方に伝えてくださいと頼んだので、まあ、そのうち改善するだろうと期待したい。

【追記】そういえば、昔ひいきにしていたイタリアンレストランでボンゴレのパスタをよく食べていたのだが、それはスープパスタで、結構なみなみとコンソメスープが入っていた。使っていたアサリの殻はかなりしっかりしていたが、スープにすると殻のかけらも砂も全部沈むから、食べる邪魔にならないという理由もあってそのメニューになっていたのかもしれない。クリームスープだと粘性が大きいから、なかなか殻や砂が沈まないが、コンソメスープなら大丈夫だろう。ということで、サイゼリヤには、来春の限定メニューにアサリのコンソメスープパスタを販売してはどうかと提案したい。

りそな銀行が受取手数料の負担申出を拒否した件

Posted on 4月 1st, 2007 in 倉庫 by apj

 先日海外送金のため、りそな銀行を利用した。金額は少額で40ユーロちょっとだった。窓口に行って、送金依頼書をもらって記入するとき、相手に額面通りの金額を渡すために、私が振り込み手数料と支払銀行の手数料の両方を負担すると言った。ところが、りそなの窓口担当は、支払銀行手数料は受取人負担でないと送金できないと言い張って、私が負担すると言っているにもかかわらず、用紙の受取人負担の欄にチェックさせた。その結果、相手が受け取る金額が足りなくなって、週明けにもう一回差額を送金することになった。振り込み用紙には、依頼人負担にチェックする欄もちゃんとあって、「依頼人負担にする場合は窓口にお申し出下さい」と書いてある。ところが、りそなの担当者は、手数料がわからないからできないと言い張って、依頼人負担にさせなかった。
 りそなの担当者が書類に書いてあることを無視してくれたおかげで、私は差額の数ユーロを送るのに、また何千円か手数料を支払うことになる。クソ対応をしてくれたりそなに、二回目の振り込み手数料を請求したい気分だよまったく。

 ってか、ユーロ圏の銀行に送金するのに、相手が過不足無くお金を受け取れるように手数料全部を送金者の負担にしてくれ、ってのはそんなに無理な要求か?最終的に指定した金額を相手が受け取れるようにするのが銀行業務ではないのか?それが出来ない振り込み手続きって、どこかに欠陥があるのでは。手数料情報くらい、普通は銀行間でやりとりしてるもんなんじゃないの?

 とりあえずりそなのウェブサイトからクレームを出したので、返事を待つことになるんだけど。

 みずほからbank transferで送金ときは、受け取りの手数料も依頼人負担にできたと記憶している。ちょっと高めなんじゃないのという手数料が上乗せされた記憶はあるが、それでも、後から足りないなんてことにならないための安心料だと思うと納得はできる。