冨永研究室びじたー案内

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新着情報

◆◆情報発信をめぐる問題とその対策◆◆リンクは勝手にやってくれ!◆◆
(最終更新 2010/03/19)更新履歴(ゲストブック兼掲示板こちら
山形でやってたblogは停止中。現在は学外に避難
アクセス情報:なお、休日は設備メンテのため見えないことがあります。)
(水ヲチwikiはこちらに統合水商売ウォッチングin action---訴訟対策専用blog)

元旦に更新してなかったので、更新履歴を更新。
当サイトは、管理責任者である冨永教授が2010年3月で定年退職するため、2010年3月いっぱいで閉鎖します。コンテンツは、編集者の天羽の勤務先に移動させ、当分の間、記録として残します。記録であることがわかるように、ページに追記するなどの作業を現在行っているところです。このため、移転先のリンクをクリックしていただいても、暫くは連絡先などが古い情報のままになっていますので、ご了承ください。
注意
 当サイトの内容について,郵便やfaxなどでいろいろ連絡してくださる方がいますが,差出人の連絡先が不明のものについては,内容を問わず廃棄し一切の対応を行いません。発信元を確認できない情報は,信頼度が低い上,誰でもなりすまし可能ですから,そんなものにわざわざ対応する必要がないと考えているからです。郵便の場合は差し出し人の住所氏名が必要ですし,faxや電話であれば発信者の電話番号が必要です。
情報収集中です
 日本システム企画株式会社(NMRパイプテクターを販売)が、どういう宣伝を行っているか情報収集中です。ここ数年、この会社関連で「売り込みを受け、マンション管理組合の一部の人が熱狂的に進めようとして困っている」という相談がなぜか多いのです。ウェブでとりあげた他の会社は殆ど何もなくて、ここばっかりです。不思議に思っていたのですが、どうやら、この会社は宣伝に際して天羽の名前を出しまくっているため、ネット検索した住人の方が連絡してくるということのようです。そこで、天羽について一体何を吹聴しているか知りたいので情報を募集します。できれば書面になっているものがありがたいです。出所がわかるものが欲しいです(何年何月頃、何県何市のマンションで……くらいまで。)
 とりあえず確認がとれた範囲では、次のようなセールストークを行っている模様です。
○「天羽が勝手にお茶大のウェブサイトを利用していて、処分された」←事実無根。このサイトは、冨永教授がここに置けと言ったから置いている。また、処分された事実はない。
○「天羽は無職である」←実際には山形大学理学部物質生命化学科准教授(この主張は、突っ込めばすぐに引っ込めるらしい)
○「天羽は延々と営業妨害している」←2001年の1月から2月にかけてのやりとりの公表と対応のみ。あとは、クレーム第一号として言及している。数年にわたってあちこちから問い合わせが来るようなセールスを延々続けているのは会社の方である。
【ご注意】売り込みを受けた方へ
  セールス内容を怪しんで天羽の名前をちょっとでも出すと、それだけで、説明会の時に資料がもらえなかったりということがあるようです。暫くは天羽の名前を出さずに黙って話を聞いておいて、登場する研究機関の名前や研究者の名前が実在するかとか、その研究者がどんな人かどういう状況で登場するようになったのかについて裏を取る方が、より正確な情報が得られると思います。 また、ここで情報収集中と書いたことで、今後は会社が資料を回収しようとするかもしれませんので、ご注意ください。
 とりあえずブッシュには、我が国の古典より、以下のフレーズを配達しておこう。
さしたる事なくて人のがりゆくは,よからぬ事なり」 兼好
ACMπウォーターのサンプル水を調べたいという方がいらっしゃいます。東京か京都付近で,サンプル取水に協力可能な方がいらっしゃいましたら,メールにて連絡をしてあげてください。商品名は「Valentino Rudy πウォーター活水器」です。なお,詳しいいきさつはこちら
 最近、当方のページを題材として、情報系の講義(情報リテラシーなど)の資料として使っているという連絡をいくつかいただきました。利用はまるごとご自由にどうぞ。もし、何かの課題としてお使いいただいた場合は、結果を教えていただくと嬉しく思います。

 もし、当方のページの記述に関して「特定の浄水器や活水器業界・業者と結託して書いている」といった内容の批判を行う業者があった場合は、その業者は悪徳と断定してかまいません。事実無根ですので、立派に誹謗・中傷にあたります。これまでにいろんな業者や一般の方からの相談は受けましたが、科学的に正しい知識を中立の立場で出す以上の事はしていません(勝手に名前を使おうとした不届き者についてはウェブ上で指摘しました)。私(天羽)やコンテンツに関する上記のような誹謗・中傷を見かけたら、ぜひお教えください。また、宣伝中で大学や研究機関に言及しているのに具体的な論文が出てこないのは疑わないといけません。なお、かならず研究機関には本当に試験をしているか裏をとりましょう。施設課を口説き落としてテストで装置を置いただけで研究者は全く知らない、持ち込まれた水を分析しただけで研究テーマとしては関与していない、というケースもあります(もちろん、宣伝では「**大学で効果を確認」となるわけですね)。大体、業者や業界と結託してれば、私は今頃はもっとリッチにどっかのリゾートホテルから更新かけたりしてるはずですね(爆笑)。

電解水情報の読み方

 最近、電解還元水(アルカリイオン水ともいわれる)の宣伝で、電気分解によって水の中に「活性水素」ができるというものがあります。水の電気分解で水の中にできるのは水素分子ガスで、水素分子生成の前にできる原子状水素は電極の金属原子と結合した状態で存在するというのが電気化学分野では常識となっています。宣伝で言われているようなことは化学の分野では全く認知されていません。活性水素説は化学の教科書を軒並み書き換えるものであり、受け入れられるには誰もが認める決定的な証拠が必要です。いままでのところ、水の中に活性水素(原子状水素)が存在するというのは、単なる作業仮説であり、企業が宣伝しているようなすでに存在が実証されたものではありません。
 活性酸素云々の話がでている場合のチェックポイントは、まともな研究者が測定してるか?というところです。ここでのまともな研究者とは、活性酸素自身の分析をできる手段をもった、フリーラジカルの研究の専門家です。活性酸素の測定法は既に存在します。消去効果をいうのであれば、フリーラジカルの研究者が認めるような手法で測定して結果を示すことが必要です。原子状水素も水素分子ラジカルも存在はしますが、寿命が短い(マイクロ秒以下)ことが知られています。活性酸素の寿命も短いです。放射線化学の分野ではいろいろ調べられているようです。一般に反応性の高い物質ほど不安定で、存在時間が短かいのです。水素原子や水素分子ラジカルが安定だという話もまた、化学の教科書を軒並み書き換える話です。
 活性水素仮説を言い出した九州大の白畑教授は,活性水素(原子状水素)は白金微粒子(電解のときに電極の表面がはがれてできる)にくっついた状態で存在すると主張しています。白畑教授の特許を見た限りでは,電解還元水の作用とは,触媒作用を持つ白金微粒子を使って,水素ガスと他の何かを化学反応させるものに過ぎません。同じ反応は,別に電気分解した水でなくても,白金触媒と水素ガスを試薬として加えれば起こすことができます。化学反応の際に,反応の中間状態として,水素分子の共有結合が切れた状態が触媒表面で存在するのは当たり前のことで,これを特に活性水素と呼ぶ必要はまったくありません。このような化学反応の中に治療法として使えるものがあるのか,あるとしたら,どのような方法で白金触媒と水素ガスを投与すると治療法として最適なのか,といったことは,これからの研究課題です。電解水に含まれる量でいいという根拠もいまのところありません。
 「活性酸素が悪でありそれを消去する必要がある」というのは、一見わかりやすい説明ですが、そんなに単純なものではありません。我々の体内では、活性酸素を必要に応じて作り、いらなくなったら壊すしくみがちゃんとあります。また、空気中の活性酸素イオンを除去した状態ではマウスの寿命が短くなるという実験結果もあり、少量なら活性酸素に暴露されることが不可欠だという可能性もあります。過剰な活性酸素は確かに有害でしょうが、電解水にもし活性酸素消去効果があったとしても(ためしてガッテンでは否定する報道があったが)、過剰分だけをねらい撃ちにしてくれる保証はありません。
 宣伝されているような人体への効果が本当にあるかどうかは、臨床試験の結果が出そろうのを待ちましょう。体験談は判断理由になりません。有名大学の教授が出てきて,大新聞やテレビなどでいくら大々的に報道されていても,常温核融合の時のように,完璧な間違いということもあるのです。報道の量や新聞社の名前といったものは,内容が正しいことの保証にはなりません。
 なお、「お茶の色を変える(濃くなる)」という演示実験が宣伝にしばしば使われますが、pHが変わるとお茶の色素の色が変わるのは当たり前で、うんとアルカリにすると実際濃くなりますが、水のミラクルな作用とは何の関係もありません。抽出状態の違いはpHによる影響を除いた状態で比較したのでないと無意味です。
注意情報:電解水の営業をしている方に対して,九州大白畑教授と他一名の大学教授が「営業をするときにこの還元水は癌にきくと公表してよい」と発言したという情報がよせられました。真実かどうか不明ですが,こういったセールストークを信じてはいけません。効果を標榜できるのは「医薬品」に限られますから,薬事法違反です。「大学教授」という肩書きで判断しないこと,医薬品であるかどうかの確認を厚生労働省に対して行うこと,その上で,もし問題のある宣伝を見かけたら厚生労働省に通報してください。癌治療はタイミングを逃すと致命的です。不明確な情報に振り回されず,主治医との信頼関係を維持するようにしてください。

おすすめ:水のクラスター −伝搬する誤解−

巷に流布している水のクラスターの話がどこからきたのか、過去の文献を調べて考察しています。水商売ウォッチングとあわせてごらんください(水商売ウォッチングへのネタ提供・クレームも受け付けていますが、クレームは、当方の姿勢を読んでからお願いします)。なお、水クラスターを信じて書かれた報文リストを作成中です。情報をお寄せください。

製品を送ってこないでください!当方は暮しの手帖ではありません。製品テストもしていません。
どの商品がいいかという問い合わせに答えるだけの情報も持っていません。


冨永研究室の紹介
非公式の理由
研究テーマ
研究室の設備
冨永教授はこんな人
発表論文
卒論・修論・D論
講演資料
これは、筆者が見た冨永研の紹介です。
連絡先(本サイトの責任者 )
山形大学理学部物質生命化学科 天羽優子

KDP関連の情報あるいは水関係で冨永に連絡したい場合は

研究一般について
ラマン散乱
TDR
Macによる計測
水の話
発表論文
公式サーバがあがったら私個人のページとして公開するつもりだった分です
準備中
液体の研究の現状報告・測定データも順次公開中
(Time Domain Relectometry、高周波誘電緩和測定) 計測&解析ソフトウェア(HN式、KWW式でfitting)を全ソース付きで公開。
IOTech社のGPIBをIgorProで使うためのXOPをソース付きで公開、NI社のGPIBをIgorProで使うsample procedure掲載。
Babel-1.6のMacへの移植(ソース公開)。
共同研究しているから、私個人の研究内容と研究室の内容がかなり重なってきちゃいました。

テーマつぶれてしもたがな
雑記帳
本の紹介と書評など
透明名詞の作り方
水商売ウォッチング
TeXに関する小技
このページの作者について
トップページに居候するのは、ま、制作者の役得ってことで^^;)
私の東大先端研・軽部研究室での学位取得記。これから博士課程に進学する人向け。
分類できない雑文収納場所。
水関係の本その他なんでも。
蛇口産業にツッコミを
科研費マクロをMacで利用する方法はここ。
 

大学と研究機関
本屋と出版社
コンピュータ関係
物理学関係
その他
主観による分類なので必ずしも期待通りの分類にはなってません。悪しからず。
よく見ているのはここだったりして。


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       webalizerによる解析結果(移転に伴い、旧atom11のみの集計は停止)阪大移転中のログ集計はこちら


(ページ製作者情報)
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