「事象の地平線」過去ログ倉庫
過去ログなので閲覧のみです。コメントとトラックバックの投稿はできません。徐々に整理して、Geeklogに移す予定です。
過去ログ倉庫です。
コメントもトラックバックも受け付けていません。コメント無しにした状態でページを動的に出すと、既に投稿済みのコメントまで表示されなくなるため、静的に表示させています。このため、コメント入力のフィールドが出ていますが、POSTボタンは無効なので、ご注意ください。
コメントもトラックバックも受け付けていません。コメント無しにした状態でページを動的に出すと、既に投稿済みのコメントまで表示されなくなるため、静的に表示させています。このため、コメント入力のフィールドが出ていますが、POSTボタンは無効なので、ご注意ください。
by apj
all map
previous article »» 江原啓之が大学で講義する件 || next article »» 何故検索できたのか?
2008/02/29
グロービートジャパン(ラーメン花月)・平和神軍事件名誉毀損事件で無罪
[裁判]
yomiuri onlineの記事より。
この裁判については、酔うぞさんが傍聴に行っておられたし、判決の日は傍聴席が埋まってしまって中に入れなかったらしい。出てきたマスコミの人が電話で無罪だと言っていたのを横できいて、電話で私に第一報をいれてくださった。酔うぞさんの方にもエントリーが上がっている。
年末のリンク忘年会でお会いした時に、橋爪さんから、「刑事被告人」という肩書きの名刺をもらったのだけどw、これで「元・刑事被告人」になるのだろうか。
いずれ、判決全文はネットで読めるようになると思うが、ネット上の名誉毀損事件の裁判で、課される注意義務の範囲が、従来のマスコミと個人とでは違うという基準が示されたのが画期的である。
もともと、名誉毀損の基準が出来たのは100年も前で、その頃は「公然と」表現するには、ビラや新聞や雑誌を配る、ラジオで放送するといった、マスコミしか使えないインフラを使わないと不可能だった。表現する側に調査能力もその他の(個人では持てない)力もあるという前提で判断されることになっていたわけで、それを、ネット時代の個人に適用すると、個人にとって過酷すぎる結果をもたらしてしまう。基準の方も見直しが必要なのではないか、ということは、紀藤さんをはじめ、ネットに詳しい人達の間では繰り返し問題点として指摘されてきていた。
ところで、報道で、「外食チェーンの会社」が「グロービートジャパン(ラーメン花月)」で、「カルト」と呼ばれたのが「平和神軍」だと報じている記事がどれだけあるのだろうか。少なくとも読売の記事は、個人である橋爪氏の名前は出すのに、会社の方は特定していない。報道の姿勢として著しくバランスを欠くように思う。
今のところ、もう少し詳しい話や議論は次のblogで読める。
○弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS−BLOG版。写真入りで、左から紀藤弁護士、橋詰爪氏、山口弁護士。
○弁護士山口貴士大いに語る
○弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
【注意】このエントリーでは固有名詞を書いたが、グロービートジャパン、ラーメン花月、平和神軍といったキーワードは、ネット上で書くだけで、削除要求がどこからかやってくる(笑)ということが起きていた。判決で状況が変わったかも知れないが、とりあえず、このエントリーの削除要求については、どういうルートできたものでも公開して対応することにする。
#過去に、前科十犯の脅しの言いなりになってエントリーを削除させた山形大学を信用しろという方がもはや無理なので :-P 。
ネットでラーメン店を中傷、名誉棄損問えず…東京地裁画期的な判決、おめでとうございます&お疲れ様でした>橋爪さんと弁護人の皆様。
インターネットのホームページ(HP)で、外食店の経営会社を「カルト集団」などと中傷したとして、名誉棄損罪に問われた東京都大田区の会社員、橋爪研吾被告(36)の判決が29日、東京地裁であった。波床昌則裁判長は「ネット上の個人の表現行為については、従来の名誉棄損の基準を適用すべきではない」との判断を示した上で、「内容は事実ではないが、ネットの個人利用者として要求される程度の調査は行っている」と述べ、無罪(求刑・罰金30万円)を言い渡した。ネット上の名誉棄損について寛容な姿勢を示す新判断で、議論を呼びそうだ。
判例では、事実に反し名誉を棄損しても、内容に公共性・公益性があり、加害者が真実と信じるだけの「確実な根拠」があれば罪にはならないとされてきた。
判決はまず、HPの記載内容について「確実な根拠はなく、従来の基準では有罪になるとも考えられる」とした。一方で、「ネットでは被害者が容易に反論できるほか、個人が掲載した情報の信頼性は低いと受け止められている」と、ネットの特殊性を指摘。従来ほど厳格な基準を当てはめるべきではないとし、〈1〉わざとウソの情報を発信した〈2〉個人でも出来る調査も行わずにウソの情報を発信した――場合に名誉棄損罪を適用すべきだ、と述べた。
橋爪被告については、経営会社の登記や雑誌の資料を集めるなど「ネットの個人利用者に求められる程度の調査を行った」とし、無罪とした。弁護人の紀藤正樹弁護士は「ネット上の個人の書き込みについて新基準を示した画期的判決」と評価した。橋爪被告に対しては名誉棄損訴訟も起こされ、橋爪被告に77万円の支払いを命じる判決が確定している。
渡辺恵一・東京地検次席検事の話「判決内容を詳細に検討し、適切に対応したい」
(2008年2月29日21時39分 読売新聞)
この裁判については、酔うぞさんが傍聴に行っておられたし、判決の日は傍聴席が埋まってしまって中に入れなかったらしい。出てきたマスコミの人が電話で無罪だと言っていたのを横できいて、電話で私に第一報をいれてくださった。酔うぞさんの方にもエントリーが上がっている。
年末のリンク忘年会でお会いした時に、橋爪さんから、「刑事被告人」という肩書きの名刺をもらったのだけどw、これで「元・刑事被告人」になるのだろうか。
いずれ、判決全文はネットで読めるようになると思うが、ネット上の名誉毀損事件の裁判で、課される注意義務の範囲が、従来のマスコミと個人とでは違うという基準が示されたのが画期的である。
もともと、名誉毀損の基準が出来たのは100年も前で、その頃は「公然と」表現するには、ビラや新聞や雑誌を配る、ラジオで放送するといった、マスコミしか使えないインフラを使わないと不可能だった。表現する側に調査能力もその他の(個人では持てない)力もあるという前提で判断されることになっていたわけで、それを、ネット時代の個人に適用すると、個人にとって過酷すぎる結果をもたらしてしまう。基準の方も見直しが必要なのではないか、ということは、紀藤さんをはじめ、ネットに詳しい人達の間では繰り返し問題点として指摘されてきていた。
ところで、報道で、「外食チェーンの会社」が「グロービートジャパン(ラーメン花月)」で、「カルト」と呼ばれたのが「平和神軍」だと報じている記事がどれだけあるのだろうか。少なくとも読売の記事は、個人である橋爪氏の名前は出すのに、会社の方は特定していない。報道の姿勢として著しくバランスを欠くように思う。
今のところ、もう少し詳しい話や議論は次のblogで読める。
○弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS−BLOG版。写真入りで、左から紀藤弁護士、橋詰爪氏、山口弁護士。
○弁護士山口貴士大いに語る
○弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
【注意】このエントリーでは固有名詞を書いたが、グロービートジャパン、ラーメン花月、平和神軍といったキーワードは、ネット上で書くだけで、削除要求がどこからかやってくる(笑)ということが起きていた。判決で状況が変わったかも知れないが、とりあえず、このエントリーの削除要求については、どういうルートできたものでも公開して対応することにする。
#過去に、前科十犯の脅しの言いなりになってエントリーを削除させた山形大学を信用しろという方がもはや無理なので :-P 。
posted by apj (apj's web)
【修正】
0 cool
posted at 2008/03/01 09:26:03
lastupdate at 2008/03/01 10:04:35
lastupdate at 2008/03/01 10:04:35
Tag Cloud
Trackback URL
クリップボードへコピーする場合は
こちらをクリック(Win+IEのみ)
Trackbacks
Comments
ところで、報道で、「外食チェーンの会社」が
「グロービートジャパン(ラーメン花月)」で、
「カルト」と呼ばれたのが「平和神軍」だと報じている
記事がどれだけあるのだろうか。
ここに
» link here «
11社の記事をまとめましたよ。
「グロービートジャパン(ラーメン花月)」で、
「カルト」と呼ばれたのが「平和神軍」だと報じている
記事がどれだけあるのだろうか。
ここに
» link here «
11社の記事をまとめましたよ。
at 2008/03/01 10:58:16
酔うぞさん、
まとめありがとうございます。
・読売新聞
企業名無し。
・サンケイ新聞
『ラーメン店チェーン「ニンニクげんこつラーメン花月」の運営会社』と記載。
・AFP BB(時事)
企業名無し。
・朝日新聞
企業名無し。
・毎日新聞
企業名無し。
・東京新聞
『飲食店「ニンニクげんこつラーメン花月」をフランチャイズ運営する会社』、と記載。
・NHKニュース
企業名無し。
・日テレニュース
企業名無し。
・日経新聞
企業名無し。
・FNNニュース
企業名無し。
・IZA(サンケイ新聞)
企業名無し。
まとめありがとうございます。
・読売新聞
企業名無し。
・サンケイ新聞
『ラーメン店チェーン「ニンニクげんこつラーメン花月」の運営会社』と記載。
・AFP BB(時事)
企業名無し。
・朝日新聞
企業名無し。
・毎日新聞
企業名無し。
・東京新聞
『飲食店「ニンニクげんこつラーメン花月」をフランチャイズ運営する会社』、と記載。
・NHKニュース
企業名無し。
・日テレニュース
企業名無し。
・日経新聞
企業名無し。
・FNNニュース
企業名無し。
・IZA(サンケイ新聞)
企業名無し。
at 2008/03/01 13:32:23
このラーメン屋、大学の近くにあるので、
教授といっしょに時々食べに行きます。
まあ、味のほうは
「近くにもっとうまいとこがあれば行かない」
というレベルですが。
教授といっしょに時々食べに行きます。
まあ、味のほうは
「近くにもっとうまいとこがあれば行かない」
というレベルですが。
at 2008/03/01 13:41:51
今回は,摘示事実が真実であるとは言えないという認定なので,新聞社としては,被害者側の企業名を出すのに躊躇するのは当然です。
at 2008/03/03 14:26:52
こんばんは。
小倉秀夫さんに質問があります。
>今回は,摘示事実が真実であるとは言えないという認定なので,新聞社としては,被害者側の企業名を出すのに躊躇するのは当然です。
とご主張されていますが、何か根拠はあるのでしょうか?
例えば過去の判例、法律等、何でもかまいません。
もしくは単なる今人的見解なのでしょうか?
ご主張されている内容と異なる対応をしたマスコミが数社ありますが、逆に何を拠り所として会社名を公表したとお考えですか?
同様に、被告人の実名を表記しているところとそうでないところがありますが、小倉秀夫さんにとってこの差は不満では無いのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ではありますが、ご返答頂けるとうれしいです。
小倉秀夫さんに質問があります。
>今回は,摘示事実が真実であるとは言えないという認定なので,新聞社としては,被害者側の企業名を出すのに躊躇するのは当然です。
とご主張されていますが、何か根拠はあるのでしょうか?
例えば過去の判例、法律等、何でもかまいません。
もしくは単なる今人的見解なのでしょうか?
ご主張されている内容と異なる対応をしたマスコミが数社ありますが、逆に何を拠り所として会社名を公表したとお考えですか?
同様に、被告人の実名を表記しているところとそうでないところがありますが、小倉秀夫さんにとってこの差は不満では無いのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ではありますが、ご返答頂けるとうれしいです。
at 2008/03/03 19:25:13
小倉先生に賛成です。
誹謗中傷で被害を受けた店にさらに被害を加えるような真似は普通にダメだと思う。
新聞記事を読む限り、今回は「個人のHPなんて影響が少ないから」という理由で「お目こぼし」されただけで、行為自体は(従来基準なら)誹謗中傷であることに変わりはないんですよね?
私はむしろ判決のほうに納得がいかないものを感じるのですが。個人が情報発信の力を持った以上、結果に対して責任も負うのは当然だと思うので。
# ここには事情に詳しい方がいらっしゃるようなので私の知らない事実があれば知りたいです。
誹謗中傷で被害を受けた店にさらに被害を加えるような真似は普通にダメだと思う。
新聞記事を読む限り、今回は「個人のHPなんて影響が少ないから」という理由で「お目こぼし」されただけで、行為自体は(従来基準なら)誹謗中傷であることに変わりはないんですよね?
私はむしろ判決のほうに納得がいかないものを感じるのですが。個人が情報発信の力を持った以上、結果に対して責任も負うのは当然だと思うので。
# ここには事情に詳しい方がいらっしゃるようなので私の知らない事実があれば知りたいです。
at 2008/03/03 22:27:52
(ぱ)さん、
>誹謗中傷で被害を受けた店にさらに被害を加えるような真似は普通にダメだと思う。
判決をさっくりまとめると。「らあめん花月の運営会社はカルト集団」と述べたことが名誉毀損になるけれど個人のサイトだしそれなりに注意してるから「お目こぼし」します、が結論ですよね(この結論の是非はさておくとして)。
すると、会社名を公表した場合にどうなるかというと、「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは名誉毀損であった」という事実が公表されるわけですよね。この「」内の事実摘示で、会社の社会的名誉は変動しないのでは。すると、そもそも被害になりようがないのですが。
>誹謗中傷で被害を受けた店にさらに被害を加えるような真似は普通にダメだと思う。
判決をさっくりまとめると。「らあめん花月の運営会社はカルト集団」と述べたことが名誉毀損になるけれど個人のサイトだしそれなりに注意してるから「お目こぼし」します、が結論ですよね(この結論の是非はさておくとして)。
すると、会社名を公表した場合にどうなるかというと、「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは名誉毀損であった」という事実が公表されるわけですよね。この「」内の事実摘示で、会社の社会的名誉は変動しないのでは。すると、そもそも被害になりようがないのですが。
at 2008/03/03 22:38:15
追加です。
「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは名誉毀損であった」という事実
あるいは、
「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは真実ではなかった」という事実
の摘示ですから、いずれにしても社会的名誉は変動しなさそうですが。
「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは名誉毀損であった」という事実
あるいは、
「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは真実ではなかった」という事実
の摘示ですから、いずれにしても社会的名誉は変動しなさそうですが。
at 2008/03/03 22:39:37
こんばんは。
あと、運用すべき法律が、インターネットを全く想定できていない点も考慮しないといけないのでは?
ある意味、行政の不作為とも言えるでしょうね。
本文中にあるとおり、「名誉毀損」は明治時代の、ごく限られた一部の人が、ごく限られた人しか目を通すことができない媒体において、「公然と事実を摘事した」場合のみを想定してるのでしょう。
誰でも、どんなときにでも、誰に対しても開示できるメディア、ってのを想定していない以上、ある程度の新規な判断はどこかでしないといけないでしょう…法律が改正されるまでは。
そう言った意味で、メディアに所属しない人たちの情報発信について、ある程度の歯止めをかけた、という意味では重要な判断だと思いますが。
あと、運用すべき法律が、インターネットを全く想定できていない点も考慮しないといけないのでは?
ある意味、行政の不作為とも言えるでしょうね。
本文中にあるとおり、「名誉毀損」は明治時代の、ごく限られた一部の人が、ごく限られた人しか目を通すことができない媒体において、「公然と事実を摘事した」場合のみを想定してるのでしょう。
誰でも、どんなときにでも、誰に対しても開示できるメディア、ってのを想定していない以上、ある程度の新規な判断はどこかでしないといけないでしょう…法律が改正されるまでは。
そう言った意味で、メディアに所属しない人たちの情報発信について、ある程度の歯止めをかけた、という意味では重要な判断だと思いますが。
at 2008/03/03 23:12:42
apjさん:
>「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは真実ではなかった」という事実
まあ、だから報道したマスコミがあるんでしょうけど。
ただ、論理的にはそうでも、今の日本では「このカルトではなかったけれど疑われるようなことやってるんでしょ」的な発想をする人も多いですからね。ラーメン屋さんなら客商売ですからなおさらでしょう。
これであらぬ疑いが晴らせる、と、当事者側から申し出でもない限り、報道には慎重であるべきじゃないでしょうか。
>「『らあめん花月の運営会社はカルト集団』と述べたことは真実ではなかった」という事実
まあ、だから報道したマスコミがあるんでしょうけど。
ただ、論理的にはそうでも、今の日本では「このカルトではなかったけれど疑われるようなことやってるんでしょ」的な発想をする人も多いですからね。ラーメン屋さんなら客商売ですからなおさらでしょう。
これであらぬ疑いが晴らせる、と、当事者側から申し出でもない限り、報道には慎重であるべきじゃないでしょうか。
at 2008/03/03 23:58:58
おはようございます。
私もcomさんと同じ疑問を感じました。それに対して(ぱ)さんのように考える人もいるだろうなとも。
それで、今回は「無罪」判決だったわけですが、仮に「有罪」でも被害者名は出さないという判断をする新聞社があるのでしょうか?
えーと、うまくまとまらないのですが、今回の判決は「摘示事実は真実とまでは言えないけど、疑いをかけられる状況は存在しネット上で意見表明することまでは(刑事的)罰せられない。」ですね。だとすると、疑われたことも知られたくないということまで配慮するほどのことはないと思えるんですが。
判決がグレーなので、考えにくいですね。
私もcomさんと同じ疑問を感じました。それに対して(ぱ)さんのように考える人もいるだろうなとも。
それで、今回は「無罪」判決だったわけですが、仮に「有罪」でも被害者名は出さないという判断をする新聞社があるのでしょうか?
えーと、うまくまとまらないのですが、今回の判決は「摘示事実は真実とまでは言えないけど、疑いをかけられる状況は存在しネット上で意見表明することまでは(刑事的)罰せられない。」ですね。だとすると、疑われたことも知られたくないということまで配慮するほどのことはないと思えるんですが。
判決がグレーなので、考えにくいですね。
at 2008/03/04 07:26:40
こんにちは、apjさん。
>判決をさっくりまとめると。「らあめん花月の運営会社はカルト集団」と述べたことが名誉毀損になるけれど個人のサイトだしそれなりに注意してるから「お目こぼし」します、が結論ですよね(この結論の是非はさておくとして)。
あんまり、さっくりとまとめちゃうと、この事件の本質がわかりにくくなってしまう気もするんですね。私に言わせると、いわゆる「ネット上の批判と名誉毀損の判断基準」なんて事例としては「筋が悪い裁判」に見える訳です。
なんていうか、私は「ネット上の批判は事実に基づいて粛々と」なんてお勧めするんですが、この件が筋が悪いのは、もともとの批判がかなり情緒的な煽りの面が強すぎるんですね。フランチャズチェーン店を経営する会社の会長が、かなり思想的に問題のありそうな団体の会長であるという部分は事実なんです。役職にあるのだから会社から報酬を得ているであろうことは推測出来るし、団体の運営にその金が回っている可能性も推測してもいけないという訳じゃない。こういう推測を事実に基づいて粛々と表現することで批判したなら、民事でも勝てた可能性はあるし、刑事ももっと簡単に勝てる。場合によっては、民事の反訴や刑事の虚偽告訴罪だってできたかも知れない訳です。
ところが、もともとの批判がかなり情緒的な煽りの面が強すぎるものだから、民事では「公共の利益のためと見なせない」と敗訴するし、刑事もどちらかというと「罪に問うまでは」みたいな判決になっているわけです。
なんていうか、批判というのはもっと粛々とやっても充分に効果を発揮出来るものだと思って居るんですね。
>判決をさっくりまとめると。「らあめん花月の運営会社はカルト集団」と述べたことが名誉毀損になるけれど個人のサイトだしそれなりに注意してるから「お目こぼし」します、が結論ですよね(この結論の是非はさておくとして)。
あんまり、さっくりとまとめちゃうと、この事件の本質がわかりにくくなってしまう気もするんですね。私に言わせると、いわゆる「ネット上の批判と名誉毀損の判断基準」なんて事例としては「筋が悪い裁判」に見える訳です。
なんていうか、私は「ネット上の批判は事実に基づいて粛々と」なんてお勧めするんですが、この件が筋が悪いのは、もともとの批判がかなり情緒的な煽りの面が強すぎるんですね。フランチャズチェーン店を経営する会社の会長が、かなり思想的に問題のありそうな団体の会長であるという部分は事実なんです。役職にあるのだから会社から報酬を得ているであろうことは推測出来るし、団体の運営にその金が回っている可能性も推測してもいけないという訳じゃない。こういう推測を事実に基づいて粛々と表現することで批判したなら、民事でも勝てた可能性はあるし、刑事ももっと簡単に勝てる。場合によっては、民事の反訴や刑事の虚偽告訴罪だってできたかも知れない訳です。
ところが、もともとの批判がかなり情緒的な煽りの面が強すぎるものだから、民事では「公共の利益のためと見なせない」と敗訴するし、刑事もどちらかというと「罪に問うまでは」みたいな判決になっているわけです。
なんていうか、批判というのはもっと粛々とやっても充分に効果を発揮出来るものだと思って居るんですね。
at 2008/03/04 14:21:34
火のない所に煙は立たないと憶測するのが人の常だから、「被害者」の名前を伏す配慮が必要だというのも分からないでもありません。しかし、そのような考え方に立っているのなら、他の名誉棄損報道でも、有罪や判決前には名前は出していないはずですが、そんなことはありませんね。
今回、新聞社が名前を出さなかったのは、むしろ摘示事実が真実とは言えないけれども無罪という微妙な判決だったからと感じます。つまり、摘示事実が真実と疑われる可能性が高いわけで、それに対する「被害者」のクレームがありそうな気配を感じたんではと。それは、「ネット上で書くだけで、削除要求がどこからかやってくる」ことからも予想できるわけです。つまり、「被害者」に配慮したというよりも、クレームが来るのが面倒だという事なかれ主義という印象を受けます。
今回、新聞社が名前を出さなかったのは、むしろ摘示事実が真実とは言えないけれども無罪という微妙な判決だったからと感じます。つまり、摘示事実が真実と疑われる可能性が高いわけで、それに対する「被害者」のクレームがありそうな気配を感じたんではと。それは、「ネット上で書くだけで、削除要求がどこからかやってくる」ことからも予想できるわけです。つまり、「被害者」に配慮したというよりも、クレームが来るのが面倒だという事なかれ主義という印象を受けます。
at 2008/03/04 19:07:33
民事は最高裁で損害賠償が確定してますからね。それから一般社会で勤めに出ていれば、あの取引先の社長は変わっていると言う事はよくある事です。何年もニフティサーブでトラブルになってたから、刑事告訴まで至ったんでしょうが、裁判で明らかになったのは真実性がなく既存メディアでは有罪だがネット一般人としては刑事に問うのはどうかという事でした。それでカルトだったんですか?今でも活発に何かしてるんですか?その証拠が普通の人に見えてこないんですよね。
それで批判してる側が最後に書くのは食品がまずい、ですから、飲食業をやってる会社にとってはたまらないと言う事で告訴まで至ったように思いますね。
それで批判してる側が最後に書くのは食品がまずい、ですから、飲食業をやってる会社にとってはたまらないと言う事で告訴まで至ったように思いますね。
at 2008/03/05 04:52:15
民事で確定さん、
>それでカルトだったんですか?今でも活発に何かしてるんですか?その証拠が普通の人に見えてこないんですよね。
裁判の途中で、裁判所にビラが貼られたために証人尋問が延期になり、警備法廷になったということがありました。
平和神軍がやったということが確定したかどうかまではわかりませんが、裁判所でこれをやるということはかなりリスクを伴いますから、民間企業がやったとしたら異常ですし、愉快犯がそうそう気軽にできることでもないんですよね。
» link here «
>さっそく見に行くと、上半分は誰かの顔写真(後に平和神軍トップの黒須英治氏と判明)、下半分は不可解な文章が白黒印刷された紙が、法廷の傍聴人入り口ドアの下に貼り付けてありました。
>不可解な文章の具体的な内容は、要約すると「被告人」及び「その弁護人」の味方などせず、さっさと「黒須英治博士」に謝りなさい。あなたたちが地獄に落ちる前に。だそうです。
あと、普通の人に見える証拠としては、グロービートジャパンの黒須氏を批判すると、反論が、日本平和神軍のページに出る、ということがあったと聞いています。会社を批判したら、宗教団体が反論するというのは、常識的に考えられないことですよ。たとえトップが同じ人であったとしても。
>それでカルトだったんですか?今でも活発に何かしてるんですか?その証拠が普通の人に見えてこないんですよね。
裁判の途中で、裁判所にビラが貼られたために証人尋問が延期になり、警備法廷になったということがありました。
平和神軍がやったということが確定したかどうかまではわかりませんが、裁判所でこれをやるということはかなりリスクを伴いますから、民間企業がやったとしたら異常ですし、愉快犯がそうそう気軽にできることでもないんですよね。
» link here «
>さっそく見に行くと、上半分は誰かの顔写真(後に平和神軍トップの黒須英治氏と判明)、下半分は不可解な文章が白黒印刷された紙が、法廷の傍聴人入り口ドアの下に貼り付けてありました。
>不可解な文章の具体的な内容は、要約すると「被告人」及び「その弁護人」の味方などせず、さっさと「黒須英治博士」に謝りなさい。あなたたちが地獄に落ちる前に。だそうです。
あと、普通の人に見える証拠としては、グロービートジャパンの黒須氏を批判すると、反論が、日本平和神軍のページに出る、ということがあったと聞いています。会社を批判したら、宗教団体が反論するというのは、常識的に考えられないことですよ。たとえトップが同じ人であったとしても。
at 2008/03/05 09:03:27
zororiさん、
>だとすると、疑われたことも知られたくないということまで配慮するほどのことはないと思えるんですが。
私も同感です。一般人であれば平気で住宅の周りでもうろついて、無理矢理報道しようとするマスコミが、この場合だけなぜ過剰な「配慮」をしているのか、ということがひっかかりました。
報道するならするで、ダブルスタンダードはやめてほしいです。
>つまり、「被害者」に配慮したというよりも、クレームが来るのが面倒だという事なかれ主義という印象を受けます。
仮にそうであるならば、マスコミはそういう偏向を平気でやるということを知らしめるためにも、指摘しておかないとまずいでしょう。
あるいは、グロービートジャパンは、マスコミですら「クレームが来るのが面倒」と思うような団体だ、という事実が間接的に現れたということだと読み取ることもできます。
>だとすると、疑われたことも知られたくないということまで配慮するほどのことはないと思えるんですが。
私も同感です。一般人であれば平気で住宅の周りでもうろついて、無理矢理報道しようとするマスコミが、この場合だけなぜ過剰な「配慮」をしているのか、ということがひっかかりました。
報道するならするで、ダブルスタンダードはやめてほしいです。
>つまり、「被害者」に配慮したというよりも、クレームが来るのが面倒だという事なかれ主義という印象を受けます。
仮にそうであるならば、マスコミはそういう偏向を平気でやるということを知らしめるためにも、指摘しておかないとまずいでしょう。
あるいは、グロービートジャパンは、マスコミですら「クレームが来るのが面倒」と思うような団体だ、という事実が間接的に現れたということだと読み取ることもできます。
at 2008/03/05 09:09:44
本日秋葉原に行ってヨドバシカメラ内のラーメン屋で昼食をとったのですけど、これがグロービートジャパンでしたwww
» link here «
とんこつらぁ麺−CHABUTON(ちゃぶとん)
能書きはドえらい立派なことを書いてありましたが…
まあ平均的なラーメン屋ですよ。10段階評価で4くらい。
「ラーメン屋に行ってきました」報告でした。
» link here «
とんこつらぁ麺−CHABUTON(ちゃぶとん)
能書きはドえらい立派なことを書いてありましたが…
まあ平均的なラーメン屋ですよ。10段階評価で4くらい。
「ラーメン屋に行ってきました」報告でした。
at 2008/03/06 03:00:12
東京でよく通りがかる某所にも、最近、らあめん花月ができたので、いっぺん食べに行ってみようかと思ってます。食事時に通りがからないためなかなか実現しないのですが。
at 2008/03/06 03:51:54
Post your Comment

