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品質向上 味わう水道水みんなでコスト負担をしておいしくしたのだから、使わないと損です。東京新聞GJ。
2010年7月26日
夏本番、冷えた水が欠かせない季節だ。節約志向や環境への配慮から、水道水が飲み水として見直されている。手軽に一工夫加え、おいしく水分補給をしよう。 (杉戸祐子)
横浜市の会社員男性(34)は半年前、自宅の飲み水を市販のミネラルウオーターから水道水に変えた。市販のポット型の浄水器にくみ置いて炭を入れ、冷蔵庫で保管する。「ペットボトルの購入や再資源化のコストと手間をなくしたかった。水道水は想像よりおいしい」
「明日の水は大丈夫?」(技術評論社)などの著書のある水問題のジャーナリスト、橋本淳司さん(43)は「地域にもよるが、一九七〇、八〇年代の水道水はカビ臭やカルキ臭などが強かった。最近は都市部を中心に『高度浄水処理』が導入され、改善された」と話す。
「高度浄水処理」とはオゾンや活性炭などで行う水処理法。従来の、薬品を利用する「急速ろ過方式」よりもカビ臭や発がん性物質トリハロメタンなどを多く除去し、水質が向上した。東京都や大阪市などは高度浄水処理した水道水をペットボトルで販売している。
利用者も実感しているようだ。「ミツカン水の文化センター」が今年、都市部の住民を対象に水道水を十点満点で採点してもらった調査によると、東京圏六・九点、中京圏七・七点などで平均七・二点。調査を始めた一九九五年の五・七点より評価は高まってきている。
水道水をよりおいしく飲むには? 橋本さんは「塩素をどう取り除くかがコツ」と明かす。消毒に使われる塩素は、水道法施行規則により、水道水中に一定以上残留している必要がある。だが独特のにおいがあり、おいしさにはマイナスだ。
塩素を取り除く二大方法は、くみ置きと煮沸だ。就寝前に水がめにくんで一晩置くと塩素は揮発する。透明なペットボトルに入れ、ふたをせずに三〜六時間日光に当てても、紫外線で分解される。やかんで数分沸騰させて揮発させる方法もある。またレモンなどの果汁を加えると、ビタミンCで中和できる。
橋本さんは「集合住宅などで水道水が貯水槽から出る場合、貯水槽の状態でおいしさは変わる」ともう一つの課題を挙げる。活用したいのが炭だ。
くみ置きや煮沸の際に木炭を入れると、汚れやにおいを取りのぞける。冷蔵庫の脱臭剤に使われる粒状の活性炭も有効だ。使用後にアルミホイルに載せてオーブントースターかフライパンで約十分焼くと、吸着したにおいが取れるので、不織布パック(お茶パックなど)に入れて使える。塩素の除去にも有効だ。どちらも週一回煮沸消毒。効果を保つため月一度、木炭は天日干し、活性炭は焼き直す。
水は冷やして飲む。「一〇〜一五度が一番おいしい」と橋本さん。朝一番の水は飲み水に使わない。「夜間滞留した水なので、水道管内のビニールのにおいがついている。朝は一分間出しっぱなしにし、掃除や植木の水やりなどに使って」
橋本さん自身は毎晩就寝前に、水がめに十リットルほどくんで炭を入れ、翌日の飲み水や煮炊き用に使う。「野菜や米を洗っても水の塩素でビタミンが分解されることがなくなったので、おいしさが増した」と意外な効果も。
塩素対策をした場合、日持ちは落ちる。橋本さんは「くみ置いた水は一両日中、冷蔵庫でも三日以内に飲んで」と助言する。
posted at 2010/07/27 13:16:21
lastupdate at 2010/07/27 13:16:21
> 朝は一分間出しっぱなしにし、掃除や植木の水やりなどに使って
よりも、朝、起きたらすぐにトイレを使って、一度、流すのが簡単です。
心配なのは、物知り顔のお母さんたちが出てきて反対しそうな気がするところです。
おかあさんたちをみかたにするには、やっぱりテレビでCMを流すべきですかね。
またこれとは別に東京、千葉、埼玉、神奈川が共同して、女子野球選手の片岡安祐美さんをイメージキャラクターとしたキャンペーンを開催することになってるそうです。(お母さんたちへの訴求力はきびしいかも)
» link here « など
[首都圏New! 水道水キャンペーン]で検索
「またレモンなどの果汁を加えると、ビタミンCで中和できる。」
とありますが、この意味が不明です。水道水中に含まれる塩素(化合物やそのイオン)を、水溶液中で酸として働くビタミンCで中和するというのは、その塩素化合物が塩基として働いていること意味します。そんな性質の物質が含まれているのかしら? しかし、普通の水道水のpHは酸性側の低い値を示します。しかも、酸-塩基中和反応ならば、レモンにより多量に含まれているクエン酸の方が支配的な役割を果たすでしょう。
この記述は、酸化剤として働く塩素化合物とビタミンCとの間の酸化還元反応のことを言おうとしていたのでしょうか?
> 酸化還元反応のことを言おうとしていたのでしょうか?
私は、たぶん、そうだと思います。
「中和」という言葉を化学の定義よりも広義に使う人は、多く見受けられます。
そういう人は、還元も不活化も無毒化も、みんな「中和」だったりします。
念のため、アスコルビン酸が次亜塩素酸を「還元」する総括反応は、
C6H8O6+HClO→C6H6O6+HCl+H2O
と、デヒドロアスコルビン酸と塩酸になりますから、pHは、わずかに下がるはずです。
ご回答ありがとうございます。なるほど、「中和」をそんな意味に使う人が多いのですか。例えば、酸化還元滴定で使う「等量点」と言う用語が酸-塩基滴定でも使われることからの類推で、酸-塩基における「中和」が酸化還元反応にも誤用されたのでしょうかね。
ご教示の内容にしたがって、インターネットで「毒の中和」という言葉で検索するとたくさんのHPが見つかりました。こんなに使われていたことを知らなかったので驚きました。それにしても、「毒を中和」すると言う場合の「中」は意味不明です。毒性側からみて中を越えた先はどういう状態を指すのか。
用語の正確な意味と正しい使い方を広めることが大切ですね。
「不活化」→「失活」でした。酵素などがお仕事しなくなることです。
さすがに、ワクチンを作ることを「中和」と呼ぶ人は、いないでしょうから、単に私のミスです。
その上で、Kaeyさん、
> 「毒を中和」すると言う場合の「中」は意味不明です。
ここからは、特に調べずに記憶だけで書きますので、眉につばをつけて読んでください。
たしか、1995年の地下鉄サリン事件のときに「中和剤」を撒きました。
これは、誤用とは言えません。サリンは、不安定ですから、水に溶けただけで加水分解します。ところが、そのときにフッ酸を出すので、撒く水は、多少はアルカリ性のほうが良いわけです。
あの時は、何をあわてたのか、水酸化ナトリウム水溶液を撒いたはずです(目に入ったら大変)。私だったら、無難に重曹の水溶液あたりにする場面ですけれども。
それよりも前から「毒を中和する」という言葉があったのかもしれませんけれども、私の記憶では、あの事件以降、一般化したような気がします。
ただ、毒に対して、「中」の字は、中る(あたる:中毒)を連想させますから、嫌いな用例です。
それから、石油の流出事故に使われる油処理剤(界面活性剤の一種)も、「中和剤」と呼ばれることがありますね。
石油製品(例えば灯油)は、ちゃんと精製されていますから、その中に普通の水をたらしても、その水のpHの変化は、ほとんどないはずです。
たしかに、原油は、硫黄化合物などの不純物が多くて、タンクの底の水(多くの場合、海水起因)は、酸性になることが多いので、材料の選定などに気を使いますけれども、その対策で「中和剤」が使われた例を知りません。
一応、法律用語で「油処理剤」と決まっているのですから、それに従うか、素人にも分かりやすく言うなら、「乳化剤」くらいにして欲しいものです。
>「野菜や米を洗っても水の塩素でビタミンが分解されることがなくなったので、おいしさが増した」と意外な効果も。
というのには「あくまでも個人の感想です」っていう注意書きが必要な様に思いますけど。
ほんとにわかるほど味がかわるのですかねえ?


















おいしくなったと言うより、以前の水道水は塩素の味が(匂いというより味でした)強く沸かしたお湯でコーヒーでさえまずいと感じていました。
それがこのところそのままでも飲めるようになっています。 高度浄水処理だけでなく直結給水で貯水槽が不要になったこともおいしくった理由だろうと思います。
だから、もう飲料水をペットボトルで買う必要はないと思うのですが、すでに水道水を飲むことは野蛮であり、おしゃれでないという考え方が染み付いており家族の者を納得させることさえできずにいます。