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「上から目線」ということの無意味さ

Posted on 7月 23rd, 2011 in 倉庫 by apj

 以前にも書いたかもしれないが、「上から目線」ということの言い方について。ツイッターのTLで出てきたので少し考えてみた。

 AがBに対して「上から目線」と評した場合のことを考える。

前提1:「上から目線」と言う言葉は、Aが勝手に「上下」を何らかの基準で設定し、その基準によればBが上、と判断したから出てきた言葉である。
(1)Aが「下」であるとA自身が思っている場合
 Aは、誰が頼んだわけでもないのに勝手に「下」に居ると自分で思っている、あるいは実際に「下」に居る。つまり「私は私の設定した基準で下に居ます」と自ら表明する以上の意味がない。
(2)Aが想定する別の誰か(たとえばC)が「下」に居るとAが考えている場合
 話に登場もしていないどころか、そもそも存在するかどうかわからない「下」にいるCを想定して発言することの意味がわからない。というかはっきり言って無意味。
(3)第三者からみてBが上になるに違いない、という意味である場合
 第三者から見ればAは「下」なのにA自身はそのことに全く気づいていない、あるいはそれを認めるつもりもないとの表明である。つまりAはただのバカ。

前提1が成り立たない場合
 Aは自分で「上下」を設定していないにもかかわらず「上から目線」と言ったことになる。何が言いたいのかがわからない。「上から目線」という表現自体が比喩として適切ではなかったことになる。

 考えつく限り場合分けしてみたが、「上から目線」というのは、言った側がバカにされる効果があるだけで、それ以外に何の意味もなさそうである。

週末所用で工学部に行ったら……

Posted on 7月 5th, 2011 in 倉庫 by apj

 週末、某仕事のため米沢の工学部に出張したら、事務の入ってる建物入り口にこんなものが。

!!$img1!!

 近づいてみると、ビニール袋に入れた個人線量計が、ガラス窓にテープで留められていた。

!!$img2!!

 使われていたのはこの機種。

!!$img3!!

 その場所にずーっと立ってたらどれだけ被曝するかを見る、という意味では、個人線量計をぶら下げておくのもアリなんだろうけど、もうちょっと立派なモニタリングポストを期待していたので拍子抜けした。