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4月 4, 2009 -    Theory of Electric Polarization はコメントを受け付けていません。

Theory of Electric Polarization

 Carl Johan Friedrich BoettcherのTheory of Electric Polarization (vol 1, vol2)は、amazon.comでも品切れで、マーケットプレイスにも出品無し。どうやらここ数年、本当に入手が困難らしい。

 1990年頃、TDRをやることになって、東大の図書館で借りてコピーした。その頃は、神田の、三省堂の左隣あたりの古本屋(名前失念)に、Elsevierから出ていたものが2冊あったが、1巻が2万円超、2巻が3万円超で、貧乏院生には手が出せなかった。
 その後、博士課程で再びTDRをやることなり、思い切って買うことにした。ネット書店で注文したら、円高で多少は安くなるかと思ったけど、日本円でやっぱり2冊セットで5万円ほどの値段になった。届いた本は、Elsevierとは書いてなくて、装丁も多少違っていた。多分、版権を別の本屋に売ったのだと思われる。

 amazon.comではElsevierのものがいくつか出るがどれも入手不可能。さすがに、値段が高いのと買う人が少ないのがネックになったのか。Dover版でも出せば、安くなることもあり、地道に売れると思うが……。

 参考文献として、教育用に引用するときは、入手困難だということも伝えておかないといけないようだ。

4月 3, 2009 -    ChuのLaser Light Scattering はコメントを受け付けていません。

ChuのLaser Light Scattering

 BENJAMIN CHUの”Laser Light Scattering” (Academic Press)は、レイリーブリルアン散乱や光散乱をやる場合の基本的な必読文献の1つである。
 Second Edition(ISBN 0-12-174551-1)が最新版(とはいっても、1991年だからだいぶ前)だが、レイリーブリルアン散乱の式の導出が一部省略されている。導出を全部読んで追っかけるには、初版(ISBN 0-12-174550-3)の方を入手する必要がある。最新版を読めばいいだろうと思っていると、より基本的な式の記述が貧弱になっているので注意。

 なお、この分野の教科書としては、CHUの本と、Berne&Pecoraの”Dynamic Light Scattering”が定番である(こちらはDover版が出ている)。

4月 1, 2009 -    中性子線回折の参考書 はコメントを受け付けていません。

中性子線回折の参考書

 日本語の「中性子光学」を、物理学会の展示会場で入手した。とりあえず関連書籍のメモ。

○「中性子光学 実験による量子力学の探究と応用」(2007)
宇津呂雄彦著、吉岡書店 978-4-8427-0344-2 3200円
○「中性子光学 理論による量子力学の展開」(2009)
ウラジミール・イグナトビッチ著 宇津呂雄彦訳、吉岡書店 978-4-8427-0349-7 
※この2冊は実験と理論で実質1セットになっている。

○Neutron Optics (1989)
VARLEY F. SEARS, Oxford, 0-19-504601-3
※ちょっと古いが内容は基礎的。ペーパーバックは出てないっぽい。

○Theory of Neutron Scattering from Condensed Matter vol.1 (1984, reprinted 2004)
STEPHEN W. LOVESEY, Oxford, 0-19-852028-X
○Theory of Neutron Scattering from Condensed Matter vol.2 (1984, reprinted 2003)
STEPHEN W. LOVESEY, Oxford, 0-19-852029-8
※原研に備え付けてあった。ペーパーバックが入手できる。

 最近出た総説として、
“Modern Developments in X-Ray and Neutron Optics (Springer Series in Optical Sciences)” (2008)
Alexei Erko , Mourad Idir, Thomas Krist, Alan G. Michette. Springer, 978-3540745600
がある。装置側の解説書。