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9月 1, 2023 - コンピューター    LibreOfficeのLanguage Packがインストールできない はコメントを受け付けていません

LibreOfficeのLanguage Packがインストールできない

ちょっと古めのMacBookPro OS 10.13.6で使用可能なバージョンのうち一番新しいx86_64用のLibreOfficeのインストールを試みていたら、Language packが入らないという現象に見舞われた。

LibreOffice_7.4.0.1_MacOS_x86-64_langpack_ja.dmgをマウントしてインストーラの内容を表示すると、Contents -> Resources -> osx_install.applescript というファイルがある。これを開いて3/4ぐらいのあたりを見ると、


-- now only check whether the path is really from LibreOffice
try
	do shell script "mdls --raw --name kMDItemFSName --name kMDItemVersion " & quoted form of (choice as string) & " | xargs -0 | fgrep 'LibreOffice.app 7.4'"

というのがあって、このfgrepの後の’LibreOffice.app 7.4’というファイル名のものに対してLanguae Packがインストールされるらしい。ところが、普通にLibreOfficeをインストールすると、できるのは’LibreOffice.app’という名前のファイルであるため、Language Packがインストール先を探し損ねることになる。Macのアプリケーションは、拡張子が全て.appなのだけど、Language Packが認識してくれるアプリケーションの名前の最後が空白+数字である。そこで、まずは、Finderの環境設定から、「全てのファイル名拡張子を表示」のチェックを外す。次に、アプリケーションの名前を’LibreOffice.app 7.4’に変更する。その後、インストーラを走らせると、Language Packがインストールされた。

名前変える手順も、拡張子非表示のままFinderから変えたのではうまくいかなかった(これは私のミスかもしれないが)。たまたま上手くいったのは次の手順の時だった。まず、「全てのファイル名拡張子を表示」のチェックをつけて、表示を「LibreOffice.app」にし、その後、末尾に「 7.4」(空白1つと7.4)を追加すると、Finderでの表示が「LibreOffice.app 7.4.app」になる。この状態で「全てのファイル名拡張子を表示」のチェックを外して実行する。それでもLanguage packは自動では本体を見つけてくれないので、手動でリネームした本体を指定すると、ネットからダウンロードしたファイルだけど開くかとか訊いてくるので、開く、をクリックしていくとインストールが完了する。

11月 29, 2021 - コンピューター    Python-3.10.0 +OpenSSL1.1.1で、OpenSSLを見てくれない問題 はコメントを受け付けていません

Python-3.10.0 +OpenSSL1.1.1で、OpenSSLを見てくれない問題

まず、OpenSSLのインストール。

tar zxvf openssl-1.1.1l.tar.gz
cd openssl-1.1.1l
./config –prefix=/usr/local/openssl1.1.1l –openssldir=/usr/local/openssl1.1.1l -rpath=/usr/local/openssl1.1.1l
make
make test
make install

でさくっと入るが、

/usr/local/openssl1.1.1l/bin/openssl version -a

でバージョン確認をすると、libssl.so.1.1が無いと表示される。しかし、/usr/local/openssl1.1.1l/lib の下に、libssl.so.1.1 はちゃんとある。

実行時だけしのげればいいなら、

setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/local/openssl1.1.1l/lib

でエラーは出なくなる。

次にcurlを入れる。この時点で一番新しいバージョンをインストール。

tar zxvf curl-7.80.0.tar.gz
cd curl-7.80.0
./configure –prefix=/usr/local/curl7.80.0 –with-ssl=/usr/local/openssl1.1.1l/ –enable-libcurl-option
make
make install

動作確認は、

/usr/local/curl7.80.0/bin/curl -V

>
で、こちらも、LD_LIBRARY_PATHの設定前はSSLエラーが出たが設定後は動くようになった。

ド嵌まりしたのがPython。Python-3.10.0.tgz をダウンロード

tar zxvf Python-3.10.0.tgz
cd Python-3.10.0.tgz
./configure –prefix /usr/local/python3.10.0/ –with-pydebug –with-openssl=/usr/local/src/openssl-1.1.1l –with-ssl

このとき、–with-openssl=のディレクトリは、インストール先つまり配下にincludeやlibのあるディレクトリを指定したのでは動かない。インストール前にソースを解凍したディレクトリで、openssl.pcのある場所を書かないと、
checking for openssl/ssl.h in /usr/local/openssl-1.1.1l… no
checking whether compiling and linking against OpenSSL works… no
というエラーが出る。これが出ている間はコンパイルしてもOpenSSLは使えない。ここをクリアすると、一応チェックでOpenSSLまわりがyesになってコンパイルはできる。

しかし、

/usr/local/python3.10.0/bin/pip3.10 list

を実行すると、

WARNING: pip is configured with locations that require TLS/SSL, however the ssl module in Python is not available.

と出て、外部にパッケージを取りに行く接続でコケるし、pip自体のアップグレードもできない。

環境変数かな、と思って、
setenv PATH “${PATH}:/usr/local/openssl-1.1.1l/bin”
setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/local/openssl-1.1.1l/lib
setenv LDFLAGS “-L /usr/local/openssl-1.1.1l/lib -Wl,-rpath,/usr/local/openssl-1.1.1l/lib”
などとやってみたけど結果は変わらず。

コンパイルオプションかなと思って
./configure –prefix /usr/local/python3.10.0/ –with-pydebug –with-openssl=/usr/local/src/openssl-1.1.1l –with-ssl CFLAGS=”-I/usr/local/openssl-1.1.1l/include” LDFLAGS=”-L/usr/local/openssl-1.1.1l/”

などとあからさまにやってみたけどダメ。

結局、Python-3.10.0/Modules/Setupを編集。コメントアウトを外して、
OPENSSL=/usr/local/openssl1.1.1l
# To statically link OpenSSL:
_ssl _ssl.c \
-I$(OPENSSL)/include -L$(OPENSSL)/lib \
-l:libssl.a -Wl,–exclude-libs,libssl.a \
-l:libcrypto.a -Wl,–exclude-libs,libcrypto.a
_hashlib _hashopenssl.c \
-I$(OPENSSL)/include -L$(OPENSSL)/lib \
-l:libcrypto.a -Wl,–exclude-libs,libcrypto.a
のように、staticリンクさせてから、すぐ上のオプションで./configureして、make celanしてmakeしてmake installで、やっとOpenSSLを見失わずに実行できるようになった。

ウェブサイトを見ても、OpenSSLをインストールしましょうとか、Macで同様のことになったのでhomebrewでPytionとOpenSSLを最インストールとか、いろんなやり方がいっぱい出てくるのだけど、Setupを直接いじってみては、と指摘していた人を一人だけ海外で見つけた。

8月 25, 2021 - コンピューター    履歴書スタイルファイル はコメントを受け付けていません

履歴書スタイルファイル

多摩通信社さんの配布している履歴書LaTeXテンプレートをダウンロードしてきたのだが,コンパイルできない。TeXインストールは奥村本第8版でMac利用,TeXShopの設定も本の通り。

まず%lualatextrueをコメントアウトするが,lualatexがうまく動いていないらしくてエラー。それではと,コメントのままにしておいてuplatexの方でいこうとするとjsarticle.clsで{\@ehc} とエラーが表示される。結局,jsarticleをjarticleにするとコンパイルできて,サンプル通りの履歴書フォーマットが表示された。

環境は、Macで、奥村本第8版の巻末のガイドの通りにインストールしている。

5月 13, 2021 - コンピューター    DragThingからμDockに乗り換え はコメントを受け付けていません

DragThingからμDockに乗り換え

手軽に起動したいアプリ一覧がDockにおさまるわけもなく、アイコンを並べておいてタブで切り替えられるし、マウントしているドライブ一覧も見えて、手軽に取りだしできるしというので、ランチャーアプリはずっとDragThingを使ってきたのだけど、Mojave対応はしないと発表されてしまったので乗り換え先を探さなければならなくなった。

どれを起動するかとか、どれが起動してるかの判断はアイコンのみでやっているので、アイコンを並べて置いて起動したり、アプリの切り替えができればいいや、ということで、近い機能のものを探したらμDockというのがあった。

呼び出しはF1キーだが、タップなどのジェスチャーも設定できる。ラベルを付けずにアイコンだけ並べられて、タブで切り替えて起動でき、ドライブ一覧も出て、そちらから取り出しが可能なので、欲しかった機能は一応全部満たしている。キーボードから入力してアプリを探すことは滅多にないし、クリックで起動だけだからこれで十分ではある。

ただ、アイコンを極小サイズにできないとか、アイコンとアイコンの間の間隔を詰められない。このため、ランチャーの面積は圧倒的に増えた。で、ランチャーからアプリを起動したりアプリを切り替えたりすると、ランチャーは消えてしまい、状況を見るには再度F1を叩かないといけない。サイズが小さければ常駐していても邪魔にならないので出っぱなしOK、サイズがそんなに小さくできないなら用が済んだらさっさと消えるという、考え方の違いなのだろう。

まあ、目に優しくなったとはいえるし、年寄り向けとも言えるが(笑)。

iCollectionsというのもあって、かなりカスタマイズできて高機能そうなんだけど、お値段的にも機能的にも私にはちとオーバースペックかなあ。

1月 6, 2020 - コンピューター    セクションにサブタイトルつけてアンダーラインする(LaTeX) はコメントを受け付けていません

セクションにサブタイトルつけてアンダーラインする(LaTeX)

いろんなサイトを参考にマクロで解決,と思ったのだけど,試した結果,多分これが一番シンプル。


\section[タイトル{\textcircled{\normalsize 1}} \small {\mc 〜 サブタイトル}]{タイトル{\textcircled{\normalsize 1}} \small {\mc 〜 サブタイトル} \\\hrule}
10月 19, 2019 - コンピューター    VS Code + Jupyter notebook はコメントを受け付けていません

VS Code + Jupyter notebook

Visual Studio CodeがJupyter notebookを扱えるようになったので、環境構築してpythonで遊ぼうと思ったらなかなかうまくいかなかった。まず、pyenvでインストールした最新版の3.4.7の環境(pyenv global 3.4.7)にしてから、jupyter notebookをインストールし、vsCode側のpythonを~pyenv/shims/pythonや~pyenv/versions/3.7.4/pythonにしても、jupyter notebookのファイルを読み込んで実行しようとすると、jupyterに接続できないというエラーが出て先に進まない。コンソールのコマンドラインから、jupyter notebookを入力するときちんと動いて実行できる。

結局、
pyenv install anaconda3-5.3.1
して、
pyenv global anaconda3-5.3.1
で環境をこれに変えた後、VS Code側のpythonインタープリターに(‘base’:conda)を指定すると、最初の起動で待たされるが、それ以降はjupyterの環境でpythonが実効できた。バージョンにこだわるわけではにないので、anacondaを使うことにする。

環境のテストは、ド定番の

print("Hello World")

変数の中身を見られるかどうかのテストは

mport numpy as np
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
p = np.linspace(0,20,100)
random_array = np.random.rand(100,1)

簡単なグラフが出せるかどうかは、

import numpy as np
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
p = np.linspace(0,20,100)
plt.plot(p, np.cos(p))

plt.show()

で試せる。

VPythonのインストールは、anacondaの場合は
conda install -c vpython vpython=7.5.0
新しいバージョンにするには、
conda update -c vpython vpython
それ以外の場合は
pip install vpython
で行う。

テストは、

from vpython import *
sphere()

で、動いているかどうかがわかる。

10月 4, 2019 - コンピューター    atomエディタでLaTeX はコメントを受け付けていません

atomエディタでLaTeX

参考:https://twitter.com/i/moments/1065918110752854017より抜粋。

入れるパッケージとしては,document-outline,latex(コンパイル), language-latex(シンタックスハイライト), latexer(補完),pdf-viewは重くなるので使わない方が良いらしい。ビューアはSkimが軽くて,`$ brew cask install skim`でインストールできる。コアパッケージのbracket-matcherに$$を追加。

8月 26, 2019 - コンピューター    Juliaのアップデート はコメントを受け付けていません

Juliaのアップデート

Jupyter notebookとjuliaなどをインストールする,の続き。Juliaをアップデートする手順。brew使ってあれこれやろうとしたけど,結局一旦削除してクリーンインストールするのが確実という結論に。

まずは,$home/juliaをsudo rm -rして思い切り良く消す。

その後,以前実行した上記ページの「juliaのインストール」の手順を実行。ただし,以前はv0.6.2だったのが,今回はv1.2.0を指定する。コンパイルも同様に行い,.bashrcは既に設定済みで書き換えていないので何もしない。

変更があるのは,Jupiter Notebookとの連携のところ。ターミナルから実行した,

julia> Pkg.update()
julia> Pkg.add("IJulia")

は使えない。juliaのコマンドプロンプトが出ている状態で,’]’を入力すると,プロンプトがpkg>に変わるので,

(v1.2) pkg> update
(v1.2) pkg> add IJulia

を実行。^Cまたは[BS]を入力するとjuliaプロンプトに戻る。

実はこの作業の前に,

$ pyenv install anaconda3-5.0.1

していたので,

$ pyenv global anaconda3-5.0.1
$ conda create --name py3.6 python=3.6
$ pyenv local anaconda3-5.0.1/envs/py3.6
$ pyenv global system
$ source $PYENV_ROOT/versions/anaconda3-5.0.1/bin/activate py3.6

を実行しておく。

一旦,^DでJuliaを抜けて,

jupyter kernelspec list

を実行する。

Visual studio Codeと共存させるための設定は、Visual Studio Code側に「Julia」extentionをインストール、preferenceのSettings(vs code自体の設定の方)を開いて、juliaで検索し、[juliua]Configure editor settings to be overridden for [julia] language の下の、Edit in settings.jsonをクリックし、setings.jsonファイルに

"code-runner.clearPreviousOutput": true,
"code-runner.runInTerminal": true,

を入力。

7月 15, 2018 - コンピューター    大量のファイルをコピーする はコメントを受け付けていません

大量のファイルをコピーする

MacのTimeMachineバックアップに使っているディスクのUSBケーブルを間違って抜いてしまい,HDDを壊してしまった。立ち上げのたびに,修復できないからフォーマットするようにというメッセージが出るようになって書き込みもできない。最新版のファイルはMac本体にあるので,フォーマットした場合に失われるのは4年ほど前まで遡れる変更履歴ということになる。それで,ちょっと欲張って,データを別のHDDに移動させてからフォーマットすることにした。

問題は,膨大な数のファイルを迅速にコピーする方法。最初は素直にFinderを使ってコピーしようとした。そうしたら,ファイルサイズの計算を始めてしまい,一晩経っても終わらない。これでは話にならないので,ターミナルを開いてcp -Rでコピーすることを試みた。こちらは,直ちにコピーが始まったが,速度が速かったのは丸一日ちょっとくらいで,2日目になると大して大きく無いファイルでもコピーするのに何秒かかかるようになってしまった。結局,一番早くて速度低下が起きなかったは,

tar -cf – ./Backups.backupdb |(cd /Volumes/NewHDD/ ; tar -xvpf – )

を実行することだった。ただし,古い方のバックアップディスクにcdし,lsを実行した時にBackups.backupdbが見える状態でこのコマンドを実行する。/Volumes以下は,コピー先のHDDの名前とその中にあるコピー先フォルダまでを指定する。

コピー中は,リスクはあるが,ウイルスチェックソフトの実行は止めておくこと。コピーの度にチェックがかかると,数が多いだけにかかる時間が馬鹿にならない程度延びる。また,ディスクは

Mac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマットするしかないが,ファイル変更履歴が記録されるので,単純コピーなら,ジャーナルはオフにしておく。dfするなどして,/dev以下のどれがコピー先ディスクか確認した後で

diskutil disableJournal disk***

を実行する。***には,/dev以下にあるデバイスの名前の一部が入る。

ただ,今回はこの努力は結局無駄になり,ディスクの内容は救い出せなかった。コピーは順調だったのだが,コピー元4TBディスクで3TB使用,コピー先4TBで行ったところ,コピー先の容量が3.5TBを超え,使用しているブロック数もコピー元をとっくに超えているのにコピーが終わらない。どうも,ディスクを壊した時に,読み出しでどこかでループに入るような壊れ方をしたらしい。特に失われた重要ファイルも無く,何ヶ月も前のファイルが必要になる可能性はほとんど無かったので,結局諦めて,壊れたディスクを再フォーマットして新たにバックアップを作成することにした。

3月 9, 2018 - コンピューター    High SierraでSSHトンネリング はコメントを受け付けていません

High SierraでSSHトンネリング

High SierraにしたらこれまでできていたSSHトンネリングができなくなってしまった。どうも、Ciphersも明示的に指定して、

ssh -oHostKeyAlgorithms=+ssh-dss -oCiphers=+aes256-cbc 自分@メールサーバ -L 110:127.0.0.1:110 -L 25:127.0.0.1:25

のようにやらないといけないらしい。必要があればsudoで。

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