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「EMBC」は無残に失敗。1000トンの焼酎カスが腐敗してえびの市の市街は半年以上も悪臭地獄。高嶋博士は2億余円を詐取したまま行方不明:←コレに対する削除要求文書がむしろ弁護士の名誉を毀損している件

Posted on 5月 16th, 2012 in 倉庫 by apj

 高嶋開発総合研究所のトップページより。
 議論のためにはとりあえず全文読まないといけないので、あとの方に全文引用しておく。

 さて、弁護士の名前入りで出されたこの文書だけど、おかしな部分がいくつもある。

【1】ブログの取り下げを要求する、の日本語の意味が不明
 普通なら「記事の削除を要求する」だろう。弁護士が書いた日本語とは思えない。また、こんなことをトップページに書くくらいならさっさと削除要求を出すための手続きを踏むのがプロの仕事ってもんじゃなかろうか。

【2】相手が不明
 記事タイトルらしきものが書かれているが、これだけだとどこの誰に対する要求かわからない。他人に何かを要求するときは誰に対して要求しているか特定しないといけない。でないと誰に対して要求するのかが曖昧なままになる。特定無しにプロがこんな文書を出すとは思えない。URLすら無いってどういうこと?そんな内容の記事が本当に上がってるの?
 ということで今回は、ちょっと長くなるけど、私が書いているこの記事のタイトルをわざとに削除要求されている記述を含んだものにしておくことにする。これで私のこの記事も警告に当てはまるわけですね。特定が曖昧だからこういうことができちゃうんですよ。
 
【3】「某焼酎会社」
 法的な要求について主張する文書という設定なのに、事実関係の部分を伏せて一体どうするのか。
 某焼酎会社、では、準備書面の信用度が一気に下がりそう。

【4】「上記の誹謗中傷が誰によってなされたかはわかりませんが」
 それを特定するために手続きを踏むのが相談された弁護士の仕事じゃないの?それまではブログでとやかく言う必要ってないよね。何を他人事みたいな発言してるんだか。

【5】「信用毀損・名誉毀損・業務妨害」
 これだけで、いい加減な文書だというのが丸わかり。法務担当者と弁護士は大丈夫か。
 中傷の部分が名誉毀損になるとしても、信用毀損に相当しそうな内容が書かれていない。信用毀損というのは経済的信用限定だから、たとえば支払能力が無いとか不渡りを出したといったデマが流された場合の話ではないか。二億円を詐取云々は、事実無根なら名誉毀損ではあっても信用毀損とは関係がない。

 以上の理由から、こんな文書に顧問弁護士として名前が載ることは、弁護士としての社会的評価を著しく低下させるといえる。むしろこの文書が公開されることそのものが、顧問弁護士に対する名誉毀損だろう。これを読んだら客が逃げそうなので、業務妨害になるかもしれない。
 
 私なら、こんな文書を出されたら、相手に法律家のプロは居ないと判断するし、法務部も仕事はしなさそうだと判断する。
倉田・和田の両先生方、これに名前が載ることを本当に了解してるのかしら。それ以前に、この二人の弁護士さんて実在するのかしら。

警  告

高嶋康豪博士への誹謗中傷の掲載に対する取下げ要求と警告・法的措置

                       平成24年5月15日
                       �高嶋開発工学総合研究所
                         統括弁護士 倉田雅年
                         顧問弁護士 和田 裕
法務担当者 渡邉澄雄

 当職らは、高嶋康豪博士の顧問兼統括管理弁護士及び法務担当です。つきましては高嶋博士への事実と異なる誹謗中傷により、信用毀損・名誉毀損・営業妨害に該当する言説がインターネット上に掲載されておりますので、事実を確認し、直接関わった人たちの証言と証拠に基づき下記の事柄に対して掲載の取下げと取り下げなき場合の法的手段を用いることの警告と刑事・民事事件として取り上げます。

一、『「EMBC」は無残に失敗。1000トンの焼酎カスが腐敗してえびの市の市街は半年以上も悪臭地獄。高嶋博士は2億余円を詐取したまま行方不明』とのブログの取り下げを要求します。
 1、平成12年当時、本社が長野にある環境エンジニアリング会社の�五十鈴の九州営業所が某焼酎会社の焼酎カスと焼酎廃液の処理のプラント事業を受注し、複合発酵技術で処理するということになり、高嶋康豪博士が�五十鈴の下平洋一社長より依頼を受け指導のために同行した話で、博士は施工主でもなく、金銭の授受は一切なく、「2億余円を詐取したまま行方不明」等は全くの出まかせで嘘であり当職らは許すわけにはいかない問題です。  最初は焼酎カスと焼酎廃液を同時に処理するという構想でしたが焼酎カスの方は処理のキャパシティの関係で微生物群と処理設備とのバランスが悪く液化の際、酪酸発酵により酪酸臭が出たことがありました。焼酎廃液の方は高濃度のBOD、COD、及びSSの処理ですが、100%処理が可能でした。そこで焼酎カスの処理を分離してオイルフライで処理してパウダー化し、有機肥料として使うことになり、施工主の下平社長より焼酎カスの処理は分離して処理し、焼酎廃液・廃水の方だけをバイオ処理する、高濃度の焼酎廃液の処理をすることだけでも大変素晴らしいことなのでそのようにいたしますとの報告を受けました。よって、最終的に施主と施工主の間で上記の話合いによって焼酎廃液と焼酎カスを分離して処理するとのことで、設備を竣工し、引渡を完了しましたと下平社長から最終報告を受けています。
  上記の誹謗中傷が誰によってなされたかはわかりませんが、�施工主が�五十鈴であり、高嶋博士が複合発酵技術の供与と指導という立場であったこと。�最終的に完成引渡が終わっていること。��五十鈴は現在でもバイオ事業部を�フォーレストという会社に移行して、バイオ農法では相当な実績を上げ、人々から信頼を得ている優良会社です。よって、現在でも複合微生物による複合発酵技術の指導を高嶋博士から受けております。
  以上のことから誹謗中傷の掲載に対し、一般の視聴者に事実関係を誤認される虞がありますので、法務部の担当者として高嶋博士の顧問弁護士と協議のうえ、掲載の取下げを要求します。誠実な対応がない場合には法的手段を取らざるを得ませんので警告いたします。
  聞取り証言者:小田一光氏(当時�五十鈴九州営業所)赤羽正二朗氏(バイオエンジニアリスト、現フォーレストバイオオペレーター)下平智行氏(下平洋一氏子息現�フォーレスト社長)その他関係者の証言と事実確認による。

2、前述の某焼酎メーカーと同時に鹿児島県指宿にある5町村の共同の養豚施設の糞尿廃液処理を行っておりますので、この事実も明確にしておきます。
  この施設では日本の一部上場の環境関係企業がプラント施工をし、その処理センターでの管理を農協・経済連からの出向者が行っていました。しかし、糞尿廃液のBOD(有機性酸素要求量)とT-N(トータル窒素)の処理が全然できず、結局一部上場企業と環境エンジニアリングの会社が5社トライしましたが大失敗に終わった例です。
  そこで処理センターの責任者から�五十鈴の九州営業所の小田一光氏に上記の説明で何をやってもうまくいかないので複合発酵の高嶋康豪博士を紹介してもらいたいとの話があり、複合発酵の微生物処理法によるバイオフローとエンジニアリングフローの変更と複合発酵のバイオ施工の指示と指導をし、1ヶ月後には処理水が河川放流値(行政認定)以下になり、なお汚泥を完全発酵汚泥化しバイオ肥料として用い、地元の農業の推進・躍進になり、博士は経済連の責任者と5町村の農協及び農家より尊敬の念をもって感謝されました。
  以上のことから日本の一部上場企業と経済連が失敗してどうにもならないことを高嶋博士の複合微生物による複合発酵技術によって解決したことが多数あります。今後はありもしない誹謗中傷で高嶋博士の信用毀損・名誉毀損・業務妨害に対し、本掲載を行った人物を探し当て、必ず法的手段を取ることに致します。また、このような掲載を許す会社に対しても法的手段を取りますので、法務部の責任者として博士の顧問弁護士と協議した結果、早急に掲載を取り下げるよう警告します。