ツィッターのメモ

 脱原発を主張する方のツィートがあったのでメモ。

 私がRTした内容について、skyhigh0521さんからのコメント。

skyhigh(脱原発に1票) ‏@skyhigh0521 13:14:57
野尻さん。早野とかの御用学者にコロッと騙されるのは勝手だけど、それで風評被害だと決め付けるのはどうかな。我々は汚染されているものは汚染されているとして自分の身を守ります。@apj @HayakawaYukio 何だデマの大元か。暇なのはどっちだ。

これに対する私のメッセージ。

apj ‏@apj 13:21:37
私は測定結果の方を重視するのでね。あなたが他の基準を採用したければご自由にどうぞ。RT @skyhigh0521: 野尻さん。早野とかの御用学者にコロッと騙されるのは勝手だけど、それで風評被害だと決め付けるのはどうかな。

すると、1年後同じことを言っているかどうかを問題にされた。

13:25:04 skyhigh(脱原発に1票) ‏@skyhigh0521
彼らは検体や測定方法を自由に選べる立場だし、福島県や政府に都合の悪い結果は出せない事はすぐ分かるはずです。来年の今頃、あなたが同じ事を言えるかどうか。@apj 私は測定結果の方を重視するのでね。あなたが他の基準を採用したければご自由にどうぞ。

 ということで、1年後に私が同じことを言っているかどうかを明かにしないといけなくなりました。ツィッターだとどんどん流れていってしまって私が忘れるのでメモしておきます。iCalの来年のこの日の予定として、このエントリーに対応すること、というのも先ほど登録しました。これで多分忘れても大丈夫かな、と。
 まあ、来年のことをいうと鬼が笑うとも申しますので、その時がきて普通にネットアクセスできる状態だったら対応します。

 1年経って私が同じことを言っていた場合、期限をさらに引き延ばされるのかどうかが気になりますが、まあそれは来年の話ということで。
(さらに…)

EM菌続報

EM菌に関する報道の続報が出たのでメモ。朝日新聞デジタルのマイタウン青森より。

効果疑問のEM菌 県内3町が奨励
2012年07月11日

 板柳と中泊、鰺ケ沢の3町が、科学的に効果が疑問視されるEM菌を「水質浄化や農地改良に有効」として町民に薦めている。各町はEM菌を培養し、町民に配布。板柳町はEM菌販売業者に4000万円で効果検証を委託し「有効」としたが、専門家は検証を「科学的に無効」と指摘する。
 EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材。普及団体のEM研究機構(沖縄県)は、農地改良や水質改善、放射能対策に役立つと主張し、開発者の比嘉照夫・琉球大名誉教授は、効果は「重力波と想定される波動による」と説明する。効果が確認されない例が多く、理論も現代科学と相いれないとして、「非科学的」との批判がある。
 板柳町では舘岡一郎町長が就任した1999年、町長の同窓生が在籍する市民団体の勧めで、EM菌の活用を開始。翌年、菌の培養器を購入し、町民への無料配布を始めた。開発者の比嘉氏を招いた勉強会などを繰り返し開き、町民に「作物に良い影響を与え、台所にまけば下水の水質が改善される」と説明している。
 2009年度からは3年間、リンゴ栽培などでの効果検証を県内のEM販売業者に委託し、3813万円を支出。業者の報告書は、EM菌で作った発酵肥料を使ったリンゴの「糖度が上がった」などとしている。
 だが、EM菌の効果検証の経験がある後藤逸男・東京農業大教授は、この報告書について「条件の同じ畑で、EM菌を使った場合と使わなかった場合でどう違うか、という比較ができていない。科学的検証としては無効」と指摘する。
 日本土壌肥料学会は1996年の検証シンポジウムで、EM菌の農業上の効果に関する検証例を収集したが、顕著な効果の報告はなかった。99年の後藤教授の報告も、EM菌で作った資材(肥料)と既存の有機肥料で、作物の生育への影響に差はない、としている。
 中泊町は旧中里町時代の10年ほど前から、EM菌の培養と町民への無料配布を実施しており、年間経費は30万~40万円。鰺ケ沢町は09年から町民に1リットル50円で販売している。
 96年の検証シンポを主導した茅野充男・東京大名誉教授は「行政が薦めることは、一般利用者には効果のお墨付きになる。個人が自己責任で利用することは止められないが、科学的に効果が証明されていないものを行政が薦めるのは問題」と指摘した。
 EM菌の効果を認めない多数の報告について、朝日新聞はEM研究機構に見解を求めたが、回答はなかった。
(長野剛)

 効果がはっきりしないものを行政がすすめたらいかんだろう。役人になるなら、こういうおかしなものを薦めようとする人が居た時に止めるのも仕事のうち。学生にはそう教えよう。
(さらに…)

講義資料としてメモ

 朝日新聞MyTown青森の記事より。

 EM菌の授業は根拠がない、てのを基盤教育で教えないといけないですね。そのための資料としてコピペして保存。

EM菌「効果疑問」検証せぬまま授業
2012年07月03日

 「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批判の声も上がっている。
 EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材。農地の土壌改良用に開発されたが、水質浄化や健康飲料としても利用されている。環境保全の市民活動や有機農法を行う農家に広がっている。
 県教委によると、昨年度、環境教育の一環としてEM菌を使用した小中学校は県内に7校。ほかの複数校でも使用例がある。多くは、EM菌を地域の川にまくことで「きれいになる」と教えている。
 県東青地域県民局は2004年から、管内の希望校にEM菌を無償で提供し、実践を支援している。提供開始にあたり、県はEM菌による浄化活動が行われている川で1年間、水質を調査。だが、顕著な改善は確認されなかったという。
 にもかかわらず継続している理由を「学校が水質浄化に関心を持ち、活動してくれること自体が有り難いことだから」と担当課長は話す。担当部署はこれまで、EM菌の効果を科学的に検証した文献の調査などはしていない。
 EM菌の効果について、開発者の比嘉照夫・琉球大名誉教授は「重力波と想定される波動によるもの」と主張する。製造元で普及を進めるEM研究機構(沖縄県)は「EMに含まれる微生物がリーダー的な存在となり、現場の微生物を連係させる」と環境浄化メカニズムを説明する。また、機構は「放射能対策に効果がある」とも言う。
 だが、疑似科学問題に詳しい科学者らは、EM菌の効果や理論を批判する。菊池誠・大阪大教授は「原理は物理的にナンセンスの一言。何でも都合の良い方向に働くとの万能性をうたっていること自体が、非科学的だ」と指摘する。
 水質浄化の効果についても、否定する報告が多い。
 岡山県環境保健センターは1997年度、EM菌は水質浄化に「良好な影響を与えない」と報告。実験用の浄化槽にEM菌を加えて600日間観察したが、EM菌のない浄化槽と同じ能力だった。広島県も03年、同様の報告をしている。
 三重県の05年の報告は、海底の泥の浄化に「一定の効果があると推定」した。湾内2カ所の実験で、1カ所で泥中の化学的酸素要求量(COD)が減少したためだ。だが、水質に関しては効果がなかった。
 岡山県の検証に参加した職員は「川や池でも試したが効果はなかった。EM菌が効く場合が全くないとは言い切れないが、どこでも効果が期待できるようなものではない」
と指摘する。
 長島雅裕・長崎大教育学部准教授は「疑わしい事柄を真実と教えれば将来、生徒が疑うべきものを疑えなくなる恐れがある。本来は多様な対策が必要な環境問題を、EM菌だけで対処可能と思わせることも、思考停止につながりかねない」と話した。
◇「川きれいになる」と教えた 
 青森市の中学校の1室。壁沿いの棚に黒い液体の入ったペットボトルが数十本並ぶ。6月に県から提供されたEM菌の原液だ。
 「県の支給なので、まさか効果に疑問があるものとは思わなかった」
 中学校で、EM菌による水質浄化を指導する女性教師は話す。近所の川にEM菌をまく活動は、前任者の時代から10年以上続いてきた。1学級2人ずつの美化委員会が、年数回活動している。
 委員以外の生徒からも家庭のコメのとぎ汁を収集。EM菌の原液と混ぜて灯油缶で「培養」し、川に流す。生徒たちは、真冬の雪の中でも積極的に参加した。流したEM菌の液は昨年度、1千リットル超。教師は「川がきれいになる」と教えてきた。
 文化祭では毎年、生徒がEM菌の効果をインターネットなどで調べて発表。効果を否定する情報を見付けた生徒もいたが、「様々な意見はあるけど信じよう」と指導したという。
 教師は、効果に疑義があると知り「生徒にはきちんと説明したい」と語る。県の担当者は「配るのは学校側の要請だから」と責任を否定している。 (長野剛)

 併せてチェックするとしたら、土壌肥料学会のシンポジウムの記録
 ciniiのこれ
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