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奇術師

奇術を題材にしたミステリーだと思って読んだが、じつはSFだった。つまり、「瞬間移動」のトリックをめぐって二人の奇術師が確執を繰り返すのだが、一方のトリックは合理的だが、もう一方のトリックはSF的。最後はもうファンタジーの世界。途中まで最後には合理的な解決があると期待していたのだが、がっかりだった。