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第12回
- EMは小学4年生のときにつくった覚えがあります。肥料として使用しました。それが今問題になっているとは…。
→肥料ならまだいいんですが、EM団子を作って川に投げ込んで川を綺麗にすると自称する活動が行われたりしてどうにもなりません(普通に考えて川を汚している)。
- ニセ科学を100%批判することができるか。自分には難しいことだと思う。
→100%を目指す必要はない。安全側に振った判断ができればいい。つまり、ほんのちょびっとだけ有用なものを間違って捨てる結果になっても、より有害なものを捨てられればいい。
- 相対性理論を否定するような本は書店で見たことがあり、興味があったが、へたに手を出していたらだまされていたのかと思うとぞっとした。科学哲学はおもしろそうなので夏休み中にでも読んでみようと思った。
→「疑似科学と科学の哲学」伊勢田哲治著、名古屋大学出版会、「科学哲学の冒険」戸田山和久著、NHKブックス、あたりがお薦め。
- 「化学哲学」という学問があることをはじめて知りました。いろいろな判定方法があっておもしろかったです。
→科学哲学、です。
- 先生は、宇宙人はいると思いますか?
→居ないのではないか。
- 先生は宇宙人やUFOをどの程度信じていますか。
→宇宙人ビークルとしてのUFOの存在は信じてないが、定義からいって特定できない飛行物体はみんなUFOではあるから、まあ特定に失敗することもあるだろうと。
- 先生の個人的に考える科学とは何ですか?脳トレの話について詳しく教えて下さい。
→科学は自然の近似である。脳トレについては、お年寄りに使ってもらったと称する試験が、ソフトウェアの効果だけではなく、試験に関わった人が積極的に話しかけるなどした効果も含まれていて区別されていないこと、論文になるだけの十分な証拠がないことが問題となっている。
- 武田邦彦氏のブログも理論的に批判していて面白いですよ。
→自身のブログの訂正の過程、理由、情報ソースがはっきりしないので、私は、話半分以下の代物だと評価しています>武田邦彦氏のブログ。
- 超能力者はマジシャンと言われる人たちがやっていたスプーン曲げは、最近は意識をすれば誰でもできると言って芸能人が軽々こなしていたりしますが、固体が熱も加えず、あんなにすんなり曲がるのはどう証明できるのですか?
→証明も何も、手品師がやって見せたということは、トリックがあると考えるのが普通では。たとえば、 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ebisan/spoon.htm 演技力も必要みたいですけど。
- 今、科学的に認められそうな過激なアイデアってありますか。疑似科学者の特徴は他のジャンル(スポーツ選手など)でも使えると思います。UFOについての話は興味を持って聞きました。
→宇宙論方面だといろいろありそうですが、あまり詳しくないので……。
- 疑似科学のチェックリストや、疑似科学者の特徴など、意外と多くの科学が疑似科学に関して言及しているということを知り、驚いた。何故デタラメな疑似科学はよく広まるのに、こういったものは広まらないのかと思った。やはりメディアの影響が最も大きいのだろうか。
→疑似科学は「わかったと感じる」のが容易だというのがある。あれはよい、これは悪い、と、架空の自然を持ち出して単純な話を出すので。実際の自然科学は歯切れも悪いし前提条件は入り組んでるしで、ちっともすっきりしない。
- 科学の中にはルールがあるということを知って驚きました。その中でも自分の新しい考えをすべて公開し、他の科学者に実験を再現してもらうというルールがありましたが、あらためて科学として認められるのは大変であると感じました。
- 科学についていろいろ知れて面白かった。
- 米のとぎ汁で放射能が消えるのが本当であれば原発にヘリとかでまいてるはずだし、なんでそんな情報にだまされるのか分からない。
- 被災者のように弱い立場の人をダマすような商売は最低だ。
- いろんな人の考えを知ったけど、でもやっぱり落とし穴があるものがあって、どれが正しいかというのは一概に言えないなあと思った。
- 大陸移動説など当時としては過激な主張にもちゃんとした根拠があり、「極端な主張には極端な証拠が必要だ」という一文に、なるほどと感じた。
- 科学や哲学について、今日は読み物的内容だったのでつかれた。
- たしかにステルス戦闘機とか初見ではUFOっぽいですよね。UFOの写真や映像ってどうしていつも例外なしに不自然なのかも気になるところです。
- 放射能の脅威におびえて体に悪いものを摂取してしまうことが恐いと思った。
- 健康なのに変なウワサを信じて肺炎になるのはばかばかしいと思った。私も将来うっかりすると信じてしまうかもしれないので気を付けたい。
- レポートがなかなか進まなくて困っています。今日の授業はすこしむずかしかったです。
- エセ科学というものは世の中にたくさんあるのだなと思った。
- 新しい情報・事柄が真実であるかどうかは、しっかりとした判断基準を餅、謝った認識をしないようにしなければならないと思った。自分の信じていたことが誤解だったときには、きちんと誤りをみとめることが真実にたどり着くための第一歩だと思った。
- 実家に帰ったら、米のとぎ汁をやってる人がいないか確認しようと思った。
- 気をつけなければいけないと思った。
- 1つのことを信じるかどうかの前に、そのことを色々調べるのが安全への第一歩だと思った。
- 科学を矛盾しないように説明するのは大変なことだと思いました。
- 福島に家族、親せきたくさんいますが、私を含めデマにはだまされていません。
- 改めて考えてみると科学的根拠はなく嘘の情報だとわかるが、脳はだまされやすく、実際信じてしまうことが多いように感じた。
- エセ科学を見破ろうと意気込んでいたが、一歩間違えるとこちらにも被害が及ぶので、しっかりと見極めたいと思った。
- 「科学であるかどうか」を判定するためのやり方だったり、注意事項だったり、疑似科学の特徴など、ここまで調べている人がいるのだと少し驚いてしまった。しかし、現実では科学だけではない要素もからんで決定をしなければならず(政治決定など)、その辺のバランス感覚が各人に求められていると思う。
- 調べた結果が「商品として正しい」となっても大丈夫でしょうか?(レポートについて)
→あてはめができていればいいですが、健康食品と称しているものを選んで正しかった試しがなかったりしますので、あてはめでパスしそうにないものを探していただければと。
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