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第6回

  • 数年前、100円ショップで「マイナスイオン効果のある くし」(プラスチック製)を購入しました。マイナスイオンに静電気防止効果があるとしたら、このくしは効果があった、ということでしょうか。くしの場合、どのようにして静電気防止をしているのか疑問です。
    非常に疑問な商品ですね。マイナスイオンを出すと「いわれている」何かをちょこっと入れてみたとかそういうレベルじゃないかと。
  • 放射性のビスマスって何ですか?実際にマイナスイオンのでる場所にいくのとマイナスイオン機能のあるエアコンの部屋にいるのでは、場所に行った方が効果あると思った。業者も大変だと思った。
    ウラン系列で、238Uから出発して206Pbになるまでの途中で、半減期3.8日の214Biになる。放射性壊変系列、で調べると出ている。
  • 「マイナスイオンが出るから髪が傷みにくい!」というドライヤーがたくさんでています。家にあるのは静電気を防ぐとは書いてなくて、すごくあいまいでした。「髪をいやす!」みたいな。セルミ医療器のくだりは怖かった。本気で疑わなければ企業と○○研究会のつながりになんて気づけないと思う。雨のあとにイオンカウンターの数値が上がる理由がものすごくおもしろかった!!マイナスイオンを隠れみのにした良い製品とインチキ商品の見わけはつきますか?
    マイナスイオン関係なく商品の基本的な性能がよければ使えばいいけど、宣伝がいい加減だという印象は残りますね。
  • 講義の中で特許について話がありましたが、あくまでも発明者のアイデアを保護するものであって、科学的正しさは保証されていないと知って、ショックと驚きを隠せなかった。今まで特許は公的なものであり、しっかりと科学的に正しいのかを調査してから申請が許可されるものだと思っていたし、私の他にもそう思っている人は少なくはないと思う。特許を取得しています、を売りにしてPRするくらいなのだから、特許庁は科学的に正しいのかまで深く審議してから許可すべきであると思った。
    さすがにあからさまな間違いである永久機関は認めないことになってますが、それ以外については審査は甘い方です。厳密な審査になるとコストと時間がかかりすぎて現実的でありません。そもそも特許を利用するのは同業他社の技術者つまり専門家なので、内容に間違いがあれば見抜くことができて当然なわけです。一般消費者には最初から関係ない話なのです。
  • 私の両親が、私が小さいころに「血液がさらさらになるブレスレット」を買っていたのを思い出しました。その後、同じ手法で商売をしていた人がインチキだと分かり逮捕されたニュースを観て、親がだまされたと分かり、悲しくなりました。私がこの授業で学んだ「ニセ科学」をいろいろな人に伝えたいです。
  • 血液がさらさらかどうかは血中の水分量によるもので、血液採取の前に水をのむとさらさらになる。よってさらさらであることは健康にはそれほど関係がないと聞いた。さらさら血液という言葉が流行していた時に、その効果をうたった商品はあったのだろうか。
    血液さらさらをうたった商品はあった。マイナスイオン発生装置も沢山あったが、もっと問題なのは、さらさらをデモンストレーションするために針をさして採血していた業者の中には針のキャップを交換せずに使い回していたのが居て、B型肝炎を蔓延させた可能性があること。多分忘れた頃になって発病する人がそれなりに居るのではないかと。業者のインチキ検査を受けた覚えがあるなら医療機関の受診を。 なお、昨年も、水道水を飲んでもすぐさらさらにはならないが我が社の水を飲むとすぐにさらさらに……と商売していた業者が摘発された。先に水道水を飲ませて効果が出るころに商品の水を飲ませていた可能性がある。
  • 例えインチキでもマイナスイオンを広めた人にカリスマ性を感じました。インチキ商品は犯罪にならないのでしょうか。
    摘発はしていても罰金や賠償金が大したことないので抑止力にならない。
  • 祖父がトルマリン石を用いて水道水のカルキ抜きをしていました。これは効果があったのでしょうか。また害は無かったのか。
    効果はほとんどないし害も無かったのではないですかね。石の成分が溶けても微量でしょうから。
  • 今やっている健康に関するテレビ番組でちゃんと科学に基づいて事実を放送している番組を教えて下さい。
    テレビの情報はハズレが多すぎるので、10年以上前から家にテレビを置いていません。この10年以上テレビの健康情報ゼロでも生活に何の不具合もありません。たまにひどい内容が放映されると、大体がネットで話題になり、録画を探して見に行って確認、ということはしていますが……。
  • マイナスイオンの出るドライヤーを使っていますが、ドライヤーがどうやってマイナスイオンをつくっているか謎です。髪に効果があるかも謎です。
    まともなメーカー品なら放電方式でしょう。100均ショップのものは、分解してみたら、内部に、マイナスイオンを出すという触れ込みのシートというかシールみたいなのが貼ってあるだけだったことが。
  • 「蚊によく吸われる人は血がさらさらだ」ということがよく言われるが、それもインチキですか。蚊が好む血ってあるのでしょうか。
    刺されやすい人とそうでない人が居ることは確かのようですが……。「言われる」のソースが、テレビとか雑誌とかで、まともな実験(例えばこのプリントの後の方に書いてある基準を満たしているもの)が示されていないならマユツバものと判断すべき。インチキですか、などと個別のネタを私にきいているようでは、今後も騙される。
  • 自分の出身は宮崎で鳥刺しが好まれているが、地産地消で新鮮なら安全、ということはあるだろうか?
    新鮮かどうかよりも寄生虫や病原体が生で食べる部分に混じってくるかどうかの方が問題。調理法や育て方や管理の仕方などの方が重要。
  • 粉末X線回折と単結晶X線回折の原理と違いを教えてください。
    カリティ著「X線回折要論」という本が図書館にあるはずなので調べてみてください。
  • 先生は旅行は好きですか?僕は好きで、この間も特に予定も立てず京都へ一人旅に行きました。隣の部屋の女子中学生(?)3人組と風呂・トイレが共用だったのは想定外でした。しかも二泊(泣)。ところで、温泉旅館などに行くと効能って書いてありますよね。神経痛、関節痛、打ち身、冷え性、慢性痛などなど…。スゴい所だと、秋田県仙北市にある玉川温泉はガンに効くらしいのです。先生は温泉の効能についてどう思いますか?信じていますか?
    標準医療のかわりになるものではないが、温めたり、温泉旅館に泊まることで体を休めたりすると調子が良くなる場合があることは確かだし、快適に過ごすことそのものが病気の治療を助ける場合はあると思う。ガンが治るとまで言うなら言いすぎだが、ガンで手術などの治療をした後で暖まりに行くと良いという程度の話だろうと受けとめている。
  • マイナスイオンが出るうちわ持ってました。中学のときは友達に自慢したりして使っていたのですが、高校生になって化学の先生に本当かどうかきいてみたら、「ちゃんと調べないとわからないがあおげばマイナスイオンが出る原理が分からないしそもそもこのマイナスイオンって何なのかがわからないからあやしい」と言われ、確かに…とちょっと恥ずかしくなりました。うちわくらいなら大したことないですが、光学なものでだまされると大変ですね。ちなみにそのうちわはしましまの凹凸が入っているものでした。
  • ”マイナスイオン”という言葉にだまされていたと気づいて、とても驚きました。自分は病院で勤めたいと考えているので、変な会社に利用されないようにしたいです。
  • 以前マイナスイオンの存在を信じていた自分がばからしく思えた。マイナスイオンが存在するのはあたりまえだというような日本の状況をどうにかしてほしいと思った。「病院で使われている」「○○賞受賞」などとうたっているカラクリにはとても驚いた。
  • 「**賞受賞」などの表示があるだけで、良い賞品だと思い込んでしまうことがあったので、すぐに判断しないように気をつけようと思った。
  • 化学は得意でないので、先生のように一目でインチキを見破ることはできないが、そうできるように知識を増やしていきたい。
  • 活性酸素は場合によっては細胞を傷つけていく可能性があるというのを聞いたことがあります。それが本当だとすれば「マイナスイオン」は有益な物質というよりはむしろ有害物質ではないでしょうか?自分はマイナスイオンが流行しているとき、体にいいものだとばかり思い込んでいました。メディアのデタラメにも気をつけたいと思います。
  • マスメディアの影響力のおそろしさを感じました。よく言われることですが、情報を全てうのみにするのではなくてしっかりと見極めていこうと思いました。
  • 高校のとき化学の先生に「ドライヤーとかのマイナスイオンは嘘だよ」と言われて衝撃を受け、にせ科学に興味を持ちました。マイナスイオンについての今日の講義を楽しみにしていました。マイナスイオンは未科学だということで、これから将来どうなるのか気になります。一度広まってしまうと大変ですね。世の中にはにせ科学があふれているのだと考えるととてもこわいです。
  • マイナスイオンが科学的な根拠がないことに驚いた。私自身マイナスイオンについて信じていた。ただ信じているだけでは問題ないが、他の物質についても根拠のないものがあると思うので、気をつけたいと思った。
  • マイナスイオンは未科学であるというのに興味を持った。非科学であるということに驚いた。マイナスイオン効果とかすごい信じきってた…。
  • 委学区は患者さんだけではなく様々な人が注目する分野だと思うのでインチキに使わないでほしいと思った。自分もだまされないように知識を身につけたい。
  • 100均で売っているくしにマイナスイオンを謳うものがあり、さすがに嘘だろうというのは気づいた。開発者が「根拠がない」と分かっていてもインチキが広まりすぎてそれがないと商品が売れないというのが驚きだ。
  • 普通に世の中に出回っている製品にも全くのインチキがたくさんあることgあわかった。そういった企業は頭がいい人がやっていると考えた。誠実に仕事をしたい。
  • ニセ科学の宣伝が本当に多くて驚きました。
  • 教育は大切であるなと改めて感じました。
  • すみません、出席カードをリーダーに通したかどうかがわからなくなってしまったのでこの紙を提出しました。もしリーダーに通してあったらすみません。
    お気になさらないように。