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第7回

  • 血液型が就職や配属面で考慮された事例があったことには驚きだった。血液型占いも科学的な根拠はないですよね?
    血液型に限らず、占いに科学的根拠はありません。
  • マンガやドラマなどで風呂の水に電気コードの先を入れたことによる感電、というシーンを見て「大げさに表現するなあ」と思っていたのですが、そういう感電は実際に起こり得るんですか。実験に2種類あるのに驚きました。私も演示実験と混合してました。
    100Vくらいで湯船の端に電気コードをまとめて入れた程度なら何も起きなさそうですが、直接触ると感電はするかと。なので、人体実験はやめたほうがいいです。
  • 自分の家では母や祖母は家族の性格の評価によく血液型を引き合いに出すことが多いです。今度帰ったら、科学的根拠がないということをしっかり教えてあげたいと思いました。また、最近は電気自動車の普及もあって、水素がエコロジーなものとして扱われているが、その危険性についても十分に伝えなくてはいけないと思いました。
    おそらくそういう人は科学的根拠が無いと言うと、科学で全てわかるわけではない、と反論してくると思います。なので、人の本当の性格と直接向き合わず、血液型という勝手な類型に人間の性格を当てはめるのは家族であっても失礼なことだとはっきり伝えた方がいいと思います。水素については、燃料電池で安全に燃やす工夫や、漏らさず運搬し保管する方法とセットでないと普及はしないでしょう。
  • バラエティー番組の健康情報はうそが多いことを知って驚いた。「世界一受けたい授業」では専門家の人が出て健康法とかを教えているが、その人たちはなんでテレビ界に出てくるのか不思議だ。論文とかを出して皆に知らせたいのならわかるが……
    論文を読みこなせるのは世の中のごく一部の人ですが、テレビはもっと多くの人が見ます。
  • 前に親戚がMICA加工商品にはまっていましたが、あれは信用してもいいのでしょうか?自分で調べてもよく分からなかったので先生のご意見願います。
    MICA加工は随分前に東急ハンズで見た事があり、改めて検索したら http://www.lfs.co.jp/intro/1-1.html が引っかかりました。個別に判断の方法を書きます。高校物理生物化学の知識だけで何とかなる程度のデタラメ説明です。 「水の分子運動が非常に活発になり、体の細胞に吸収されやすくなります。」分子運動の活発な水とは単に温度の高い水のこと(物理・化学)。恒常性の維持というのがあって水分量は適切に保たれているので吸収されやすい水が本当に存在したら逆に負担になるかも(生物)。 「人の体内にある様々な酵素の働きを高めます。例えば、「活性酸素を消去する酵素」の場合は水道水の1.7倍以上に高まります。」酵素って必要な時に働くようにできてるし、通常の働きを前提にして代謝やら何やらのサイクルが出来上がってるわけで……(生物)。反応速度を早めるにせよ必要な活性化エネルギーを下げるにせよ、酵素の性能は分子構造で決まってしまっているもの(生物)。活性酸素は感染症とたたかうのに必要なのでもし本当にそんな水があるなら、風邪引いたら飲むなとか傷のあるとき飲むなという話になるはずが、そんな注意書きが内のはおかしい。 「界面活性値(油を溶かす力)が高くなる(水道水の約1.5倍)ので、体内の脂肪組織に溜まったダイオキシンや農薬、食品添加物などの老廃物を流し出しやすくします。」界面活性剤で油脂が分散する(化学)&細胞膜は脂質でできている(生物)を合わせると、飲んだらまず口や胃の細胞が壊れそう。 「残留塩素がほとんどなくなり、カルキ臭も感じなくなります。」塩素濃度なら測定できる筈ですがデータがどこにもありませんね。
  • 私は血液型と性格は関係ないと前から思っていましたが、高校の頃友人が関係あると言い張っていたので、教えてあげようと思いました…。
  • 血液型性格判断がニセ科学であるということは高校の生物で習った。おもしろいと思ってその話を訊いていたが、就職や配属面で考慮されているところがあるというのは驚きだ。これがニセ科学ということを広めていきたいと思った。
  • 健康情報の判断・評価をする際に、どのような条件・状況のもとで行われたかがとても重要になると感じた。
  • 健康情報の信頼性を評価するためのフローチャートを実際してみたいと思いました。
  • 甘い宣伝文句に騙されないよう気を付けます。
  • 自分の身を守るためにも科学は大切だと思った。
  • 唯5個の項目を確認するだけでニセ科学を見破る事ができるのは便利だと思った。今後これらを活用して騙されないようにしたい。
  • 血液型の話については、いつ誰が言いだしたのかと不思議に思う。いつかこの話をする人がいなくなる日本になればいいなと思った。
  • インチキの見分ける基準を教えてもらえたのは大変よかった。TV番組などそれを意識してみてみたい。
  • 電気分解の話を小分けにしてもらったので、勉強する気になりました。実験と演示実験の区別の説明は面白かった。
  • 血液型と人格に関係があるとは思えないが、小さい頃から言われているうちにそういう性格になったり、性格に影響を与えてしまうような気がする。
  • 血液型による性格判断は小さい時から友達と言いあってきたり、本を買って喜んで読んでいたので、中学生の頃、この血液型と性格はほぼ関係性がないと知った時、驚いたのを思い出しました。また、企業の採用に血液型が考慮されていると思われるのはちょっと信じがたいことであると思いました。
  • ステップ5までクリアできるものはTVなどで宣伝されていないと思いました。とくに通販などの売り文句はあてにならないなと思いました。
  • 先日、初めて学会に行ってみました。わりと大きめの学会だと聞いていましたので、厳粛なものだと思っていましたが、かなりラフで一般人も多く入場していて驚きました。発表は非常に多くのポスターの前に貼った人が立っているだけでしたし、演題も企業説明会よりもラフなもので予想と大きく違っていた。「学会で発表された」が殆ど信用に値しないことが実感としてよくわかった。
  • 健康情報の信頼性を評価するためのフローチャートは,高校の化学の資料集にも載っていました。この基準は厳しいので、テレビでやっている情報はほぼデタラメだと思います。そう考えると、今までくだらないことに時間を費やしていました。私も優子先生のようにテレビを置くのをやめますね!と言いたいところですが、やっぱり私にはテレビがひつようなのでテレビは置いたままにします。
  • 私は理科がずっと苦手で好きではないのですが、理科の知識がないと最悪死ぬということなので、最低限の知識くらい身に付けようと思います。ところで、少し気になんたんでうが、いつもの服装は何モチーフですか。
    服装?講義になんの関係が……?