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さっき地震があった

Posted on 6月 14th, 2008 in 倉庫 by apj

 山形市南部(自宅)も揺れたが、ゆらゆらという感じで大したことはない。衝撃のようなものは無かった。しかし長い時間揺れていた。
 大学までは6キロほど離れているが、この揺れなら、不安定に積み上げた書類は崩れたりするかもしれないが、普通の分析用装置等が壊れたりする程ではなさそう。振動を嫌う実験をしている人は商売あがったりだったり、特に振動で壊れやすいものについては点検が必要なものもあるかもしれないけど……。
 留守録の知らせがあったから、電話をかけようとしたが、携帯(SoftBank)がまったくつながらない。ってか、普段なら、着信記録と留守録の両方が携帯に出るのに、今回は着信記録の方が無く、留守録のみになっていた。SoftBankのメールは届いている。電話は10分程度で通じるようになった。
 Bフレッツの接続は全く問題無し。Yahooの速報も直ぐに見ることができた。

山形はサクランボの季節

Posted on 6月 14th, 2008 in 倉庫 by apj

 昼間、スーパーに行ったら、サクランボが手頃な値段で売っていた。3種類ほど違う品種のものが並んでいたので、1パックずつ買ってきた。品種の違いを食べ比べて試せるのは、山形在住の楽しみの1つである。ただ、品種による味の違いを文章で表すのは、私には難しくてできないのだけど。

水からエネルギーを……

Posted on 6月 13th, 2008 in 倉庫 by apj

 コメントをいただいたので、エントリーを作っておく。
 ネタは、GIGAZINEのこれ→水から電流を取り出すことを可能にした新しい発電システム「ウォーターエネルギーシステム」を見に行ってきました
 ニセ化学だろうという指摘もある。
 最大限善意に解釈しても、水を利用した蓄電池以上のものではない。
 化学反応でエネルギーを取り出して何かに利用する場合は、不安定な物質の組みあわせ(例:酸素ガスと水素ガス)が反応して、よりエネルギーの低い状態になる(例:水)ときのエネルギー差の一部を利用するしかない。
 エネルギーの低い、より安定な状態からエネルギーを取り出すには、(1)もっとエネルギーの低い別のものに変化させるか、(2)別の方法で予めエネルギーを与えて不安定な状態にし、うまくその状態をコントロールしながら、より低いエネルギーの状態に戻る時のエネルギー差を利用する、という方法しかない。出発点が水の場合、特に水しか使わないと主張している状況では、(1)は考えにくい。であるならば、いかに宣伝文句で飾り立てたとしても実態は(2)だろうということになる。
 ところで、化学反応の過程でも物理的な過程でも、余計な過程を挟めば、エネルギーの変換効率が100%では無い以上、必ずロスが生じる。つまり、元のエネルギーをなるたけそのまま利用するのが最も効率が良く、途中で変換すると、どうやったってエネルギー的には損をする。
 元のエネルギーのあり方を変えるのであれば、損をした分を上回るメリット(貯蔵のしやすさや取り扱いの容易さといったもの)が無い限り、意味がない。
 触媒の役割は、反応のエネルギー障壁を下げる意味しかない。放っておいても、エネルギー状態が高→低になるように反応が進むはずのところ、途中の障壁のために反応が進まない時に、触媒を使えば、壁の高さが減って、うまく反応が進むようになる。あるいは、外からエネルギーを与えて、エネルギー状態が低→高、の反応をさせるときに、障壁が高いと、最初と最後のエネルギー差よりも大きなエネルギーが必要になる。触媒があれば、障壁の高さが減るので、反応のために外から投入するエネルギーが、最初と最後のエネルギー差に近付く。触媒が勝手にエネルギーを発生するわけではない(当たり前だけど、触媒は永久機関ではない)。

 この手の話は、元々のエネルギーがどこにあるかが要注意である。材料として使った物質の形で蓄えられているかもしれないし、触媒といいつつ外から光や電気のエネルギーを与えたりしていないかもチェックが必要である。

某社の方が営業に来られました

Posted on 6月 13th, 2008 in 倉庫 by apj

 某有名測定器メーカーの方が大学に営業に来られて、研究室で名刺交換した。
 このシチュエーションだと、今年度新しくなったカタログの頒布だとか、営業担当者の交代の挨拶だとか、新開発した製品の案内といった流れになるのが普通である。ところが、今日のはちょっと違っていた。
 営業の方が出したのは、NEDOの研究公募の案内。パンフレットを渡されて、「今年はこんなテーマがあって、研究費の方も科研費よりは一桁金額も高く……」と説明が始まった。
 「要するに、他の予算がカットされて装置が売れなくなったので、大学の先生にNEDOの研究費を取るように薦めないと会社としても困るって話ですね」と思わず本当のことを口走ってしまって、営業の方々と大笑いすることになった。
 大学の予算カットの現状を一番良く知っているのは、大学に実験器具等を納めている業者さんだったりするわけで。

 産官学連携はどこの大学でもやっているが、官の予算を学がとって産に流すために産が学に「プロジェクトに応募してほしい」と営業するというパターンはちょっと斬新だと思ったし、ここまできたか、とも思った。官の予算を産が取るために学が協力、とか、官の予算を産のどこに配分するか決めるために学が官に協力、というパターンはよく見かけるのだけど。

「事象の地平線」過去ログ倉庫

Posted on 6月 13th, 2008 in 倉庫 by apj

 旧ブログの、「事象の地平線」の過去ログ倉庫を作った。ここのシステムと同じ、pplogp beta 2で管理している。

 過去ログ製作手順は次の通り。
(1)pplog2で作っていたblog全体を新サーバにアップ。
(2)pplog2ini.php内の、旧URLや旧パスを全て新サーバのものに置換。
(3)ファイルとディレクトリのパーミッションを、インストールガイドに合わせて変更。
(4)新サーバのindex.phpにアクセス。不完全な形で表示される。
(5)左側adminメニューをクリック。パスワードを入力。
(6)過去ログのエクスポートを選ぶ。pplog2/log/backup_pplog2.xmlができる。
(7)バックアップ置き場のディレクトリ(今回はehold)を別に作る。
(8)pplogpで、blog作成を実行。置き場所としてeholdを指定。
(9)ehold内に新規のindex.phpができる。
  (10)今回は、たまたまconfigファイルに変な改行コードを入れてしまっていたので、index.php内のURLも改行されてしまってそのままでは動かなくなった。一旦ダウンロードしてエディタで改行を消して、再度アップする。
  (11)pplogp/master/masterblog/blog.php内の、新規製作blogの情報のうち、2番目にURLが書かれる筈の場所がhttp://までで切れてしまうので、新blogのURLを全部記載(1番目に書かれたものと同じにする)。internal server errorが出たが、この修正で回避できた。
(12)backup_pplog2.xmlを、pplogp/backupにコピー
(13)管理画面のウェブログ再選択から、過去ログ用blogを選ぶ。
(14)管理画面から、データ:インポートを実行。自動でpplog2のログだと判断してくれるので、旧blogの内容へのフルパスとフルURLを入力し、実行
(15)インポートされると、pplogp/backup/ackup_pplog2.xmlの名前が、backup_pplog2_end1213363259.xmlのように変わる。さらに、pplogp/mainlog/logの下に、*-****.phpのような名前(*は数字)のファイルができる(最初の数字は、何番目のblogかを意味している)。
(16)サブタイトルやプロフィールを適当に書き直したら、ファイル再作成(再構築)を選ぶ。新blogのディレクトリに、数字.htmlというファイルがたくさんできる。
(17)管理メニューから、設定を選び、コメントとトラックバックを不許可にする。このとき、表示を動的に行うと、既についているコメントまで表示されなくなるので、表示は静的に行うようにする。
 そのかわり、いかにも入力できそうなフィールドが残ってしまった。消す方法がわかったら対処するかも。書き込んでからPOSTが機能しないことを知っても、八つ当たりはしないように。コメントを受け付けない旨トップににも表示してある。

 過去ログ倉庫製作にあたって、ファイルサイズが問題になった。Rocomotionさんの提供するblogは、データベースを使わないため、本文とコメントが長くなっても、何の問題もない。ところが、当初、編集してコンテンツ移動を考えていたGeekLogは、バックエンドにMySQLを使っており、テキストフィールドにつっこめる文字列サイズが65535バイトと決まっている。このため、長いエントリーは分割しないと入力ができないので、不便である。もっと長い文字列を格納できるようにデータベースのスキーマを変更しても大丈夫かという質問がGeekLogのフォーラムにもあったが、回答はなく、ちょっと自分で人柱になる余裕もなかったので、pplogpを使うことにした。
 旧blogの議論のうち、資料的に意味のあるものについては、じっくり選んで記事としてGeekLogの方に移してみようと考えている。

バイオシーパルスの件で取材

Posted on 6月 12th, 2008 in 倉庫 by apj

 先週、インチキ波動転写水を売ったバイオシーパルスの件で、週刊新潮から電話取材があった。6月19日号に掲載された。
 カタログを4ページ分ほどfaxでもらって、それを見ながら電話ではいろいろ訊かれたのだが、記事になると省略されてしまって、多少不正確な部分もあるので、追加訂正をしておく。
 まず、140ページ。私が答えた部分で、

「水は磁石を近づけても動かないように、磁場の影響を受けません」

 この部分は省略しすぎである。正しくは次の通り。
 水は、弱い反磁性体なので、非常に強い磁石を近づけると、磁石から遠ざかる性質を示す。また、強い磁場をかけたところで、磁場の影響が後に残ることはない。バイオシーパルスの装置で使われた電磁石が作る程度の磁場では、おそらく見た目にも何の変化も無いはずである。弱い磁場では水に何の影響も与えないことは、マグティックスターラーという、磁石を使った実験道具で溶液をかき混ぜても、実験に何の影響もないことから明らかである(磁場が強い場合については、医療用のMRIによる健康被害が皆無であることからわかる)。

 もし、バイオシーパルスのカタログに書かれた、

命の根幹である「水」とあらゆるかたちあるものは、電気的(磁気的)信号によって律せられているという事実にもとづいて、水に電気的(磁気的)信号をインプリントし、飲むことで健康・元気をめざすという考え方です。

という理屈を認めるのであれば、電子レンジは全面禁止、とならないとおかしい。電子レンジによる加熱は、調理できるほどの電気的・磁気的エネルギーを与えているのだから、電子レンジで温めた水や料理には、電子レンジの2.45GHzの信号が大変強烈に「インプリント」されることになる。この信号が体によいという保証は何もない(バイオシーパルス的には、バイオシーパルスが装置への入力値として勝手に定めた数字の表が正しいということになるはず)ので、そんなものを飲んだり食べたりするのはもってのほかという話になるはずである。
 現実にはそのようなことはない。電子レンジで調理した水や食物には何の問題もないという客観的事実がある上に、バイオシーパルスも「電子レンジ禁止」とは言っていない。
 自らがカタログに書いた主張をちっとも信じていないし守ろうともしていないのは、当のバイオシーパルスの方である。

Geeklog:記事の年指定範囲を変更

Posted on 6月 12th, 2008 in 倉庫 by apj

 フォーラムで質問してみたら既に回答が公開されていた

public_html/lib-common.php:
次の関数を探して,
function COM_getYearFormOptions( $selected = '' )
その関数内の次の行を探します。
for( $i = $start_year – 1; $i <= $cur_year + 5; $i++ )
10年前からの記事を入力したければ次のように修正します。
for( $i = $start_year – 10; $i <= $cur_year + 5; $i++ )

いたちごっこの予感が……

Posted on 6月 12th, 2008 in 倉庫 by apj

 CNET Japanより

総務省がネットの犯行予告を自動検知するシステム開発に着手
Emi KAMINO
2008/06/12 17:46

 総務省がインターネットや携帯電話の掲示板に書き込まれた犯罪予告を自動的に発見し、警察など関係機関に速やかに報告するシステムの開発に乗り出す。東京・秋葉原での無差別殺傷事件を受け、6月11日に開かれた閣僚会議後に増田寛也総務大臣が明らかにした。

 開発されるシステムは、掲示板に書き込まれた犯罪や自殺予告を思わせる単語を抽出し、文脈からコンピュータが危険性を判断、信憑性の高い情報を警察に通報するという仕組み。秋葉原での事件で容疑者が犯行予告を携帯電話の掲示板に複数回にわたって書き込んでいたことから、事件の防止策として検討された。

 同省では研究開発費として、2009年度予算要求に数億円規模を盛り込む方針だ。

・パソコンに感染し、
・殺人予告や自殺の予告の文章をそれらしく生成し
・有名な掲示板にポストしまくる
ウイルスとの攻防戦の始まりではないかと……。

メインページも何とか離陸……か?

Posted on 6月 12th, 2008 in 倉庫 by apj

 GeekLogで設定してきたメインページも何とか離陸できそうな。
CML-ニセ科学・擬似科学について考えるcondensed matter研究者のページ
 まだ殆ど空っぽの上、ロゴの変更方法がわからなかったりして、見栄えの整備が遅れている。

超常文献リスト

Posted on 6月 12th, 2008 in 倉庫 by apj

 私は、JapanSkepticsの教育分科委員会のメンバーである。昨年、委員の先生が作った超常文献リストをネット公開、という話になり、私が水ヲチwiki(暫定版)で公開ページを作るはずだった。しかし、wikiに不慣れなのと訴訟で多忙なのと両方で、延び延びになっていた。
 それがやっと、Geeklogで作ったページで、表にまとめて公開することができた。ノンフィクションフィクションに分けてある。この1年に増えた分については、データをもらったら引き続き登録する予定。

 ゆくゆくは、委員会の他の先生方にも直接編集してもらえるような形にしたい。wikiでもいいのだけど、wikiは基本的に誰でも編集できる方向で作られているので、少数のメンバーのみがコンテンツをさわれるように仕組むのはどうもうまくいかない。編集合戦になっても元に戻せるのは分かっているが、四六時中監視するわけにはいかないし……。ということで、Geeklogの方に載せることにした。