パーソナルツール
ナビゲーション
 

第1回

講義内容

 教養の講義の第1回は、仮履修届の提出のみです。シラバスの簡単な説明をして、仮履修届を提出したら、15分程度で解散します。他の講義の内容と比べて、どれを受講するか決めたいという人は、残りの時間を使って他の教室を回ってください。

 私は、その後1時間程度、教室で待ちます。他の講義を希望して定員オーバーでとれなかった人や、他の講義の案内を先に聞きに行った人達のためです。

 この講義の受講者数は、裏番組(?)にもよりますが、80人から160人程度になります。部屋の大きさの許す限り受講者を受け入れる方針です。このため、ビデオやプロジェクターなどのある部屋を使えないこともあります。従って、講義内容は毎回プリントを配って、その内容に沿って行います。

 内容は、水や氷の話、水の電気分解といった話題が中心です。「科学リテラシー」は、科学的知識とのつきあい方や、知識の使い方のことです。この講義では、化学的知識に加え、巷に溢れている科学っぽいけど変な話や、マスコミによって作り出される不確かな科学情報をどう扱うか、さらに、科学の発展とは何か、科学の発展において誤りを防ぐしくみ、誤りを訂正できずに出てきた病的科学の例と顛末についても説明します。

 出席カードの裏に、質問やコメントがあれば、ご自由にお書きください。可能な限りお答えしますし、コメントについても紹介します。受講人数が多いため、当てて発表してもらったりということはちょっと無理ですので、講師とのコミュニケーションの方法は、コメントを書いていただくしかないのです。