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服装と素材を記録に残せ

Posted on 7月 18th, 2009 in 倉庫 by apj

 大雪山・トムラウシのツアーの遭難事故について。
 亡くなられた方と生還された方の、服装とその素材がどうであったかに興味がある。

 疲労凍死の調査で、亡くなった人は木綿の下着であったのに対し生きて戻った方は羊毛の下着で、濡れた場合の保温性の違いが生死を分けた、という話を読んだ記憶がある。今は新素材のシャツなどが出ているので、昔よりはずっと条件は良くなっているだろう。それでも、天候にくらべて軽装だったという報道も出ている。

 生死を分けた要素が何であったのか、調べて記録に残し、今後の事故防止に活かすことが、亡くなられた方への供養だと思う。
 世の中、家政学部とか被服学科とかもたくさんあるわけで、そっちの人達のテーマかなぁ。