さくらインターネットに返事
一応、さくらインターネットに返事を出した。内容は次の通り。
お世話になっております。
ご連絡いただきました削除要求について回答いたします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
指摘されたURLによって表示される文書には、
(1)「悪徳商法?マニアックス」の記事の引用
(2)私の意見論評
(3)第三者のコメント
が含まれております。
この中には、相手方とは関係のない私個人の裁判についての
経験を書いた部分や、紛争一般について書いた部分も含まれて
います。これらのうち「事実と異なる」のが具体的にどこであるのか
特定がなされていません。
また、「私の人格権に基づく名誉権が侵害されている。」とありますが、
該当する文書のどの部分の表現が名誉毀損であるかの指摘もありません。
従ってこのような曖昧な削除要求には応じられません。相手方には、名誉を毀損している文言を具体的に特定した上で
削除要求を出すようにお伝え願います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーコンテンツ公開の停止は行わないで下さい。
表現が名誉毀損であるかどうかは、最終的には当事者同士で裁判所で
争って決着させるものであるところ、訴訟の前に公開停止にされてしまうと、
訴訟をする機会そのものを失うことになってしまいます。
あとは、メールアドレスをこのblogの左の方に画像で出しておいた方が良いかな。旧blogでは出していたのだけど、こっちに移ってから出すのを忘れていた……。
【追記】
名誉毀損で争う場合は、1つの文章のどの部分が名誉毀損なのかを細かく指摘した上で、その表現は事実摘示か意見論評か、という振り分けをしながら争うことになる。まあ、文書全体から受ける印象が、という場合もあるが、普通は、どの部分かを決めてから争いになる。ということは、最初の削除要求があった段階で、表現のどの部分で争うつもりなのかをできるだけはっきりさせておいた方が、紛争に備えるという意味でも役立つことになる。
URL××で表示される内容の「○○○……」の部分が、という程度に特定してからでないと、何をどう攻撃防御したらいいかがあやふやなままになってしまって、争うに争えない。