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大学ってこんなところ

入学手続きをしてから、入学式&ガイダンス後2週間位の間に知っておくべきこと。

「単位」と「時間割表」

高校までは、学年が変わると授業時間割表が配られて、その通りに授業に出ていれば良かった。ところが、大学では、自分で、自分専用の「時間割表」を作ることになる。同じ学科の友達の時間割表と友達の時間割表は、違っていて当たり前である。大学の「時間割表」は、自分で考えて作るのが基本で、これが、高校までとは大きく違うところである。

 

自分で作れる、と言っても、まったく自由に何でもできるわけではない。実は、いろいろと制限がある。

 

大学を無事に卒業するには、「単位」というものをそろえないといけない。「単位」は、ある授業(大学では授業とは呼ばず「講義」というのが普通)を受けて、学期の終わりに試験やレポートを提出し、合格するともらえる。

 

実は、高校の授業にも「単位」というものがあったのだけど、時間割表はお仕着せだったし、普通に出席して定期テストを受けておけば、多少悪い点をとっても、まあ何とか卒業はできた。だから、単位のことを意識することは無かったんじゃないかな。でも、大学は違う。うんと悪い点を取ると、「不可」つまり不合格となり、その講義の単位をもらえない。卒業までに取った単位の数が足りないと、卒業できなくなってしまう。そのときは、もう一年延長して大学生をしてもらって、足りない単位をそろえることになる。これを留年という。

 

講義には「必修」と「選択」の二種類がある。必修は、その学部・学科に入った人が必ず受講して単位を取らないと卒業できないものである。選択は、いくつかある中から選んで受講し、とった単位の合計が基準以上ならOK、というものである。どれが必修でどれが選択かは、ガイダンスの時に配られる「シラバス」という冊子に書いてある。また、卒業までにどれだけの単位が必要か、といったことは、「学生便覧」という冊子に書いてある。どの講義が何曜日の何時間目にあるか、ということは、一緒に配られる時間割表に書いてある。

 

講義は、「一般教育」と「専門」の2つに分かれている。講義は、「一般教育」と「専門」に、それぞれ「必修」と「選択」があるので、都合4つに分類できる。ただし、一般教育の必修は、語学を何単位、といった指定があるだけで、何語を選ぶかは自由ということもある。

 

また、学校の先生になる資格を得るには、「教職の単位」というものを追加でそろえないといけない。

 

入学した学生が最初にすることは、時間割作りである。

 

時間割表の作り方

時間割表の作り方は、次の順番になる。ルールは結構入り組んでいるので、ガイダンスの時に詳しい説明がある。ガイダンスが終わったら、アドバイザー教員のところに行って、相談しながら、時間割表を作ることになる。

 

  • 1年のうちに取らなければならない必修の講義を埋める。
  • 余った時間に、選択科目を入れる
    • 偏った受講をしないように、選択科目はジャンルごとに分かれていて、それぞれから何単位、合計何単位、という指定があるので、そのルールを満たすように選ぶ
    • >一般教育の講義によっては、受講人数の制限があるものもある。自分が希望していた講義をとれない場合もあるので、第二候補くらいまでは考えておくこと。

 

自分でがんばらないと何事も始まらない

高校までは、配られた時間割表通りに授業を受けていれば、何もしなくても卒業できた。大学では、「必修」の講義であっても、全部、自分で履修届を書いて出さないと、履修したことにならない。「必修」だからといって、大学側で「全員履修登録済みね」とは、やってくれないのである。

 

選択科目だって、一般教育の場合は人数制限に引っかかることがある。すると、抽選が行われたりして、外れるとまたすぐ別の講義を選び直さなくてはいけない。どうしてもその講義でないと嫌、などと言っていると、単位が足りなくなって卒業できなくなってしまう。講義に遅れて出ると、抽選が終わった後だった、などということもある。

 

自分からがんばって手続きをしないと、何も起こらないのが大学というところである。せっかく入学したのだから、出だしで躓かないように気をつけてほしい。