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第9回
質問とコメント
- 活性と名の付く気体(気質)は酸素だけと考えても良いんですか?あと、地球の自転ってどうして起こるんでしょう?磁場とか関係ありますか。
→活性塩素というのがあったり……。地球は出来たときから回転(自転)していたらしい。
- 1.2酸素発生反応のはなしは難しかった。他の気体の発生過程もこんなに難しいんですか?
→似たようなものだろう。また、研究自体が進んでいないものも沢山あるはず。反応論はどれもなかなか難しい。
- 大学の授業になるのって大変なんですか
→何を教えるかは、他の科目とのバランスも見ながら決めている。学部の教育についててはどの分野も標準的な内容が決まっているが、共通教育は決まりがない。特に大変ということもないけど……。
- うま味の値が高ければ高いほどおいしいって事なんでしょうか?「味の素」はグルタミン酸ですが、入れても実際うまくなったかわからないです。特許って、あった方がいいとは思うけど、何だかすごいものでもないのかな、と思いました。
→味覚の種類なので、うま味が高いからおいしいとは限らないのでは。
- 内容が難しく理解するのが大変でした。pHが非常に高いまたは非常に低い液体ってなんかありますか?
→緩衝液だと、HCl/KCl緩衝液でpH=1を出せるし、NaOH/KCl緩衝液だとpH=13まで調整できる。
- 水の電気分解のメカニズムがはっきりしていないのはいがいだった。
- 酸素発生に関して、金属を介して4段階も段階があるなんて、本当に驚いた。
- 小・中学校で習うような水の電気分解も、メカニズムまで考えると難しいと思いました。又、身近にあふれている『特許』という言葉が実は消費者以外に向けられていたと知って、やたらに飛びついてはならないとわかりました。
- 活性水素のインチキ話が印象に残りました。
- 活性水素のあいまいさには驚きました。これまでの授業を聞いたあとにこの宣伝を見ていれば「嘘くさい」とすぐに分かったのだろうと思いました。特許を取得したものでも科学的に証明されていないということに驚きました。
- 活性水素を提案したのは面白いとは思うが、やっぱりちゃんと証明されていないのに宣伝されたのは間違いだったと思う。そんなことをなくすために今この講義をうけているのだと思った。
- 九州大学のような有名大学の教授でも、あやしい研究発表をするものなのですね。白畑教授は本当に科学が専門の人なのでしょうか。
→本業の動物細胞を使った実験では普通に成果を出しているが、専門外の水に手出ししたらあやしくなった。専門外に手出しするときは要注意、ということだろう。
- 人間は科学技術にたよって生きているのであれば、高校レベルの知識は全ての人が持つべきだと思った。もっと科学に対して関心を持つべき。
- 「おいしい水」というものには個人差があることが分かった。確かに、友達がおいしいと言った水が、普通の水道の水と変わらない(?)ように思えたり、雑誌でおいしいと書かれていた水を試してみたが、苦いような味がしたり、ということがあったので、おいしい水って何?と思っていたが、今日のことで納得できたのでよかった。
- 暑い日にキンキンに冷えた水を飲むと特別おいしいのは、心理的要素が大きく関係しているんですか?
→実際に水分が不足していたり、体温を下げた方が快適な状態だったりするのでは。
- 何事も、根拠があって初めて信用できるということが、この講義を受けて強く思うようになりました。特許でさえも、あからさまな間違いでない限り認定されるということであるが、最近はこのような言葉を聞いても、これもかと思うようになってきました。見抜いて判断できる人間でいたいと思います。
- 嗅覚を感じるときに、におい物質が鼻の粘膜に溶けて水溶液となってから感覚を引き起こすというのが印象的だった。
- うま味は日本人が発見したというのは驚きました。
- うま味は日本人が発見したということに驚きました。辛味とかは基本味に入らないんですか?
→調べた限りでは入らないみたいです。
- レセプター理論の話を聞いたとき、昔、教科書に舌の部位でどんな味覚を感じるかという説明が載っていたが、私の小学校のときの教科書には載らなくなったという記憶を引き出した。舌のどの部分でどんな味覚を感じるということはなく、大脳のパターン認識で感じているということかと思った。
- 化学感覚という言葉を始めて聞いたが、講義を聞くとよく理解できる話だった。特許は技術者向けという話にはとても驚いた。
- 「特許申請中」を掲げていかにも凄い商品だと宣伝している企業は結構多いですよね。私は「だからどうしたの?」と言いたくなります。すいえば通販番組ってすごいものだと思います。さも新技術が導入されて、便利なものだと思わせるのですから。
- 最近、いろんな物に「特許出願中」と書いてあって気になっていたので、授業で取り上げてもらってためになりました。
- 特許を取得するのにこんなに多くの時間や複雑な手続きが必要なことに驚いた。
- 特許についてくわしい話が聞けてよかった。
- 特許っておもしろいなあと思いました。特許をとるのって実は大変なことを知りました。
- 今まで特許を取得したものは信頼できるものだと思っていた。正しくないものがあるというのは知らなかった。
- 特許をとっているとなんでもいいと勘違いしていた。この講義で学んだ知識を家族に教えたいです。
- 特許はすごいものだと思っていたけど、審査は甘いんですね。「特許申請中」の広告にだまされないようにしたいです。
- 国内で特許をとっても海外で適用されることはあるのでしょうか?特許ではないけど最近商標登録の話をよく目にします。お隣の国では、日本の有名人の名前までも商標登録されているとか……。
→特許は国毎にとらないといけない。「国際特許」というものは無いので注意。
- 電気分解の話はあいかわらず難しかった。特許を取ってるからといって完全に信用できない、と以前の授業でも習ったが、科学的根拠がなくても審査を通る、というのを聞くと奇妙な感じがした。
- ただ難しいだけではなくて、あるあるはインチキだなど、興味がわくような無いようがもりこまれていて、面白いです!
- 最近、ノンアルコールのビールなどがありますがあれは何ですか?ビールの製造過程で麦を発酵させる時にどうしてもアルコールが出てしまうと思うので、あれは単に味を似せただけのビールとは全くの別物なんでしょうか。
→http://www.nikkei.co.jp/weekend/news/20030620s166k002_20.html
出来たアルコールを後から抜くものと、最初からアルコールができない発酵をさせるものがあるらしい。
- おいしい水の話がでましたが、山形の水道水はおいしいと思います。前に住んでいた所ではミネラルウォーターを買って飲んでいましたが、今は水道水で充分な感じです。
- 今日の講義は、わかるところとわからないところが半々くらいだった。
- 前回のまとめ分かりやすかったです。
- 今日の講義も難しかったです。
- 『また「あるある」大事典にダマされた。』をぜひ読んでみたい。
- 今日は大変だった。次の授業にきたいしてます。山形の水っておいしいと思いますか?
→コーヒーや紅茶を淹れることが多いので、あまり意識していない。
- 活性水素の話だが、九州大学の先生が言ったとしたら信じ込んでしまいそうだ。先生のHPを見ていたら、レポート課題の内容があって、2007年から変わっていないという話でしたが、今年もその調子で同じ内容ですか?また、あるある大事典を批判する本(参考文献にあった)はぜひ読みたい!!
→同じ内容でいくつもり。ただ、書き方のコツなどは実例を見た方がいいと思うので、講義時間中に説明する。
- 先生が幽霊の存在を全否定してくださらなくてうれしかったです。科学的裏付けがあるものだけがすべてではないと思います!!
→ただし、科学を適用すべき時にまで科学を否定しないように注意。主観に始まり主観に終わる「幽霊を見ました」という話は、そもそも科学ではないというだけ。また、同じものを見たという経験を他人と共有することもできない。そのことをわかっていれば良い。
- 個人的な質問ですみません。先生をよくテールで見かけるんですが、先生は何のメニューが好きですか?
→揚げ物以外が多い。野菜をちょっとずつ選べるので、テールを使うことにしている。
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