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Der Schwarm

Posted on 5月 12th, 2008 in 倉庫 by apj

 Der Schwarmは、ハヤカワ文庫の「深海のyrr」(1)(2)(3)の原題。海洋冒険小説&コンタクト物だが、なかなか面白かったので、原文にあたってみようとしたのが間違いの元というか何というか……。
 とりあえずamazonで探したら、ハードカバーで1000ページの単行本とCD-BOOK(10枚組)が引っ掛かった。読んで面白かった勢いで衝動買いしたのが届いて、このドイツ語の山をさてどうしたものかと(汗)。とりあえず、昼休みなのでCDを再生してみたら、朗読ではなくて各章を適当にまとめたものがナレーションとして延々読み上げられ、主要な台詞を俳優さん(声優さん?)が演じ、BGMと効果音がところどころに入るというものだった。つまり、本を見ながらCDを聴いても、本文通りのドイツ語ではないので、何と言ってるかは、本を参考にしてしっかり聴かないとなかなかわからない(私の場合は、もっと慣れるまで分からなそう)。語学の教材ではないのでまあ当たり前か。そのかわり、ナレーションも台詞もネイティブのスピードなので、これに耳が慣れると語学教材のCDが間延びして聞こえそう。

日本語の問題というよりは……

Posted on 5月 11th, 2008 in 倉庫 by apj

 高校世界史未履修続出の効果もあるではないかと思うのだけれど。ところで中学校の社会科では現代史をどこまでやっているのだろう?時間の順番に歴史を教えると、現代史にさしかかる頃には時間が足りなかったりで駆け足で進んでしまうので記憶に残りづらいとか?
 Yahooニュースより

「ナチスって何?」…字幕読めない若者増加に映画業界困った!
5月10日18時52分配信 産経新聞

 若者の活字離れが進む中、映画会社が洋画の字幕づくりに苦慮(くりょ)している。文字数を減らすだけでなく、漢字の使用を最小限にし、極力ふりがなをふる気の遣いよう。「読み」だけでなく、中学生レベルの歴史的事実すら知らないというケースも。こうした事情を反映し、アニメだけでなく、実写映画でも吹き替え版が急増。映画業界では「若者の知的レベルがこれほど下がっているとは…」と驚いている。(岡田敏一)

 日本初の字幕映画は昭和6(1931)年公開の米作品「モロッコ」。吹き替え作業の設備などが不十分で字幕という苦肉の策をとったが、この作品の大ヒットで字幕が定着した。

 映画各社によると、戦前の字幕はスクリーンの右端にひとつのせりふで最大縦13字で3行だったが、戦後は10字2行とやや少なめに。人間が1秒に読めるのは4文字程度というのが理由だった。文字数が再び増えるのが1980年代半ば。ビデオレンタルが普及するにつれ、テレビでも見やすいように、とスクリーンの中央下に最大横13字で2行の形式が定着した。

 しかし、ここ数年、13字の字幕を読み切れないという若者が増加。映画離れを食い止めようと、製作、配給会社では苦肉の対応を余儀なくされている。字幕づくりの現場では、10字前後で区切って行数を増やしたり、漢字を省いたり…。さらに、字幕を必要としない吹き替え版へシフトする動きもある。

 東宝東和では8月から10月の3カ月間で計3本のハリウッド大作を公開するが「吹き替え版を過去最大級の手厚さで用意する」と話す。ワーナー・ブラザーズ映画も「ハリー・ポッターシリーズの場合、吹き替えが6割で字幕版を上回っている。その他の作品でも吹き替えの比率は年々高まっている」と説明する。

 字幕以前の問題も。ある映画会社の製作担当者は「スパイ系作品の試写会後『ソ連って何ですか?』、『ナチスって何ですか?』との感想が寄せられ、本当に驚いた」と打ち明ける。

 「スパイダーマン」シリーズなど計約1000本の映画の字幕づくりを担当したこの道約30年のベテラン、菊池浩司さん(60)は「知っていて当然の日本語を知らない若者が増えているようだ」と話している。

ditto直接実行の方が良さそう

Posted on 5月 7th, 2008 in 倉庫 by apj

 仕事で使っている、Leopardを入れたIntelMacのバックアップについて。Carbon Copy Clonerを使っていると、バックアップの途中で止まってしまう。GW前に仕掛けておいたバックアップは失敗。結局、terminalを開いて、/ を /Volumesの下の外付けディスクにコピーするように、dittoを直接叩くと、問題なく動く模様。実行は当然sudoで。

【業務連絡】時々サーバを止めるかもしれません

Posted on 5月 7th, 2008 in 倉庫 by apj

 青学の瀬尾氏の件をとりあげたために、2ちゃんねるにも書かれてしまったようで、アクセスが急増しています。幸いにして、これまで、皆さんがそこそこ落ち着いた議論をしてくださっているので、ひどいことにはなっていません。
 ただ、私も仕事があって、日中はそんなにチェックできません。ここを荒らされ放題にならないように管理するのは私の責任なので、ここ数日は、管理できそうにない時間帯は、ウェブサーバを一時的に止めるかも知れません。スケジュールですが、夕方から夜にかけては動いていることが多い、ということでご了承ください。

講義wiki更新とか

Posted on 5月 2nd, 2008 in 倉庫 by apj

 講義wikiを更新。2007年後期の科学リテラシー(科学A)の講義で行われた、学生さんたちとの質疑の内容をアップした。この講義は共通教育で、高校で化学を全く履修していない文系の学生も多数受講する。人数が200人近くになるため、講義内容は板書せずプリントを配付している。毎回の出席カードの裏のコメント欄に寄せられた学生からの質問や感想を、次の週の講義で配るプリントの冒頭に入れており、その部分を抜き出してQ&Aにまとめた。(この人数だと、講義中に当てるのも学生同士議論してもらうのも不可能であるため、出席カードを利用して、他の人達の感想や疑問等を共有できるようにしている)。
#誤字脱字のチェックは不十分かとm(_ _)m。

 不調な新サーバは、本格稼働前に修理となり、メーカーのサービスセンターに送り返したorz。

昨日は論で書いたので……

Posted on 5月 1st, 2008 in 倉庫 by apj

 今日はちょっと力を抜いてつぶやいてみる。

 自分自身のおかれた状況が幸せじゃないからといって、より不運な人や不幸な人をこき下ろしたり罵倒したりしたって、それで自分が幸せになれるわけじゃないんですよねぇ、決して。

 相手を罵ったって自分が正しいことの証明にはならないし……。