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トンボmonoΔステンレスバージョン(多分)

Posted on 1月 9th, 2020 in 未分類 by apj

 以前、「このシャープペンのメーカーと型番は?」というエントリーを挙げた。ロゴらしいロゴもなく、さっぱり手がかりがなかったのだが、どうやらやっと判明した。

Monodelta

左が、私がずっと使っていたもの、右が、最近になって入手したトンボのmono Δ0.5 のステンレスバージョンである。サイズ、形状ともに同じで、内部のパイプが金属製であるとか、消しゴムを取り付けてある部分の形も同じであることを確認した。定価1500円であるのも記憶の通りだった。手持ちのものはロゴが剥げてしまってわからなくなっている。このシャープペンのロゴはステンレスに塗料で印刷されているので、使っているうちにはがれてしまう。新たに入手したものもロゴは消えかかっている。

 買った時に専用の箱はなく、ちょうど余っていたパイロットの箱をお店の人がつけてくれた。その箱が子供心になんだか高級感があったから何となくとっておいて机の引き出しに入れていた。使っているうちに、ロゴは割とすぐに剥がれてしまい、そのことをすっかり忘れたまま、いつしか、PILOTの製品だと思い込んでしまったらしい。中学に入ってポケットに挿したりしていた時は既にロゴは消えていた。まあ、買ってもらったのが小学5年生の時だから(1977〜1978頃?)、忘れてしまっても仕方がないほどに時が経っている。

 個人的にはかなり思い出も思い入れもある品なので、2本目を入手できてとても嬉しい。あともう1本ぐらいは欲しいところだ。

自主学習をめぐるあれこれ

Posted on 2月 2nd, 2019 in 未分類 by apj

Facebookに書いたものを記録のためにこちらに転記。

近くの文房具屋を見ていたら,「自主学習ノート」「家庭学習ノート」という表紙のノートを売っているのを見つけた。中身は5mm方眼でリーダー罫が入っている,よくある小学生向け学習ノートだった。同じフォーマットの学習ノートは5教科のシールがついてたりして,どのノートか自分で決められるようになっているのになぜ,と思って,ちょいと検索したら,

 
http://www.tokyo-np.co.jp/event/kyoiku/result/17/05.pdf

や,

http://www.cer.yamanashi.ac.jp/web_up_file/centerkenkyukiyou/edu_no18/pdf_data/no18_13.pdf

が見つかった。

 どうも,秋田県の学力調査の結果が良く,調べた結果,家庭学習の時間が長いので,その習慣をつけさせるために,何でもいいから自分で決めたテーマで1日2ページくらい自主学習をしてノートを作る,という宿題を出すことが増えているらしい。何でもいい,となると,何をするか迷う人が居るので,テーマのヒントを集めたサイト

https://homework-recipe.com/

までできていた。

 私が小6の時も自主学習ノートはあった(昭和の時代の滋賀県の田舎だけど)。担任の先生が,方眼ノートに何でもいいから勉強してきて毎日見せろ,という指導をしていた。たまたま,前年度に同じ指導をされたクラスに,ノートを作るのがうまく,色分けしてきれいにかつ大量に書いた人がいて,記念にノートが教室に保管されていて,模範として見せられた。生徒のノートは先生が毎日チェックし,3段階くらいで評価し,点数が累積されていき,お互いにわかる仕組みだった。

 ところがこの指導は1学期でコケた上,私も大被害をうけた。

 たまたま,クラスにやたら競争的な人が多く(私もその一人だったが),投げ出してサボりまくった数人を除いて,ノートの記述量と内容を同時に競い始めたのだ。

 前年度の模範ノートを見る限り,1ページの記述量が少ないと駄目,ページ数が少なくても駄目,ということがわかった。自主学習テーマのサイトのように,大きな説明イラストを描いて終わりにすることはできなかった。そうなると,大量に毎日文字を書いて色つけをしなくてはならなくなり,容赦なく時間がかかる。

 学校から帰ったら食事の時間以外はノート作りで夜は11時か12時頃まで,それで足りなければ朝5時半くらいに起きて続きをやって学校に行く,という日が続いた。

 ちょうど,運動クラブでソフトボールを始めたので,放課後の練習と朝練が追加された。そのうち,梅雨が明けて水泳の授業が始まった。

 運動を相当やっているのに睡眠時間が5時間程度というのを1学期間続けた結果,夏休みに入ったあたりで体調を崩した。まず,37度台の微熱がずっと下がらない。1日のうち数回,いきなり動悸息切れが始まり1時間から2時間ぐらい身動きできなくなる。心電図に異常はなかったが,もう運動どころでも勉強どころでもなくなった。微熱は夏休み中ずっと続いた。

 もともと小学校時代の私は丈夫ではなく,1年生の頃は,1ヶ月に1回は扁桃腺が腫れて熱を出して数日寝込むというのを繰り返していた。学年が上がるにつれて頻度は減ったが,それでも人よりはずっと寝込んでいた。平均より体力が無かったのに無理をしたから,他の人よりも酷い状態になった。

 ここまで体調をくずさなかった人も,相当大変だったらしく,一部の保護者からもクレームが出たらしい。2学期になって,量は必要ない,3ページ以内,丁寧にやってあれば一番いい評価をつける,というルールが担任の先生から示された。

 

 後になってきいたところでは,同じ学年の他のクラスに比べて家庭学習の量はダントツだったのに,テストの平均点(科目ごとに,業者の作った教科書に準拠したテストが行われていた)は他のクラスに比べて明らかに低かったそうだ。クラスの多くが,睡眠不足で判断力も注意力も落ちてる状態で試験を受けたことが原因だろう。実際,ページ数制限をして,負荷を強制的に下げたら,テストの点数は他のクラスと変わらなくなった。

 担任の先生としては,頑張る優等生が2,3人いて,箸にも棒にもかからないのが2,3人いて,中間層はまあそこそこやる人とそこそこ手抜きする人がいるという予想だったらしく(前年度はそんな感じだった),中間層を巻き込んで大多数が集団ヒステリー状態のように作業の物量と点数を競い始めるとは思わなかったらしい。

 私はというと,夏休みが終わるころに微熱はやっと下がったが,頻脈で倒れるのは相変わらずだった。運動はもうできないからあきらめた。頻脈を起こす回数は少しずつ減っていったが,卒業して中学に行っても,高校に行っても,大学に行っても治らなかった。結局,頻脈から解放されたのは三十歳を過ぎた頃だった。被害が大きすぎてちょっとシャレになってない。

 自分で言うのもなんだけど,小学校の勉強は私には簡単すぎた。先生の説明の1回目でわかってしまって後はずっと教室で遊んでいる状態だったし,それで当てられてもテストをされても大体正解できていた。従姉妹が中学受験をした関係で,たまに会った時に中学受験用の参考書や問題集を薦められ(とはいえ小学2年生の私に受験準備に付き合わせてつるかめ算教え始めたのはどうかと思うが),教科書よりいろんなことが書いてあって面白かったから自分でやっていた。だから学校の勉強はかなり余裕でやれていた。まあ,自分が通える範囲に受験できる中学校は無かったし,塾も補習と公文がある程度で,私立中に行くのに下宿させてもらえる可能性も皆無だったので,受験勉強の問題を解いてもほぼ無意味だったのだけど。

 だから,変な競争に巻き込まれなければ,親と教師が喜ぶ点数をキープした上で,体も壊さず,中学ぐらいで運動部に入ったりもできてたんじゃないか。もうちょっと明るい人生になっていたはずだ。この意味で,自主学習は私にとっては大被害でしかなかった。

 小学生なので,一旦競争を始めると歯止めがきかなくなることがあるし,自主学習の量を他人と競っても意味がないので,作業量や点数を競わせる仕組みは入れるべきではなかった。それよりも,各自の個性や進度に合わせた内容をきちんと進めていることを評価すべきだった。

 秋田のルールを見ていると,2ページという目安で,図が大きくてもよく,よく考えたり調べたりしながら丁寧にやれば良いらしいので,負荷が増えすぎるという問題は避けられるだろう。私の時はネットなど影も形もないから,手持ちの教科書や参考書でどうにかするしかなかったけど,今ならネットを探せば自主学習ネタがいくらでもひっかかるので,環境としては随分よくなっている。ちょっと今の子たちがうらやましい。

鼻炎のレーザー治療(11)

Posted on 12月 29th, 2018 in 未分類 by apj

前回の投稿から随分時間が経ってしまいました。

2018年も残すところあと3日に満たなくなりましたが,再治療せず鼻呼吸できてます。

今年の4月頃にやはり風邪をひいて,鼻詰まりになって,10日くらい,しょっちゅう鼻血が出るという鬱陶しい状態になりましたが,回復しました。市販の点鼻薬は数日使いました。使いすぎるといけないので,回復してきたらすぐ止めました。その後,さほどの鼻詰まりも起こさず冬を迎えました。私の場合,気温が高い時の方が調子は良いので,どれだけ悪くなったかは冬にチェックすることにしています。治療した年ほど鼻の通りは良くはなく,鼻の奥が少し腫れている感じはあるのですが,それでも,点鼻薬はまだ不要で,鼻で普通に呼吸ができています。左右片方ずつだと息苦しいですが,両方だとまあ何とか問題はない,といったところです。

レーザーで焼いた直後から1週間くらいは完全に詰まった状態,カサブタがとれて落ち着くまでにさらに2週間以上かかるのを,左右時間差でやったわけで,治療の後の2ヶ月ほど面倒臭い状態に見合った効果があるのかしらと不安になっていたのですが,治療後3年間は鼻詰まりに悩まされずに済んでいるし,風邪のときの鼻詰まりも多少は詰まりにくい状態になっている感じなので,まあ納得できる効果はあったといえそうです。

このシャープペンのメーカーと型番は?

Posted on 8月 31st, 2018 in 未分類 by apj

このシャープペンシルの製造元と型番(あるいは名前)を知りたい。どなたか同じものを買って,由来が分かる方がいらっしゃいましたら,ぜひコメントを蘭でお教え下さい。

買ったのは,私が小学校高学年か中学校に入った頃だったから,1970年代の終わり頃か1980年になったかどうかというあたり。滋賀県長浜市の,駅前の平和堂だったか,街中の西友かパウっていう商店がいっぱい入ってたビルの文房具コーナーで買った。当時の地方の文房具屋のことだから,仕入れてからしばらく店頭にあった可能性もある。買った時は,赤いラシャ紙を貼った,透明なプラスチックの蓋のついた贈答用ケースに入れてもらった。確かパイロットの箱だったと記憶している。当時の値段で1500円。メーカーを示すシールか,あるいは塗料で型番が書いてあったかもしれないが,長い年月で剥がれてしまったらしい。刻印は無く,メーカーがわかるデザイン上の特徴も見当たらない。

似たようなデザインのシャープペンシルが何本か店頭にあって,子供のことなので先端があまり細いものはすぐに壊してしまいそうだから,と親に言われて,先端のパイプは太めで口がねと一体化している作りで,本体も売っている中では頑丈そうなものを,ということで選んで買った。当時は,本体がシルバーのステンレスを使って,指で持つ部分にらせん状のようなローレット加工をしたものが各社から出ていた。

芯ケース,口がね,チャックリングまわりは全て金属製。今でもきちんと動作する。さすがに,消しゴムは融けてノックボタンにくっついてしまっていて,壊して外し,新しいものに付け替えるしかなかった。

箱がパイロットだったので,随分長い間,パイロットの製品だと思い込んでいた。先端部分が少し傷んでいるので,修理のためにパイロットに問い合わせたら,パイロットの製品ではなく,どこの会社のものかもわからないという回答だった。パイロットではないということだけは確定したようだが,調査は振り出しに戻った。

古いシャープペン画像

シャープペンという便利なものがあるよ,と教えてくれたのは従姉妹で,確か私が小2の時。遊びに来た従姉妹がシャープペンを1本プレゼントしてくれたのだと思う。それが壊れてしまい,もう1本,300円ぐらいのを買った記憶がある。その次が,今回探索中のもので,子供にとってはかなり豪華な品で高級品だった。小5以上くらいでシャーペン解禁で,中学生だととにかくノートを取ったりいろいろ手書きすることが多かったので,ずっと使い続けていた。学校なので,床に落としたりとかもあったけど,致命的な壊れ方はしないで済んでいる。最後に落とした時に先端を曲げてしまい,曲げ直して真っ直ぐにしたときパイプの先端が少し変形したので,けずったけど芯がこすれる状態になって,使うのをやめたのだった。メーカーがわからず種類の見込みもないので,細いドリルで先端部分を少しだけけずって,内側に曲がっている部分を取り除いてみたらだいぶ改善した。

刻印がないから,所謂大手メーカーの製品ではないのかもしれないが,とにかく堅牢な作りで,まだ使えていることに,ちょっとびっくりしている。最近のおしゃれなシャープペンシルよりゴツい仕上がりになっている。

鼻炎のレーザー治療(10)

Posted on 12月 10th, 2016 in 未分類 by apj

鼻炎のレーザー治療のその後です。

ずっと鼻づまりは大丈夫だったのですが、2016年の11月上旬に風邪を引きまして、昔よりは詰まり方は軽かったのですが数日連続して鼻づまりになり、風邪の症状が大体治まったものの鼻の奥が腫れた状態が続いています。完全に詰まるという感じではなく、時々腫れて息苦しいという感じです。ということで、治療から3年経って、だんだん治療前に近づいてきている気がします。風邪をひいたあと、鼻づまりだけが完治しないで残り続けるというパターンで、だんだん詰まっている時間が長くなっていくという、治療前の経過をまた繰り返しています。このまま酷くなるようならまた治療を受けた方が良いのかもしれません。それでも、やらなかった時に比べれば随分と楽です。以前の話だと、レーザー治療は何回やっても大丈夫だということなので、そのうち耳鼻科に行ってみようかと思います。

おうちにまともな冷凍冷蔵庫を設置した

Posted on 8月 4th, 2016 in 未分類 by apj

やっと、まともな冷凍冷蔵庫を購入。購入計画自体は数年前からあったのだけど、延び延びになっていて、やっとこの梅雨時に決心して発注かけて本日納品された。実は霜取りしなくていい冷凍冷蔵庫を自分で買ったのはこれが人生初だという……。

ということでちょっと冷凍冷蔵庫を振り返ってみる。

物心ついた時に自宅にあったのは、家族用のそこそこのサイズだけど自動霜取りじゃない冷蔵庫。昭和40年代。1ドアで冷凍室が庫内にあって、放っておくと霜がつくので、時々霜取りしてて、子供心に興味深かった。その後引っ越した時に、2ドアの自動霜取り機能付きの冷凍冷蔵庫に。当時ごく普通の家庭用のもので、冷蔵室は何段かあって一番下が野菜室。昭和50年頃。

大学進学で一人暮しを始めた時に、単身者用の小型の2ドア冷凍冷蔵庫を買った。確か日立のを選んだ記憶が。小型ゆえに自動霜取り無しで、霜取り用のプレートがついていた。自炊もそんなにしなかったから、アイスを買ってきて入れるとか、冷凍食品を入れるなどということをしていて、管理を怠っていると分厚い霜がついてしまって、電源を切って取るのが面倒だった。大学院進学で寮に入り、一応冷凍冷蔵庫も持って行ったのだけど、部屋に保管するのが精一杯で、食堂の共通の冷蔵庫を使っていた(棚の半分くらいが割り当てエリア)。その後、また引っ越したので、冷蔵庫を持って移動し、電源を入れてみたところ、全く冷えない動かない状態に。有料で修理できるというので修理を頼んで、一旦は直ったのだけど数日でまた動かなくなり、割引価格で同サイズの新しいのを購入。このへんまでは確か100Lくらいのを使っていた。買い換えたやつはだいぶ長持ちした。15年くらいは動いてくれた。

なお実家の方は冷凍冷蔵庫を買い換えて、今風のドアの多いものを使い始めた模様。

その後、任期1年のポストで広島に行くことになったので、東京の安アパートはそのままにして、広島では学生用アパートに入り、どうせ短期間だし台所も狭いから居室に置くしかないので、安くて小さいのでいいや、と50Lの1ドアのを買った。当然霜取りはない。半年で山形行きが決まったのでこれを持って山形に。その数年後、東京のアパートを引き払う時に、いい加減古くなっていた冷凍冷蔵庫を処分した。霜取り機能もないし小さいしなので、次は自動霜取りのそれなりのサイズのものを買う予定だった。

ところが資金を投入して冷凍冷蔵庫を買おうと思って探したら、気に入ったものが見当たらない。3ドア以上が普通で、野菜室だのチルドだの自動製氷装置だのおしゃれで便利そうなものがいっぱいついている。それなりに自炊するようになって、スパイスなどの冷凍長期保存もしたくなり、冷凍庫の大きい冷凍冷蔵庫が欲しくて探したのだけど、どれも冷凍室はそれなりのサイズでしかない。冷凍庫を別に買うという手もあったが、置き場所はないしちょっと大げさすぎる。

ようやっと見つけたのが業務用の小型のものだったんだけど、重量があるので床は大丈夫かとか、電気代がかかりそうとかいろいろひっかかって購入を見送っていた。その後調べて、家庭用のものもサイズが大きくなれば重量的には大してかわらないものがいっぱいあるけど、冷蔵庫を置いて床が抜けた話もきいたことがないから、おうちの床の耐荷重は大丈夫だろうと判断した。消費電力は確かに業務用のものが大きいが、冷蔵庫の消費電力の測定方法は実際の利用に即した方法で行われているので、家庭用と業務用では条件が全くちがっていた。つまり業務用では凄まじい開け閉めの頻度の時にどうなるかが計測され、家庭用では普通のおうちで開け閉めする頻度での測定とわかった。開け閉めの頻度が変わらなければ、消費電力は冷蔵庫のサイズと断熱性能で決まるはずである。

そんなわけで念願の、ホシザキの冷凍冷蔵庫HRF-63ZT-EDを購入した。購入代理店は千葉の厨房センターさんから。ここは以前にこの1つ前の型番について問い合わせた時、業務用機器の会社でこちらは一般家庭だというのに、とても親切に説明をしてくださったので、業務用を買うなら絶対にここから買おう、とずっと心に決めていたのである。なおその昔、機種を決めるためにホシザキにカタログを請求したら、レストランを開業するのですかという電話があって面食らったことが……まああんまり一般家庭で買う品じゃなないことは確かだけど。

この機種は、冷蔵室179L、冷凍室183Lなので、600Lクラスの家庭用冷凍冷蔵庫の冷凍系の容量よりも冷凍庫の容量がでかくて大満足している。家庭用と異なり、蓋にボトルを入れたりはできないかわりに、箱の側がフルに使えて奥行きも充分ある。

霜取りの後の水は排水ホースで床の排水口に流すのがデフォらしいのだが、小型のものに限っては蒸発装置がオプションでつけられる。おうちの台所に床排水口は無いので、蒸発装置をつけてもらった。開け閉めの頻度を考えると、多分充分対応できる。家庭用のものだと蒸発用の熱は冷蔵庫のコンプレッサーなどを動かした時の熱を使うことになっているようだが、業務用のものは別途ヒーターを仕込んでいるので、その分だけ消費電力が上乗せされそう。組み込みなので、霜取りの水が少ない時でもヒーターを切ることはできないらしい。

内部はとことん殺風景で、おしゃれな照明も、見栄えの良いガラス板の棚も、小分けにされたポケットも何もない。製氷皿すらついてない。真ん中に網棚が1枚入るだけで、冷蔵庫、冷凍庫ともに2段である。卵を入れるポケットなどは当然無いが、衛生を考えるとパックのまま収納する方が望ましいので無くても全く問題はない。つかむしろあったら邪魔。

ご家庭向けの細かい分類はハナから考慮されておらず、小分けの収納をどうするかは自分で考えろ、っていう仕様なので、細かい調味料のボトルや、袋入りのスパイスなどを分けて保存するための、蓋付きの保存容器(4L〜10Lまで各種)を買ってきてまずは分類収納して保管。液体をこぼすと掃除が面倒なので、棚に置く大きめのトレーを準備したり、パック飲料用のカゴなり箱なりを準備した方がよさそう。買い物に行った時間が遅くて、ホームセンターが閉まっていたので、週末にでもいろいろ見繕って買ってくることにする。段が高いので、引き出し式の小型収納ボックスごと冷凍なり冷蔵なりできそうでもある。

人気の脱臭機能は無いし、新品だからか材料の臭いっぽいものが庫内にたまっていたので、大きめの脱臭剤を買ってきて、冷凍庫と冷蔵庫に2個ずつ入れて様子を見ている。

冷凍庫と冷蔵庫は独立に温度設定できて、現在温度が常に両方表示されている。冷蔵庫の温度を氷点下にすることもできるらしい。

冷凍冷蔵庫が大きくなったので、冷たい飲み物を多めに冷やしておけて、冷凍食品を買っても入れる場所に悩むこともなくて、輸入モノのスパイスパウダーを冷凍保存しても他のものを入れるのに差し障りがない余裕があって、ごちゃごちゃ扉や引き出しの数が多い面倒くささも無くて、と、私好みの品で、買って大満足している。

鼻炎のレーザー治療(9)

Posted on 3月 23rd, 2015 in 未分類 by apj

前回の投稿から随分時間が空きましたが、レーザー治療のその後です。結局、2014年の春から夏は問題無く過ごし、秋になって寒くなっても
鼻づまりは起きず、丸1年以上が経ちました。鼻水が少し多い状態は徐々に改善してきました。

先週末からひどい風邪をひきました。喉のいがいが感から寒気が来て熱が出て、喉が痛くなって咳と鼻水が出る、という、典型的なアレです。インフルエンザの検査はしましたが出なかったので多分ただの風邪でしょう。

私の場合、このパターンで風邪をひくと、鼻づまりがしっかりあって、丸二日以上鼻の奥が腫れて全く鼻で息が出来なくなります。子供の頃から何回も風邪をひきましたが、いつもそうなりました。ところが、今回は症状の出方が軽く、鼻水は出て鼻の奥が熱っぽくて腫れてる感じはあるのですが、鼻で息ができています。どうも、レーザー治療の結果、鼻の奥が腫れにくくなったようです。鼻づまりと同じ時期に喉も悪くなる→口で呼吸→喉さらに悪化、の悪循環をたどるのが常だったのですが、今回は鼻で息ができているのでその分だけ楽でした。また鼻炎になって暫くすると、レーザー治療の前は水分の多い黄色い鼻水が大量に出ていたのですが、治療後は鼻水ではなく水分が少なくなって固まりになったカサブタ状のものが出てくるようになりました。どうも、炎症の後の鼻の内部の様子が、レーザー治療前と後でだいぶ変わった感じです。レーザー治療で風邪の出方が鼻については軽症になっている気がします。まあ、感染症はアレルギーではないので、風邪で鼻水が出るのは仕方がないのですけれど。

タラスブルバが終了で代替品を探した件

Posted on 3月 19th, 2015 in 未分類 by apj

この10年以上にわたって、タラスブルバのマウンテンパーカを愛用してきました。パーカ本体はGORE-TEXの防水透湿素材で、両脇の腰ポケットはハンドウォーマーにもなっています。ライナーは別売りで、サイズの同じフリースのジャケットを買うと、ジッパーでパーカ本体に取り付けることができるので、寒い時はライナー付けっぱなしで、暖かくなるとライナーを外して使うことができます。便利なので、数年使って古くなったら同じものを買い求めて、これまでに3回同等品を買い換えて使ってきました。

ところが、アシックスが2013年夏にタラスブルバの展開を止めてしまいました。2013年当時はまだ買ったパーカが新しかったので、買い換えを考えておらず、ブランド展開中止を知らなかったのです。2015年になって、ジッパーが痛んで全体にすり切れてへたってきたので、もう1シーズンくらいは無理すれば着れるけどそろそろ次のをみつくろうか、と思ったら、既にブランドが無くなってて、オークションなどを見ても私が着られるサイズ(SあるいはM)で、アウターとインナーの組み合わせを揃えることはできない状態でした。

類似品が他社から出ていないかと思って探したのですが、なかなかありません。外側ゴアテックス、内側ダウンベストとかなら取り外しできるのがありますし、ノースフェースからも、ZIP-IN-ZIPと名付けて、取り外し可能なフリースをつけられるものが出ていますが、ハンドウォーマーが無かったりポケットの位置とデザインが今一つです。

さんざん探し回った結果、アメリカの軍・警察用ブランドを展開しているメーカーに、代替となりそうな品がありました。511tacticalというブランドです。同等品はこれ。https://www.511tactical.com/responder-hi-vis-parka-mens.html

デザインはかなり派手になりますが、タラスブルバで求めていたものが全て入っているのはこれしかありませんでした。注文しておいたのが届きましたので軽く羽織って確認しました。アメリカサイズなので、Sサイズが日本のMサイズくらいです。また、袖がだいぶ長めです(日本サイズだと私の場合紳士物のMを着ても腕の長さについてはちょうどよいことが多かったのですが、それでも長いくらい)。フリースの厚さもそれなりにあって、山形の冬でも充分大丈夫そうです。ジッパーは信頼のYKKなので、トラブルは無いだろうと思います。自転車通勤で使う期間があることを考えると、派手で反射テープがついている方が自動車からは見えやすくて、OD一色のものよりもむしろ安全かもしれません。

タラスブルバのゴアテックスマウンテンパーカを、取り外しできるフリースのインナーと一緒に愛用していて、乗り換え先が無くて困ってる方は、これも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

繰り返しの洗濯(といってもシーズン終わりに洗うだけだけど)にどれくらい防水機能が耐えるかといったことは、実際何年か使ってみないとわかりませんけど。

鼻炎のレーザー治療(8)

Posted on 1月 24th, 2014 in 未分類 by apj

 年末の状態について。
 遅れて治療した左の鼻は、12月半ばくらいまではカサブタが出てきていました。その後は順調です。
 先にやった右の方が時折奥の方で少し詰まる感じがします。治療が必要になるずっと前の全く詰まっていなかった状態にまでは復活していません。それでも、点鼻薬無しに呼吸ができています。
 左右とも治療前に比べて鼻水が少し多い感じです。外が寒くなったので例年この季節は夏よりは鼻水が多いものなのですが、暖かい部屋の中にいても少し多めなので、実際増えているのでしょう。でも詰まる感じはありません。何年ぶりかに点鼻薬無しで過ごせる冬を迎えてかなり楽です。出かける時も点鼻薬を気にしなくて良いし、鼻づまりで目が覚めることもないし。
 今のところ、レーザー治療はして良かったという結論です。右奥は追加でもう一回やりたいくらいです。
 雪の季節は耳鼻科までの交通手段があまり無いので、雪が溶けて自転車で動けるようになったら、経過をみてもらいに一度行こうかと思っています。

鼻炎のレーザー治療(7)

Posted on 11月 27th, 2013 in 未分類 by apj

 あんまりきれいな話じゃないので、同病相憐れむ状態の人だけ読んでください。

 4週間遅れで今度は左の治療(11/05)。右の時の経験があったので、カットコットンを完備、マスクも購入。
 やって3日ほどは、ほぼ完全に穴がふさがり、鼻水、といより傷口からしみ出す液がほぼ連続して流れ出す状態。それが多少はマシになって、鼻栓なしでも何とか寝られるようになったのが11/10。その後は、鏡で見るとほぼ穴に黒っぽい血の塊のようなものと白っぽい粘いものが混じって詰まっているが、鼻の穴を円で表すと上の方に隙間があって奥まで続いている感じで、一応鼻もかめるし空気は通る。右がだいぶ良くなってきてるのでそれなりに楽。このへんまでは、右と同じ経過をたどった。
 しかし11/15ー11/17あたりは、鼻の一番奥と喉がつながっているあたりに、左右両方とも粘い鼻水がからんだような感じになった。ぎりぎり鼻のところの鼻水っぽいのをかもうとしてもうまく出てこなくて大変。
 この間、先にやった右は、滲みるような感じ→詰まった感じ→黄色っぽい粘い鼻水とそれが固まったようなものが鼻をかむと出る(1日、あるいは2日に1回)というのを繰り返していた。詰まってきたな、とおもって数時間経って鏡で鼻の穴を見ると、奥の方に白っぽいのがあって、さらに数時間経って鼻をかむと出てくる。11/15は、鼻をかもうとしたらちくっと痛くて鼻血が滲んできたので、そっと鼻をかむだけにしてかさぶたが剥がれないようにして二日ほど待った。次に少し固いのが剥がれた時はわりとすっきり。そのまま、右は時々カサブタが出る状態のまま11/18の週に。
 11/19で左をやって二週間。寒いところに行くと鼻水が出てくるが、通り道が狭いながらも普通に鼻をかめる。ティッシュは手放せない。スーパーなどに立ち寄る時は入り口で鼻をかんでからという面倒な状態。丸2週間を過ぎたあたりから、すこしずつかさぶたが剥がれ始める。入り口のあたりの黄色っぽいのと黒っぽい血液のような小さいのがまず少しずつ取れ始め、11/22頃に、鼻の穴の入り口に詰まっていた塊がとれた。とれた後は、鼻をかむと赤い血が少しだけ混じったり、朝起きると鼻の穴の中が突っ張ってひきつるような感じで痛くて、暫くすると鼻水が出てマシになる、という状態。
 丸3週間を過ぎると、水分の多い鼻水に溶かされたような感じで粘い黄色い鼻水に黒っぽい血が混じったようなものが出る。カサブタが湿ってふやけて出てきた感じ。
 右側は、正面から見て2時の方向の奥の方に何かがくっついてる感じ。入り口の方は6時の方向つまり真下のあたりがちょっとひきつる。

 右は3週間目と4週間目に病院に行ってカサブタをとってもらったけど、結局その後も何回もカサブタができて剥がれる感じだったので、左は試しに完全自然治癒を狙って医者には行かずに時間経過をみている。丸2週間がんばれば、3週目からは、左だけだとちょっと辛いけど右と合わせて鼻で息ができる程度にはなるから、あせって剥がす必要もないと思った。傷が治ってないのにあせって剥がしてもまた傷ができるだけだし、時間が経たなければ傷は治らないので、まあ放置でいいかな。

 こんな状態でも定期的に点鼻薬を使う必要はなくなった。ネットで調べていたら、市販の点鼻薬を使いすぎると粘膜が腫れっぱなしになって依存症になるという話が出ていた。もしかしたら私の鼻もそうなっていたのかも。例年この時期になると点鼻薬必須なんだけど、傷が治りきってなくて鼻水多めな状態でも両鼻で息ができるのは感激。ってえことは、一体どんだけ詰まってたんだよ私の鼻は。
 治療体験記を読むと左右同時にやった人もいて、辛いということだけど、実際その通りだと思う。時間はかかるが片方ずつの方が、未治療の側も何とか点鼻薬でしのいで、喉を痛めるのはさけられる。ただ、私の場合、ネットで読んだ治療体験記よりは治るのに時間がかかってるみたい。それだけ徹底的にレーザーで焼いたってことなのかしら。