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思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

Posted on 12月 7th, 2008 in 倉庫 by apj

 週間金曜日の記事より。

国籍法改正が参院でストップ
組織による妨害工作の可能性も

 婚姻関係にないフィリピン人女性と日本人男性の間の子どもの国籍確認を求めた訴訟で、最高裁大法廷(裁判長・島田仁郎長官)は六月四日、父母の婚姻を国籍取得の要件としている国籍法三条の規定は法の下の平等を定めた憲法に違反すると判断し、原告の子ども全員に日本国籍を認めた(本欄六月一三日号で既報)。
 判決の翌日には、鳩山邦夫法務大臣(当時)が国籍法改正の意向を表明し、改正案は一一月四日、閣議決定後に国会に提出された。最高裁の違憲判決を受けたことから改正に与・野党の異論はなく、衆・参それぞれ一日の審議で可決させることが合意されていた。
 ところが、法案が提出された直後から、外国人排斥ともとれるような反対意見が法務委員や政党などへファクスで数多く寄せられた。そのため、一一月一八日の衆議院法務委員会の審議では、自民党や民主党の議員から法改正に慎重な質問が集中した。
 稲田朋美議員(自民)は「最高裁から(判決が)出たんだから変えるのは当然だという無責任な考え方でこの改正をしてもらっては困る」と、驚くべき反対意見を展開。さらに「これは司法権による立法府への介入の恐れがあったのではないか」と続けた。
 民主党の古本伸一郎議員は「真正なる日本人の血統」という言葉を繰り返し、偽装認知防止策を訴えた。質問に立った多くの議員が同様の質問を行なったが、法案は全会一致で可決、参議院へ送付された。
 衆議院で可決されたにもかかわらず、反対派の議員は国会内で反対集会を行なうなど、この法案への反対を訴えていた。その中心メンバーが、平沼赳夫議員や稲田議員、山谷えり子議員ら、歴史修正主義者たちだった。
 参議院では、自民党が強硬に慎重審議を主張し、これに民主党が応じたため、審議日数を二日とし、参考人から意見を聴取することになった。質疑終了後に採決されることになっていたが、自民党と民主党の話し合いで二七日の採決は見送りとなった。公明・共産・社民の議員は、民主党の態度に一斉に反発。二七日の委員会前の理事懇で結論は出ず、話し合いは打ち切られ、参考人質疑が始まった。
 二人の参考人からは、DNA鑑定は人権侵害の恐れがあること、違憲審査が認められている以上立法権を侵害したことにならないなどと、改正反対派の主張に反論した。しかし、この参考人質疑後、参考人の意見を全く蔑ろにする質問が行なわれた。
 新党日本の田中康夫議員は「すべての認知にDNA鑑定を義務付けるべき。偽装認知奨励法にほかならぬと懸念されている本法案は、人身売買促進法、小児性愛黙認法と呼び得る危険性をはらんでいる」とまで言い放った。まるで外国人を見たら犯罪者と思えと言わんばかりだ。田中議員はこの改正に反対し、独自の法改正案を主張。「国民新党の亀井静香代表代行や民主党の鳩山由紀夫幹事長からも法案修正を勝ち取って衆議院に差し戻してほしいと激励を受けた」と述べた。
 この他、質問に立った山谷議員も慎重審議をするべきと、稲田議員と同様の質問をした。審議終了後、社民党の議員は「自民党だけでなく民主党の対応がひどかった」と怒りをあらわにした。
 公明党議員は「過半数の民主党が採決すると言えばすぐにできた。民主党の千葉景子議員は速やかに採決をするよう主張したが、他の民主党議員に反対され孤立した形で気の毒だった」と語った。
今回の国籍法改正法案の審議過程で見えてきたのは、排外主義、歴史修正主義者が自民党だけでなく民主党、さらに市民派と言われる議員にも見られたことだ。
 かつて薬害エイズの原告として闘い、市民派の支持を受けて参議院議員となった川田龍平議員も自身のホームページで反対を表明し、稲田議員らと同様の主張を行なった。
 今回の改正は、胎児認知には国籍を認め、出生後認知にはさらに婚姻要件を課すことが憲法違反とされたのであり、婚姻要件を削除しただけの改正だ。さらに偽装認知の防止策として罰則規定を新たに設けているのだ。なぜ、法案審議が偽装認知の防止に集中するのか理解に苦しむ。
坂本洋子・mネット・民法改正情報ネットワーク共同代表

▼法務委員会に所属する国会議員の各事務所には、国籍法改正反対のファクスが大量に届く現象が起こっているという。ある国会議員秘書は、「連日、事務所には二〇〇通以上のファクス、加えてメールに電話対応と、事務所機能が完全に麻痺してしまい、通常の業務が滞る状態が何日も続いています」と困惑している。
 ファクスの内容は、ほぼ同じ内容をなぞっただけの「コピー&ペースト」で、チェーンメール、組織票と呼べるようなもの。閣僚経験のある別の与党議員事務所秘書は「法案の問題点を精査していない理解の浅さからくる発言ばかり。しかもほとんどが匿名なので対応もできません。内容は『外国人との婚外子に国籍を与えるにはDNA鑑定を』と国籍法の問題と『認知』の定義の問題を混同しているものが多いですね。しかしそもそも現状の認知制度が血縁関係の厳密な認定を求めていません。ならば、外国人との子ばかりではなく、日本人同士の場合を含めて、認知のありかたを議論する必要があるでしょうね。むしろ法案成立の阻止に効果がない空回りした運動ですよ」としている。
 なお、ある議員事務所では「ネットなどで『議員にFAXを送れ』などとしている煽動者を特定してください」と、威力業務妨害で、警視庁麹町警察署に被害届を提出している。
小谷洋之・ジャーナリスト

 これまでの状況を見ていると、国籍法改正反対の動きが派手だったのは、これまでの政府の対応に対する信用失墜が積み重なっていたってことではないのかと。
 思い当たる節としては次のようなものがある。
 たとえば、留学生を増やせという話があるが、酒田短大のようにやってきた学生の多くが行方不明で多分不法就労しているだろうという状態になったら、何らかの規制を設けるのが普通だと思うが、そういう話は出てきていない。不法就労しなくても経済的にやっていける層に限って受け入れるとか、その他実効性のある対策をするのが普通だと思うが、そういう話は国民には伝わっていない。行方不明になった留学生の行方を何人まできちんと突き止めたかについてもはっきりしない。
 不法就労の状況が改善したという話も出てこないし、改善するために予算と人員を大幅に増やしたという話もない。
 この間報道されていたフィリピンへの強制送還問題だって、親のやったことの責任を子供に負わせるのは気の毒だという意見があり、それはそれで尤もだけど、それだけならこっそり子供を産んで運良く見つからなければ、不法滞在してもやった者勝ちだというのを助長するに終わる。特定の子供に対する救済を考えるのは良いとしても、同時に、「長期にわたって不法滞在して子供を産んで育てる」ようなことが今後発生しないように、不法就労やら不法滞在をしている人を徹底的に調べて早々にご自分の国に帰っていただくということをやらないとまずい。しかし、子供がかわいそうという意見が出てくるだけで、「今後同じようなことになるケースをチェックを厳しくすることで減らす」という動きは出てこない。これでは問題の解決にならない。
 さらに、見た目で日本人と区別が付かない中国人や韓国人の入国のハードルを下げたがっているっぽい(見た目の区別がつく場合は一般の人によるチェックもしやすいから、不法就労やら不法滞在の早期発見がしやすくなる結果、通報だってしやすくなるはず。見た目の区別がつかない場合にはチェックのためのハードルが上がる)。
 法にのっとった出入国管理が徹底されることが原則なのに、そっちがなかなかうまくいかない状態が長期間続いている。うまくいってないのに、日本に入国する外国人の数を増やそうとしている。このことによって、出入国管理に対する不信感は確実に増大しているはずである。そこに国籍法改正案なんか出したら、反発があるのがむしろ当たり前である。国籍法改正に対する反対が起きたのは政治思想によるものではなくて、これまでの出入国管理のやり方が信頼されていないことが積み重なっていたものが、国籍法をきっかけに出てきたということのように私には思える。
 もし、これまでに、やったもん勝ちにならないような出入国管理が十分に行われ、不法就労やら不法滞在を一掃するだけの実績を上げており、かつそのことが国民に周知されていたならば、国籍法改正が騒ぎになることはなかったのではないか。
 居もしない排外主義、歴史修正主義者などを探す暇があったら、条文通りの出入国の管理を徹底させることを、まずは実行してもらいたい。不法滞在やら不法就労やらを十分取り締まれていない現実があるのに、改正国籍法については悪用はされませんなどと説明したって、信用しろという方が無理である。

 あともう1つツッコミを。そんなに素直に最高裁判決に従うのなら、一票の格差の是正を機械的に判決通りに行うための法律を直ちに作らなかった理由を国民にわかるように説明してもらいたいなぁ:-P。


ここからは旧ブログのコメントです。


by kyousum at 2008-12-55 18:41:55
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

私が見た限りでは、「ハーフの子などどうでも良い。『日本人』の不利益になる改正だから反対」だという意見の人や、「日本が大量に入国してくる外国人で乗っ取られる」といったゼノフォビアに基づくとしか思えない意見の人も見受けられました。「居もしない排外主義」というのは事実誤認と思います。たまたまapjさんが見かけなかっただけではないでしょうか?

>一票の格差の是正を機械的に判決通りに行うための法律を直ちに作らなかった理由

これは、議員の既得権益が絡んで議員、政党間の利害調整も難しいのと、最高裁はどうせ選挙を無効にしないとタカをくくられていたからでしょう。
今回は法改正をしなくても、裁判に訴えれば判例に従って国籍をとれる状況になっていました。国籍法改正で罰則が付加され、法務省も省令や内規を整える前提ができるという利点もありますし、先延ばしにすると無駄な訴訟を抱えることになりかねないので急いだのでしょう。
森林の共有物分割禁止規定、第三者没収規定、薬局の距離制限規定など違憲判決が出たらすぐ改正された例は他にもあります。


by apj at 2008-12-40 20:16:40
管理不行き届きから来てるのでは

>「日本が大量に入国してくる外国人で乗っ取られる」といったゼノフォビアに基づく

 そう考える人が出てくる背景には、不法就労や不法滞在を許さないということをきちんとやってこなかったということがあるのでは。その上、移民可にしようなどという話が出てくるので、さらに不安を煽る結果になっているのではないかと。不法就労や不法滞在の取り締まりをきびしくやって、管理可能な程度に入国のハードルを上げれば、「乗っ取られる」という不安を抱く人は減ると思いますけど。

 入国のハードルを上げるということは、普通に行われています。以前、日本人数人と、バングラデシュの人だったかで韓国に遊びに行った時、日本人はパスポートを見せるだけでほぼそのまま通過。バングラデシュの人だけ別室に入れられて、一定期間内に別の国に移動するための航空券を持ってないと入国させない、ということになってました。片道切符できて不法就労目的で来る人に対するハードルを入り口で上げようということでしょうね。不法就労する割合の高い国からの入国者に対しては、ハードルを設けるのは何ら悪いことではないと思いますよ。


by apj at 2008-12-54 21:17:54
補足

 上記ので韓国の対応ですが、日本と韓国の往復航空券を持っているというのではだめで、第三国に行く航空券の購入が条件でした。
 日本人は、当然日本ー韓国往復航空券は買っているのですが、帰りの航空券を出せとは言われなかったかと。

 いずれにしても、常日頃の不信感の蓄積があると、何かあったときに一気に火がつきかねないわけで……。これを防ぐには、ゼノフォビアな主張が明らかにおかしいと言えるだけの管理を普段からしておく必要があるかと。それには、不法就労・不法滞在に対する厳しい取り締まりと、来た外国人を社会的に不安定な層(低賃金労働者層)にしない、ということの両方があれば良いでしょうね。また、留学しにきた人がバイトに明け暮れたりしないできちんと講義に出る人ばかりであれば、不信感を抱く理由は無くなるわけで。
 逆に、やってきて行方不明になって勝手に国内に居座り放題とか、留学生なのに講義に来ないでほぼ行方不明とかバイトばっかりというケースが積み重なると、不信感は増大するでしょうし。


by たろ at 2008-12-50 02:30:50
単に韓国中国の人が信用できないだけでは?

もちろん出入国のずさんさも不信感の対象だろうけど、
どっちかというと韓国人中国人のなかで「やったもん勝ち」みたいなことをする人がいるから、改正国籍法によって状況が悪化するのを懸念しているように思える。


by たろ at 2008-12-52 02:30:52
単に韓国中国の人が信用できないだけでは?

もちろん出入国のずさんさも不信感の対象だろうけど、
どっちかというと韓国人中国人のなかで「やったもん勝ち」みたいなことをする人がいるから、改正国籍法によって状況が悪化するのを懸念しているように思える。


by soda at 2008-12-55 04:16:55
kyousumさんと同じく「居もしない排外主義」は誤認だと思います

> 一票の格差の是正を機械的に判決通りに行うための法律を直ちに作らなかった理由を国民にわかるように説明してもらいたいなぁ:-P。

国籍法の不備により、人生がメチャメチャになる子ども達が現実に沢山いるわけですから、今回の件の緊急度は高いと思います。
一票の格差是正が遅いと非難するのは分かりますが、珍しくタイムリーに成立できたケースを皮肉るのは、逆では?

参考リンクです:
http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/53769250.html
http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/55815187.html


by apj at 2008-12-24 04:27:24
真面目な方の中国人・韓国人だって迷惑

たろさん

>どっちかというと韓国人中国人のなかで「やったもん勝ち」みたいなことをする人がいる

 これをやられると、ルールをきちんと守っている中国人や韓国人の人だって迷惑するわけで。
 これから大急ぎでやるべきことは、不法就労・不法滞在の徹底的な取り締まりで、ルール違反は見逃さないという姿勢をはっきりさせることでしょうね。大人がやってきて滞在期間を超えて居る時点で、普通は、故意というか悪意の存在がはっきりしているとみなして良いはずですし。

 タイムリーというか何というか、関連ニュースが最近2件ほど。

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偽装結婚事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081208-00000546-san-soci
手塚治虫さんの元マネジャー逮捕 アシスタントに偽装結婚仲介
12月8日14時5分配信 産経新聞

 アシスタントの中国人の女と日本人の男を偽装結婚させたとして、警視庁組織犯罪対策1課と目白署などが、電磁的公正証書原本不実記録と同供用の疑いで、漫画家の故手塚治虫さんの元マネジャーで絵本作家の平田昭吾容疑者(69)=千葉県長生村北水口=ら2人を逮捕していたことが8日、分かった。

 ほかに逮捕されたのは、平田容疑者の部下の日本人女性の元夫、高田岡志(こうじ)容疑者(44)。アシスタントをしていた中国人の女(24)=同容疑で逮捕状=は国外に逃亡している。

 調べでは、平田容疑者は平成18年8月31日、中国人の女の滞在期限が切れたことから、長期在留資格を取らせるため、高田容疑者との虚偽の婚姻届を豊島区役所に提出させた疑い。平田容疑者は“夫婦”の保証人になっていたが、「仲介はしたが、偽装結婚だとは思っていなかった」と容疑を否認している。

 平田容疑者は、手塚治虫さんの元マネジャーで、同氏の漫画「鉄腕アトム」に「平田博士」のキャラクターで登場したこともある。現在は、絵本作家として世界の名作童話の絵本を多数出版。偽装結婚した中国人の女は、平田容疑者から頼まれて、絵本を韓国語に翻訳する仕事を手伝っていたという。
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やら、

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クローズアップ2008:改正国籍法 懸念・希望、なお交錯
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20081206ddm003010134000c.html

クローズアップ2008:改正国籍法 懸念・希望、なお交錯

 結婚していない日本人父と外国人母の間に生まれた子供も父の認知があれば日本国籍が取得できる改正国籍法が5日の参院本会議で成立したことで、日本国籍を求めてきた母子たちに「やっと日本人と認められる」との喜びが広がった。しかし、日本人男性がうその認知をする「偽装認知」の懸念が早くも国内外にも起きている。罪のない子供が法改正による新たな犯罪に巻き込まれないよう、法務当局には厳格な運用が求められている。

 ◇認知で広がる子供の夢
 改正のきっかけになったのは、未婚の日本人父とフィリピン人母の間に生まれた子供10人が日本国籍を求めた訴訟で、最高裁大法廷が今年6月、「婚姻を要件と定めた規定は差別」と判断し、国籍を認めたことだった。

 訴訟の原告の一人で、東海地方に住む小学5年の真美さん(11)は、最高裁判決後に日本国籍を得た。それまで、名前は外国人登録証にあるアルファベットの名前を片仮名読みした「マサミ」と表現されることが多かった。今、空手を習いながら、日本国籍でないと就職できない警察官を夢見ている。

 88年、フィリピン人の母ロサーナさん(44)は興行で来日。日本人男性と仕事を通じて知り合い、女の子を出産した。男性と結婚はできなかったが、1年後に認知を得た。

 真美さんは小学2年の時、自身が日本国籍ではないことを知った。妹の小学1年、直美さん(7)は、生まれる前に男性から認知を受けたため、日本国籍だ。同じ血を分けた姉妹ながら、国籍が異なる結果を生んだ。ロサーナさんは「私のために、子供につらい思いをさせてきた」と話す。

 法務省によると、日本国籍がなければ戸籍を作ることができず、外国籍なら外国人登録証を持つ。国政選挙の選挙権・被選挙権が得られないほか、警察官など一部の公務職にも就けない。弁護団の近藤博徳弁護士は「社会保障はある程度受けられるようになったが、国籍がなければ国民の権利はない」と指摘する。【石川淳一】

 ◇偽装ブローカー助長も
 フィリピンには、日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれながら、父親の養育拒否などで貧しい暮らしを余儀なくされている子供が数万人いるといわれる。「新日系人」と呼ばれるこのような子供の身元確認などを支援するため、2006年、現地在住日本人らが支援団体「新日系人ネットワーク(SNN)」(本部セブ島)を設立した。

 セブ島在住の岡昭理事長(81)は、改正国籍法の成立を「大きな前進」と評価する。同ネットワークに登録する新日系人は約800人。うち半分は両親の結婚記録がないか不完全な記録しかない子供たちだからだ。

 しかし、岡理事長は法悪用を狙う悪徳ブローカーが早くも動き出したのではないかと憂慮している。「地元テレビに『日本人の父親を捜している人はいませんか』というテロップが流れるのを見た。誰がどんな目的で流しているのか分からない」

 経済不振が続くフィリピンでは高い教育やコネがなければまともな職にありつくことはできない。子供を抱えた母親たちは何とか日本に入国し働く機会を得ようと必死だ。子供の日本国籍取得さえかなえば、母親も日本滞在ビザ取得が容易になる。岡理事長は「政府認定の支援団体が直接、母子の話を聞いたうえで認知手続きを進めるなどの配慮が不可欠だ」と、日本のきめ細やかな対応に期待している。【大澤文護】

 ◇確認強化、通達で対応
 国会審議でも「偽装認知」の懸念から、参院本会議の採決直前まで修正を模索する動きが出るなど揺れ続け、新党日本の田中康夫代表と国民新党の4議員など計9人が反対に回った。

 「DNA鑑定制度導入と父親の扶養義務がなければ、偽装認知を奨励することになる」

 田中氏は修正提案に必要な10人を集めるのに奔走したが、民主党執行部の締め付けで実現しなかった。

 自民党内にも「欧米に比べて日本は非嫡出子が少なく、判決が前提とする大きな社会変化は認められない」との考えは根強く、3人が採決を棄権した。ただ、衆院解散含みの政局だったこともあり、自民、民主両党が11月12日には成立で合意。慎重論が台頭したのも同月18日の衆院通過の直前で、こうした動きは、大きなうねりにはならなかった。

 しかし、こうした懸念を受け、参院法務委員会は認知した父への聞き取りや父と子が一緒に写った写真の提出、父母の出入国記録の調査などを求める付帯決議をし、法務省は通達などで対応することになった。【山田夢留、小山由宇】

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 ■ことば

 ◇偽装結婚と偽装認知
 警察庁に報告があった、日本人と外国人による偽装結婚の検挙件数は過去5年で173件。女性が日本で働くために無関係な男性と婚姻届を出した例が多い。「偽装認知」は少なく3件。07年8月、新潟県内でうその出生届を市役所に出したペルー人女と無職男が逮捕されたケースなどがある。
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 といった、既にブローカー出現かという情報まで出てきているし。


by apj at 2008-12-36 04:36:36
親へのペナルティはどうなってるの?

sodaさん、

>国籍法の不備により、人生がメチャメチャになる子ども達が現実に沢山いる

 じゃあ、子供を作ることを決めた親の判断について責任を問うことを同時にやらないとやっぱりおかしい。旧国籍法の状況で子供を作れば子供の人生がまずいことになるくらいのことは、大人の頭ならわかりそうなものですよね。承知の上で何でそんなことやったの、と。子供に責任は無いから事後的に救うしかないというのはわかるけど、親にペナルティを与えないまま済ませるのは変でしょう。なし崩し的に数が増えればそのうちオッケーみたいなやり方はどうしても引っ掛かる。


by apj at 2008-12-44 04:42:44
法改正してまでバカ親のフォロー?

sodaさん、

>国籍法の不備により、人生がメチャメチャになる子ども達が現実に沢山いる

 じゃあ、子供を作ることを決めた親の判断について責任を問うことを同時にやらないとやっぱりおかしい。旧国籍法の状況で子供を作れば子供の人生がまずいことになるくらいのことは、大人の頭ならわかりそうなものですよね。承知の上で何でそんなことやったの、と。子供に責任は無いから事後的に救うしかないというのはわかるけど、親にペナルティを与えないまま済ませるのは変でしょう。なし崩し的に数が増えればそのうちオッケーみたいなやり方はどうしても引っ掛かる。

 というか、何で法改正してまでバカ親のフォローをしなきゃならないのか、ってことの方が釈然としない。やって後々まずいことになりそうなことは、避けるのが普通では。


by apj at 2008-12-52 04:46:52
法改正してまでバカ親のフォロー?

sodaさん、

>国籍法の不備により、人生がメチャメチャになる子ども達が現実に沢山いる

 じゃあ、子供を作ることを決めた親の判断について責任を問うことを同時にやらないとやっぱりおかしい。旧国籍法の状況で子供を作れば子供の人生がまずいことになるくらいのことは、大人の頭ならわかりそうなものですよね。承知の上で何でそんなことやったの、と。子供に責任は無いから事後的に救うしかないというのはわかるけど、親にペナルティを与えないまま済ませるのは変でしょう。なし崩し的に数が増えればそのうちオッケーみたいなやり方はどうしても引っ掛かる。

 というか、何で法改正してまでバカ親のフォローをしなきゃならないのか、ってことの方が釈然としない。やって後々まずいことになりそうなことは、避けるのが普通では。
 法改正前に、国籍法との兼ね合いで困ったことになるのが分かっていながら子供を作った親には、「先を見ない考え無しの馬鹿」ってレッテルを存分に貼らせてもらいたいです。


by at 2008-12-09 05:16:09
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

>親にペナルティを与えないまま済ませるのは変でしょう
日本の国籍法は血統主義です。
日本には姦通罪はありません。
認知すれば扶養義務が生じます。

apjさんはマジに法学をやり直したほうがいいです。
(理系の人ってこの程度でもやっていけるのね)


by shunsoku at 2008-12-09 05:31:09
どんな社会が望みなんでしょうか?

 元のHNにして書きますね。
 adjさんの考え方のベースにある社会が俗に言う「単一民族国家」社会と同じもののように感じるのですが、どうでしょうか?
 中国韓国系に対する批判(中傷?)をする前に、入管法の網をくぐって外国人に低賃金労働させていたイチゴ農家とか、まずは日本人側の悪行も見ておいてくださいな。
 今回の国籍法「改正」のベースのひとつに、日本を多民族混住社会にしよう、という考え方があると思います。
 私は多民族混住社会に賛成ですが、adjさんはどうでしょうか?
 ただし、今回の「改正」では、多民族混住の前に他民族労働力使い捨てがおきそうなので、今回の法律「改正」には反対です。ちなみに、記事中の新党日本田中氏も、私の意見とほぼどう方向だと思いますが。


by apj at 2008-12-17 05:36:17
法的なペナルティって意味じゃないからね

>日本の国籍法は血統主義です。
>日本には姦通罪はありません。
>認知すれば扶養義務が生じます。

 それで?

 ペナルティの具体的内容として、私は、

「先を見ない考え無しの馬鹿」ってレッテルを存分に貼らせてもらいたいです。

 と書きました。これ、どう見たって法的責任の意味じゃないでしょ?世の中のペナルティが法的なものだけだと思ってるとしたら、あなたの方が世間知らずですね。


by apj at 2008-12-21 06:00:21
この時期の改正には反対です

shunsokuさん、

>入管法の網をくぐって外国人に低賃金労働させていたイチゴ農家とか、まずは日本人側の悪行も見ておいてくださいな。

 報道で知りましたが、まさしく悪行ですよね。他にも、研修生名目で実体が低賃金労働というのもありましたよね。ソースをすぐに引っ張り出せないのですが、賃金払えという提訴も起きていたかと。どんどんやって、入管法の穴を潜って外国人を理由に搾取したって金銭的帳尻を合わせる羽目になるという前例を作ってもらいたいです。
 ただ、悪行かどうかを周囲が知るにあたって、見た目が日本人と区別のつきづらい中国人韓国人だと、発見が遅れそうなので、多少は注意が必要かと(中国韓国を名指しで差別する意図ではなく、外見上日本人と見分けが付きづらいという現実があるので、何か変なことが行われていても気が付きにくいだろうという意味)。

>私は多民族混住社会に賛成ですが、adjさんはどうでしょうか?

 今のところ何とも言えません。自然に穏やかに混住社会が実現するのならいいと思うのですが、それは時期的にかなり先のことではないかと。今焦って混住社会の実現を目指そうとする必要は無いでしょう。
 おっしゃるように、今の状況だと、引用した記事のような子供の国籍取得→母親が来日、ができたとして、じゃあ親がどんな職業に就けるのかというと、低賃金且つ不安定なところでしか働けないのではないかと(日本人女性の平均的な働き方を参考にすれば)。だとすると、日本国民でも一旦低賃金労働者になると、子供に対する教育費を掛けられない結果子供もその層から抜けられないことが懸念されている現状では、雇用が不安定な層を増やすだけですよね。もともと外国人だった人が日本に行くと子供の代まで低賃金労働者のままだ、ということになってしまうのは、健全ではない。
 日本の国土の面積を考えると、今の国民の数は多すぎると思うので、少子化で日本人の数が減ってある程度落ち着いてから、どいう混住社会にするか考えていけば良いと思います。
 最近の混住社会を目指す背景には、少子化が困るからやる、という方向がありそうなんですが、無理に少子化を食い止めようとしても、あまり良い結果になりそうにない。もともと国土に比して人が多すぎる状態を強引に維持しようとしても、長続きはしなさそうです。移民をやった国は経済状況が悪くなると揉めてるし、アメリカだって貧困が広がっているわけで……。だから、もう少し日本の人口の減少が落ち着いてから、どうやって混住社会にするか考えればよいと思います。


by soda at 2008-12-53 06:10:53
Re: 法改正してまでバカ親のフォロー?

> じゃあ、子供を作ることを決めた親の判断について責任を問うことを同時にやらないとやっぱりおかしい

いや、今回のこの法律がまさにそれなんですよ(まだ弱いけど)。

別に日本人どうしだって、結婚せずに子どもを作って、でも認知せずに逃げてしまう男ってのが昔から問題となっていましたよね。

母親が観光ビザ等で入国した外国人の場合、たとえ父親が認知したところで、これまでは国が問答無用で強制送還してしまうため、そういう男は責任逃れができてしまう。国が、そういう男の責任逃れを幇助していた、というところが問題なわけです。

で、子どもが日本国籍を得ることができ、日本に住み続けることができれば、認知した父親には通常の日本の法律により父親の責任(扶養義務)を問えるようになるわけです。

apjさんは、どうも問題を誤解しているように見えますです。


by apj at 2008-12-28 06:26:28
どの段階で責任追及するかの問題のような

sodaさん、

>母親が観光ビザ等で入国した外国人の場合、たとえ父親が認知したところで、これまでは国が問答無用で強制送還してしまうため、そういう男は責任逃れができてしまう。国が、そういう男の責任逃れを幇助していた、というところが問題なわけです。

 まず、問題の前半。
 観光ビザで入国している外国人女性との間に子供を作る時点で相当に無責任ではないかと。短期間しか日本に居られないのがわかっていて子供を作るわけですから。一方、母親だって無責任ですよね。短期間で国に帰ることがわかっていながら子供を作るわけですから。観光ビザの意味を知らないわけじゃないでしょうし。私が、親の責任とか先を見ないと書いてるのは、親のこの段階の行為です。

>国が、そういう男の責任逃れを幇助していた、というところが問題なわけです。

 こっちは国の問題で、確かにその通りです。
 だから何というか「合わせ技」で責任逃れをしていたことになる。

>認知した父親には通常の日本の法律により父親の責任(扶養義務)を問えるようになるわけです。

 それなら何もしないよりは(制度としては)良さそうですね。しかし、日本でも、離婚して母子家庭になった場合に父親からの養育費の支払いがきちんと行われるケースばかりではないことを考えると、日本の平均的な離婚で生じた母子家庭と同じ条件になる、という結果になりそうですね。


by apj at 2008-12-46 06:33:46
追加:別の展開になりそう

 これまでは、認知しても国が追い払ってくれるから恰好だけつけていられたけれど、今後は認知したら確実に扶養義務発生、となると、
認知せずにばっくれようとする父親 vs. 認知をさせようとする母親
の紛争発生の予感が。
 認知って、実質は、どの父親から養育費をぶんどるかを確定させるって意味ですしねぇ。

 本当は、きちんと育てられるということを見越した上で子供を産むというのが、育てる環境の確保という面から見ても望ましいわけで、これまでよりも用心深く先を考える方向に進んでくれると良いのですが。


by soda at 2008-12-16 06:37:16
Re: どの段階で責任追及するかの問題のような

> 観光ビザで入国している外国人女性との間に子供を作る時点で相当に無責任ではないかと。

もちろん、そうですよ。
しかも結婚もしないし、それどころか国に強制送還させるに任せるんですから、とんでもなく無責任です。
現実にそういう親が沢山いるからこそ、今回の法律改正が必要になったわけで、そういうコンテキストを無視して議論するのは無意味でしょう。

> 日本の平均的な離婚で生じた母子家庭と同じ条件になる、という結果になりそうですね。

そうです。
それでも、子どもにとっては、強制送還されるよりはずいぶんマシな結果になるケースが多々あることは、前のコメントで参考リンクを張った弁護士の方のブログにある通りです。

改正前の状況は、婚外子差別そのものであり、そういう状況を放置すべきだという人が沢山いること自体が日本人として情けないです。;-/


by apj at 2008-12-18 06:54:18
別の無責任も残ってますよね

sodaさん、

>現実にそういう親が沢山いるからこそ、今回の法律改正が必要になったわけで、そういうコンテキストを無視して議論するのは無意味でしょう。

 結局、「法律改正してまで馬鹿親のフォロー」に違いはないけど、馬鹿親に尻ぬぐいをさせる方向ということですね。了解です。

 そうすると、東南アジアあたりに出かけていった日本人男性が現地人女性を妊娠させた挙げ句日本に逃げ帰って知らんぷりを決め込むという、別パターンの無責任も蓄積されてきているわけで、こっちはどうすりゃいいんでしょうかね。日本で事を起こすよりも、もうちょっとアクティブに計画的に見えますが……。

 こういうのをきちんと解決してからでないと、とても対等な関係で混住社会の実現なんか無理ではないかと。東南アジア女性相手なら向こうに行ってやりたい放題やっても良い、と考えている無責任な日本人男性が相当数居る状態で混住社会にしたって、うまくいきそうにないです。相手を尊重しなくていい、という価値観が根底にあると、まずうまくいかない。


by shunsoku at 2008-12-39 09:29:39
なぜそこで中国人韓国人なのですか?

 研修労働といえば、日本が受け入れたのは南米に移住した日本人の子孫で、あちらの国の国籍をもつ人たちです。
 彼らは日本国籍を持たないし、基本的に日本国民と同じ外見です。今回の「改正」でも、これまでの人の流れの蓄積があるから、違法行為につながりやすいと思うのですが、そちらではなく、なぜすぐに「中国人韓国人」のほうに矛先が向くのかがわかりません。
 勿論、adjさんは在日外国人の歴史はご存知だと思いますが、そういう歴史的事実を認めずに外国人排斥を語る人たちが、今回の「改正」反対の側にも多数いますね。

 それから、日本の国土と人口の関係で言うと、「満蒙開拓」のときのことを参考にすべきではないかと私は思います。本来の問題は富の偏在だったのに、それを覆い隠すように「狭い国土にゃ住み飽いた」と触れ回り、低所得層を海外に吐き出して侵略の尖兵にしたのでしたよね。
 本当は日本の「適正人口」がわからないのに、感覚だけで「人が多すぎる」などと安直に言うべきではないと思いますが。


by LiX at 2008-12-05 10:15:05
今までに失った信用をどう取り戻せばいいものやら

はじめまして
せめて文明の世の中らしく、DNA鑑定を義務付けて欲しいものです。


by apj at 2008-12-27 10:22:27
単に失念してただけです

shunsokuさん、

 日本人と区別がつかない外国人で、私が身近に接してきたのが中国、韓国、台湾の人達だったので例示しました。単に最初に思いついたものを書いただけです。確かに、南米移住した日本人の子孫も見分けがつかない人は、つかないですね。そちらも同様に注意、かつ、これまでの流れがあるならより要注意、と追加したいと思います。単に「見た目」の話だけをしているので。
 ですから、矛先を向けるというのは当たってないしむしろ被害妄想だと思いますよ。

>歴史的事実を認めずに外国人排斥を語る人たちが、今回の「改正」反対の側にも多数いますね。

 不法就労やら不法滞在を取り締まれというのは単に現行法をきちんと守れというだけであって、排斥でも何でもないので、一緒くたにしないように注意してくださいね。

 研修労働で来ている人がアパートの隣の部屋に住んでいたことがありました。フィリピンだったかマレーシアだったか、東南アジアの人でした。ですから、南米に移住した人、と限定できるものでもないのでは。数の多少の問題はあるでしょうけど。

 私が「人が多すぎる」と言っているのは、食糧自給率を基準にしてのことです。ある土地が養える人口には自ずと上限があるだろうということです。今はいろいろ食料を輸入したりして、かなり無理をしている状態ではないでしょうか。満蒙開拓のあたりでは遅すぎるのではは。参考のための基準として考えるなら、江戸末期あたりで、農業技術の進歩やら何やらの補正を加えるといったものになるのでは。


by apj at 2008-12-02 10:39:02
法的に義務づけるのは難しいようですけどねぇ……

LiXさん、
 DNA鑑定はあった方が良いとは思うんですよね。

 自分の子でもないのに認知せよと迫られて揉めるのは嫌だろうし、逆に、無責任に子供を作った男性にきっちり責任を負わせるという意味でもあった方が間違いがない。法的にやるのは、他とのバランスを考えると難しそうですけどねぇ。

 どっちにしても、信頼を取り戻すのであれば、
・不法就労・不法滞在の徹取り締まり、早期発見と国外退去の徹底。国内で制度を悪用して不法に外国人を就労させた日本人への処罰の徹底。
・滞在許可を出すのは管理可能な人数に止める(増やすなら徐々に)。
・短期のビザで入国して子供を作ったり、短期のビザで海外に行っている間に子供を作るような親には子供の養育の責任を負わせる(妊娠させて知らんぷり、ということができないようにする)。
・外国人を受け入れるのなら、低賃金労働者として受け入れるのではなく、一定以上の収入があって社会保障も一緒に担えるような状態で受け入れるべき(∵ただでさえ国内で不安定雇用されている人が増えて、実質経済難民が発生しつつあるときに、外国人を低賃金労働者として受け入れる余裕があるとは思えないし、さらに難民発生を加速しそうなので)。

基本は、
・ルール違反しない
・ズルしない
でしょうね。


by (ぱ) at 2008-12-18 11:20:18
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

>法にのっとった出入国管理が徹底されることが原則なのに、そっちがなかなかうまくいかない状態が長期間続いている。

ちょっと調べてみました。
http://www.immi-moj.go.jp/toukei/

http://www.moj.go.jp/PRESS/070229-2.pdf
>「平成1 6 年からの5 年間で, 不法滞在者を半減させる。」とした政府目標の4 年目となる平成1 9 年も,引き続き,厳格な入国審査や関係機関との密接な連携による摘発など,総合的な不法滞在者対策を展開した結果,その減少数は4 年間で6 万9 ,6 3 3 人となった。

私には、結構がんばっているように見えます。

# 不法就労者数はあまり減ってないようですが。


by apj at 2008-12-04 12:08:04
ソースありがとうございます

(ぱ)さん、

 ソースありがとうございます。
 がんばってはいるけど、なかなか追いつかないように見えますねぇ。
 一旦増えると減らすのが大変のようなので、減らすと同時に増やさないようにしないと……。

 最近の統計資料だと、外国人登録者数が多いのが中国、韓国・朝鮮、ブラジル、フィリピン、ペルーの順で、不法滞在者の数が多いのが、韓国、中国、フィリピン、タイ、台湾、の順ですね。登録者数、不法滞在者数ともに中国と韓国でツートップですね。

 短期滞在から不法残留に移行したケースがえらく多いのだけど、短期滞在する人数がそもそも多いからなんでしょうね。


by rna at 2008-12-29 12:13:29
観光ビザの意味とか

apjさん:
>>観光ビザで入国している外国人女性との間に子供を作る時点で相当に無責任ではないかと。短期間しか日本に居られないのがわかっていて子供を作るわけですから。一方、母親だって無責任ですよね。短期間で国に帰ることがわかっていながら子供を作るわけですから。観光ビザの意味を知らないわけじゃないでしょうし。私が、親の責任とか先を見ないと書いてるのは、親のこの段階の行為です。<< 今までだって結婚すれば母親は在留資格「日本人の配偶者等」がとれますし、結婚してなくても認知された子を日本で育てる場合は在留資格「定住者」がとれます。観光ビザ(短期滞在ビザ)で入国して不法滞在になった状態からでも他に犯罪に関わったりしていなければ問題なさそうですが。 このへんに色々事例があります。
http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan25.html

子供を作る時点では何の問題もないです。子供ができても結婚しない・認知しないのが無責任なのです。そして、当然ですが、それは外国人相手じゃなくても同様です。


by apj at 2008-12-47 12:43:47
不法滞在そのものがまずい

>観光ビザ(短期滞在ビザ)で入国して不法滞在になった状態からでも他に犯罪に関わったりしていなければ問題なさそうですが。

 不法滞在そのものがまずいのではないかと。何日滞在可能です、というのがあらかじめわかっているのに意図的に違反しているわけですから、そういう平気でルール違反する人と同じ社会には住みたくないな、と。
 滞在期間が決まっているのなら、原則としてそのように最初から行動しろ、他の手段で延長しようとするのはやめろ、ということです。不法入国やら不法滞在をしているのなら、行動を自制しろということです。法律の問題ではなく分別の問題だと思いますけど。


by apj at 2008-12-29 12:48:29
不法滞在そのものがまずい

maさん、

>観光ビザ(短期滞在ビザ)で入国して不法滞在になった状態からでも他に犯罪に関わったりしていなければ問題なさそうですが。

 不法滞在そのものがまずいのではないかと。何日滞在可能です、というのがあらかじめわかっているのに意図的に違反しているわけですから、そういう行き当たりばったりで平気でルール違反する人と同じ社会には住みたくないな、と。
 滞在期間が決まっているのなら、原則としてそのように最初から行動しろ、他の手段で延長しようとするのはやめろ、ということです。不法入国やら不法滞在をしているのなら、それを合法にするために子供を作ろうというのは間違っていると思いますよ。つまりは、行動を自制しろということです。法律の問題ではなく分別の問題だと思いますけど。


by rna at 2008-12-57 17:51:57
不法滞在はまずくても、

apjさん:
>>不法入国やら不法滞在をしているのなら、それを合法にするために子供を作ろうというのは間違っていると思いますよ。<< なんで頭から在留資格取得が主で子作りが従って話になってるんですか… 普通に好きな人ができて結婚するつもりで、という状況を想定してますし、不法滞在者が在留資格がとれるのもそういう前提です。強制退去を避けるために婚姻を届けた疑いがない、というのも条件になっているようです。ソースは以下。 http://www.numazu.to/~sz_gyousei/rensai/gaikoku/04_kekkon.html 不法滞在自体はルール違反ですが、在留中に恋愛したり結婚したりすることは別にルール違反じゃないでしょう。犯罪者は結婚できないというルールもありませんし(獄中結婚なんていうのもあります)。 >>行き当たりばったりで平気でルール違反する人と同じ社会には住みたくない<< 平気で、というあたりは apj さんの決め付けではないかとも思うのですが、それはともかく、そのように思うのは apj さんの自由です。が、それこそ「思想の問題」ですね。一般論で言えば、罪を犯した人も同じ社会に住めるというのが日本のルールですから。


by apj at 2008-12-07 19:13:07
紛らわしいことをすればそれなりに見られる

maさん、

>不法滞在自体はルール違反ですが、在留中に恋愛したり結婚したりすることは別にルール違反じゃないでしょう。

 ってことは、やっぱり早期発見が大事ですね。「在留中」に恋愛したり結婚したりするのはルール違反ではないけど、それが「不法滞在中」にかかってしまえば、やっていることに自覚がないとみなせますし。

>罪を犯した人も同じ社会に住める

 ただし、刑事的責任の追及が終わった後で、ですよね。


by kyousum at 2008-12-45 19:41:45
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

apjさんは

>「法律改正してまで馬鹿親のフォロー」

ということをおっしゃるのですが、なぜ親を中心に捉えるのですか?子の国籍取得の問題なのに。

国籍は国と子の間の問題です。親があげたりあげなかったりするものではありませんから、子を中心に考えるべき問題なのです。ですから、「馬鹿親のフォロー」だということにこだわるのはズレています。子どもの権利の問題です。

今回は婚外子と婚内子の差別が問題になりました。夫婦外で懐胎した子は一旦婚外子になります。その後両親が結婚しなければ婚内子にはなれません。
懐胎後両親がけんか別れして結婚しなかった場合、母親がシングルマザーを望んだ場合、両親が事実婚を望んだ場合、結婚前に父か母が死んでしまった場合、どちらかが既婚で結婚できない場合、など婚内子になれない事情は多種多様です。しかし、どれも子どもがコントロールできる問題ではないという点では共通しています。

>DNA鑑定

認知に際して、現在でもDNA鑑定は頻繁に行われています。

>自分の子でもないのに認知せよと迫られて揉めるのは嫌だろうし、

任意での認知を求められた際に、「DNA鑑定して俺の子だったら認知するよ」と求めれば良いことです。良くあります。
男が「そもそも身に覚えがない」といって逃げ回っているときは、(母親の代理で)子から男に対して強制認知の訴えを起こすことになります。この際、裁判所としては他の証拠から父かどうかを認定してもいいのですが、「さっさとDNA鑑定して白黒付けましょう」と勧めることが多いです。(母が理由なく拒否すると「こりゃ、他の男の子の可能性もあるな」、男が理由もなく拒否すると「こりゃ、身に覚えがあるからだな」と推測する場合もあります。)

>逆に、無責任に子供を作った男性にきっちり責任を負わせるという意味でもあった方が間違いがない。法的にやるのは、他とのバランスを考えると難しそうですけどねぇ。

もし、DNA鑑定なしでの認知の効力を認めないべきということなら、確かに他とのバランスを考えると難しいです。(1)今までのやり方と違いすぎるし(2)民法の他の部分への波及が大きく(3)費用もかかるので、簡単には採用できないです。

あと、横ですが。

>shunsokuさん
>今回の国籍法「改正」のベースのひとつに、日本を多民族混住社会にしよう、という考え方があると思います。

今回は特にそういう趣旨は無いと思います。父親が日本人の子がちゃんと日本国籍を取れるようにしよう、というだけです。そもそも最高裁の違憲判決を反映させるだけの判決ですし。

>研修労働といえば、日本が受け入れたのは南米に移住した日本人の子孫で、あちらの国の国籍をもつ人たちです。

研修生を日系人に限っていることはないと思います。発展途上国の技術力を向上させるのも目的(建前)のひとつですし、中国の人も多かったと思います。日系人は研修と無関係にそもそも比較的容易にビザが取れますけど。


by apj at 2008-12-10 20:23:10
どうすれば検証できる?

maさん、

>普通に好きな人ができて結婚するつもりで、という状況を想定してます

 これをどうすれば検証できるのか、ちょっと考えてみました。

 とはいえ、素人考えなので、社会調査等に詳しい方のフォローがあると嬉しいです。

 まず、「普通に恋愛」が前提なので、A国からB国に出かけていって恋愛するということが、一定割合で起きるということでしょう。
 すると、
(x)一定期間内(1年とか3年とかを想定)に、A国人の結婚可能な年齢の独身者であって、短期滞在ビザでB国に入国した人数
(y)(x)のうちで、行った先のB国の人と恋愛関係になった人の数(具体的には、子供を作ったor結婚した、このorはxorではない)
を考えて、(y)/(x)を計算すると、観光ビザで入国して行き先の国の人と恋愛する割合が出てくる。
 次にA国とB国に具体的にいろんな国をあてはめて(y)/(x)を計算し、ばらつきが大きくない範囲におさまっているものについて、「普通に恋愛」と考える。
 A国とB国の特定の組み合わせで極端に(y)/(x)の値が大きくなる場合は、「普通に恋愛」とはいえないのではないか。

問題点:
・短期滞在の可能な期間によって結果が変わる。たとえば、1ヶ月と3ヶ月と6ヶ月ではかなり違うはず。この補正をどうするか。
・(x)の数が少ない場合、変動の幅が大きくなりそう。意味のある(x)の値はどの程度からか?


by ZZZ at 2008-12-05 20:39:05
何を検証しているのでしょうか?

「普通の恋愛」をしてできた子どもならば日本国籍を与えてよい
母親が滞在許可取得を狙って作った子どもならば日本国籍を与えるべきではない、ということでしょうか?

母親にどのような意図があろうとも、子どもに責任はないはずです。
母親の意図を探ったところで、子どもの扱いを買えることはできないでしょう。


by ZZZ at 2008-12-16 20:41:16
誤変換修正

子どもの扱いを買えることはできないでしょう
→子どもの扱いを変えることはできないでしょう


by apj at 2008-12-52 20:54:52
きっかけを作ったのは誰?

kyousumさん、

>親があげたりあげなかったりするものではありません

 ややこしい状況を発生させたのは親ですよね。

>どれも子どもがコントロールできる問題ではないという点では共通しています。

 親にとっても不可抗力な問題と、親がコントロール可能な問題が混じってますよね。

 子供の権利の問題なのはわかってますし、違法ではないのもわかってますが,親の勝手のし放題を容認するのは釈然としません。だから、そこに至るまでの親の行動内容によっては「馬鹿親と呼ばせろ」程度のことは思いますけどね。


by apj at 2008-12-17 20:57:17
前提が正しいかどうかです

ZZZさん、

>「普通の恋愛」をしてできた子どもならば日本国籍を与えてよい
>母親が滞在許可取得を狙って作った子どもならば日本国籍を与えるべきではない、ということでしょうか?

 ではなくて、滞在許可取得のダシに使われているケースが多数とわかった場合は、滞在許可の出し方の方を何とかしろという話になるだろうということです。

 もともと、このエントリーは、出入国管理に対する不信があるのでは?という問題提起で書いてますから、不信があることを裏付けるかどうかという意味での検証になります。


by ZZZ at 2008-12-40 21:39:40
滞在許可は何のためでしょうか?

子どもの養育上母親が必要だから、滞在許可を出すんですよね。
子どもの権利保護のためなのですから、やっぱり母親の意図によって変えらるものはではないでしょう。
確率的に「普通の恋愛」の可能性が低く滞在許可狙いの可能性が高いという結果が出たところで、それを出入国管理に対する不信に結びつけるのは、相当無理がありそうな気がしますが。


by ZZZ at 2008-12-22 21:55:22
反対する人の認識

私の知る限り、反対する人は国籍法に何も書かれていないので、何も審査がないと考えている人が多いようです。
「認知するだけで国籍が取れる」
といった具合ですから。
もともと審査があることさえ認識していないわけですから、「出入国管理に対する不信」とはあまり関係がないと思います。


by kyousum at 2008-12-16 22:01:16
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

apjさん

>親にとっても不可抗力な問題と、親がコントロール可能な問題が混じってますよね。

親のせいと言える場合もあるでしょう。でも、それは子どもにも、子どもの国籍にも関係ないことです。

>そこに至るまでの親の行動内容によっては「馬鹿親と呼ばせろ」程度のことは思いますけどね。

中には馬鹿と呼ばれても仕方がない人がいるでしょう。でも、それは日本人同士でできた子の親でも同様です。

それはそれ、これはこれ、という問題だからこそ、国籍法の改正騒動をダシにそういう主張を始めると、誤解を招きますよ。

>普通の恋愛

apjさん的には日本人と結婚すると滞在許可が貰えるからと、日本人の異性に猛アタックをかけるのは「普通の恋愛」ですか?
最初は1年で帰るつもりだったフィリピンパブのお姉さんが日本で暮らすうちに日本に永住したいと考えるようになって、「じゃあ、日本人と結婚して主婦になろっ」って思って、お客さんの中から「優しいパパになってくれそうで、お金持ってる人」等を選んでアタックするのはどうでしょう?」


by apj at 2008-12-46 22:04:46
穴を放置するのは良くないでしょう

ZZZさん、

>確率的に「普通の恋愛」の可能性が低く滞在許可狙いの可能性が高いという結果が出たところで、それを出入国管理に対する不信に結びつけるのは、相当無理がありそうな気がしますが。

 別に無理はないと思いますよ。
制度の穴をそのままにしておけば、信用は下がります。性悪説を前提にして作り直すとかしないと。

 私の知っている範囲では、どうも、好き勝手されたくないといった感情があるところに国籍法ネタが降ってきた→反対、というふうに受け止めております。だから、穴の有無の確認と、穴があれば放置しない、は当然すべきことだと思います。


by apj at 2008-12-14 23:36:14
普通を定義するのは難しいからズレで見ようという話です

kyousumさん、

>国籍法の改正騒動をダシにそういう主張を始めると、誤解を招きますよ。

 どういう誤解を招くのかはっきり言ってもらえませんか。

>日本人と結婚すると滞在許可が貰えるからと、日本人の異性に猛アタックをかける

 打算で三高男性or女性に猛アタックをかける日本人も居るわけで。

>お客さんの中から「優しいパパになってくれそうで、お金持ってる人」等を選んでアタックする

 お店のホステスさんの身請けみたいな感じですね。

 どちらも日本人でもやることです。ただ、その割合が他に比べて著しく高い場合は、制度の穴を利用されている、という判定になって、じゃあどうやって他と同程度になるまで押さえるか、という話になるかと。だから、ちょっと前に書いたような比較をしないと結論が出ないかな、と思いました。


by ZZZ at 2008-12-04 00:26:04
検証材料としてよろしくないのでは?

滞在許可は子どもの権利保護のためにだされるのですから、母親の下心の有無によって左右されるものではありません。
どんなに「下心率」が高かったとしても、制度の変えようがないでしょう。
まさか、「普通の恋愛」感情に基づかない子作りを禁止する制度なんかできるわけないし…


by ZZZ at 2008-12-49 00:36:49
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

もう一度反対する人の主張を確認してみたほうがよろしいと思います。
はっきり言って、法制度に対する無知とゼノフォビアによるものであることがわかりますから。
(私なんか、読んでいて頭がクラクラします)

もっともゼノフォビアの根底に入管行政に対する不信感がある可能性までは否定できませんが。


by apj at 2008-12-56 01:31:56
入り口の話です

ZZZさん、

>どんなに「下心率」が高かったとしても、制度の変えようがないでしょう。

 「下心率」があまりに高く、悪用され放題なら、最初の入国にあたってのハードルを設けるという形での調整を考えるのではないでしょうか。誰をどういう条件で入国させる・させないは国が個別に決めることで、やって来る前にルールを提示してそのように行うのは、何の権利侵害でもありませんから。
 入ってからでも、不法滞在の早期発見をしやすくするにはどうするかとか、工夫の余地はまだあるのではないでしょうか。

 制度の工夫の余地があると考えている間であれば、話し合いも妥協も調整も可能ですが、制度では調整できないとなると、ゼノフォビアか否かの2択しか無くなります。あなたのおっしゃる、頭がくらくらするというゼノフォビアの主張とやらは、不信感もあるかもしれませんが、それに加えて「制度を変えようがない」と思い込んだ人達がしているのではないですか?


by ZZZ at 2008-12-02 02:09:02
入り口の話でしたか

>ではなくて、滞在許可取得のダシに使われているケースが多数とわかった場合は、滞在許可の出し方の方を何とかしろという話になるだろうということです。
>「下心率」があまりに高く、悪用され放題なら、最初の入国にあたってのハードルを設けるという形での調整を考えるのではないでしょうか。

「滞在許可の出し方の方を何とか」するのは子どもの権利保護上まずいということがご理解いただければ幸いです。


by apj at 2008-12-26 02:35:26
あ、これは誤解です

ZZZさん、

>「滞在許可の出し方の方を何とか」するのは子どもの権利保護上まずいということがご理解いただければ幸いです。

 あ、なるほど。了解です。ちょっと行き違いがあったようです。

 滞在許可の出し方を変えるという表現で、私の言いたかったことは、来てしまった人については仕方がないけれど、あまりにも「下心実績」が高い国があることがわかった場合は、その国からの新規入国に制限を加えてはどうかという意味でした。観光ビザによる年間の総来日人数を制限するとか、経済的に一定の保障が内人の入国を許可しないとか、そういう調整を入り口で加えるという意味です。

 この調整がうまくいけば、やったもん勝ちが横行しているという不信感はかなり払拭でき、原理主義的なゼノフォビアの人以外とは対話可能になるかな、と。


by いーぐる at 2008-12-55 03:32:55
横からすみません

誤解の一例として、今回の法改正の元になった最高裁判決の案件の原告側弁護士さんがはてブのコメントでこう述べてます。

>疲れたのでいちいち反論しないが、大学の先生とのことなので一言。こういうデタラメを書き散らしては「行政が悪い」とつぶやく人が「信用できない」と吹き上がる人たちを増やている、という論旨なら賛成。

少なくとも原告側関係者に「デタラメを書き散らしては「行政が悪い」とつぶやく人」という認識をされてしまったことは間違いないようですよ。
私としては、この認識は誤解だと思っておりますので、apjさんが彼にこのような見方をされてしまうことは大変残念に思います。


by apj at 2008-12-40 03:44:40
認識を公開した時点で、相手の認識の程度も知れる

いーぐるさん、
 どういう認識をされようがかまいません。
 
 誤解を公開した時点で、公開した人の認識や理解力の程度も知れるわけですから、そんなものはお互い様です。


by apj at 2008-12-19 05:18:19
追加です

いーぐるさん、
 ところでその原告関係者、今回の私のエントリーのやりとりに反論するとしたら一体何をどう言うつもりなんでしょうかねぇ。面倒くさがってやる気なさそうですが^^;)。
 たとえばこんな内容を示せば私の論に対する反論になるんでしょうか。
・国籍法改正反対はゼノフォビアの人のみによって引き起こされた。
・反対した人の中で、出入国管理に不信感を持っている人などいない。反対理由を述べていることと不信感の存在は関係がない。
・出入国の管理に、一般人が不安を抱くような問題はない。
・私が列挙した管理不行き届きではないかという事例は、実は全て解決済みである。
・入国のハードルは今後上がる予定で、下がるというのは全くの杞憂。

 最後の2つはソースが出てくればOKだけど、それ以外は反論して示そうとしたら逆にぐだぐだになりそうな気がします……。


by at 2008/12/08 20:16:09 at 2008-12-45 06:06:45
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

>あまりにも「下心実績」が高い国があることがわかった場
>合は、その国からの新規入国に制限を加えてはどうかとい
>う意味でした。

これってゼノフォビアそのものでないですか。
そうでないなら問題となるほどの「下心率」とは何%か
教えて下さい。(これが山形大学の水準か)


by apj at 2008-12-05 06:41:05
下劣な発言

 所属組織と個人の発言を結びつける、という、ゼノフォビアより下劣な発言があったので削除しました。

#何か、旧blogで大学であることを理由にからんできていた、 JosephYoikoさんを思い出しました:-P。


by いーぐる at 2008-12-14 06:41:14
ひょっとしたらとは思ってましたが

今回の騒動の流れ、全部追ってませんね?
いしけりあそびさんがなぜ疲れてるのかもいまいち理解してないようですので。
とりあえず、騒動の勃発当初から成り行きをウォッチングしていた身といたしましては、出入国管理業務に対する不信感と今回の国籍法改正をセットにするのは筋が悪いうえに危険だと考えます。
下手をすると、河野太郎議員のブログを炎上させて、衆参両院の法務委員会所属の国会議員に業務に支障をきたすくらいのFAXを送りつけ、今後は違憲判決を下した最高裁判事に対して罷免を求める請願を行おうとしている連中の正当性を補強する材料にされかねません。
いしけりさんが「「信用できない」と吹き上がる人たちを増やている」と述べてるのはそういうことを含むのだと私は理解しています。
幸いお知り合いに弘中弁護士がいらっしゃるのですから、今回の騒動について見解を聞いてみるのもいいかもしれません。

とりあえず言いたいことは全部言わせていただきました。
私の心配が杞憂で終わることを祈っています。


by nono at 2008-12-44 07:01:44
無題

>>研修労働といえば、日本が受け入れたのは南米に移住した日本人の子孫で、あちらの国の国籍をもつ人たちです。

 ?
 日系移民の子孫は単純労働従事でも労働ビザがおりますので、外国人研修制度を利用して入国する例はまずないと思われます。


by apj at 2008-12-11 07:25:11
一体どういう問題なのだ?

いーぐるさん、

>河野太郎議員のブログを炎上させて
 ブログ炎上は珍しくないし。
 今見てきましたけど、半分くらいが単に某巨大掲示板化してるだけのような。
>業務に支障をきたすくらいのFAXを送りつけ
 これはまずいですが。
>罷免を求める請願
 ひょっとして、訴追請求のことでしょうか。
 http://www.dangai.go.jp/info/info4.html

>連中の正当性を補強する材料

 まず、連中、と呼べるような組織だったまとまりがあるのでしょうか。あるとすれば、なぜそう言えるのでしょうか。
 補強する材料、ですけど、役には立たないと思いますよ。専門とは何の関係もない新聞記事を読んで感想を書いたものが使えるとは思えない。常識的に考えて。


by ごんべえ at 2008-12-16 07:41:16
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

世の人の不信感がどれだけあるかはわかりませんが、日本の出入国管理って無駄なくらい厳しい方の部類だと思いますよ。
もっと厳しくせよというのは具体的にどんなところをどう厳しくせよということなのでしょう?適正な入国をしたあとで不法就労するというのは入国管理の範疇ではないと思います。(入国時にどうやって区別する?留学を全面的に禁ずる??現実的な方法がありますか)
現状やったもん勝ちというのは否めないですが、いったいどうしろと?
「下心実績」の高そうな国からの入国が現時点でフリーパスだと思っていらっしゃる?韓国については査証免除になっていますが、中国やフィリピンは査証が必要ですよ。
相当しめつけられているからこそ、政治家の口利きでチャリティービザで入国して、、というような問題が発生しているんじゃないの?

「入国のハードルを下げたがっているっぽい」と認識された根拠は何でしょう?


by apj at 2008-12-11 08:05:11
具体的には

ごんべえさん、

>具体的にどんなところをどう厳しくせよということなのでしょう?

 考えていたのは、自国での経済状態による区別でした。自国での資産が十分な人なら、日本に居続けるよりも自国に戻るメリットの方が大きいだろうし。
 フリーパスだとは思っていませんが、それでも不法滞在だの不法就労だのをやっちゃう人が十数万人居るわけで。
 チャリティービザの抜け道があるなら、そこも塞がないと……。

>「入国のハードルを下げたがっているっぽい」と認識された根拠は何でしょう?

 留学生を増やそうという話です。新聞記事だったと思いますが、ソースは忘れました。酒田短大の件が頭にあったので、これ以上増やすと似たようなケースが頻発しそうだな、と。全面的に禁じる必要があるとは思っていませんが、がんばって増やす必要も無いのではないかと。

 しかし、それだけ厳しくしていても、一度増えた不法滞在者を減らすのは大変なんですよね。入管はがんばっていても、ちょっとずつしか減らない。


by kyousum at 2008-12-58 08:21:58
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

>どういう誤解を招くのかはっきり言ってもらえませんか。

apjさんはゼノフォビイアに基づいて行動した人達の行動を是としている、という誤解。
apjさんが「それはそれ、これはこれ」という考え方をせずに、国籍法改正を苦々しく思っているという誤解。
の二つぐらいがありそうです。

というか、私は最初そうとってしまったのです。改正反対論者のゼノフォビアな言動や、混同の多い議論を先に読んでいたせいで私が神経質になっていたのが良くなかったかもしれません。

>どちらも日本人でもやることです。ただ、その割合が他に比べて著しく高い場合は、制度の穴を利用されている、という判定になって、

そのつながりが、よくわかりません。私が挙げた例が「普通の恋愛」なら、その割合が多くても別に「制度の穴」として問題視する必要はない気がします。
apjさんはてっきり「下心率が高い場合は、その中には(実質)不法滞在目的で『普通の恋愛』とはいえないものが混じっている可能性が高い」と推測する、と言っているのだと思っていました。

といっても、日本の経済力が一部の国と比較して高いという事情が、不法滞在の大きな動機となると同時に、「普通の恋愛」において日本人の魅力を高める要素でもあるという関係にあるので、下心率から「普通の恋愛」でないものの量を推し量るというのは難しいとは思うのですが。

また、「下心率」って生活習慣が似ているから結婚のハードルが低いとか、日本人好みの顔の美人/イケメンが多い(or逆に日本人の顔を好む人が多い)とか、特に問題にする必要がない要素でも上がりそうなので、指標として使いにくいように思います。

>あまりにも「下心実績」が高い国があることがわかった場合は、その国からの新規入国に制限を加えてはどうかという意味でした。観光ビザによる年間の総来日人数を制限するとか、経済的に一定の保障が内人の入国を許可しないとか、そういう調整を入り口で加えるという意味です。

経済状況等を鑑みると不法滞在の発生率の多い(多くなりそうな)国に対しては、観光ビザの発給を厳しくするというのは昔から行われています。定職がある人に限るとか、都市の住民には出すけど農村の人間には出さないとか。国単位でのビザなし渡航を認めるかどうかという判断についても同様です。(相手国との交渉もからみますが)

一番の問題は不法滞在の発生なのですから、それを基準に発給を絞れば良い話です。あとは日本で犯罪を起こす率とか。とりたてて「下心率」を重視する理由はないと思いますが、どうでしょうか?


by apj at 2008-12-11 08:22:11
追加です。

ごんべえさん、

 追加です。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20081026-OYT8T00200.htm
————————————————–
日本への留学試験 中国・韓国語でも出題へ

 文部科学省は25日、日本に留学を希望する外国人の学力を判定するために実施している「日本留学試験」について、新たに「中国語」と「韓国語」で出題する方針を固めた。

 受験者数の9割弱を占める中国と韓国に配慮することで、さらに両国から多くの留学生を呼び込み、留学生30万人計画を早期に実現するのが狙いだ。

 これまでの試験問題は、「日本語」と「英語」で出題していた。だが、2008年6月の試験では、受験した1万9206人のうち、中国人が74%、韓国人が14%と、両国で9割弱を占めた。文科省は、さらに両国の受験者を増加させると同時に、言葉の壁を超えた基礎学力を測るために両国語の導入を決めた。
————————————————–

 日本で勉強して生活するのに、ほとんどの場所で使われている日本語が不十分なら、学力にも生活にも支障を来すのが目に見えているのですけど。母国語での基礎学力があっても、語学が弱いとどうにもなりません。どこの国に留学するにしても。

#昔、日本語学校で物理を教えた時は、英語の教科書と日本語の教科書併用で、何とか物理関係の初学者用用語を覚えて、日本語の問題やその後の専門修得に慣れてもらおうと、わざわざ英語の教科書を自費で買って、生徒さんに説明していたのですが……。


by ごんべえ at 2008-12-55 08:35:55
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

「考えていたのは、自国での経済状態による区別でした。自国での資産が十分な人なら、日本に居続けるよりも自国に戻るメリットの方が大きいだろうし。」それはやっていることになっています。
外務省のサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/kokuseki/kokuseki.html
ビザ申請のに必要書類がでていますので一度見てはいかがでしょう。

「チャリティービザの抜け道があるなら、そこも塞がないと……。」この件は問題になった=塞がったです。

「留学生を増やそうという話です。」そういう話はありますね。いろいろ高尚なことをいっているけど要は一流国になりたいんでしょう。とはいえ、欧米に行きたい人のほうが多くて、日本に来る人を増やそうとすると微妙な人が多くなりがちというやつですね。でも増やそうというのは入国基準を緩めるという話じゃなくて人気を上げようという話なはずですよね普通に考えると。どっかで数字が一人歩きして無理するとゆがむかもしれませんが、、、、

文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/07/08080109.htm
これって、高等教育を受けさせて、定着させることを視野に入れているので、卒業後正規の労働許可のでる在留資格を与えることを想定しているようですね。

でも大概、ちゃんと教育を受けた人はたいてい祖国で職が得られるんですよね。ついていけなかったり遊びにはまると不法就労に居残りになるのかも。。。日本人でも大学入って卒業しない人それなりにいるでしょう?


by apj at 2008-12-24 08:45:24
少し整理できました

kyousumさん、

>というか、私は最初そうとってしまったのです。改正反対論者のゼノフォビアな言動や、混同の多い議論を先に読んでいたせいで私が神経質になっていたのが良くなかったかもしれません。

 それは仕方ありません。
 私は、外国人を排斥するつもりは無いです。外国人の知り合いも過去から今までたくさん居るし、普通に対等に友達づきあいしてきました。外国人と結婚した人だって知っていますが、日本人同士の結婚と何ら変わらない目で見ております。ただ、ズルをして(不法滞在、不法就労など)居座ろうとする外国人が許せないというだけです。
 それでも、改正反対の主張を見た時、なぜか違和感が無かったし、最初の1週間くらいはむしろ賛同していたんですよ。それが、自分の中でも矛盾していることに気付き、なぜ賛同したのかの理由をいろいろ考えました。その結果、不法滞在や不法就労についてやったもん勝ちが横行していると認識しており、そのことに対する不信感が原因だ、と気付きました。それで、このエントリーを書いたのです。
 本気でゼノフォビアに行ってる人とは対話できないでしょうけど、私と同じ、不信感からゼノフォビアな主張に賛同する人が居たなら、不信感の方が払拭できれば対話可能になるかもしれない、と思いました。また、不信感の蓄積が広く起きると、何かのきっかけでゼノフォビアな人の宣伝を受け入れやすくなるのでは、とも思いました。もともと日本人は外国人を排斥する国民性ではないだろうという認識だったので、それが今回の反対運動の盛り上がりを見て、何か別の理由があるのでは、と思ったりもしました。本当のところはわかりません。

>apjさんはてっきり「下心率が高い場合は、その中には(実質)不法滞在目的で『普通の恋愛』とはいえないものが混じっている可能性が高い」と推測する、と言っているのだと思っていました。

 そうです。そのように考えた場合、何をもって「普通の恋愛」とするかということが問題となります。個別のケースを見ても、全体として何が行われているかの判定にはつながりません。また、経済状況によっては金目当ての結婚の割合なんていくらでも変動します。ですから、恋愛発生率(?)の国別平均値のようなものをもって、普通、と定義するしかないのだろうと考えました。すると、大きくはずれている組み合わせには、何か原因があるだろうと考えることになります。大きく外れていなかったら、そもそも、最初からおかしなことは何も無かったということになります。
 おっしゃるような別の要因で変動があるので、指標として使うのは難しいでしょうね。

>一番の問題は不法滞在の発生なのですから、それを基準に発給を絞れば良い話です。あとは日本で犯罪を起こす率とか。とりたてて「下心率」を重視する理由はないと思いますが、どうでしょうか?

 ですね。問題は不法滞在の発生です。不法滞在の発生の初期の段階で対応できれば、それで良いと思います。ルールを無視する気満々な人が許せないというだけで、普通に在留資格を取って来てくれる外国人については普通に付き合えばいいだけのことですから。
 上の方のごんべえさんの指摘で、チャリティービザが抜け道になっているという指摘があったので、そっちも穴を塞がないとまずそうですけど。
 エントリーで言及したフィリピン人のケースですが、もし、不法滞在になった直後にお引き取り願っていたら、子供を産んで何年も日本で暮らした後ですわ強制退去か、などということにならずに済んだでしょうし。


by apj at 2008-12-46 08:51:46
了解です

ごんべえさん、

 チャリティービザの件、了解です。

 すると、後は、どれだけ不法滞在・不法就労の防止が効果を上げていて、やったもん勝ちじゃない状況を実現しつつあるか、ということを、きちんと広く伝えていく、ということが必要ですね。
 ズルする人を増やさない努力と一緒に。


by apj at 2008-12-28 09:03:28
なるほど

ごんべえさん、

>それはやっていることになっています。

 でも、酒田短大では多くが行方不明。直接知ってるケースでも、バイトばっかりしてよくわからん状態になってるのが居たりするわけで。審査をもっと厳格にするとか保証金を要求するとか、何とかならないのでしょうか。

>欧米に行きたい人のほうが多くて、日本に来る人を増やそうとすると微妙な人が多くなりがちというやつですね。でも増やそうというのは入国基準を緩めるという話じゃなくて人気を上げようという話なはずですよね普通に考えると。どっかで数字が一人歩きして無理するとゆがむかもしれませんが、、、、

 ポスドク増やせって計画が数字が一人歩きして惨憺たる状態、ロースクールがまた似たような惨事を引き起こしつつあるのだから、留学生については大丈夫、とは言えません。それこそ信用できないですよ。

>でも大概、ちゃんと教育を受けた人はたいてい祖国で職が得られるんですよね。ついていけなかったり遊びにはまると不法就労に居残りになるのかも。

 そうです。東南アジアから日本語学校経由、日本の大学受験、というルートを辿っている人を教えていた時は、彼らは国に帰ればエリートになるはずの人、という意識で教えていました。実際、やる気もすごかったです。
 だからこそ、日本語で試験をしないという文科省の姿勢に不安を覚えます。落ちこぼれる可能性を増やす方向にしか見えないので。これだとお互い不幸になりそうです。


by ZZZ at 2008-12-27 09:08:27
不法滞在の皆様は

景気が悪化し、働き口が無くなれば、さっさとお帰りになります。
もしかしたら、ここ数年で激減するかもしれません。


by apj at 2008-12-48 09:47:48
間違えた

×日本語で試験をしないという
○日本語で受験しなくてもかまわないという


by ごんべえ at 2008-12-18 17:31:18
大学の見識

日本留学試験ってなんなの?っていうとセンター試験の代わりみたいなものなんですね。で、いろんな科目があって、日本語とか、理科とか数学とか、、、中国語、韓国語で出題するというのは日本語の試験をしないということを意味しない模様ですね。あとの教育体制をちゃんと作っていれば、専門用語の類までは日本語を知らなくても、普通の日本語ができて、それぞれの教科の概念が理解できていれば入れるというのはありうる選択肢でしょう。

そこのサポート体制が不十分なまま突っ走ると良くない事態をひきおこすだろうといのは同意。ただし、入国管理とは別問題でしょう。

またエリートで実家が金持ちだとちゃんと勉強するかというとそんなことはないということを最近の総理大臣たちが証明しているでしょう。
残留こそしませんが。

不法滞在では不法滞在する気満々の人むしろ、周りで労働力を搾取しているひとの問題の方が大きいと思います。本人たちはパスポートを取り上げられて無理やり働かされている状態というのも耳にしますよね。ものを知らないためなんでしょうが、、、たとえば闇金に金を借りるようなものを知らないひとなんですよね。


by apj at 2008-12-46 20:54:46
目に見えないコスト

ごんべえさん、

>ただし、入国管理とは別問題でしょう。
 人数に数値目標を挙げている部分は入国管理の問題かと。

>残留こそしませんが。
 あと、バイト目的で行方不明になったりしないことが大事です。 酒田短大みたいなことになると、捜し出す手間がかかります。大学だけでは済まず、他にも迷惑をかける。奨学金で本人を支援したって、国に仕送りが必要な層が来てしまったら、バイトに明け暮れる事態になりそうです。ですから、経済的に裕福で、国への仕送りなんか全く不要な層に絞って留学させるようにしないと、後々まずいです。

 それから、今回の三十万人計画ですが、日本に定着させようとしているんですよね。これ、再来しそうな就職氷河期とぶつかって、日本人と外国人で限られた職を奪い合って負けると不正規雇用で低賃金労働者、って状況になったら、冗談抜きの外国人排斥が一気に広がりそうですけど……。経済的に競合しない間は偏見だという批判もできるけど、現実に明日のメシをかけて争う関係になったら、もはやきれい事は言ってられないし、きれい事を言ったところで説得力も無くなるでしょうね。

>周りで労働力を搾取しているひとの問題
 これは同意です。
 外国人を雇ってもコストがかかる、という制度にしないといけないし、パスポートを取り上げるといったことをした雇い主には厳罰を与えるべきかと。仲介した奴と搾取した奴は徹底的に取り締まって、搾取に荷担した側に外国人が混じっている場合は問答無用で国外退去&再入国お断りでしょうね(日本人には損害賠償&刑事罰のダブルで)。


by ごんべえ at 2008-12-30 07:38:30
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

「ですから、経済的に裕福で、国への仕送りなんか全く不要な層に絞って留学させるようにしないと、後々まずいです。」
さすがにそれは、制度として意味を成さないでしょう。成績が一定水準を割ったらお帰りいただくなどの条件をつけるというのはありえるでしょうが、経済状態がそれほど良くない人にきちんと勉強してもらってあわよくば親日的な感情を持ってもらってこそ留学を受け入れる意義があるのだと思います。

入国管理は数値目標とは基本的に関係なく、来たい人が適正な条件を満たしていれば認め、満たしていなければお断りというものであって、何人を越したからこの国からはこれ以上いれないとか、何人しかきていないから条件を緩めるという性質のものではないでしょう。

30万人というのは、どういう話なのかと思って調べると、その前に10万人計画(これは10倍増!)というのが昭和58年から20年かけて達成されて、そこから3倍増計画なわけですね。
「留学生受入れ人数の推移」をキーにgoogleで検索して上二つ
と大学入学者の推移をみて考えるに、
大学の入学者数が60万人くらいですから、30万人になるとほぼ1割というところ、、、、「大学の国際化」というのは各クラスに数人は留学生がいる状態を目指そうということなんでしょうね。それでも、アメリカにいる外国人密度よりは低そうかな。

国費留学生は、直線的に増えているけど、私費留学生はやっぱり経済の影響が大きいのか、平成13年から16年にかけて急増していますね。円安になると来やすいけど円高になると来づらいというのは容易に想像できることですから、これから急減するかもしれませんね。。。。相場が2倍になっては、、、、
5万人に逆戻りしそうな気もします。。。


by rna at 2008-12-16 08:04:16
「紛らわしいことをすればそれなりに見られる」へのお返事

風邪で寝込んでてお返事遅れました。すみません。
「紛らわしいことをすればそれなりに見られる」へのお返事から。

apj さん
>>
 ってことは、やっぱり早期発見が大事ですね。「在留中」に恋愛したり結婚したりするのはルール違反ではないけど、それが「不法滞在中」にかかってしまえば、やっていることに自覚がないとみなせますし。
<< は? 何を読んでいるんですか? 不法滞在中かどうかに関係なく在留特別許可が出るというのが現実のルールだと言っています。最初のコメントで提示したリンク先にそういう事例がありますよね? >>
>罪を犯した人も同じ社会に住める

 ただし、刑事的責任の追及が終わった後で、ですよね。
<< 二つめのコメントで提示したリンク先読みましたか? 不法滞在中に在留特別許可を申告すれば不法滞在はバレバレになりますから刑事責任を追求されることがあります。 http://www.numazu.to/~sz_gyousei/rensai/gaikoku/04_kekkon.html
>>
つまり、在留特別許可申告中であっても、外国人登録法上の無申告罪や不法残留者として警察に身柄を拘束される場合もあります。しかし、この場合でも、申告中ということで、罰金刑や執行猶予がつくことが多いようです。
<< 最初に提示したリンク先の事例でも逮捕起訴され執行猶予付きの判決が出たり、逮捕後起訴猶予処分になった後に在留特別許可が出ている事例があります。 とりあえず、せっかくソースも提示しているのに全然読まずにとんちんかんな返事をするというのはなんとかなりませんか?


by rna at 2008-12-16 08:04:16
「紛らわしいことをすればそれなりに見られる」へのお返事

風邪で寝込んでてお返事遅れました。すみません。
「紛らわしいことをすればそれなりに見られる」へのお返事から。

apj さん
>>
 ってことは、やっぱり早期発見が大事ですね。「在留中」に恋愛したり結婚したりするのはルール違反ではないけど、それが「不法滞在中」にかかってしまえば、やっていることに自覚がないとみなせますし。
<< は? 何を読んでいるんですか? 不法滞在中かどうかに関係なく在留特別許可が出るというのが現実のルールだと言っています。最初のコメントで提示したリンク先にそういう事例がありますよね? >>
>罪を犯した人も同じ社会に住める

 ただし、刑事的責任の追及が終わった後で、ですよね。
<< 二つめのコメントで提示したリンク先読みましたか? 不法滞在中に在留特別許可を申告すれば不法滞在はバレバレになりますから刑事責任を追求されることがあります。 http://www.numazu.to/~sz_gyousei/rensai/gaikoku/04_kekkon.html
>>
つまり、在留特別許可申告中であっても、外国人登録法上の無申告罪や不法残留者として警察に身柄を拘束される場合もあります。しかし、この場合でも、申告中ということで、罰金刑や執行猶予がつくことが多いようです。
<< 最初に提示したリンク先の事例でも逮捕起訴され執行猶予付きの判決が出たり、逮捕後起訴猶予処分になった後に在留特別許可が出ている事例があります。 とりあえず、せっかくソースも提示しているのに全然読まずにとんちんかんな返事をするというのはなんとかなりませんか?


by apj at 2008-12-10 08:16:10
性悪説を前提にして制度設計しないとダメでは

>経済状態がそれほど良くない人にきちんと勉強してもらってあわよくば親日的な感情を持ってもらってこそ留学を受け入れる意義があるのだと思います。

 大学は最大でも8年居られます。留学生だから1年留年で即お帰り頂く、などということは、差別になるからできませんよね。日本人と同じに扱わないといけない。すると、制度を仕送りバイト目的で利用しようとした場合、最大8年働いて国に仕送りできちゃいます。8年目に卒業できなくて退学になるでしょうけど。奨学金をあてにする方針をとった場合(=奨学金の一部+バイト代を送金する)は、普通は奨学金は4年分でしょうから、その期間は利用できる。これを防ぐにはどういう制度にすればいいでしょう?
 一応、資格外活動の制限はあります。
http://www.anshinnavi.com/article/13301676.html
 ただ、この上限一杯までアルバイトをしたら、理系の学部なら、多くの人が留年するでしょうねぇ。

 とにかく、制度を作る時は目的外に悪用されることを前提にして考えた方が良いと思います。

>「大学の国際化」

 前から疑問に思っているのですが、数値目標を掲げて国際化することにどういうメリットがあるのでしょうね。あるいは、何が良くなると考えているのでしょうか。今ひとつわからないです。
 留学生を受け入れる制度は既にあるわけで、魅力が上がった結果自然に増えるのならともかく、数値目標を掲げて増やす意味がわかりません。
 もう一つ疑問なのは、留学生の出身国が偏ってても国際化としてはOKなんでしょうか。親日の人を増やす目的なら、偏りが無い方が望ましいのではないかと思うのですが……。イスラム圏(アラビア語やペルシャ語圏?)の人がもっと居ても良さそうですけど。


by apj at 2008-12-09 08:44:09
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

maさん、

>は? 何を読んでいるんですか? 不法滞在中かどうかに関係なく在留特別許可が出るというのが現実のルールだと言っています。

 おっしゃることの意味が不明です。
ただ、私の方も説明不足だったので、補足しますね。

 まず、想定しているのは、日本で出生した人ではなく、大人で(=ビザの意味等がわかっている)人で、かつ、知りながら在留が許可された期間を超えて滞在している人です。在留の意味を理解できない子供についてはとりあえず何も言及していません。
 例えば、平成15年(事例4)を見ます。
「1993年4月,在留資格「就学」及び在留期間「6月」の上陸許可を受けて入国し,その後在留期間の更新又は在留資格の変更を受けることなく不法残留し,2002年10月,日本人女性と婚姻して安定した生活を営んでいたもの。」
入国→不法残留→不法残留状態のまま婚姻→申告
という時間経過をたどっています。
 さて、在留特別許可のガイドライン
http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan52-1.pdf
を見ますと、日本人と婚姻している場合は積極要素にあてはまりそうです。
 早期発見というのは、不法残留になった後できるだけ早く、という意味です。ガイドラインによれば、積極要素の有無によって在留特別許可がおりるかどうかに違いがあるということです。事例4ですと、積極要素となる婚姻が行われる前に不法滞在であることを入管に告げれば、在留特別許可はおりず、国外退去ということになるのではないでしょうか(他に特段の事情があれば違ってくるでしょうけども)。
 不法残留のまま放置していたから、その不法残留の間に婚姻→在留特別許可、というルートをたどれるようになったわけですし。


by apj at 2008-12-16 08:53:16
追加です

私のコメント>>「在留中」に恋愛したり結婚したりするのはルール違反ではないけど、それが「不法滞在中」にかかってしまえば、やっていることに自覚がないとみなせますし。

>二つめのコメントで提示したリンク先読みましたか? 不法滞在中に在留特別許可を申告すれば不法滞在はバレバレになりますから刑事責任を追求されることがあります。

 ですから、刑事責任を追及されるかもしれない状態だと知っていながら在留特別許可がおりることをあてにして恋愛や結婚をするという考え方に対して、自覚がない(正確には状況をまともに認識していない)と評価するのは、そんなにおかしなことだとは思いません。
 いやむしろ、ずうずうしい、と評価した方が適切かもしれませんが。


by エディ at 2008-12-36 08:01:36
apjさん、ハンドル!

>maさん

じゃなくて、

>rnaさん

#もう老眼?


by ごんべえ at 2008-12-50 08:28:50
なぞの数値

「大学は最大でも8年居られます。留学生だから1年留年で即お帰り頂く、などということは、差別になるからできませんよね。」
日本人だって8年もいられるのは金持ちだけですよ。授業料払わなければ籍を失います。通常、授業料免除の資格には成績優秀なこと条件が入っています。留年したら当然に給費打ち切りでいいでしょう。

週28時間以内のバイトでは13万4千円の奨学金(国費留学生)を越すのはなかなか難しいでしょう。

イスラム圏というとインドネシアやマレーシアは結構いる印象ですが、アラブは少ないかもしれません。やっぱり金持ちは来ないということかもしれませんぞ。

まあ数値目標というのは、外交と政治と役人の綱引きの結果であって、国際化は耳に聞こえがいいという問題でしょう。いまいち30万人の合理的な根拠はわかりません。


by エディ at 2008-12-53 09:07:53
そろそろ撤退を…

a-geminiさんのところで
http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-1fda.html

黒木掲示板の約7年前の過去ログが紹介されていますが、
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/e0010.html
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/e0011.html

>あもうさん自身は聞くに値するまともな意見を述べているつもりになっているのかもしれませんが、単に自分自身の無知・無能をさらけ出して恥をかいているだけでしょう。
(黒木さん)

同じ愚を繰り返されているのではないかと心配…。


by apj at 2008-12-23 10:09:23
別に何を言われようがかまいませんよ

エディさん、
ハンドル名に関するご指摘、ありがとうございました。

>同じ愚を繰り返されているのではないかと心配…。

 何で右翼とかそういう話になるのかが謎です。まあ、そう批判したい人は勝手にすればよいと思います。

 横からツッコミが入ったので話がずれまくってますのでまとめますね。

そもそもの疑問:
 何で国籍法改正への反対が広がっているのか?
 もともと原理主義的にゼノフォビアな人は反対するのは当然としても、それにしても数が多くないか?同調している人も混じっているのでは。もし同調する人が混じっているとしたら、それは何故?

(私にとって)思い当たる節:
・酒田短大のように、留学生を受け入れて行方不明になっている
・不法就労や不法滞在の摘発のニュースが度々流れている。
・反対する人の主張を眺めてみると日本人の血云々といった主張の他に、「無制限に勝手なことをされたくない」という感情に基づく主張も混じっているように見える(不信感、と呼んでるものの中身です)。

私の意見:
 もともとゼノフォビアな人には、何を言ってもおそらく無駄(∵それがその人の主義だから)。
 しかし、不信感からゼノフォビアな人の主張に同調している人については、不信感の方が払拭できれば同調している状態ではなくなるのでは。もし、これまでに、十分不法滞在や不法就労の取り締まりが効果を上げていたとすれば、今回、反対に回る人はもっと少なかったのではないか。

 つまり、国籍法改正の内容の問題と不法滞在取締まりの問題を関連づけているのではなくて、
 国籍法改正に反対した人が目立って多かったということと、普段の取り締まりの状態が信用されてない可能性(されてない理由はいろいろ、報道だったり実際の数の推移だったり単なる誤解だったり)が関係してるのではないの、
という問題提起です。

 つまり、「反対した人が目立ったこと」の理由について、思い当たる節を述べただけなんですよ。
 最初から、改正の内容についての議論じゃないんです。

 だから、
>>そもそもガキの国籍の話が何故出入国管理の話になるのかわからねえんですけどね。事象のレイヤーが違う話だろ。

 は完全な読み違いです。
 このエントリーでは「ガキの国籍の話」なんか最初からしてなくて、「反対者が目立ったのはなぜかという話」をしてるわけ。
 レイヤーが違うのは当たり前。最初から「ガキの国籍の話」なんかしていないわけだから、私が「ガキの国籍の話」をしていると思って批判する態度こそ、藁人形を攻撃しているに過ぎないんですよね。


by apj at 2008-12-34 13:27:34
追加です、あとrna sann

ちょっと言い過ぎたので訂正。

>最初から「ガキの国籍の話」なんかしていないわけだから、私が「ガキの国籍の話」をしていると思って批判する態度こそ、藁人形を攻撃しているに過ぎないんですよね。

 議論の目的が国籍法についての是非だと勘違いしてついたコメントが原因で、国籍法の話まで出たから、ややこしいことになったわけで……。国籍法そのものの議論が始まりそうになった場合、このエントリーでは目的違いを理由に最初から全部却下すべきだったと思う。藁人形と言うのは言い過ぎなので取り消す。

 フォントについて。
このblogの表示は私の環境では、ヒラギノ角ゴの9ptくらいになっているので、このサイズになるとrnaとmaの区別が本当につかないんです。
rnaさん、間違えてすみません。失礼しました。


by apj at 2008-12-30 13:28:30
追加です、あとrnaさんすみません。

ちょっと言い過ぎたので訂正。

>最初から「ガキの国籍の話」なんかしていないわけだから、私が「ガキの国籍の話」をしていると思って批判する態度こそ、藁人形を攻撃しているに過ぎないんですよね。

 議論の目的が国籍法についての是非だと勘違いしてついたコメントが原因で、国籍法の話までコメントの方では混じったから、ややこしいことになったわけで……。国籍法そのものの議論が始まりそうになった場合、このエントリーでは目的違いを理由に最初から全部却下すべきだったと思います。藁人形と言うのは言い過ぎなので取り消します。

 フォントについて。
このblogの表示は私の環境では、ヒラギノ角ゴの9ptくらいになっているので、このサイズになるとrnaとmaの区別が本当につかないんです。
rnaさん、間違えてすみません。失礼しました。


by rna at 2008-12-47 17:43:47
お詫びとお返事について

とんちんかん云々は僕の言い過ぎだったかもしれません。あるいは言いすぎじゃないかもしれませんが、そのどちらなのか把握できないうちに強く言い過ぎたのは間違いないので、謝ります。ごめんなさい。

言い訳させていただくなら、僕のコメントに対する apj さんの返答はどれも部分的な応答で反論する形になっていて、応答していない部分について僕の意見を納得してもらえているのかどうか、単にスルーされているのかどうか、そのあたりがよくわからないのです。なのでこのあたりで一つずつ確認させてください。

…ということでお返事を書いていたのですが長くなってきましたし、書き終えるまでにまだ時間がかかりそうですので、後ほど僕のブログの方にアップします。アップしたらまた連絡させていただきます。

# ところで、よく見たら僕の名前 ma とか呼ばれてますが、正しくは rna です。


by rna at 2008-12-01 17:47:01
ハンドルの件

入れ違いになってしまいました。ハンドルの見間違われはよくあることなので気にしてません。あれはフォントとフォントレンダラが悪い。。。フィッシング詐欺に引っかかりそうな時に思い出していただければ幸甚。


by かとう at 2008-12-19 04:16:19
出遅れた。

DNA鑑定の義務化って言っている人達には、そもそもの
嫡出推定の所から考えた方がよろしいかと。

男は離婚後すぐ再婚できるけど、女は離婚後300日
再婚できない規定は、全ての出産時のDNA鑑定の義務化
をし、そうすりゃ、「嫡出推定」じゃなく、「嫡出確定」で、
不公平な規定を撤廃出来るし。


by apj at 2008-12-43 06:45:43
問題の取り扱い方が……

かとうさん、

 嫡出推定の問題そのものの問題に入ると、また議論が発散しそうなので……。それはそれで面白い問題なんだけど、今回はそっちにいくと混乱しそうな気が。

 DNA鑑定が義務化されていなかったから反対者が増えたといえるのかどうか、ということなら本筋の話題になりますが。


by LiX at 2008-12-24 04:34:24
DNA鑑定なしは理不尽

認知するだけでなく国籍を付与するのだから、国籍の変化のない日本人同士の認知と同様に平等にせよと主張するのは理不尽なのではないでしょうか。
よその国の事例を言うのは嫌いですが、ヨーロッパではDNA鑑定が主流の義務化が主流になっております。


by apj at 2008-12-36 06:08:36
だからそっちの話じゃないと……

 国籍法そのものの話は関係ないのですけど。>LiXさん。
おっしゃることはわかりますが、ヨーロッパの制度と比べて今回の改正の是非を論じたいのなら、そっちを話題として取り上げているところへ行ってやってください。


by かとう at 2008-12-36 10:05:36
ごめん。

了解。混乱させるのでやめときますね。

定点観測ポイントが違うので印象が違うのはしょうが無い
ですが、偽装認知を利用しての国籍売買に対する反対
を多く見かけた気がしていてます。
#国籍売買->(嫌いな)外国の人達の大量日本人化->売国
#のコンボみたいな。
それらの対応のため、DNA鑑定義務付けとセットなら
改正もありって意見もちらほら見かけていたので、その
カウンターとして本文中の田中新党日本代表より、あと
一歩踏み込んだ意見を書いてみました。

最初に火をつけたのがどの立場の人かは不明ですが、
2ちゃんで国籍法改正についての質問が初期に見られ
た頃はゼノフォビアの方っぽい感じでしたが、それが
ニュース等で話題になる頃は、所謂ネットウヨが騒ぎ出した
後のような感触でした。
ゼノフォビアの人が上記のコンボを喧伝して、ネットウヨを
騒がした後、人々の目に国籍法改正の話題が触れてい
ったという可能性を感じてました。


by apj at 2008-12-56 10:53:56
不思議なのは騒ぎの大きさ

かとうさん、

 普段から、おっしゃるコンボを受け入れる準備のできている人だけで、業務妨害までいくんでしょうか。何だか腑に落ちないんですよね。

>#国籍売買->(嫌いな)外国の人達の大量日本人化->売国
>#のコンボみたいな。

 外国人が来る目的が結局金だと認識されているから、ってこともあるかも。利用されてる感があるし。
 仮に、国を挙げて「日本人カコイイ!」と普段から言いまくりの国があったとして、そこの国の人が「あこがれの日本国籍!」と国籍取得にやってきたら、今みたいな反発って起きるのだろうか……。


by shunsoku at 2008-12-12 11:20:12
「日本国籍取得」と「日本人化」は違いますよ

 日本の場合血統主義が基本なのでわかりにくいのですが、
国籍を取得しても、「日本民族」には成れません。
 言葉の基本として「○○人」と書いて「○○じん」と呼ぶ場合は、民族を指します。
 例 アーリア人 ゲルマン人 など。

 国籍を取得しただけでは「にほんじん」または「にっぽんじん」には成れません。

>仮に、国を挙げて「日本人カコイイ!」と普段から言いまくりの国があったとして、そこの国の人が「あこがれの日本国籍!」と国籍取得にやってきたら、今みたいな反発って起きるのだろうか……。  

 WW2前の米国に移住していった東洋人は、かの国と国民に憧れて行ったんじゃないですかね?でも「黄禍論」は起きました。

  タイムラグが大きいレスですみません
>adjさん
 文学作品になれないような、さまざまなルサンチマンやら誤認やらが詰め込まれている書物と、
そのルサンチマンや誤認で不当な扱いを受けたことを説明してある書物とは、
どちらも多数存在します。
 大きな書店に行くと、「歴史」とか「社会」とか「マスコミ」とかのコーナーにたくさんありますよ。


by かとう at 2008-12-47 11:21:47
騒ぎの大きさ

むしろ、騒ぎの大きさの不思議さの方が本題に近いですよね?
マスへの情報発信の容易さ(その容易さへの変化の速さと
言うべきかな。)と、情報リテラシー教育の遅れ(こちら
は遅れと云うか、未整備の状態かも。)のギャップだと思い
ます。
apj氏が事象の地平線時代(水商売ウォッチング時代かな)
から言われていた事ですが、そこに行き着いちゃうと思います。
一昔前なら、週刊金曜日とかのマイナー雑誌で書かれて、
一部の人が拙速さへの危惧を覚え、ほとんどの人がそれ
を知らない間に、国籍法改正が終了していたと思われます。

何かキーワードを知り、それを検索してみる。
そして検索結果がたくさん引っかかります(が、ほとんど
は劣化コピペレベルだけれど)。そしてその件数が多いの
で大問題だと思っちゃう人が出てきて、吟味せずに
それの劣化コピペを生み出すという拡大再生産も
要因としてあると思います。


by かとう at 2008-12-03 11:50:03
民族もまたよく解らないんですが。

>shunsoku氏
いまwikipedia見てきたんですが、解らない理由は
一応解りました。
民族にも色々定義があるようでした。なので文脈毎に
違っていて釈然としていなかったこと自体は納得しました。

例えば米国籍を持つアングロサクソン民族の人が、
米国籍を離脱して日本国籍を取得しても、日本民族では
無いですよって意味で書かれてますよね?

だとすると今の話題の子供達は、日本国籍未取得の時点
でも、日本民族なのでは?
だって、日本民族とのハーフなんだから。
ん?ハーフの時は、民族としてはどちらに属するのかな?
両方に属するのか、排他的に属するのか(その場合はどちらかを、どういった機構で選ぶのか。父系とか母系とか
かな。)、サブカテゴリが出来て、例えば日本-フィリピン
ハーフ民族が出来るのかな?


by ryo at 2008-12-57 07:08:57
Re:思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……

>Lixさん

>よその国の事例を言うのは嫌いですが、ヨーロッパでは>DNA鑑定が主流の義務化が主流になっております。

??
入国審査にDNA鑑定を義務づけている国はありますが、
差別禁止の結果として認められる権利としての国籍取得で、DNA鑑定を義務づけている国なんてあるんですか?
 偽装結婚と偽装認知をごっちゃにしたり、外国人が外国人として入国することと非嫡出子の強制認知をごっちゃにしたり、何を考えてるのでしょうか。


by shunsoku at 2008-12-28 10:14:28
日本民族は基本的に純血主義です。

>かとうさん

 ハーフは基本的にサブカテゴリーにはならないと思います。
 「日本民族」を話題にしたがる人々にとっては、「日本民族」は純血なんです。ハーフは、非日本民族になります。この辺は国籍の問題とも別な扱いなんです。

 国会では「アイヌ」を先住民族と認めるかのような議決がされました(これも細かい部分ではあいまいにされました)が、
入管も法務省も、基本的にはほかの民族に日本国籍を取得させることには非常に消極的です。特に集団としてそのままの文化を持ったままのほかの民族が日本国籍をとることは認めない、という方針で一貫しています。

>みなさん

 このブログは本来理科系の方のものなので、あまり社会政策や心情のほうに深入りすると、ややこしくなると思うんですが。

 あ、私の姿勢も書かせてください。
 留学生や外国人労働者を排除しないで、彼らが望むなら一定の条件を決めた上で、自らの文化を保ったまま、日本に永住し、暮らしてほしいと考えてます。
 ただし、外国人が日本で働く場合も、「同一労働同一賃金」
が原則だと思ってます。