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神戸の裁判の後始末

Posted on 5月 21st, 2010 in 倉庫 by apj

 判決自体はとっくに出ている神戸の裁判平成19年(ワ)第1493号だが、実は後始末がまだ残っていた。
 遠方から裁判所まで出向く羽目になった旅費の請求である。山形から何回も通ったため、本人一人代理人一人の分を合計すると、それなりに請求しがいのある金額になったので、平成22年5月18日付けで、神戸地裁に「訴訟費用額確定処分申立書」を提出した。裁判所に郵送した直後なので、まだ相手にも送達はされていないはずで、審理はこれからである。

 当事者参加で割り込んで置いて旅費を請求するというのも何だかなあなんだけど、絵里タンによると、請求してもかまわない状況らしいのでやってみることにした。

 訴状の書き方というのは、書店に行けば素人向けの参考書がいくつもあるが、「訴訟費用額確定処分申立書」というのはあまり見かけない。今回、プロの書いた書類が手に入ったわけで、別の意味で興味深い。


ここからは旧ブログのコメントです。


by mimon at 2010-05-22 06:58:22
人騒がせな

新聞報道によりますと、神戸地方裁判所前で焼身自殺を図った老人がいたようです。
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0525/OSK201005250109.html
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100525-OYT1T01090.htm
あんな街中で、そんな派手なことをしても、死に切れない可能性が高いですから、抗議行動の意味合いが強かったんだと思います。
それなら、控訴すればいいのに、・・・。


by apj at 2010-05-45 03:34:45
死にきったみたいです

 続報によると、自殺を図った方は、初志貫徹で亡くなられたようです。
でも、控訴する方が良いと思います。どういう理由で行政訴訟をしていたのかが気になりますが、報道されませんね。


by mimon at 2010-05-24 03:52:24
申し訳ありません

まさか、亡くなるとは、思っておりませんでしたので、先の私のコメントは、一部不適切な表現がある事をお詫び申し上げます。

ただ、そこまで思いつめていらしたのでしたら、なおさら、控訴するべきだったのではないかと、残念に感じます。


by 技術開発者 at 2010-05-33 03:06:33
きっちり取り立ててください

こんにちは、apjさん。

>当事者参加で割り込んで置いて旅費を請求するというのも何だかなあなんだけど、絵里タンによると、請求してもかまわない状況らしいのでやってみることにした。

これはしっかり取り立てていただかないとね。「訴訟結果において利害関係があるから参加しなくては成らなくなった」訳ですから、充分に請求権は成り立ちますのでね。

なんていうかな、悪徳商法系で被害者への訴訟アドバイスとかやっていると、管轄の関係で遠方の裁判所に行かなくてはならないだけで、被害者の人の「やる気」なんかがかなり影響されるんですね。それを見越して契約書に「本社所在地を契約地とする」なんて一文を入れている業者も結構あるくらいでね。

そんなときに、「な~に、その交通費も勝てば裁判費用として請求出来ますよ」なんて励ましてきたのですから、ここはしっかりと交通費とかを取り立てた実績を示していただきたいところです。


by cocochi at 2010-05-56 13:38:56
Re:神戸の裁判の後始末

http://blog.livedoor.jp/gardenursing/archives/1291166.html
以前にも紹介されていた金沢大の先生のブログです。
被告尋問で、ついに大学側の行った調査の杜撰さや非常識さが暴露されたみたいです。
裁判って、やってみる価値ありますね。