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怪しい買い物

Posted on 2月 10th, 2006 in 倉庫 by apj

 研究費で買って後から事務でチェックが入った買い物の例。
スノコと布団袋(気密)ってのがあったな。これは、使わない装置をシリカゲルと一緒に布団袋に入れて密閉し、スノコに載せて保管するために買ったもの。

 私が買ったものとしては、麦茶クーラー、熱帯魚用ポンプ、フライパン、おたまのセットてのがあった(爆)。怪しさ満点だが事務からのチェックは無かった模様。
 麦茶クーラーを細工してシリカゲルを詰めて、熱帯魚用ポンプで空気を通すことで乾燥空気を測定装置に連続供給したのだった。乾燥窒素までは必要ではないし、実験中に無くなっても困るので、色が変わってくるシリカゲルの方が予測がついて良い場合がある。フライパンとおたまは、水を吸ったシリカゲルをもう一度火であぶって再生するために必須の道具である。


ここからは旧ブログのコメントです。


by tygrysojciec at 2006-02-10 16:37:10
Re:怪しい買い物

> フライパン、おたま
 これは小型のガスレンジ込みでアカデミックな化学系研究室必須アイテムですね。


by chem@u at 2006-02-58 06:44:58
Re:怪しい買い物

金魚ポンプにシリカゲル使って乾燥空気供給はうちでもやりました。流量計もつけたのですが埃がニードルバルブに詰まりやすくて時々分解掃除しないといけないので、改めて空気中の埃も馬鹿にならないと思った次第。うちのシリカゲル再生は、お菓子のカンの蓋に薄くひいて、乾燥器放り込みでやってます。


by 名無し工学者 at 2006-02-07 09:14:07
Re:怪しい買い物

空気供給源として金魚ポンプを使うのは私もよくやります。欠点はフローメーターを使う場合、圧力が低くて使えるフローメーターが少ないって点です。特にデジタル式は皆無です。貧乏人のための使える装置開発もしてくらはい 
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