ポケモンGo!をやってみた

久し振りのエントリーがこんなんでいいのかと思いつつ。水素水とかEMとか他にもっと書くことあるだろう、と自分にツッコミを入れながらですが、ポケモンGo!をインストールしたので第一印象をば。

実は一昨日ちょっと体調を崩して病院へ。抗生物質もらって採血されて帰宅し、薬の効果あってほぼ回復したのだけど、経過観察のために今日受診するように言われていたので病院へ。検査のため採血され、結果待ちしていたら、病院のTVがポケモンGo!の配信開始を伝えていた。これはゲットせねば、と廊下の突き当たりの窓際まで行ってダウンロード。幸い(?)病院は通話不可マナーモード強制だがネットは使用OKで、廊下の端の方2カ所でポケストップが3つレンジインする。延々待たされている間、あっちの端とこっちの端を行ったり来たりでポケモンとボールを集めていた。

帰宅途中、普段は自転車のスマホホルダーにスマホ入れてIngressしながら帰るのだけど、今日はポケモンGo!をやりながら帰ることに。で、わかったことをいくつか。

  • Ingressと同じようにスキャナーを立ち上げっぱなしにしておくと、バッテリー消費がIngressの倍を超えている感じ。スマホもIngressしている時よりも熱い。予備バッテリーと、特にこれからの季節、スマホ冷却剤が必須になりそう。
  • 位置情報はIngressより甘い。レンジ若干外れたポケモンもゲット可能。また、IngressのDistance Walkedよりもポケモンのジョギングの方が簡単に増える。どちらも移動距離で徒歩推奨なのに扱いが随分違う。
  • アイテムを集めるにはポケストップに行くしかないが、ポケモンはポケストップ以外のそのへんの道ばたにも出る。Ingressの場合、ターゲットはポータルのみなので、ポータルの近くで止まる時以外はスキャナーではなく周囲に注意を払っていればよかったが、ポケモンGo!はそうはいかない。子供の足で歩いた時に、ポケモンゲットのために長距離を歩くことを強制しないために中途半端なところでも出るようにしたのだと思うが、移動の最中に全く気が抜けない状態になっている。このため、アイテムだけでなくポケモンもとろうと思うと、自転車に乗っていてもかなりゆっくりしか移動できない。
  • Ingressのポータルの一部がポケモンGo!に流用されているが、流用されたうちの数個に1個はジムになっている。このため、アイテムを補給できる場所がIngressの感覚からすると数少なくまばらである。もともとポータル間の距離が離れている田舎だと、ポータルが2段階に間引きされたものが補給可能な場所になるので、ボールを得るのも苦労することになりそう。結局都会のもともとポータル密度が高かったところでは散歩するだけでやまほどボールやアイテムが溜まり、田舎では移動が大変なので課金して買った方がマシ、という、全くの別ゲームになりそう。
  • ちょうどIngressでDistance Walkedを稼ごうと思っていたところなのだけど、表で実行してるアプリの方でしか移動距離がカウントされない。IngressとポケモンGo!の同時プレイで移動距離を効率的に稼ごうとすると端末が2台必要になる。
  • ポケモンゲットしてボールが命中するたびにアニメーションに切り替わる。その間、Mapに戻るまでそこで立ち止まる羽目になる。最初は新鮮で面白かったが1日で飽きてうんざりした。もう持っているポケモンの場合はアニメーションを省略できる機能をつけてもらわないと、何回も同じ調子で待たされてだんだん嫌になってくる。

元々Ingressをやっていてアノマリーも経験し、旅先での長時間長距離連作ミッション当たり前のプレイスタイルでやっていて、大容量予備バッテリー、ケーブル、ペットボトルホルダー、水分補給用のナルゲンボトルやハイドレーションパックまで一式揃っている。このへんを投入すれば夏場の長時間野外プレイもまあなんとかなりそうだけど、そもそもポケモンってそこまでリアル課金の装備を突っ込んでまでやるようなもんだっけ?という疑問はぬぐえないw。

iPad ProとApple Pencilを持ち歩くためのペンケース

 iPad Proを買った。
 ぶっちゃけ、このサイズならMacBppkと大して変わらないサイズと重量なわけで(もしかしたらMacBook Airの方がお手軽かもしれない)、手軽にオフィス使いたいとかメール見たいという人にはむしろMacBookの小さいやつの方を薦めたい。お値段もそれなりだし。
 ただ、筆圧検知ができるので、お絵かきソフトを使うとか、MacとiPadの両方にAstroPadというアプリをインストールして、液晶ペンタブとして使う(Mac側のお絵かきソフトは何でも使えそうな感じ)という利点はある。WacomのCintiqに比べると、ペンの接触面と表示の液晶面の感覚はiPadの方が小さいので、より紙に描いているのと同じ感覚で書ける。Wacomの場合はペン先と描画面の距離があったので、利き手の位置と目の位置に合わせた位置補正が必要だったが、iPadにその機能は無いし、無くても問題ない。手書きノートアプリも、標準のメモ帳を使うだけでもかなり紙に描く感覚に近くなっている。
 AppleのSmart Keyboardもクリック感があるので入力しやすい。
 ただ、Apple純正品で揃えてしまうと、Pencilホルダーがカバーについていないので、持ち歩くというわけにはいかない。Pencilの充電用に、ライトニングケーブル用のアダプターが付属しているが、小さいのでそのうちどこかに見失ってしまいそうである。
 そこで、Pencilと、充電用のケーブルをセットで持ち歩くことにした。ケーブルは、ネットで探して一番短いのを買った。10cm以下の長さのものを用意すればPenci以下の長さで済む。
 ペンケースとしては、カラーチャート トラベルバンド付きペンケースB5用を購入した。ペンケースにゴムバンドがついていて、ノートなどに取り付けて持ち歩ける。このサイズだと、ぎりぎりPencilが入る。
 ゴムバンドは、裸のままのiPad Proで使おうとすると、短い方に通すとゆるすぎるし長い方に通すとゴムの伸びが足りない。が、iPad Pro本体に透明ケースをつけて、Smart Keyboardもつけた状態で、短い方に通すと、ちょうど良い感じにペンケースを留めることができた。

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DNDと出口氏に関する疑問

EM批判をするとクレームをつけるために直談判に来ると噂の出口氏について。情報の整理と疑問など。

出口氏は産業技術知識基盤構築事業(デジタルニューディール、DND)に関わっていた。

このプロジェクトでは、「産業技術知識プラットホーム」というのを、http://www.rieti.go.jp/dnd1にて運用していた。内容は「アカウント登録制のグループウェア」「ユーザが立ち上げたプロジェクト内に設置されたBBS、スケジューラ、ファイル共有、リンク集」(経済産業研究所の20億円Sourceforgeモドキ、2002年2月24日)。ところが荒らされたらしくプロジェクトが片っ端から削除され404だらけになってしまった。システムには18億円かかっているので値段に比してかなりお粗末だったといえる。

こちらによると、

2002年4月:
独立行政法人経済産業研究所出向、DND運営事務局長就任、大学発ベンチャー支援サイトを開設。毎週水曜日、DNDメルマガを配信(現在に至る)。

2003年6月:
産経新聞社退社(早期退職制度)。独立行政法人経済産業研究所DND事務局長再任。
2003年12月:
(株)デジタルニューディール研究所設立。

2004年4月:
(株)デジタルニューディール研究所開設、代表取締役社長就任、(財)ベンチャーエンタープライズセンターDND事務局長。

これは本人が公開しているプロフィールだから間違いは無いだろう。

ファイル名から見ると、2003年4月24日のものらしい「新産業を創出する「場」としてのデジタルニューディール」を見ると、「環境技術:食、安全、健康」プラットフォーム(電子会議室)の主催者として出口氏の名前がある。ここでのプラットホームとはrite.go.jpで運用されていたものだろう。この報告書の最後の方に 

そして今年度、出口担当マネージャーが推進したDNDは、昨年度までの「場の提供」という性格に、「顔が見えるリーダーシップ」という新たなイノベーションを加えたと評価できる。当初DNDは場の提供に徹し、中立であることを強調した。しかし中立を強調しすぎると、事業の目的やメッセージ性がはっきりせず、参加者を引き寄せる力が弱くなってしまう。
 この利用状況に対応し、出口担当マネージャーは自ら「環境技術・食・健康・安全」と題するプラットフォームを主催して活発な議論をリードした。その他、自ら執筆したコラムを掲載したメールマガジンを毎週発行し、参加者に事業の現在を伝えるメッセージを送り続けている。

とある。主催したプラットフォームはrieti.go.jpで作られたものだと読めるが、メールマガジンについては、大学発ベンチャー支援サイトつまりdndi.jpを開設し、それと同時にDNDメルマガを配信開始したと読める。

ところがこのDNDプロジェクトはサイトが閉鎖されて中断したとある(消えた国策プロジェクト)。中断した後、数億円余っているはずの予算処理が不明であるとも指摘されている。ここに「GLOCOMの所長代理(当時)が経産省の官僚を過剰接待するなどの不正経理問題が起こった。所長代理は解任され」と書かれているが、名前は挙がっていない。2008年9月6日付けの「東京地検の捜査を受けた公文俊平の正体」によると、過剰接待というか口利き料を出すことを提案した所長代理氏が山内康英氏、贈賄との指摘も顧みずに出せと命じた所長が公文俊平氏とわかる。

表に出ている情報を見る限り、rietiのDNDポータルサイトがヘタレだったのは出口氏とは関係ない。出口氏がポータルサイトで活発に活動する前から既にヘタレサイトとして作られ荒らされていたことがわかる。

2004年3月30日付けで、デジタルニューディールのウェブサイトがdndi.jpに変わったとの記述がある(https://web.archive.org/web/20040413002131/http://dndi.jp/)。古いアーカイブなので画面表示が乱れたりしているが、内容を見る限り、http://www.rieti.go.jp/dnd01/にあった内容あるいはそこに置くべき内容ではないかと思われる。思われる、というのは、当時の記録が残ってなくて比較のしようがないからで、アーカイブ等を確認してもhttp://www.rieti.go.jp/dnd01/はどれもdocument not foundで、むしろまともなサイトがあった形跡がまるで無いからである。この有様で当時18億円かけてました、って、一体何の冗談かと思う。また、dndi.jpが稼働した時に、デジタルニューディールは掲げてはいるものの、大学発ベンチャー起業支援サイト、とも書かれている。元々のDNDは大学発に限ったものではなく、大学発ベンチャー支援は後からDNDに追加されたミッションである。

dndi.jpに掲載されていたお知らせによると、

平成19年度よりDNDは、経済産業省との委託事業契約が予定通り、 終了致しました。今後は、運営責任をデジタルニューディール研究所、後援が(財) ベンチャー・エンタープライズ・センターに変わる予定です。サイトの内容に変わ りはありませんが、自立的な運用という趣旨から、バナー広告や有料のお知らせな どが入ってくることがあります。

とある。つまり2006年度内で経産省のプロジェクトは一旦終了している。予定通り、とあるので、契約期間満了に伴う終了、ということだろう。

そうすると、矛盾が出てくる。池田信夫ブログによると、DNDは中断して余った予算処理がどうなっているか不明だとされている。一方、dndi.jpによると、委託事業契約は予定通りに行われたことになる。プロジェクトが中断されているのにdndi.jpとの契約がそのまま、というのは不自然である。後から追加されたミッションである大学発ベンチャー支援だけが続いたということなのだろうか。どうもはっきりしない。

2008年4月18日のdndi.jpを見ると、運営が「(財)ベンチャー・エンタープライズ・センター 講演:経済産業省」となっている。2008年12月11日のdndi.jpでは、運営は(株)DND研究所のみとなっている。2008年の4月から12月の間のどこかで、dndi.jpの後援は無くなり、出口氏の会社のみが運営するようになったことがわかる。

元のDND自体が、ポータルサイトを売りにして始めたにもかかわらず早々にサイトが機能しなくなったヘタレプロジェクトであるのに、その名前を引き継いで今に至るまで運用するのは出口氏にとってむしろデメリットだろう。ちょっとネットを探せば、元のDNDへの批判がすぐに見つかるわけで、そこと関係があったことを強調して何がしたいのかがわからない。

もっとわからないのは、何故出口氏がEMに入れあげているのかということ。大学の先生だって全員がまともとは限らず、中にはインチキに荷担するのもいれば山師も混じっている。大学発ベンチャーを支援するなら、インチキが紛れ込まないようにする、というのは信用を維持する上で最も重要な要素のはずなのに、とても科学とはいえず充分なエビデンスもないEMに対して批判している大学の研究者のところに、(来るなと言っても)出口氏は強引に押しかけてクレームを付けるということを繰り返している。EMを支持する立場をはっきりさせた時点で、出口氏には、研究の内容がまともかどうか、その研究者がまともかどうかを選別する能力が全くないということを自ら公表してしまっている。科学技術の内容について選別眼が全く無いとみられる行動をとっておいて、起業を支援します、と言われても、不安要素しかない。起業を応援される側としては混じってるトンデモと一緒にされたくないだろうし、出資する側としても玉石混淆が甚だしいとなるとうかつに支援できないのではないか。

鼻炎のレーザー治療(9)

前回の投稿から随分時間が空きましたが、レーザー治療のその後です。結局、2014年の春から夏は問題無く過ごし、秋になって寒くなっても
鼻づまりは起きず、丸1年以上が経ちました。鼻水が少し多い状態は徐々に改善してきました。

先週末からひどい風邪をひきました。喉のいがいが感から寒気が来て熱が出て、喉が痛くなって咳と鼻水が出る、という、典型的なアレです。インフルエンザの検査はしましたが出なかったので多分ただの風邪でしょう。

私の場合、このパターンで風邪をひくと、鼻づまりがしっかりあって、丸二日以上鼻の奥が腫れて全く鼻で息が出来なくなります。子供の頃から何回も風邪をひきましたが、いつもそうなりました。ところが、今回は症状の出方が軽く、鼻水は出て鼻の奥が熱っぽくて腫れてる感じはあるのですが、鼻で息ができています。どうも、レーザー治療の結果、鼻の奥が腫れにくくなったようです。鼻づまりと同じ時期に喉も悪くなる→口で呼吸→喉さらに悪化、の悪循環をたどるのが常だったのですが、今回は鼻で息ができているのでその分だけ楽でした。また鼻炎になって暫くすると、レーザー治療の前は水分の多い黄色い鼻水が大量に出ていたのですが、治療後は鼻水ではなく水分が少なくなって固まりになったカサブタ状のものが出てくるようになりました。どうも、炎症の後の鼻の内部の様子が、レーザー治療前と後でだいぶ変わった感じです。レーザー治療で風邪の出方が鼻については軽症になっている気がします。まあ、感染症はアレルギーではないので、風邪で鼻水が出るのは仕方がないのですけれど。

タラスブルバが終了で代替品を探した件

この10年以上にわたって、タラスブルバのマウンテンパーカを愛用してきました。パーカ本体はGORE-TEXの防水透湿素材で、両脇の腰ポケットはハンドウォーマーにもなっています。ライナーは別売りで、サイズの同じフリースのジャケットを買うと、ジッパーでパーカ本体に取り付けることができるので、寒い時はライナー付けっぱなしで、暖かくなるとライナーを外して使うことができます。便利なので、数年使って古くなったら同じものを買い求めて、これまでに3回同等品を買い換えて使ってきました。

ところが、アシックスが2013年夏にタラスブルバの展開を止めてしまいました。2013年当時はまだ買ったパーカが新しかったので、買い換えを考えておらず、ブランド展開中止を知らなかったのです。2015年になって、ジッパーが痛んで全体にすり切れてへたってきたので、もう1シーズンくらいは無理すれば着れるけどそろそろ次のをみつくろうか、と思ったら、既にブランドが無くなってて、オークションなどを見ても私が着られるサイズ(SあるいはM)で、アウターとインナーの組み合わせを揃えることはできない状態でした。

類似品が他社から出ていないかと思って探したのですが、なかなかありません。外側ゴアテックス、内側ダウンベストとかなら取り外しできるのがありますし、ノースフェースからも、ZIP-IN-ZIPと名付けて、取り外し可能なフリースをつけられるものが出ていますが、ハンドウォーマーが無かったりポケットの位置とデザインが今一つです。

さんざん探し回った結果、アメリカの軍・警察用ブランドを展開しているメーカーに、代替となりそうな品がありました。511tacticalというブランドです。同等品はこれ。https://www.511tactical.com/responder-hi-vis-parka-mens.html

デザインはかなり派手になりますが、タラスブルバで求めていたものが全て入っているのはこれしかありませんでした。注文しておいたのが届きましたので軽く羽織って確認しました。アメリカサイズなので、Sサイズが日本のMサイズくらいです。また、袖がだいぶ長めです(日本サイズだと私の場合紳士物のMを着ても腕の長さについてはちょうどよいことが多かったのですが、それでも長いくらい)。フリースの厚さもそれなりにあって、山形の冬でも充分大丈夫そうです。ジッパーは信頼のYKKなので、トラブルは無いだろうと思います。自転車通勤で使う期間があることを考えると、派手で反射テープがついている方が自動車からは見えやすくて、OD一色のものよりもむしろ安全かもしれません。

タラスブルバのゴアテックスマウンテンパーカを、取り外しできるフリースのインナーと一緒に愛用していて、乗り換え先が無くて困ってる方は、これも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

繰り返しの洗濯(といってもシーズン終わりに洗うだけだけど)にどれくらい防水機能が耐えるかといったことは、実際何年か使ってみないとわかりませんけど。

情報漏洩メモ

 今後、ほとぼりが醒めてもこれらの人物が個人情報やその他の漏らしうる情報に接触しうる状態におかれたなら、その会社には仕事を発注しないためのリスト。刑事事件がどう決着しようが、小学生の内緒話ならともかく、この年齢になって情報漏らすヤツは信用できない。

毎日新聞の記事より。

<ベネッセ流出>元SE、情報の秘密性否定 立川支部初公判
毎日新聞 10月14日(火)12時27分配信

 ◇「やったことは事実」と事実関係認める

 通信教育大手ベネッセホールディングス(岡山市)の顧客情報を不正にコピーしたなどとして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製、開示)の罪に問われた元システムエンジニア(SE)の松崎正臣被告(39)は14日、東京地裁立川支部(倉沢千巌(ちいわ)裁判長)の初公判で「やったことは事実」と事実関係を認める一方「営業秘密ではないと思う」と話し、起訴内容を争う姿勢を示した。

【ベネッセの顧客情報漏えいの流れ】

 松崎被告は白い長袖シャツにベージュのズボン姿。逮捕当時(7月)坊主頭だった髪は長く伸びていた。謝罪の言葉は無く、持ち出した情報を「個人情報」と主張し、不正競争防止法が複製や開示を禁じた営業秘密に該当しないとの主張を展開した。弁護士は「(検察による)証拠開示が終わっていない」として、次回公判(11月13日)以降に詳細な主張を行う方針を示した。

 起訴状などによると、松崎被告は6月17~19日、ベネッセが情報システムの開発業務を委託していた「シンフォーム」の多摩事業所(東京都多摩市)で、業務用パソコンを使ってベネッセのサーバーに接続し、営業秘密にあたる計約1009万件の顧客情報を私物のスマートフォンに移した(複製)とされる。さらに、大容量ファイル送信サービスを使って名簿業者に渡した(開示)という。

 流出した顧客情報は、通信教育「進研ゼミ」などベネッセのサービスを利用していた子供や保護者の名前、性別、生年月日、住所、電話番号など。女性向け交流サイトの登録者の一部は出産予定日なども流出した。

 警視庁の調べでは、松崎被告は昨年7月~今年6月、延べ2億件超の顧客情報を不正にコピーし、名簿業者3社に計20回にわたって売却、約400万円を得ていたとみられる。松崎被告は、6月27日にも計約1980万件の顧客情報をスマートフォンに移したとして起訴されている。この情報は前日に漏えいが発覚し、売却できなかったという。【岡礼子、島田信幸】

 ◇営業秘密

 企業間の公正な競争を確保するため、不正競争防止法は(1)秘密として管理されている(2)事業活動に有用(3)公然と知られていない--の3要件のすべてを満たす情報を「営業秘密」と規定している。企業が保有する顧客名簿、設計図、販売マニュアルなどが該当するとされる。同法で複製や開示を禁じており、違反した場合の最高刑は懲役10年。

送りつけ商法に有罪判決

毎日新聞の記事より。

送り付け詐欺:健康食品で「高齢者狙い卑劣」有罪判決
毎日新聞 2014年03月10日 12時01分

 注文を受けていないのに商品を送り付け、代金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた健康食品会社「ライフリカバリー」の実質的経営者三村拓也被告(33)に名古屋地裁は10日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役2年6月)、元社員辻本淳史被告(32)に懲役2年6月、執行猶予4年(同)の判決を言い渡した。

 判決理由で田中良武裁判官は「金欲しさで詐欺を繰り返した。高齢者を狙った計画的で卑劣な犯行」と指摘。一方で「反省し、被害者への弁償も進めている」と執行猶予の理由を述べた。(共同)

 送りつけ商法は、このあいだの消費生活センターのボランティア講習会でも説明がありました。どんどん実刑判決が出ることを望みます。しかし、実質的営業者、ってのは一体何なんでしょうかね。登記された取締役は関与してなかったってことでしょうか。

日本人が「アンネの日記」を破りたくなる理由

 東京の図書館で「アンネの日記」が多数破られたことがニュースになって、シオニストの興味まで引いている。ただ、どうにも、ホロコーストやらナチスやらと関連した思想的な背景とは結びつかないというか、そう考えるには違和感がありすぎる。
 歴史的に見て、キリスト教は日本に布教されて一時期弾圧され、今では社会に受け入れられた。しかし、結局多数派にはなれなかった。ユダヤ教はキリスト教に比べれば布教が無いに等しい。それでもキリスト教が日本で布教に成功していれば、宗教的対立の枠組みで反ユダヤという思想が出てきたかもしれないが、キリスト教自体はマイナーなままだし、仏教や神道ではどうがんばっても反ユダヤとは結びつかない。
 第二次大戦では日本はナチスドイツと同盟を結んでいたし、ナチスドイツがユダヤ人の殲滅をもくろんだことは確かだけど、日本の方にはユダヤ人を殲滅する動機がまるでない。その頃の日本は「八紘一宇」を掲げていた。意味するところは「人類皆兄弟」(ただし日本に都合のいい、他国にとってはかなり押しつけがましい大東亜共栄圏の意味)だから、特定の民族を殲滅する思想が出てくるはずがない。さらにナチスドイツは純粋アーリア人最高非アーリア人イラネ、という価値観を持っていたわけで、東洋人である日本人はアーリア人ではないので、利害に基づく軍事同盟だけなら可能であっても、感情移入できる要素はまるで無い。
 日本でも「すべてはユダヤの陰謀だった」系の本も出ているけど、「キリストの墓が青森県にあった」「チンギスハンは源義経である」ってな与太話と同程度の扱いでしかない。まだ「相対性理論は間違っている」ネタの方が普及度は高いんじゃないの。
 今の日本の排外主義は、主に韓国中国北朝鮮、あとは米国に向かっていて、ユダヤは民族としても宗教としてもちっとも登場していない。今の日本社会には、ユダヤとの軋轢は現実には存在していないのではないか。右の団体がデモでハーケンクロイツを掲げてたって、それは多分(ナチスがユダヤに対してやったのと同じような感じで)日本から韓国中国北朝鮮の人は出て行け、って主張のつもりであって、ユダヤ出て行けって話は出てきていない。というかやってる本人達はユダヤの存在すら意識してないんじゃないか。まあヨーロッパの人が見ればぎょっとするだろうけど、文化的歴史的背景がまるで違うので、ナチスドイツの現状での扱いを意識して学んでなければあの旗の意味を大勘違いしそうではある。
 ついでに言うと、世代によるとしても、日本じゃ「ハーケンクロイツのヨーロッパでの扱い」よりも「アンネの日記」そのものの知識の方が(学校経由で)普及してるんじゃないかなあ。また、アンネの日記の話は国語で出て来た記憶があるんだけど、日本の学校の教科指導って他の教科の知識とは結びつけずに教えられるので、歴史の授業でナチスが何やってたかという話と「アンネの日記」が強く結びついているかというと、案外そうでもなさそうな気がする。ホロコーストがひどいことだと頭で理解できたとしても、地理的に離れている上宗教的背景も違うので、その深刻さを肌で感じるのは難しいのではないか。
 一方で、図書館の「アンネの日記」を延々破るというのは、かなり情念というか偏執狂的なものを感じる。大多数の日本人は、そういう情念や偏執をもたらすようなユダヤとの関わり方をしてきていない。だから、いわゆる右翼の思想的背景に基づく行動というよりも、もっと個人的な動機に基づく行動ではないかと思える。もし、今排外デモをやっている右翼が思想信条に基づいて図書館の本を破るとしたら、「アンネの日記」じゃなくて、南京大虐殺とか従軍慰安婦関連の本になるんじゃないか。
 それじゃあ、どんな場合に「アンネの日記」を破りたくなるだろうか。いろいろ考えてみた。

(1)妄想系
 アンネに感情移入して、あの日記を破ればアンネを救えるといった思いつきで破っている。あるいはもっと別の、その人個人にとってのみ意味のある一種の「儀式」。
(2)嫉妬系
 アンネは15歳までに年上の彼氏が3人も居たので、そのリア充ぶりというか女子力の高さっぷりというかへの嫉妬。
(3)嫌悪系
 あの年齢の女子にありがちな、母親を初めとする大人への不満を書いた部分があって、それが単に気に障った。10代女子が日常の不満をがんがんブログに書いたら炎上した、ってのと似てる。ユダヤへの反感じゃなく、アンネの性格が気に入らないとか、ガキが何生意気言ってんだという、どちらかといえば儒教的価値観に反した結果。
(4)報復系
 アンネの日記で読書感想文をかかされるなどして、読むことを強制されたが、内容が面白くなかった上苦痛だったので八つ当たり。(3)が気に障ったのに教師の圧力が原因で正直にそれを書けなかったとか。

 私にとって「反ユダヤ」「ホロコースト肯定」よりはしっくりくる理由をひろいろひねり出してみたらこんな感じになった。さて、どう決着するんですかねえこの事件は。

 アンネの日記偽書説もまだ出回ってるけど、日本でのこの説の扱いは、知名度においても思想信条との結びつきにおいても「アポロは月に行かなかった」以下だと思う。サイモンウィーゼンタールが今回の事件を政治利用のチャンスと見るのは自由だけど、空振りだった場合、個人の妄想を大まじめに取り上げる滑稽な団体と評価されることは覚悟しておいた方がいいんじゃないかなあ。ただ、その立場は海外に向かって説明しなきゃいけないから面倒だけど、それも仕方ないよねえ。

鼻炎のレーザー治療(8)

 年末の状態について。
 遅れて治療した左の鼻は、12月半ばくらいまではカサブタが出てきていました。その後は順調です。
 先にやった右の方が時折奥の方で少し詰まる感じがします。治療が必要になるずっと前の全く詰まっていなかった状態にまでは復活していません。それでも、点鼻薬無しに呼吸ができています。
 左右とも治療前に比べて鼻水が少し多い感じです。外が寒くなったので例年この季節は夏よりは鼻水が多いものなのですが、暖かい部屋の中にいても少し多めなので、実際増えているのでしょう。でも詰まる感じはありません。何年ぶりかに点鼻薬無しで過ごせる冬を迎えてかなり楽です。出かける時も点鼻薬を気にしなくて良いし、鼻づまりで目が覚めることもないし。
 今のところ、レーザー治療はして良かったという結論です。右奥は追加でもう一回やりたいくらいです。
 雪の季節は耳鼻科までの交通手段があまり無いので、雪が溶けて自転車で動けるようになったら、経過をみてもらいに一度行こうかと思っています。

鼻炎のレーザー治療(7)

 あんまりきれいな話じゃないので、同病相憐れむ状態の人だけ読んでください。

 4週間遅れで今度は左の治療(11/05)。右の時の経験があったので、カットコットンを完備、マスクも購入。
 やって3日ほどは、ほぼ完全に穴がふさがり、鼻水、といより傷口からしみ出す液がほぼ連続して流れ出す状態。それが多少はマシになって、鼻栓なしでも何とか寝られるようになったのが11/10。その後は、鏡で見るとほぼ穴に黒っぽい血の塊のようなものと白っぽい粘いものが混じって詰まっているが、鼻の穴を円で表すと上の方に隙間があって奥まで続いている感じで、一応鼻もかめるし空気は通る。右がだいぶ良くなってきてるのでそれなりに楽。このへんまでは、右と同じ経過をたどった。
 しかし11/15ー11/17あたりは、鼻の一番奥と喉がつながっているあたりに、左右両方とも粘い鼻水がからんだような感じになった。ぎりぎり鼻のところの鼻水っぽいのをかもうとしてもうまく出てこなくて大変。
 この間、先にやった右は、滲みるような感じ→詰まった感じ→黄色っぽい粘い鼻水とそれが固まったようなものが鼻をかむと出る(1日、あるいは2日に1回)というのを繰り返していた。詰まってきたな、とおもって数時間経って鏡で鼻の穴を見ると、奥の方に白っぽいのがあって、さらに数時間経って鼻をかむと出てくる。11/15は、鼻をかもうとしたらちくっと痛くて鼻血が滲んできたので、そっと鼻をかむだけにしてかさぶたが剥がれないようにして二日ほど待った。次に少し固いのが剥がれた時はわりとすっきり。そのまま、右は時々カサブタが出る状態のまま11/18の週に。
 11/19で左をやって二週間。寒いところに行くと鼻水が出てくるが、通り道が狭いながらも普通に鼻をかめる。ティッシュは手放せない。スーパーなどに立ち寄る時は入り口で鼻をかんでからという面倒な状態。丸2週間を過ぎたあたりから、すこしずつかさぶたが剥がれ始める。入り口のあたりの黄色っぽいのと黒っぽい血液のような小さいのがまず少しずつ取れ始め、11/22頃に、鼻の穴の入り口に詰まっていた塊がとれた。とれた後は、鼻をかむと赤い血が少しだけ混じったり、朝起きると鼻の穴の中が突っ張ってひきつるような感じで痛くて、暫くすると鼻水が出てマシになる、という状態。
 丸3週間を過ぎると、水分の多い鼻水に溶かされたような感じで粘い黄色い鼻水に黒っぽい血が混じったようなものが出る。カサブタが湿ってふやけて出てきた感じ。
 右側は、正面から見て2時の方向の奥の方に何かがくっついてる感じ。入り口の方は6時の方向つまり真下のあたりがちょっとひきつる。

 右は3週間目と4週間目に病院に行ってカサブタをとってもらったけど、結局その後も何回もカサブタができて剥がれる感じだったので、左は試しに完全自然治癒を狙って医者には行かずに時間経過をみている。丸2週間がんばれば、3週目からは、左だけだとちょっと辛いけど右と合わせて鼻で息ができる程度にはなるから、あせって剥がす必要もないと思った。傷が治ってないのにあせって剥がしてもまた傷ができるだけだし、時間が経たなければ傷は治らないので、まあ放置でいいかな。

 こんな状態でも定期的に点鼻薬を使う必要はなくなった。ネットで調べていたら、市販の点鼻薬を使いすぎると粘膜が腫れっぱなしになって依存症になるという話が出ていた。もしかしたら私の鼻もそうなっていたのかも。例年この時期になると点鼻薬必須なんだけど、傷が治りきってなくて鼻水多めな状態でも両鼻で息ができるのは感激。ってえことは、一体どんだけ詰まってたんだよ私の鼻は。
 治療体験記を読むと左右同時にやった人もいて、辛いということだけど、実際その通りだと思う。時間はかかるが片方ずつの方が、未治療の側も何とか点鼻薬でしのいで、喉を痛めるのはさけられる。ただ、私の場合、ネットで読んだ治療体験記よりは治るのに時間がかかってるみたい。それだけ徹底的にレーザーで焼いたってことなのかしら。