「強命水 活」

日本経済新聞の記事より。

「がんに効果」と水無許可販売 3人逮捕、容疑を否認
2014/8/20 1:40

 長野県警は19日、がんに効果があるなどとうたった飲料水を無許可で販売したとして、薬事法違反(医薬品の無許可販売)の疑いで、同県諏訪市の水販売会社「エーイーエム」社長、菅原越雄容疑者(62)と妻の同社役員、まさ子容疑者(62)、長男の関連会社役員、健彰容疑者(30)を逮捕した。

 県警によると、容疑を否認している。

 逮捕容疑は共謀し、500ミリリットル2千円の飲料水「強命水 活」などの商品についてウェブサイト上で「がん細胞をも押さえ込む」「痛み・かゆみを瞬時に消す」などといった効能をうたい、国や県の許可を得ず、3月にインターネットを通じて販売した疑い。

 茅野商工会議所(同県茅野市)は「強命水 活」を2011年に「推奨土産品」に認定しており、担当者は「認定取り消しを検討する」と話している。

 同社はウェブサイトで「薬事法を順守するため、効果効能は記載していない」と強調していた。しかし県警によると、同じサイトで「諏訪 不思議な水」というキーワードでの検索を勧め、効能をうたった別のサイトに事実上誘導していた。

 越雄容疑者は商品を製造する茅野市の会社の社長も務めている。〔共同〕

 2012年にNAVERまとめで薬事法違反が指摘されてました。
 逮捕を受けてか、効果効能を謳った別サイトでは見えなくなっているページが多かったり、NAVERまとめに紹介されたページも削除済みだったりしています。

 常識的に考えて、ペットボトルの水の値段として500ミリリットル2000円というのは、ブランドによる付加価値を考慮したとしても、相場を著しく逸脱して高価なわけで、こんな値段がついているものを「推奨土産品」に認定するというのは、客からぼったくりますよ宣言にしか見えません。茅野商工会議所の見識を疑います。