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また九大か……

Posted on 6月 9th, 2006 in 倉庫 by apj

 阪大のながぴいさんからの情報。
 日本物理学会2006年秋季大会(9月20日(水)―23日(土)、奈良女子大学)で以下のような発表があるらしい。

言葉が水の氷結状態と水中元素濃度に及ぼす影響
(九大院工)高尾征治・○川添淳一・(アイエイチエム)江本勝・
(ホワイトマックス)増本勝久・(IHMテック)里中耕也・(サロンドジャン)石田静子
<申し込み要旨>江本は独自の水の氷結技術を開発し、水の氷結状態が言葉の影響を受けて多様に変化することを示した。ここでは、それに対応して水中に微量含まれる元素濃度がどのように変わるかを調べてみた。その結果、「ありがとう」、「ばかやろう」の日本語だけでなく「Thank you」,「You fool」の英語でもカルシウム元素が同じパターンで変化することがわかった。

 秋は分科会で、物性関係の会場は千葉大のはずだが、彼らは実験核物理で登録したらしい。まあ、日本物理学会といえば、その昔、清家新一氏がUFOの飛行原理について発表したこともある由緒正しいwトコロなので、今更何が発表されたって驚かないが……。しかし、水の結晶成長なのに何故物性ではなく核物理?と思ったのだけど、「水中に微量含まれる元素濃度」が変わるという主張なら、元素変換だから核反応か……orz。彼らはどうやら『ありがとう』の声かけ実験で、核反応を引き起こす境地に到達したらしい。常温核融合の斜め上を行ってるな^^;)。

 水関連で九州大学というと、日本トリムと組んでる活性水素説の白畑教授が有名だが、今度は言葉で核反応という、もっとアレなネタが出てきたということか。
 9月末は直前までプラハのNCMに参加しているので、日程的に核物理を覗きに行くのは無理だし、自分の物性の発表だって自分でできるかどうか危ぶまれて居るんだよなあ……、残念。