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最終弁論終了

Posted on 2月 2nd, 2007 in 倉庫 by apj

 環境ホルモン濫訴事件は、本日最終弁論終了。結審した。原告被告双方が準備書面を出して終わった。判決は3月30日の予定。
 ところで、応援団のサイトが最近重くなっている。そんなにアクセスがあるとは思えないので、鯖屋に問い合わせたら、「いやけっこうアクセスありますし、PHPの負荷も大きいですよ」と言われてしまった。どうも、原告松井教授が京都でやってる、怪しい雰囲気満載の貸金返還訴訟のネタが出てから見に来る人が増えた。やっぱり、細かく判断基準を検討しないといけない名誉毀損ネタよりも、現ナマがからんだゴシップ的話題の方が一般受けするらしい。ワイドショーになぜ人気があるのかが
わかった気がした。


ここからは旧ブログのコメントです。


by Sekizuka at 2007-02-12 18:34:12
Re:最終弁論終了

ゴシップというのもあるが、タイミング的には中西氏のサイトでカウントダウンが始まった=終わりが近い、というのもあるのでは?


by はりがや at 2007-02-36 19:00:36
Re:最終弁論終了

ゴシップというのもあります.でも,「なぜ名誉毀損なのか?」
という始終つきまとってきた疑問の手がかりが,12月~1月
の終盤になって出てきて,「研究費の獲得に邪魔になるひと
を遠ざけておきたかったのね.名誉毀損の名を借りた,言論
封じが隠れた目的だったか」とか言う意図が,京都裁判のこ
とを聞きかじるにつけ,あきらかになりました.

こんなことが明らかにならなければ,「なんのための裁判?」
ということがあいまいのまま,結審していたでしょうね.


by chem@u at 2007-02-48 02:01:48
Re:最終弁論終了

時々掲示板閲覧で重すぎエラーが出るようになってたのを、陰謀説があったら面白いかもと思ってましたが、自然増のようですね。
もう終わり、というのは少し寂しくもあり、ようやのく判決に安堵の気持ちもあり。


by はりがや at 2007-02-26 04:27:26
Re:最終弁論終了

「もう終わり」というのは,確かに寂しくも感じますが,
なんか色々予想外の展開があったですね.


by 酔うぞ at 2007-02-39 08:00:39
Re:最終弁論終了

皆さま色々とお疲れ様でした。
とりあえず一段落ですね。

ところで、判決が「こんなくだらないことで裁判にするなよ」といったニュアンスになれば良いな、と期待しているところです。

やはり裁判とは公訴なのであって、当事者だけではなく社会にも相応の負担を掛けるわけだし、その反動として普通だったら知られないことが公開されてしまうことにもなるわけです。

少なくとも、今回の裁判になるまでの問題についてはもっと実際的な解決策はあっただろうと今になると思います。

まぁ、事実は小説よりも奇なりと言うところですね。


by 柘植 at 2007-02-52 01:52:52
Re:最終弁論終了

こんにちは、皆さん。

もともと著作権法とかいうのは、「原則の例外」を定めた法律なんですね。人は自由に創作して発表しても良い「表現の自由」という原則があって、ただモノマネが大手を振ってまかり通ると、一次の創作を阻害する事も起こるから、例外的に「モノマネはだめよ」と決めているわけです。そのため、二次著作に関しては、それが行われることで、一次の著作がどこまで阻害されるかが問題になるわけです。

一次の作者が秀逸なプロットを提供して、それに感銘をうけた二次著作者が一次の了承の上で、そのプロット上の著作を書くというのは、けっこうあちこちで見受けられます。古くはE.E.スミスのレンズマンシリーズが書かれた事もあったし、日本では田中芳樹の七都市物語の設定の上でのエピソードを何人かの作家が書いたこともあるわけですね。

今回、その二次著作者が同人誌作家ということで、その了承を得る手続きがうまく行っていないのが問題なんだろうと思いますが、秀逸な二次著作であれば、そこは「話し合って」なんとかして欲しい所です。私が裁判官なら、「和解」を勧めると思います。


by 柘植 at 2007-02-57 02:54:57
Re:最終弁論終了

ごめんなさい、書くところを間違えてしまいました。