Feed

武蔵工大で話をしてきた

Posted on 5月 8th, 2006 in 倉庫 by apj

 武蔵工業大学で90分の話をしてきた。科学社会学ワークショップ2006という企画で、「オカルト科学ゼミナール」「研究の作法」特別授業だそうな。第一回が和光大学の堂前雅史さんが、「とんでも理論の系譜」というタイトルでやった(聴きたかったんだけど、山形から出かけるのは遠かったので無理だった……)。第二回が私で、「懐疑主義でいこう!」というタイトルにした。会社や大学関係者が登場する怪しい話ということで、水商売ウォッチングの一部から、典型的なものを選んで何がどうおかしいか議論した。ただ、大学1,2年生なので、科学の部分に馴染みのない内容があったかもしれない。それでも、一度聴いていれば、次に専門の講義でやったときに気をつけてもらえるかもしれないと思っている。講義の構成としては、前半にオムニバス形式で何人かの人に講演してもらい、後半で実際にオカルトやニセ科学について考えたりまとめたりするということだ。

 講義が終わった後でオーガナイザーの吉田さん(武蔵工大化学教室)の研究室のメンバーと食事に行った。堂前さんも一緒だった。実は堂前さんもと学会員で、昨日の例会に参加していた。たまたま最近と学会のMLで「と学会は梁山泊みたいなもの」と書いた人が居たのだけど、独立のルートでと学会に入って、全く別のルートで企画されたワークショップで話をした人が二人ともと学会員となると、梁山泊というのは何だか合ってる気がしてくる。