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英語の辞書

Posted on 10月 24th, 2008 in 倉庫 by apj

 化学英語の担当が当たってしまったので、語感やら何やらをもう一回確認して……と思って英語の学習用辞書を購入。
「アンカーコズミカ英和辞典」学研
「ウィズダム和英辞典」三省堂
「テクニカルライター英和辞典」三省堂

 この前に学習用の辞書を買ったのは高校の時で、大学に入ってからは三省堂のコンサイスを使い、修士に入ってからは専門用語を引かなければならないのでリーダーズに変えて今に至る。学習用はもう不要だと思って処分してしまった。
 ということで二十数年ぶりに学習用辞書を手に取ることになったのだが、2色刷が当たり前になってたり、説明も丁寧で良くなっていたり、CD-ROM付きのものが出ていたり、ウェブでもサポートがあったりと、いろいろ至れり尽くせりになっていた。
 逆に、昔の定番であったはずのコンサイス英和辞典は、三省堂のウェブサイトではちゃんと改訂版を発行しているとあるが、山形の書店でも生協でも見かけなかった。一回り小さい持ち運び用のデイリーコンサイスはどこでも売ってて、他社の似たようなサイズのものも豊富にあるのだが……。


ここからは旧ブログのコメントです。


by Kaey at 2008-10-45 04:08:45
私はこんなん使っています。

 こんばんは

 私は下記の辞書・辞典を使っています。
1)大修館書店「ジーニアス英和大辞典」
2)三省堂「グランドコンサイス和英辞典」
3)Oxford University Press 「Oxford Advanced Learner's Dictionary of Current English 3rd ed.」
4)化学同人「化学英語の活用辞典」
5)研究社「新編英和活用大辞典」

 私の使用している感想は下記の通りです。
 1)は文法内容の解説が詳しく解かり易い。また、読み易く、引くのが楽しくなる。
 2)は豊富な語彙で、英単語を知るのに便利。英文を書くときには、もう一度1)・4)・5)を見るので、例文が少なかったり、文法解説や発音表記がない点は、別に不便に感じない。
 3)は英語のニュアンスを捉えるのにいい。

 それにしても、物理学がご専門なのに化学英語を講義するのですか。人材不足ということでしょうか。アメリカで出ている教科書でいいのがありますね。


by apj at 2008-10-04 06:55:04
ウチでは……

Kaeyさん、

>物理学がご専門なのに化学英語を講義するのですか。
 それを言うなら、物理学が専門なのに化学系の学科に就職している時点で……^^;)。

 人材不足というよりも、共通教育の英語がTOEIC対策中心になってきていて、論文や専門書を読む技術と必ずしも結びついていないので、学部でやるしかないというか……。

 ちなみにウチでは、「話しながら学ぶ化学英語」を使っています。
あとは、「化学英語演習」とdover版の「chemical magic」。
 化学英語の担当は持ち回りなんですが、ちょっと前までは担当者がばらばらに教材を選んでいたので、ある時に相談し、テキストを決めてしまって、学生の負担を減らすようにしました。

 電子辞書も使っていますが、出先で使うといった用途にかぎられますねぇ。紙の辞書の方が、引いたときに目に入る情報は多いし。

 職場では論文を読まないといけないので、リーダーズ英和辞典とグランドコンサイス英和辞典を揃えています。和英については、論文書き用に「科学技術和英大辞典」を用意。だいぶ昔に買った「プログレッシブ和英中辞典」も現役ですね。
 数量表現や科学英語一般のハンドブック等は、良さそうなのを見かけたら買っています。


by Kaey at 2008-10-22 04:31:22
プログレッシブ和英中辞典

 「プログレッシブ和英中辞典」は「グランドコンサイス和英辞典」を購入するまで使っていました。いい辞書ですね。特に例文の日本語が翻訳調ではなく自然で、面白い。艶っぽい例文が多くて、読む楽しみがありました。
 私も紙辞書が好きです。線を引いたり、間違いを見つけて添削する楽しみができます。電子辞書は外国に行くときにだけ持って行きます。
 大きな辞書は情報量が多くて便利ですが、持つのが大変で物理的には使いづらい。大きくても軽い、紙以外の素材を辞書用に開発したいものです。