オーダリングシステム

 酔うぞさんとこのエントリの後半部分について。
 病院内の情報管理をやるオーダリングシステムだが、ちょっと前までは信じられないようなものが実装されることがあった。「リアルタイムとは2秒以内」が話題になっているが、私が知ってるケースでは、患者の入退院の管理や給食の手配、投薬情報などの情報システムの設計が悪くて「一日三回しかオーダーを見に行ってくれないシステム」というのができあがっていた。中途半端な予算で次々開発をやっている間に、わけわかんないシステムになったということらしい。一日の最後のオーダーのチェックが午後4時半あたりで……ということは、夕方死亡した患者さんの給食の取り消しは伝達されず、翌朝枕元にご飯が届くことになる。「お箸でも立てとくんでしょうか?」という、シュールだか冗談だかわからないコメントをするしかなかった。このシステム、2000年頃にまだ動いていた。こんなシステムが世の中に存在してるんじゃ、そりゃ「リアルタイムとは2秒以内」と言いたくもなるだろう。
 情けないのがオーダリングだけかと思ったらそうではなく、へたれな発電装置というのもあった。
 設備の整備点検で一週間ばかり施設のかなりの部分がネットワーク機器を道連れに停電することが決まった。ルータやハブだけなら、非常用の発電装置で何とかなるだろう、ということで、担当者が施設課に発電装置を借りに行った。すると、施設課が、そんな長時間の利用は困るといってなかなか貸してくれない。不審に思った担当者が、発電装置の仕様書をチェックしたところ「連続運転」と書いてあった。そこで、担当者が「連続運転と書いてあるやんけ!」と施設にねじ込んだら、施設課の返事は「連続は連続でも10分間の連続です」。発電装置のくせに、UPS並の性能しかないという主張だった。担当者は「それって非常用電源だよね。そんな仕様で本当に地震があったらどないするねん!」と脱力しながら突っ込んだとのこと。

 いずれにしても、時々信じられないようなシステムやら設備やらが用意されることがあるようで……。
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