大阪に出張中

 修士の院生と実験しに阪大へ行くため、本日は大阪出張中である。実験は明日からだが、あさっては院試なので、院生に後を頼んで私は大学に戻る予定である。
 ところで、大阪出張で便利な宿として、「ホテル関西」を愛用している。梅田地下街の泉の広場から徒歩10分、繁華街の真ん中にあり、便利な立地条件なのに一泊4500円からと安いのがまた良い。
 最初にここを使ったのは修士課程在学中に阪大豊中が会場になった物理学会に参加した時である。このときは、なぜかその年の学年が学会参加ツアーをやって、一泊目は畳の大部屋で布団を並べて修学旅行状態、二日目はホテル関西に移動だったような……。多分、安さで最適化したらそうなったのだと記憶している。
 さて、繁華街=風俗関係のお店多数、の真ん中だから、客引きのねーちゃんが道角ごとに立ってたり、その手の店のおじさんがプラカードを持って立っていたりする。当然、近くをうろつく人々はそういうところを使いたい客層ということになる。
 私の同級生は、「何が悲しくて泉の広場でサラリーマンにナンパされにゃいかんのだーっ」と叫んで脱力していたし、リュックしょって歩いてた私はおじさんから「女性の裸の写真が出ているサービス券」を手のひらに押しつけられたorz。お茶の水女子大学の大学院生も、梅田の繁華街パワーにかかればこんなものである。
 その次に利用したのは、やっぱり研究会か何かの時だった。そのときは、チェックインした後、(家にはテレビが無いので)珍しいからテレビでも見るかぁ、と思って適当に民放を選んだら、やっていた番組が警視庁24時とかそういう類のものだった。市民の安全を守り犯罪を取り締まる警察に密着取材、というコンセプトで、しばらく見ていたら客引きのねーちゃんを取り締まる場面が出てきて、その画面にしっかり今泊まってるホテル関西の案内看板が(汗)。今映ってるこの道ってどう見てもさっき通ってきた道だよなあ、と何だか複雑な気分になった。
 今回は特にそういうハプニングもなく普通にチェックインして使っている。
 唯一の不満は部屋に湯沸かしポットが装備されてないので、ホットコーヒーを淹れられないこと位かな。まあ、出張のついでに繁華街ではねをのばしたいビジネスマン達は、そんなことにはきっとこだわらないのだろうけど。
(さらに…)

apacheのチューニングとか

 山形の方のサーバ不安定激重で、帰宅後blog更新できず。
止まる直前、swapの嵐になっていること、blogの更新をして、トラックバックを打ってる最中にswapinfoで見るとswapの量が跳ね上がったりしてることから、どうもこのblogのPHPが負担になっているらしい。んで、もちっとチューニングできないか情報を探してみた。とりあえずlinux用だけどメモ。http://www.atmarkit.co.jp/flinux/index.html
 httpd.confのコメントの日本語訳はここ。ちょっと様子見ながら考えることにする。
(さらに…)

永田議員@民主党は適格性を欠くので辞職すべきだ

 民主党の永田議員がライブドアの追求で、ガセメールに引っかかったらしい話。情報の世界を知らなすぎるというのは情けないが、それだけなら辞任しろという理由にはならない。不確かな情報でも国会での追求がきっかけとなって疑獄事件の解明に結びつくことだってあるから、ガセネタにひっかかったことだけなら、議員を辞める必要はない。もっと勉強して、次からは実際に効力を発揮する議論をやってくれというだけの話である。それよりももっと大きな問題は、ガセに引っかかったあと、批判が厳しくなると病院に逃げ込んだことにある。
 仕事の上での失敗なんて誰にでもある。そのへんのヒラのサラリーマンならともかく、大きな失敗をすればマスコミに総叩きされることくらい、政治家という職業を選んだ時から当然覚悟しているだろう。
 問題は、説明責任を果たすべき時に病院に逃げ込むというその態度、耐性の無さの方である。これは政治家としての適格性を著しく欠くと判断せざるを得ない。仕事上の大きな失敗をした後、真剣にリカバリーを考えるのならともかく、自分だけ病院に逃げ込むような人物に安心して仕事を任せられますか?今回の対応で、永田氏は「肝心の時に逃げ出す役立たず」であることを全国に知らしめたことになる。そんな人とは一緒に仕事をしたくないし、仕事上同じチームに居られても迷惑だと思うのが普通ではないか。もっとはっきり言うと、ややこしい決断でもしなければならず、通常の人以上に批判にさらされる政治家という職業は、簡単に入院するような人物にはそもそも務まらない。
 また、「永田氏は憔悴した状態」などと堂々と民主党の幹部が言っているセンスだって問題である。これでは、まじめに仕事をしない人間でもウチの党は認めます、と大声あげてるのと変わらない。批判が殺到してるらしいが、こういう「卑怯な態度」がむしろその原因じゃないかと思う。
(さらに…)

入試業務

 本日は朝から入試業務のため出勤。私は今回、予備監督が当たったので、定時に本部に出頭し、本来の監督者が全員そろっていることを確認後自室待機した。当学科の試験は午前中に終了した。昼頃、大学前の道路が込みまくっていた。受験生を迎えに来た家族の車とタクシーの列の両方ですごいことになっていた。昼食を摂りに出て、戻ってきた頃には車はほとんど無かったが……。多分バイト君達が、赤い服を着て、一日ずっと正門のところで車の誘導やバス・タクシーの案内をしていた。今日は晴れて穏やかな天気だとはいっても、山形の気温はまだまだ低い。受験生ともども本当にお疲れ様でした。
(さらに…)

不安定な身分だからこそ自分の身は自分で守れ

 「大学教員の日常・非日常」の最近のエントリーで、「楓の教員日記‐大学で働くということ」を知った。
 任期付きの仕事は私もやってきたのだが、そのことを踏まえると、楓さんの大学も無茶をしているというか使い捨てる気マンマンに見える。楓さんももうちょっと先を読んだ方が幸せになれるんじゃないかというのが正直な感想である。楓さんはいろいろトラブルに巻き込まれて大変そうなのだが、それでも外部から見るとどう見えているかということを書いてみる。

 まず、仕事の内容が「国際交流・協定に関わる業務全般」で任期付きだということが危険信号である。研究者は論文が出てナンボであり、次の仕事を探すにしてもまず業績がモノを言う。業務的な仕事は論文にならないから、それを任期付き、つまり次の仕事を探すために業績が必要な人にさせてはいけない。任期なしの職員がやるか、研究者としてのキャリアパスを歩まないアルバイトを雇ってやらせる仕事である。どうしても業務をしなければならないなら、採用のときに交渉して、どこまでなら業務をやれるか、あらかじめ線を引くのが身を守る唯一の方法である。このためには、専任になるより非常勤を選ぶ方がよい。専任だと線を引くことが難しくなる。まあ、タフ・ネゴシエーターであれば何とかなるかもしれないが……。楓さんは既に専任になってしまっているので、身分の違いを前面に押し出して可能な限り業務と研究の線を引くしかないだろう。「自動的にクビにならないオマエらとは立場が違う」と徹底的に言いまくってみたらどうだろう。
 最初の方のエントリで、楓さんは

このポストはウチの大学では新しい試みなので、ある意味私がローモデルになる可能性が大なのだ。つまり、私が業務もバリバリこなし、そして次々に論文を世に生み出していけば、ひょっとすると「その先」があるポストになるかもしれない。

と書いているが、これがまさにそういうポストを作った側の狙いではないか。もし、任期を終えた時点で楓さんの業績が足りなかった場合、楓さんの次の就職先は無く、このポストは「業務内容はそのままで若手研究者を使い捨てるのに最適なポスト」として残りそうである。楓さんのやったことが前例となるのなら、研究と業務の線引きをして、研究に専念できる環境を確保する方向で動いた方がよい。偉い人達がそのことを気に入らなければ、業務をするポストと研究や教育をするポストを分けるようになるだろう。
 次に、楓さんは、採用時にプッシュしてくれた先生の恩義を感じているようだが、そういう感情はこの際全て捨てることだ。プッシュする側はそれなりの利害と見識でやっただけのことであり、仮に楓さんが思惑通りに働かなかったとしても、それは単にプッシュした側に見る目が無かったというだけの話である。責任は全面的にプッシュした先生にある。もちろん、恩を仇で返せとは言ってないし、意図的に足を引っ張るようなことをしてもいけない。ただ、自分の行動を決定するときの判断のファクターにプッシュしてくれた先生の事を入れてはいけないという意味である。そうでなければ、意志決定を間違える可能性が上がる。人間関係が錯綜している場合はなおさらである。
 あとは、「周りが責任転嫁をするようであれば自分がババを引く必要はさらさらない」と割り切ること位か。プロジェクトが失敗しようが、誰がドジを踏もうが、やった奴が誰の目からも明白であるように、証拠を残しておくとよい。若手に言いがかりをつけたり責任転嫁したりすれば、やった奴の命取りだと知らせるのが一番よい。任期付き=スケープゴートの最有力候補、の側面があるということを肝に銘じておくべきだ。任期付きの人間が任期なしの身分安泰な奴のフォローなんかしようと思うのが間違いである。自分の将来を守るのが最優先事項である。
(さらに…)

やっと自転車通勤

 ここ2週間ほど暖かい日が続いているので、雪がかなり融けた。ってことで本日は自転車で出てきた。特に問題無かった。様子をみて通勤届けを出し直しておこう。

名誉毀損とはこんなのを言うのでは?

 1年ほど前に、「光量子エネルギーを利用した水」についてコメントを書いた。ところが今日になって、これを作っている会社の社長斉藤氏と接触した人からメールが来た。その一部を引用する。

数ヶ月前に先生の「空水光(株)」へのコメントについてを読まさせていただき、このことを斉藤氏に話したところこの理論はコペルニクス的発見なので、まだ教えた一部の科学者しか解らないのだと言われ、Y・Amo様にはよく説明したので、この理論は納得してもらったと言っていました。
また水商売ウオッチング「空水光(株)」へのコメントについてはすぐに取り払ってもらうと言っていましたがいまだに掲載されているので疑問を感じています。
またY・Amo様も斉藤氏側についてもらうことになるので(金銭で解決)問題はないと言つていました。

 メールに書かれている通り、斉藤氏がもし本当にこんなことを言っていて、それがこのメールをくださった関係者の方だけにとどまっていないのであれば、私は斉藤氏を名誉毀損で訴えることになるだろう。斉藤氏が言ったという証拠が揃っていればおそらく勝てると考えている。
 念のため書いておくと、コメントを公開してから、斉藤氏なる人物から「光量子エネルギー理論」とやらの説明を受けたことはないし、コメントを取り下げろという要求をもらったこともないし、金銭のやりとりで斉藤氏側に付くことにした事実もない。そもそもメールのやりとりすら一度も無い。
 もし、斉藤氏が「私が(科学的)批判を書いたことについて金銭で解決した」と述べているのであれば、それは、私が刑法222条あるいは刑法223条に該当する犯罪を行ったと述べているのと同じことである。そういう内容を摘示すれば、私の外部的名誉の低下を引き起こす。そのようなことを、関係者の何人かに言った場合には「公然性」が出てくる。
 また、そのような理由による金銭のやりとりは、もし本当であれば、私の勤務先である山形大学との関係においても問題が発生するケースである。大学の名誉も同時に低下させ社会的批判を浴びることになるし、私には大学当局からの処分がほぼ確実に行われる。
 トンデモ光量子エネルギー理論を主張するのも自由だし、内容を批判するのもまた自由である。しかし、根拠もないのに犯罪者である旨を摘示することは放置できない。名誉毀損を主張するとしたら、今回のような場合が適切なのではないかと思う。

 とまあ、固い話はこのへんまでにして、「空水光(株)」には全く別の理由で引っかかるキーワードが登場している。詳しくない人のために少し説明しておこう。
 私が永井豪ファンであることは既に書いた。マジンガー三部作(Z、グレート、グレンダイザー)はリアルタイムでも結構見てたし、後からもDVDで通しでちゃんと見ている。さて、三作目(と書くと抵抗がある人もいるのだが)のUFOロボグレンダイザーだが、登場するロボットは「光量子エネルギー」というクリーンエネルギーで動いているという設定である。さらに、文芸設定の一部では、正義側の基地の所在地が「那須高原」とされていて、これは、問題の水の採取場所に一致している(アニメ本編では基地は八ヶ岳とされたが)。
 最初にこの水の話を見たとき、元ネタはアニメのグレンダイザーに違いないと思った。社長の斉藤氏には、非科学云々の議論を振る前に「DVDと設定資料のチェックはしたのか?」と訊いてみたくて仕方がなかったりする。
 まあとにかく、こういう怪しげ理論は、製品に応用したりせず、SFかアニメの中だけで楽しめばそれでよい。
 でもなぁ、リアル「光量子エネルギー理論」がこんな形で登場して絡んでくるとは、アニメ見てた時には思ってもみなかったよ……orz。

印象操作 in forbes

 既に田崎さんのページでも告知があったし、きくちさんのblogでも取りあげられているが、こちらでも。事の経緯は、物理学会のニセ科学シンポジウムについてForbesが取材に来て、田崎さんが応じたところ、間違いを含んだ記事が掲載されたというもの。

【誤】もう容赦できぬ!
【正】容赦できぬって……そもそもニセ科学を糾弾する会ではないんだけど。
【誤】日本物理学会が”ニセ科学”の教科書掲載に蜂起
【正】学会全体で行動を起こしたわけではないし、教科書掲載の事実もない。
【誤】文字を認識する水が道徳の教科書に掲載
【正】道徳の教科書に水伝が出た事実はない。一部の教師(特にTOSS)が道徳の指導のために勝手に水伝の話を使っただけ。

 既に田崎さんがクレームを出し、編集部からはお詫びの電話があり、次号に訂正を掲載することになったとのことである。

 確かに、物理学会 vs. ニセ科学という図式は分かり易いかもしれない。しかし、そういう単純な対立として考えたのでは、ニセ科学をうまく扱うことなどできないだろうというのが私の問題意識である。非科学、未科学、科学に分けたとしても、それぞれグレーゾーンがあり、どう分けるかを考え続けるしかないのではないか。また、科学(技術)スゲエの裏返しで、科学で説明できないことに価値を認めたがる心情が出てくる(にもかかわらず科学に頼ろうとするから話はややこしい)面もあるわけで、単純な対立を煽られても困る。

(さらに…)

またお茶大つながらない……

先週はウェブサーバが落ちたけど、今またネットワークごと落ちたっぽい。お茶の方を見に行ったメーラーがタイムアウトしたので、掲示板につなごうとしたらそっちもダメ。まあ、朝になればみんな出てくるから復旧されることでしょう。
(さらに…)

またまた泊まることに

 明日は卒研発表会なので、4年生の発表内容の最後のチェックをしている。
 ここ数日気温が上がって雪も融けているが、まだあちこち道幅が狭いところがあって自転車で通うのもちょっとアレだし、朝起きて降ってたら、バスが遅れた上に自転車でも突破できずということになりかねない。で、あきらめて本日は大学に泊まることに。
 昼過ぎに東京から戻ってきて、ちょっと支度してそのまま大学に行って、夜に発表の最終練習をやって、あとは仕事をしたりウェブをチェックしたりしながら過ごしている。今週末の土曜日は大学入試で、そっちも朝から居ないといけないので、金曜の夜も泊まる予定。
(さらに…)